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2016-06-20 LINE6 G10

先日LINE6 G10というギターベースワイヤレス機材を買いました。

6/14発売ということで、とりあえず様子見という人も多いので少しでも参考になればと感想をまとめてみました。

私は別に音楽的知識を豊富に持っているわけではないので、感覚的なレビューになっているので悪しからず。


ワイヤレス使用される方の多くは、ステージパフォーマンスが多いロックバンドをやっている方が多いかと思います

自分もその類のロックバンドをやっていますが、2000年前半頃までは"ワイヤレス=一部のビジュアル系"ってイメージじゃなかったですかね?

自分の周りでワイヤレスが本格的に流行しだしたのは、2005年前後スクリーモブームが到来したからだった気がします。

こんなパフォーマンスに憧れてワイヤレスを買った人も多かったのかと思います

Story of the year/ And the hero will drown

D


その時主流だったものが、安いものではREXER、ある程度音質を重視した場合EX-PROが多かったと思います

現在ペダル方と違って当時は全てがラック型でそれは持ち運びも一苦労。

価格も安いREXERでも2,3万、EX-PROは定価で10万程度はしました。

2009年から、LINE6から登場したGシリーズは2,3万台なので雲泥の差ですね。


ワイヤレス楽器から出た音を電波に変換し、それを受信機に飛ばすわけですが、その送音方式は2つあります

前述のEX-PROなどはアナログ、LINE6のGシリーズデジタル式です。

デジタル式の長所短所はざっくり言えば


デジタルワイヤレスメリット

同一空間でも多くのチャンネルが使える

音以外にも情報も送れるので正確な送受信が行える。

妨害波の多い状況でもクリアな音質が可能

デジタルワイヤレスデメリット

アナログ音声からデジタル化の処理を行うため音の遅延が起きてしま

電波不安定になった場合は音声が途切れてしま


だそうです。


自分のような一昔前のバンドマンからすると、2,3万円のワイヤレス=安物って感覚にもなりますが、

今出ているLINE6のシリーズはむしろ技術革新によってハイクオリティのものが安くで買えるようになったと言えますね。


http://line6.jp/products/relay/g30-g50-g55-g90.html


今のギターベースワイヤレスで最もポピュラーものではないでしょうか?(私も持っています)

音質の面で言うと、もちろん全く同じセッティングで高価なシールドと繋いだ状態と比べると、若干の劣化は感じます

しかし、その前提で音作りをすればカバーできる範囲だと個人的には思っています

その昔使っていたEX-PROと比べても全く遜色の無いレベルだと思いますし、音の遅延も感じません。

しかし、G30ユーザーがみんな抱えている以下の悩みはありました・・


送信機(ギターベースにつけるやつ)付属ケーブルが粗悪

送信機をストラップに固定するピンがすぐ壊れるし、ピンだけではそもそも固定できない

送信機が重いので演奏中に落ちることも多々

送信機の電池の取替えが面倒

送信機の電池ホルダーのふたが直ぐ壊れる

等々送信機には問題が沢山。。

そんな中で、2016年、年明けに海外情報公開されて一部では噂になっていて、遂に日本でも6/13に発売となったのがG10です。



http://line6.jp/products/relay/g10.html


購入から1週間で、ライブハウス(200人キャパ)とスタジオで使用しましたが、特にG30現在使っている人には買い替え推奨です

まず、音はG30と遜色が無い上に、上記の欠点を悉く解消しています


送信機(ギターベースにつけるやつ)に付属ケーブルが粗悪

→そもそもケーブル不要で、送信機とケーブルが一体化している

送信機をストラップに固定するピンがすぐ壊れるし、ピンだけではそもそも固定できない

送信機が重いので演奏中に落ちることも多々

ステージを飛び回っても送信機は落ちませんでした

送信機の電池の取替えが面倒

送信機の電池ホルダーのふたが直ぐ壊れる

→受信機が充電器になっており、電池の取替え不要。こんな感じで充電します。

f:id:Bass_RYO:20160619114105j:image:w360

G30使用するチャネル選択するという作業必要なのですが、G10ギターベースに差すだけで音がでます

こんな感じで繋ぐと即音が出るので想像以上に便利です。

f:id:Bass_RYO:20160619105515j:image:w360


一点気をつけなきゃいけない点なのですが、受信機の横に携帯電話を置いていると、干渉して音が途切れました。

電波不安定になった場合は音声が途切れてしまう”という欠点デジタル式にあると書きましたが、そこに該当しますね。

これはG10に限らずかと思いますが、使用の際には注意が必要です。


気になるお値段は2万5千円前後と非常にお手ごろなので、パッと買ってみてもよいのではないでしょうか??

