キャプテンEOと私・・・another part of me

  • Re: EOの仮装を終えて BigLove - 2008/11/06(Thu) 18:37 No.13615

>でも、何かマイケルとデズニって違和感あるな
>んなこというと、くれさん怒るかな
怒りはしませんよぉ!
その違和感、いろんな意味で、わかる気がします。ディズニーに対しても、マイケルに対しても、取り巻く環境に対しても。
ただ、ちょっと語らせてください(^^;


すべての年代の子供心のためのパーク・・・という意味では、
マイケル・ジャクソンほど、ディズニーランドにふさわしかった人は居ないかも。まさにピーターパンのようなひとでした。


でも、今のイメージは、むしろpearlさん演じた、Supreme Leaderに近いかな?


まだまだ、ピーターパンが実社会を生きるのは、むずかしい・・・ような気がします。

We are here to change the World
You're just another part of me
黒人であるマイケルが、このメッセージを発したあと、
どれだけ多くの偏見と反発を、黒人からも、白人からも、受けたことか。

黒人からは、”あいつは裏切り者だ”と言われ(MCハマーの”Too Ligit To Quit”のPVを、覚えていますか?)、
白人からは、”なまいきで気味が悪い”と言われ。あらぬ嫌疑をかけられて、イメージを傷つけられ。



でも、時代は進んでいます。


キング牧師は、暗殺された。
しかし、マイケルは、生きている。
そして、オバマさんは、大統領になった。

オバマ陣営のスローガンは、Change the World。
白いアメリカも、黒いアメリカもない。あるのはひとつのアメリカだ・・・僕は、Another part of meを連想します。


今回の選挙戦のドキュメンタリーで。
貧しい黒人の夫人は、なんども熱心に投票を呼びかけられて、それでも行くのを怖がっていた。”私が、世界を変えることができる”なんて期待を抱いて、裏切られたら・・・逃げ場が無い。
彼女が投票を決意したときの、凛々しい顔。し終えたときの、誇りに満ちた爽やかな顔・・・
白人労働者の男性は、”自分はオバマ氏に投票すべきだ”と理性ではわかっているのに、頭の片隅でする”肌の黒いやつなんて信用できない”という声と、闘っていた。



僕もかつて、”この状況なら、こうしておくのが正解だ”しか見てない人間でした。そしていつしか、自分がほんとはなにを望んでいるのか、わからなくなってた(^^;
ある機会に気づきました。

あ、俺は「ほぉら、僕は正解知ってるでしょ!」が欲しかっただけで、本気で結果を手にしたかったわけじゃないんだ。
そうすれば、負けても悔しくない。負けても悔しく無いように、自分の夢や望みに蓋をしてたのか・・・
そんなんで、ひとに情熱が伝わるわけ無いじゃないか!
なんてズルイ生き方なんだ・・・・・

地面が割れたかのように、ショックでした。
やがて世界が、まるっきり違って見えました。
ほんと、まさにキャプテンEOの女王変身シーンのまんま。
20年経った今でも、そんな心の癖は、根強く残ってはいます。でもねぇ、どんどん自分の望みや夢に、正直になってきた。年を追うごとに。


誰でも、世界を変えることが出来るんです。
自分が変われば、まず世界がまるっきり違って見える。
そして実際、変わっていく。
”世界がどうなるかは、私次第”という生き方を選ぶだけで。
”愛に満ちた世界を、私が創ろう”という生き方を選ぶだけで。



・・・あぁいかん、また長々と語ってしまった。
たかがアトラクション、されどアトラクション。
ほんと、僕の人生を変えたアトラクションなんです、キャプテンEO

  • Re: EOの仮装を終えて 255 - 2008/11/06(Thu) 20:57 No.13616

バンザイのラストでミッキーも言ってたやん。
しのごの言わずみんなで楽しもうって。
あいつがどうの、こいつがどうの・・・


人生(と書いてアトラクション)、楽しんだモン勝ち。


  • Re: EOの仮装を終えて BigLove - 2008/11/06(Thu) 21:31 No.13617

>人生(と書いてアトラクション)、楽しんだモン勝ち。
それこそが、”愛に満ちた世界を、私が創ろう”な生き方ですね!



誰かが勝てば、誰かが負ける・・・キャプテンEOの女王は、そう信じ、負けないように鎧で心を固めています。
けれど、そうじゃない。


ほんとうは、
あなたの勝ちは、僕の勝ち。
誰かの負けは、僕の負け。
だって、あなたは僕の分身だから。


Win-Win という言葉が、この20年間で、すっかりポピュラーになりました。これも、時代の進歩。
キャプテンEOは、Win-Winを、すっごくわかりやすく映像化してくれてます。


11/15追記

人は誰かに傷つけられて、誰かに優しくする大切さを学べる素晴らしい生き物ですっ☆

深く共感。そのとおりですよね!