No Meat, No Life.

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。

2016年6月5日 炭焼喰人


私が千葉に引っ越す前に住んでいた横浜市にはとてつもないお店が存在した。
肉は寝かせて厚切りで食べるのが一番旨い、という信念のもと、出てくる肉はとにかく分厚い。
大人数であれば、シャトーブリアンは500gの塊、サーロインは1kg、ハラミやタンは1本そのまま、、、
とにかく度肝を抜かれてしまう。
また、肉の厚さだけでなく、雌牛のみしか扱わなかったり、熟成にも拘りを持っている。
熟成は長期低温熟成と呼ばれていて、今回は以前よりも熟成香が優しくなり、肉の味は逆にくっきりと強くなっている。
肉は熟成された正肉だけでなく、タンやハラミは抜群の品質が仕入れらている。
今回は家族での訪問だったため、とんでもない分厚さには挑戦できなかったが、肉の味の良さは十二分に味わうことが出来た。
既に千葉県民となって7年ほど経つが、神奈川県民として過ごした32年間が懐かしい。。。
極上タン
いつもの厚切り上タンではなく、今回は薄切りで。
生の黒タンの根元の芯だけを贅沢に切り出している。
香り、旨み、甘みが順番に押し寄せ、舌が喜ぶ旨さ。
満足度 5


特選赤身ステーキ
塊のまま焼き上げ、ハサミで切りながら食べる。
肉色も良い。
満足度 4


ランボソ
弱火で肉にストレスを与えないように火入れをし、最後はバター醤油でコクを上乗せする。
バター醤油に負けることのないしっかりとした旨みがあり、肉の柔らかさも秀逸。
満足度 5



上ロース
イチボが甘めのタレに絡んで登場。
満足度 4


カイノミ
ジューシーで、コンソメのような肉汁が口の中を占領する。
満足度 4

厚切り上ハラミ
"炭焼喰人"の定番メニュー。
噛み応え抜群のハラミは肉々しさ満点。
満足度 4




岩中豚サムギョプサル
私にしては珍しく、"炭焼喰人"では毎回のように豚肉も食べる。

相変わらず大満足。
東京はもちろん千葉からからでも行くべきだろう。