サウンドハウス

アマゾン


また使用していくなかで何かあれば更新していきます

2015-09-22

目的に応じた最適なプロモーションメディアの選び方について

ハードコア音楽のマーケティングについてを書いてから色々質問を頂いたのですが、その中でも

自分You Tubeを使ったプロモーショントライしてみたいんだけど、どうしたらいいの?」って話を何人かに貰いました。


もちろん私で出来ることであれば喜んでサポートしますが、その前に少し知って頂きたいことがあるので、

今回目的に応じた最適なプロモーションメディアの選び方」テーマに新しく記事を書きました。


-目的に応じた最適なプロモーションメディアの選び方」

少し固い言葉で書きましたが、要は

プロモーションで何を得たいかによって、You Tube, Twitter, Facebookは使い分けた方がいいよ!

ってことを各メディアで何ができるかを説明しながら書きます


-You Tube

【出来ること】

動画ユーザー強制的に視聴させる

インストリームとインディスプレイという表示パターンに分かれます

※インストリーム

普通に視聴していると、見たい動画の前に流れる煩わしいアレですね(笑)

f:id:Bass_RYO:20150922130302j:image

※インディスプレイ

まり意識しないかもしれませんが、動画検索した時に上に出てくる広告です。

f:id:Bass_RYO:20150922130303j:image

ちなみに前回の記事実践した際には、

インストリーム:3,620回表示で1,021回の視聴

インディスプレイ:15,846回表示で97回の視聴

だったので、恐らく肌感覚の通りかと思いますが、インストリームからの流入が殆どです。

もちろん広告設定する際にどちらかに絞ることもできます


費用

・概ね1視聴につき7円〜10円程度

目標視聴人数を予算から作成する時の参考にどうぞ。ちなみに一人に何回まで見せるかも設定できます

1回だけ見せると印象に残らないと思いますが、何回も見せすぎると逆に嫌悪感を持たれてしまうので要注意。


長所

検索ワードを使ったターゲッティングで狙った人に視聴させることができる

→前回の記事では、「Have Heart」と検索した海外の人にFOR LIFEライブ動画を見てもらいました。

You Tube滞在し、バンド名で検索している時点で音楽に対する寛容性が高く、広告好意的に受け入れられ易い

Google Adwordsアカウントを開設すればすぐにプロモーション実施できる

・15秒以上視聴しなければ支払いが発生しない

Googleアナリティクスという優れた分析機能リンクしており、効果検証が簡単

動画アノテーションを加えることで、itunes等へ誘導音源の購入にも繋げられる

アノテーションとは動画上に載っているリンク付きの吹き出しです


【注意点】

あくまでも動画を使用した広告なので、目的が「xxを聴いている人に自分バンドも聴いて欲しい」といったバンド名の認知拡大などには効果を発揮しますが、

ライブに来てくれる人を増やしたい」といった、動画を見るという行動から距離があることを目的にしている場合オススメしません。



-Facebook

【出来ること】

・ページへのいいね!を集める

日本バンドFacebookを重用しているバンドは少ない気がしますが、

海外バンドツアー情報マーチ音源など、通常のホームページ機能をそこに集約させているバンドも多くいますね。

例えばComeback KidのページではBandpageなるタブが設けられ、そこで音源試聴マーチ購入ができます


f:id:Bass_RYO:20150922134707j:image


"基本的"にはFacebook投稿される情報いいね!した人に表示されるので、

まずはいいね!をしてもらうことで、情報を発信する土台を獲得するわけですね。


・ページから投稿広告として狙った人に閲覧させる

いいね!してくれている人には、"基本的"に投稿した情報は配信されますが、

投稿自体広告にすることによっていいね!していない人にも情報を発信することができます

余談ですが、Facebookには自動フィルターのような機能が搭載されているので、自分に興味が近いと思われる投稿広告が選ばれて表示されています

よって、例えば個人アカウントでも、自分がよくいいね!したりしている人の投稿タイムラインに表示され、疎遠な人の活動タイムラインに出てくることはありません。

