シンクロニズム 戦艦の論 シックスシーズン - 0 「うだうだ言ってねェで、その鉄砲持って、俺達の国から出ていけェ!!」







メディア考古学史 
未来少年コナンAKIRA機動戦士ガンダムふしぎの海のナディア


 突刀米豹 自衛独立

ファッションモンスターの影響ときらきらキラーの支配、もしくは世界幕府アメリカの政治活動と史実に記録されない日本の文化活動、について講釈しています。




第五幕  - 「親日武装戦線」  “ 友達 ” ( 1 )


【 原始から未来 】  〜 まったく大した子よ、殺してしまうのは惜しいわ  〜 




0.「国体護持」

GHQ →(評価)→ 記紀 →(影響)→ 日本民族 →(敵対)→ 共産主義 



1.「未来少年コナン

モンスリー →(評価)→ コナン →(「友達」)→ ジムシィ、ラナ →(敵対)→ レプカ 



2.「ふしぎの海のナディア

エレクトラ →(愛顧)→ ジャン →(「友達」)→ ナディア →(敵対)→ ガーゴイル



3.「機動戦士ガンダム

キシリア →(評価)→ シャア →(「友達」・敵対)→ ガルマ
           ↓
        (「同志になれ」)
           ↓
チルダ →(愛顧)→ アムロ →(「友達」・敵対)→ ララァ 

   ※個別名称由来(解釈) ガルマ(カルマ=業、因縁)



4.「AKIRA

金田 →(「友達」・敵対)→ 鉄男
       ↓
      (共鳴)
       ↓
タカシ君 →(「友達」)→ アキラ君

   ※個別名称由来(解釈) 金田(金田正太郎) 、鉄男(鉄人28号)
             「タカシ」君(志村喬) 、「アキラ」君(黒澤明)



5.『GODZILLA

芹沢・米軍 →(畏怖・共闘)→ ゴジラ →(敵対)→ 無糖(人工甘味料含有)

 →(襲撃)→ 「タカシ」(原子力発電所職員)、「アクラ」級原子力潜水艦(ロシア軍)

   ※『GODZILLA』2014年米版(前半にはアキラ、後半にはガメラサブカル遺伝子を直植え)



『 ゴ ジ ラ 対 ガ メ ラ 』


 「君の見たい(ゴジラ)が見れるよ」1


「権利関係」という最もタンニンなシステム支配下に関わらず、ゴジラの出てこない(ゴジラ)のような作品を果敢に製作してきた先達がいた。


一作目ゴジラに続く、歴代続編シリーズにタンニンしていた熱心な初ゴジ信望者は、そんなクリエーター達を多いに支持した。そして、そぞろ神が乗り移ったように、大覚様が目覚めると、古代の怪獣を一時忘れ、これに心狂わせた。神まねきにあった彼らが尊崇したのは、セントラルドグマより発現した大権現『 ア キ ラ 』と、十字架をタイトルロゴで現出した『 平成 ガ メ ラ 』である。さる関係者には誠に遺憾ながら、両者こそジャパニーズ・バラエティ生態系の頂点に君臨する、真の呉爾羅であった。結果的に、ファン希求のゴジラ待望熱は、それら「ゴジラの出てこない(ゴジラ)」によって解消された。





(おもしろかった頃のフジテレビは『ブジラ』を、auは『デジラ』を、ファイヤーフォックスは『モジラ』、パラマウントは『クローバーフィールド』、サンライズは『耐熱フィールド』、ガイナックスは『ATフィールド』、ガミラスは『ゲシュタムフィールド』、その他 ニャジラ、雀路羅、ゴモラ、ゴドラ、ゴラス、ジラース、ドジラ、松井、グズラ、ガジラ、バジラ、長谷川和彦)




この度、ハリウッドで製作された『 ゴジラ 対 無 糖 』(ワーナー映画)は、見てくれこそメインキャラクターが、怪獣王の形態と咆哮と著作権とを、正式契約に基づいて継承しているが、その実態はあろうことか、人気ファッションブランドの「東宝ゴジラ」ではなく、世間的には下等なレッテルを貼られた「大映ガメラ」であった。ゆえに、名称と中身が一致しないだけでなく、影響が上位に逆流(Strikes Back)し、シンクロがループする現象が起こってしまった。そうした意味で、改めて権利元からではなく、モンスターペアレント風に、大上段からキラキラネームを付けるならば、このタイトルには『牙米裸の逆襲』がふさわしい。


世界最高峰のモンスタームービー、『 ゴ ジ ラ 』(東宝映画)の重要なエッセンスは、一作目に完全凝縮されている。二作目以降、それが薄まることはあっても、別の視点で加味濃縮されて現れることは遂になかった。しかし、 “ファーストゴジラインパクト” の思想と科学と期待は、時と場所と表現分野を転移して還元する。ゴジラ宗家が庇護された環境の中で、リテラシーの低い客層をターゲットに、だらだらと加糖加水シリーズを産み落としている傍流で、世界も注目する大傑作『合帰邏の胎動』が始まる、 “セカンドアキラ・インパクト” だ。



