アメリカン・ガン

アメリカン・ガン CBX-101 [DVD]

アメリカン・ガン CBX-101 [DVD]

ホームセンターのワゴンセールで購入…
銃社会アメリカを背景としたジェームズ・コバーンの遺作。
この映画、推理小説で言うところの記述トリックがあり、
なぜ冒頭で会ってたはずの孫娘を探しに行くのか、
なぜ事件の捜査が中断されたのに銃だけが残っていたのか、
といった釈然としない部分が後半になって明かされます。
この物語の結末は一応ハッピーエンドではあるものの、
銃社会に横たわった問題はあまりに深く、やりきれない。

Ketil Bjørnstad『The River』

ザ・リヴァー

ザ・リヴァー

ノルウェーのピアニスト、ケティル・ビヨルンスタの1997年作。
ピアノとチェロのデュオで、一枚通してベートーヴェンの月光のオマージュというべき内容。
Selena

Selena

そのケティル・ビヨルンスタの、1977年代の作品。
当時のキース・ジャレットの影響を思わせる素朴なカントリー風ジャズ
この手のコンセプトアルバムは、アーティスト本人は不本意だというケースも
多かったりするけど、70’sキースのようなフリー要素や民族音楽テイストはなく、
聴きやすいアルバムに仕上がってます。

Tim Berne's Science Friction band『The Sublime And. Science Friction Live』

BTU2018-04-09

The Sublime And. Science Friction Live

The Sublime And. Science Friction Live

ジョン・ゾーンとの共演経験もあるSax奏者、ティム・バーンのライブ盤。
ライブとは思えないほど統制がとれ、かつ過激で強烈なフリージャズです。

Vikki Cole『SoliDeoGloria』

SoliDeoGloria

SoliDeoGloria

Amazon見てたら全くの偶然で見つけ、視聴即購入に至った一枚。
調べてみると南アフリカのDJで、歌手デビューは50歳過ぎで果たしたとのこと。
南アフリカの音楽というとミリアム・マケバのPata Pataが有名ですが、
民族音楽風ではなく、美しいゴスペル風のポップス。

Olafur Arnalds『Living Room Songs』

Living Room Songs

Living Room Songs

アイスランドアンビエントやポスト・クラシカル系ピアニストの
オラフル・アルナルズの作品。
Living Roomと言っても、インテリア雑誌やデザイン家具のような
リビングルームではなく、例えるなら暖炉と鹿の頭の部屋、もしくは
「窓の外の葉が全部ぜんぶ落ちたら私は…」的な部屋が似合う音楽。

ブロークバック・マウンテン

ブロークバック・マウンテン (集英社文庫(海外))

ブロークバック・マウンテン (集英社文庫(海外))

10年位前、2chでオススメの短編小説的なスレで名前が出て、
予備知識一切無しで買ってウボァした小説。
 
アメリカ文学を読むと、落ちぶれてもどっかの街に移り住んで
みんなやり直せるさHAHAHA的な楽天的な気分になることがありますが
(特にポール・オースターの読後)
この小説にはとにかくしがらみに縛られる重苦しさが占めていました。
土地に縛られ、仕事に縛られ、貧困に縛られ、家族に縛られ、
禁忌に縛られ、過去にも縛られる…
ラスト三行の言葉はアメリカンドリームの裏に落ちる暗い影でした。
 
それにしても、初めて読んだ時とだいぶ感想が変わったなぁ…

サービス終了…

ECOの最期に立ち会ってきました。
ROのβ2を思わせるほどの大量の人だかり!

 
サービス終了MMOは、過疎って寂しく終わっていくのが大半である中で、
 

 
ここまで幸せに終わったのは他に例がないのでは…