LOOX R/B70の分解掃除
最近、LOOX R/B70のファンが回る頻度が増えてきた気がする。
買った当初は、重い作業をしたときだけファンが回っていたと思うのだが、最近はアイドリング時でも回ることが多い。というか、回っていない時間の方が短い(笑)。きっと埃が詰まってエアフローの邪魔をしているのだろう。
そこで、埃を取り除くべく、分解掃除してみた。
(図:底面のネジ10本を外して、D-subのネジ2本も外して、底面カバーを外す。)
右上の銀色がヒートシンク。埃などは特に見当たらない(一応掃除はした)。じゃあひょっとしてファンの裏側に埃がたまっているのだろうか、と思って、ファンを取り外してみることにした。
ちなみに、ここまで分解すればHDDの交換ができる。再組み立ての際はフレキをHDDカバーの内側に入れるのをお忘れなく。
(図:ファンを固定しているネジを外して、ファンを外す。ちなみに赤丸はキーボード上部のパネルを固定しているツメ。)
予想に反して、ファンの裏側にも埃はいない。でも念のためマザーボードの裏側で埃がたまっている可能性を考えて、今度はキーボード側から分解してみる。
(図:キーボード上部のパネルを外して、キーボードをそっと持ち上げて両面テープからはがす。フレキケーブルに注意。)
多少はマザーボード上に埃が見えるけれど、エアフローを妨害するほどではない。
とりあえず逆順で組み立てて起動してみたけれど、やっぱりファンの回り方は分解掃除前とあまり変化がない。
さて。エアフローが十分なのにファンが回るということは……まさかCPUグリスが劣化しているんだろうか。購入から4年近くになるから、その可能性も否めない。
さすがにCPUグリスの塗り直しはリスクが高いので今すぐにはやらないけれど、もし今以上にファンが回るようになったら、その時は大掃除も兼ねて挑戦してみよう。
(追記:挑戦した)
(図:外したネジ。赤が底面カバー、青がファン。緑はキーボード上部のパネル(外さなくていい気がする)。そして謎の黒いパーツはハトメっぽいけれど、どこから外れたのか分からない。)
ところで今回の分解掃除の練習をするため、同型機R8270のジャンクを4500円で手に入れたのだが、なんと元気なバッテリーがついてきた。サイクル数187回でまだまだ使えそう。ラッキー♪