1人ブログは2つまで

という法律を作ったらどうだろうか。つまり私ならここと本サイトで2つ。3つ目を作るときには、身分証明書を提示しなければならないとか、匿名は駄目よとか、つまり5つくらいしか運営したい人がいたとすれば、匿名で運用できるのは2つまで。残りの3つは本名で運営しなければならないと。


そうでないと、たとえばBigBangを支持する言論をガンガンに展開するサイトを、一度に10くらい出現させられる。で、朝から晩までカリカリ書く。今のブロゴスフィアは、シンジケートを組む10のサイトが出てくれば、おおよその言論を部分的にであれ、支配できる。
で、対抗勢力もそれならってことで10コくらい作っちゃう。一般の読者にはもう、何が何だかわからない状態になってしまうわけで、ゴミ貯めだのトイレの落書きなど言われる前に、ここの部分をソフトに解決できる技術と法制が欲しい。


SNSはそれを全く違う角度から、ある程度解決しようとしているのであろうが、「工作巧者」にしてみれば、SNSと言えども聖域ではないのは周知の通り。



実際にそれに近いことを過去明らかにやっていたと思われる方もいたし、現在でも常に、その疑いを持って相手のブログの細かな文体や、癖、アドレスなどに監視をしなければならないという状態は、何か人間不信の典型のかたちのようで、実にむなしく、実に悲しい。


もちろん、ここでコメントスクラムなども問題になってくるわけだけれど、規制を常に嫌う心のあり方は、理想ではあるけれど、この疑心暗鬼の暗闇に生きるくらいならすっきり規制してくれと思うこともある。


おおよそ普通に生きていれば5つも匿名ブログを立ち上げる機会はないように思うし、必要があるなら実名で3つ(がいいかどうかはわからないが)運用してバランスを取れと、法規に命令されても、今後のネット社会のモラルハザードを危惧するなら、やむをえないことのように思うのだがどうだろう。


毎日、特定の人物の文体をにらみ続けなければならない状態になっている者でなければ、俄かに切迫したテーマではあるまい、と流されそうだが、工作者も十分に疲れるであろう。





うん、そうだ。ハンドルネームも届出制にしたらどうか。印鑑証明みたいに(苦笑)。これも1人5つまでとか。