上で"基本的"と書いたのも、たとえ過去いいね!していても、その後あまりページの投稿に反応していなければ、表示されなくなってしまうケースもあるのです。


費用

・こちらも概ね10前後です。

先日FOR LIFEのページで少し実験した時には、いいね!1件9円でした。


長所

広告作成ヘルプが非常に丁寧で、You Tubeより更に簡単に広告が出せる

広告効果をほぼリアルタイム確認でき、都度ターゲットの微修正などの小回りが効く

You Tube広告効果確認は1日1回更新です。

いいね!を押す等のアクションが発生しなければ費用は発生しない

Googleアナリティクスまでではないが、結果の分析データ確認できる


【注意点】

広告から自身動画や視聴サイト誘導するためにはどうしても1クリックの動作が必要です。

これだけ情報が氾濫するネット上に於いては、ワンクリックは大きなハードルです。

よって、自分バンド認知を広げるという手段においては、You Tubeオススメしま

しかしながら、Facebook一種ファンコミュニティサイトのようなものです。

例えばイベント作成機能を使えば、「Facebook経由で"参加"ボタンクリックした人に限定未発表音源プレゼント」といった投稿広告で流してみると、

ライブの動員増なんかに使えそうですね。こういった機能You Tubeではできません。


-Twitter

実はTwitterYou TubeFacebookに比べて敷居が高く、私もまだ実験できていません。

つい最近までは大手企業しか使えなかったのですが、最近Yahoo提携して若干敷居は下がったものの、

基本的にはまだ企業が使用する想定になっています


【出来ること】

おすすめアカウントとして表示してフォローを促す

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ツイート広告としてタイムラインに流す

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トレンドを買う

PCで見たときの左に、トレンドワードがありますが、その一番上は買えます

しかし、ウン百万の話になるので関係ありませんね(笑)


費用

アカウントフォローで最低40円、ツイート10からという噂です。やはり少し値が張りますね。


長所

実際に使っていないので、詳しいコメント差し控えます

しかしながら、10代を中心にユーザーに偏りがあり、また近頃あまり勢いのないTwitterではありますが、

こと音楽界隈に関しては依然として人気の高いメディアなので、親和性の高さは大きなメリットでしょう。

いずれにしても、You TubeFacebookを見習ってもう少し間口を広げて欲しいものです。


この記事を呼んで我こそはと思ったレーベル会社の方、私にプロモーション実施させて下さい(笑)



-最後

長文になりましたが、それぞれのメディア長所短所はありますので、「誰に何をして欲しいか」をよく考えて選んでみて欲しいです。

"誰"というのも、漠然とした"20代男性"とかではなく、

"アメリカに住んでいるオールドスクールハードコアが大好きな大学生。好きなバンド映像をよくYou Tubeで見ている"

とかくらいまで、具体的なイメージを持って欲しいと思っています

FOR LIFE実験ではまさにそんな人が海外にはいるんじゃないかと思い、広告を打った結果、実際に反応がありました。


こういったプロモーションはもはやフライヤーを作って撒くかの如く当たり前の告知ツールになっていくと思いますので、

また自分自身で何か新しいチャレンジを引き続きしていきたいと思います


それでは。

2015-08-14

コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングという考え方】

ITを中心とした技術革新と共に生まれてきたのがコンテンツマーケティングという考え方です。

近年書店などで、このテーマを扱った書籍も良く目にするようになりましたが、定義としては、


"コンテンツマーケティングとは適切で価値あるコンテンツ作成し配布する技術であるターゲットとなる見込み客のことを理解し、

これを明確に定義することにより、見込み客を引き寄せ、獲得し、見込み客と関わり合い、見込み客に購買に結びつく行動を促すことを目的とする。"

(Contents Marketing Instituteによる)