ア・キ・ラ。アギラ、アンギラス、デスギドラ、メカゴジラ、モゲラ、モスラデスラー、マグラー、ベムラーゲスラガミラスガメラガボラ、ガンドロワ、ガルマ、ガル、ゲール、キール、キーラ、セイラ、ゼーレ、ゼットン、財前、ジオン、次元、ジグラ、グドン、ゲンドウ、ドレン、ドズル、ドメル、ドラコ、リトラ、トドラ、ドドンゴ、ドゴラ、ゴドラ、ラゴン、バラゴン、バルゴン、バラン、デギン、ギロン、ギレン、レギオン、ギララ、ギガラ、ぺギラ、ギドラ、城戸、吉良、キラ、不動明



伝承神話『呉爾羅』に、「尾ひれ」や「牙」や「角」や「翼」を付けることで、無限増殖した日本の「怪物の名前は、紛らわしく似ていてどれも同じだ」と思っている外国人が、「これこそ尾ひれを取ったゴジラの本意だ」と思って、感動と衝動と萌記憶に残るアンチヒーローの設定を、すべてぶち込んで脚本の中で爆縮してみたら、内容的には契約外作品の「尾ひればかりだった」というのが、この世界配給安定ヒット最新作品の、究極のツッコミどころだ。


されど、「無糖」と「ギャオス」に代表される、巷間をにぎわせている類似性に関する指摘が、全くの偶然とは思えない。ビジネス無知を装って権利侵害検証を怠り、怪獣無知なリスク管理担当者や経営トップを欺いていたとしたら、一周回ってこれは快挙である。経済大発展を遂げた資本主義体制に対し、これほど、緻密に計算された怪獣総進撃はない。国際連合安全保障理事会常任理事国より下等な日本は、大変よ戦争で、習合自由な合習国に二度も敗北を経験させられたことになる。、、いや、勝ったのはあの先達だ、米国ではない。




『 侍獲突刀 米 豹 対 自衛都斗 独 立 』
(ジェットジャガー)   (ジェットアローン)

 
 「(希望)は残っているよ。どんな時にもね」






第五幕  - 「親日武装戦線」  “ 友達 ” ( 2 )


【 中世と近未来 】  〜 力 光 ヤツら 祭り 空 仲間 走る  〜 



Q

初号機の覚醒とともに、要塞化した山間の都市が、強烈な光に飲み込まれ、NERVの陣形は跡形もなく崩壊し、 “エヴァを中心にサードインパクト” がはじまった。、、世界嵐がおさまり、突き抜ける陽光のもと、楽しそうにピアノを奏でて友情を確認し合う、シンジと言う名のトリガーと、「罪と希望」を預言する、十字架を背負ったゼーレの少年「渚カヲル」であった。



 「もうすぐ雲がきれる」


 「君の知りたい真実が見れるよ」






七人の侍 終局

野武士最後の襲撃とともに、要塞化した山間の村が、騎馬に踏み荒らされ、百姓の陣形は跡形もなく崩壊し、藁葺きの家には種子島を持った、敵の頭領が押し入った。、、嵐がおさまり、突き抜ける陽光のもと、嬉しそうに囃子を奏でて田植えに乗り出す、百姓衆と言う名の自治組織に対し、「侍」の敗北を宣言する、天才軍師「勘兵衛」(志村喬/シムラ タカシ)であった。



 「今度もまた、負け戦だったな」



  「、、?」



 「いや、勝ったのはあの百姓たちだ、」


 「ワシたちではない。」





AKIRA 終局

アキラの覚醒とともに、東京湾全域を埋め立てて建設したネオ東京が、強烈な光に飲み込まれ、高層ビル群は跡形もなく崩壊し、爆心のクレーターにはおびただしい海水が流れ込んだ。、、巨大嵐がおさまり、突き抜ける陽光のもと、難民を威圧するように、戦闘車両を連ねて人道支援に乗り出す、国連監視団と言う名の武装組織に対し、「大東京帝国AKIRA」の旗揚げを宣言する、健康優良不良少年「金田」であった。



 「責任者、出て来ーい!」


 「救援物資は有難く貰っておくぜ、だがそれ以上の行為は、」


 「我国に対する、内政干渉とみなす、いいな!」



   _ 1990年「ヤングマガジン」6月号より
(在日米軍によるトモダチ作戦発動の21年前、米軍事顧問団によるイスラム国攻撃の24年前)












 

怪獣名っぽいマックス・ゲバラ クリスティーアギレラスデスギ ドラメカゴジ ラモゲラモス ラデスラーマ グラーベム ラーゲス ラガミラ スガメラガ ボラガン ドロワガル マガルゲー ルキール キーラセ イラゼー レゼットンザ イゼンジゲンジ オンジグラグ ドンゲンドウ ドレンド ズルドメ ルドラコ リトラト ドラドドン ゴドゴラゴ ドララゴンバ ラゴンバル ゴンバランデ ギンギロンギ レンレギオンギ ララギ ガラぺギ ラギドラキ ドキラキラフ ドウアキ ラヤマ モトアキラ。





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