作り手の作りたいもの受け手勝手押し付けるのではなく、受け手必要とする魅力的なコンテンツ提供を通じて、

最終的に受け手が作り手のサービスを購入するステージまで育成をするという考え方です。


実施までのステップとしては、

1:現状分析目標設定

2:ターゲット顧客像設定

3:コンテンツ作成

4:コンテンツ発信

5:効果検証

という流れになっています。


バンド活動への示唆

このコンテンツマーケティングという考え方がバンド活動にもある程度適用できるのではないかと考えています。

前回の記事ではこの考え方に基づいてプロモーション実施しましたので、その流れを簡単に記述します。


1:現状分析目標設定

自身バンドの現状、特に課題を洗い出します。

正式音源の発売を4ヶ月後に控えており、事前にバンド名前・曲を潜在顧客認知させ、

正式音源を手にとって貰う土壌を築くことが目的でした。

市場の大きさを鑑みたとき海外オールドスクールハードコアファンに届けることを特に考えました。


2:ターゲット顧客増設

対象となるべきユーザー像がどういった行動パターンや嗜好を持つのかという「ペルソナ※の設定」をしま

オールドスクールハードコアが好きで、常に現行のバンドPCYou TubeやBandcampで検索しているアメリカ在住20代男性イメージしました。


3:コンテンツ作成

使用するメディア意識しながらコンテンツ作成しま

ユーザーPCYou Tubeで新しいバンド検索するという行動を考え、You Tube動画プロモーションを選択しました。

前回の記事では、テスト的な実施のため既存ライブ動画仕様しましたが、一般的バンド映像では

ライブよりも画質のいいMVの方が良く再生される傾向にありますので、MVの方が良いでしょう。

初見ユーザーに届けることを想定すると、曲も分かりやすくしかイントロにインパクトがある曲が望ましいですね。


4:コンテンツ発信

ブログ動画サービスソーシャルメディアなどコンテンツに最適なメディアで発信

上記の通りYou Tubeでの発信を行いましたが、

ターゲットユーザーにより確実に届けるためにキーワード指定方のプロモーションをかけたことは前回の記事で書いた通りですね。


5:効果検証

プロモーションがどのような効果を及ぼしたかを検証しま

こちらは前回の記事で詳しく書いた通りですね。

Googleアナリティクスサービス無料で様々なデータが閲覧できるのでおススメです。



【さいごに】

今回の記事は少し長くなってしまいましたが、特にコンテンツマーケティングについて深く知りたい方は

イノーバ社のホームページ書籍をご覧いただけると理解が深まると思いますのでそちらもどうぞ。



ペルソナ

企業提供する製品サービスもっと重要象徴的なユーザモデルのこと。そのモデルを作ることをペルソナデザインという

2015-07-24 マーケティングという考え方とその変遷

前回の記事では、Webマーケティング効果実験結果を用いて説明させて頂きました。


私自身何より驚いたのが、Google情報収集&活用プラットフォームですね。

SEO※やTrue Viewで集積した情報ビジネスに繋げる仕組みがあることは知っていましたが、

実際に体験してみて、その効果の大きさだけではなく、私のようなWeb素人が簡単に実施できる間口の広さに驚きました。

このイノベーションによって、豊富資金力はマーケティング活動への必須条件ではなくなっており、

マーケティングの戦い方は今大きく変わってきていることは間違いありません。


もちろん資金力はあるに越したことはないと思いますが、小さな企業であったり、あるいはバンドなどの団体の

マーケティングコンテンツ次第では大きく認知やユーザーの支持を獲得するチャンスが生まれました。


そもそもマーケティングという考えや言葉にあまり馴染みがない方もいらっしゃると思いますので

今回の記事では、マーケティングという考え方とその変遷についてご紹介させて頂きます。



マーケティングとは】

そもそも"マーケティング"って何なのでしょうか?オフィシャルの定義を見てみましょう。


"マーケティングとは、顧客、依頼人、パートナー社会全体にとって価値のある提供物を、

創造・伝達・配達・交換するための活動であり、一連の制度、そしてプロセスである。"

(アメリカマーケティング協会)


マーケティング大家フィリップ・コトラーによると

"製品価値を生み出して他者と交換することによって、個人や団体が必要ものや欲しいもの

手に入れるために利用する社会上・経営上のプロセス"

となっていますね。


表現が小難しいのですが、私は

"作り手のサービス受け手ニーズを繋ぐための活動"

だと考えています。


マーケティング手法

マーケティングを実際に行っていく際の考え方に、マーケティングミックスと呼ばれるものがあります。

4P (Product:製品、Price:価格、Promotion:販促、Place:流通チャネル)を最適化して効果を最大化するという考え方です。



マーケティングの変化】

ほんの10年ちょっと前までは、Promotionの所のテレビ新聞らのマス媒体による広告活動

Priceの所の営業マンによる販促活動等々が主力の手法として活用されてきました。

マスメディアに出稿する資金や、営業マンを広く派遣する人的資源がない会社競争劣位に置かれてきたわけですね。


ところが、近年インターネットイノベーションスマートフォンの普及によって戦い方は大きく変わりました。

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図の通り、10代においては、テレビではなくインターネットが最も長く接触する情報メディアになっています。

更に、テレビにおいては録画技術進化によりCMスキップされてしまうことも少なくありません。


ここまでインターネットが普及し、好きな情報を好きな時に取得できる状況になっているので、

勝手なタイミングで別に欲しくもない情報押し付けてくるセールスマンDMチラシの効果が薄くなっているのももっともなことです。


上記のような、ITを中心とした技術革新と共に生まれてきた、コンテンツマーケティングという考え方について、

次回の記事では触れたいと思いますのでよろしくお願い致します。




SEO (Search Engine Optimization)

サーチエンジン検索結果のページの表示順の上位に自らのWebサイトが表示されるように工夫すること。また、そのための技術サービス

2015-07-14 ハードコア音楽のマーケティングについて

ハードコア音楽マーケティング-準備編

テーマ

潜在的リスナーに対して自分バンドをどのように認知してもらうか」


リスナー定義】※今回の実験における定義です

オールドスクールハードコアハードコアパンクを好み、新しいバンドを常に探している耳の早いリスナー

日本海外は問いません。


リスナーの行動】

現行でまだ知らないかっこいいバンドを探す時にどのような手法を使うか考えました。

一昔前の日本ですと、CD屋の視聴で探すという手法が多かったと思いますが、

大手レコードショップマイナーアーティストを展開していることは少なく、

ましてや海外ではそのような実店舗自体が縮小傾向にあると聞いています

最近はbandcampやYou Tube等のインターネットで探すことが主流になっているんじゃないかと思います

よって、"インターネットを使って新しいバンド検索する際に、発見されること"

が潜在リスナーリーチする有力な方法であると考えます


手法

今回のテストでは上記のリスナー行動を考えた結果、You Tube内でGoogle Adwords活用するという手法を選びました。

Google Adwordsとは:http://e-words.jp/w/AdWords.html

(Google検索した時に一番上に出てくる広告ページや、You Tubeを見たとき動画最初に流れるCMですね。)


Adwordsには優れているポイントは多くあるのですが、特筆すべき点として、

動画アクセスする人の年齢、国籍アクセス端末、アクセス経路等々の分析ができます

よって、実験し次回以降改善する取り組みとしては最適です。


実験素材】

筆者のバンド"FOR LIFE"のライブ動画(フルセット10分強)を使用しました。

https://www.youtube.com/watch?v=cTbQlo26VD0


実践

こちらのプロモーションを仕込む際に最も重要になるのは、"検索ワード"です。

特定言葉検索した人に対して動画を紹介するので、潜在リスナー検索しそうな言葉を選択する必要がありますね。

一般的によく検索される言葉を選択すると、コストも高くなるのですが、ハードコアパンク検索するような言葉ではそんな心配無用です(笑)


今回は10以上のキーワード登録したので全ては書きませんが、例えば、、

「Old school harcore band」や「Have Heart」、「In my eyes」などなどでセットしました。


あとは実際クリックしてもらい、興味を持ってもらった際に誘導できるリンクを準備することも忘れずに。

今回のケースですと、動画の説明文にFacebookサイトと、bandcampフリーダウンロードリンクつけました。

こんな感じですね↓

Bandcamp: https://forlifehc.bandcamp.com/

(You can download "Demo 2012" for free")

facebook: https://www.facebook.com/forlife2011jp

Twitter: https://twitter.com/forlife__


【結果】

結果については次回の記事で説明します。

ハードコア音楽マーケティング-結果編

【準備編のサマリー】

潜在的リスナーに対して自分バンドをどのように認知してもらうか」を目的にし、

Google AdwordsYou Tube内で活用する方法を選択しました。


【結果のサマリー】

結果としては、ある程度狙った効果があり、有効手法として活用できる感触をつかみました。

限られた予算の中である程度の再生を稼いだことだけではなく、

狙いとしていた海外リスナーに届けることができたのが収穫でした。


以下で詳細に結果を説明します。


【結果-動画再生数】

アップロードから1年間で750再生程度だった動画ですが、1週間で1000以上の再生がありました。

f:id:Bass_RYO:20150714154939p:image


【結果-プロモーション全体】

1000以上の再生がありましたが、使用した金額は6000円程度です。

今回はテストのため予算に上限をかけましたが、予算を広げればもっともっと再生数は稼げます

おそらく1クリック10円以内で納められるので、予算を決める参考にしてみては如何でしょうか。

今回のプロモーションは、他動画横に表示される関連動画や、

動画再生前に強制的に流れる形式で約2万回表示されており、

その中で約5%の1000人が30秒以上再生したという結果ですね。

(※ちなみにYou Tube広告は30秒以上再生されない限り課金はされません。)


驚くべきポイントは、初見にも関わらず、20%以上の人が動画3分以上再生しています

更に3%(30人程度)ではあります動画最後まで見ているんですね。

フルセットライブ動画最後まで再生することは、自分は好きなバンドでもあまりないので驚きです。

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【結果-プロモーション検索ワード

10以上のキーワードを入れたのですが、結果的にほぼ上位2つのワードから来ていました。

"Hardcore punk"と"Have heart"で90%以上を占めています。ここは次回への反省ポイントですね。


一般的に"Hardcore punk"のような、広い言葉ターゲットを絞ると、再生率が下がる傾向にあるのですが、

"Hardcore punk"で検索した人の10%はそのまま視聴しているので、意外なところでした。

次回はある程度知名度のあるバンド名で検索ワードを増やしてみようと思います

f:id:Bass_RYO:20150714160752p:image


【結果-動画属性

プロモーション実施前と比較すると違いが一目瞭然です。

実施前はほぼ全員日本人男性の25-34才でした。

プロモーション実施時は、日本の視聴はほぼ無く、女性が30%程度入り、10代が最大の構成比を持っていますね。

(※性年代が変わったのは、国による違いだと思いますが)


このポイントが一番大きくて、アンダーグランドな音楽リスナーを増やしていくためには、

デジタルを介した海外リスナー市場は魅力です。

その人たちにある程度リーチできることが今回の取り組みで証明されました。

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余談ですが、少数ですが視聴がある国を載せておきます

ハードコアが盛んと聞いていた東南アジアアメリカは納得ですが、

コロンビアなど南米からも入っているのは驚きでした。

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【結果-視聴デバイス

日々の情報収集スマホがメインになっている時代ですが、

こと音楽を探すという場面ではまだまだPCが主力のようですね。

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【まとめ】

今回のテストで、潜在的リスナーに対して自分バンド認知してもらう手法として、

Google Adwordsがある程度効果を発揮することは証明されました。

海外のこれまで接触できなかったリスナーへも届けることができました。


一方で、ターゲットする検索ワードの選び方には、まだ改善の機会はありそうです。

そして今回使った映像素材は決してクオリティの高くないライブ映像ですし、

素材自体クオリティをあげることも必要だと思っています

また、ただバンド存在認知しただけではなく、

彼らが自分たち音源を買うという状況にどのように繋げるのかも考える必要がありそうです。

動画を見た人にデジタル音源の割引をプレゼントするなんてできたら面白いかもしれませんね。


まだまだ課題はありますが、ある程度の効果は実感できたので今後継続的改善をしながら使用してみたいと思いました。


なお、こちらの記事で使用したグラフは、You Tubeの"アナリティクス"という機能で使用できるものです。

自身チャネル作成すれば無料ですので、興味を持たれた方は、是非チャネルを開設して、

自分アップロードした動画実施されることを強くおススメします。

2015-07-07 ハードコアバンドのマーケティング活動

最近仕事でやっているようなマーケティングの考え方を何かバンド還元できないかと考えてます

やっている音楽アンダーグラウンドなので、セルアウトが目的ではありません笑

仕事もしてますし、お金を稼ぐためにやっている音楽ではないですが、どうせ何かを作るなら、

価値を分かってくれるであろう見込みリスナーには漏れることなく届けたいと思うんです。


今年自分バンド正式音源リリースする予定なのですが、仮に今ノープランリリースすると500枚売れるとしましょう。

マーケティング効果で2万枚売ることは、市場規模予算の都合で難しいでしょうが、2000枚売ることはできるでしょう。


誰をターゲットとし、どのような媒体アプローチするかを最適化すればそう難しい話ではないと思います


そんなことを考えて今週からテスト的にマーケティング活動を始めてみました。

内容、結果はまた追って報告します。

2015-06-14 バンド紹介-オールドスクール

今回はオールドスクールハードコアの現行バンドの紹介。


TRUE LOVE

2013年1月アメリカミシガン州デトロイトで結成されたバンドです。

これまで2枚のepリリースし、2015年4月には名門Bridge Nine契約したことが報じられています。

Bandcamp:https://reactrecords.bandcamp.com/album/new-young-gods

D

音は80年代クラシックユースクルーに2000年代ハードコアパンクをミックスして昇華したもの

自分はあまり古いユースクルーは好まないのですが、このバンドについては別。


killing the dreamのようなブチギレボーカルに、全曲1分程度のショートチューン、

その中でもキャッチーな展開が織り込まれており飽きさせない完成度。

1枚目のep"A Floral Note"はまだ粗いですが、続く"New Young Gods"は必聴。


まだ若いと思われるのでこれからの活躍に期待。

2015-05-24 バンド紹介-叙情系ハードコア

今回は叙情ハードコア若いバンドを紹介。


叙情ハードコアと言っても色んなバンドがいると思いますが、最近日本でもHundredthやCounterpartsなどのバンドが人気を博してますね。

そんな中で最近見つけた多分向こうでも全然知名度のないバンド2つ紹介。

ポテンシャル的には前述バンドのように大きくなれるんじゃないかって感じでます

Seasons in Wreckage

D

D


・Iona Grove

D

2015-05-17 バンド紹介-エモ系

この前書いたみたいに、最近は新しいバンドを探す手法も多くなってきて海外若いバンドを探すことも簡単になってきました。

一昔前はタワレコ試聴機で・・って感じだったのが、今や聴くのも買うのもネット中心。

ってことで最近知ったバンドを少し紹介。


去年出したアルバムきっかけに知ったんですが、ニュージャージーのエモバンドGatesです。

元Lydiaの人もいるし多分そこまで若いバンドではないですが、知名度はまだまだだと思います。

2枚のミニアルバムと1枚のフルを出していますが、サウンド的には初期Copelandミーツenvyな感じ。

曲のクオリティもさる事ながら、映像の拘りも凄い。どんどん飛躍していずれは来日して欲しいところです。

D

2015-05-04 bandcamp

ここ10年で音楽聴く手段って劇的に変わりましたよね。

ipodが本格的に流行りだしたのがちょうど10年くらい前で、それまでは自分MD使ってました。

ipod流行と共にitunes音源デジタルで買うという行動が確率され、CDはもはや一部のマニアのためのコレクションアイテムと化した。

(自分はそのマニアに該当しますが)


また、IT技術革新と共に音楽活動の発信の仕方も大きく変わってますよね。

自分バンドの音を配信する手段としてはmyspeaceが初期に出たんでしたっけ?

それと共にpurevolumeや日本だとaudioleafなんてのもありましたね。


myspaceユーザー無視した改悪に継ぐ改悪で滅びていきましたが、

今かつてのmyspace立ち位置にいるのがbandcampです。


myspaceと比べて随分シンプルサイト構成ですが、音源デジタル購入がとても簡単。

もちろん無料で配信することもできますし。

新しいバンドを探していくにはイマイチ検索の使い勝手が悪いのが難点ですけどね。


あとこいつの優れているのが購入してしまえば、アプリを通じてストリーム音源を聴けます

もはやダウンロードして持ち歩く必要もないんですねえ。


一方でSONYは逆を行くようなハイレゾ音源なんてのもやってますが、音質にそこまで拘る人が果たしてどれだけいるのか疑問。

人間の耳なんて下と同じでいい加減なモンですから(笑)

一部の音質マニア相手に果たしてあの大企業ビジネスとしてやっていけるのでしょうか。見ものですね。

現状ではそもそものハイレゾ対応音源自体が少なくてまだまだ厳しそうですけど。