- 空林閑語 -

2008-04-12

[][] オーディオ復活

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 先日のカラヤン生誕100周年番組に刺激されて20年ぶりにプリメインアンプを買い換えて、ようやくオーディオ環境が復活。ちなみにアンプは、マランツのPM-74Dからデノン(もとデンオン。いつからか海外の読みに合わせたらしい)のPMA-1500AEに。
 さっそくスピーカーを盛大に鳴らしてオーケストラを聴く。もちろんカラヤンに敬意を表して、晩年のウィーンフィルとの悲愴とブルックナーの7番。悲愴のライナーノーツには吉田秀和の文章があって、カラヤン最後の悲愴の暗さについて触れているのを久方ぶりに読み返す。ブルックナーの7番はやはり4楽章が冗長。さすがのカラヤンも年のせいか、ブル翁の巨大な混沌に足をとられているよう。70年代の絶頂期のカラヤンはどうだったのか、少し気になったがそこまでカラヤンにこだわる理由もないか。
 口直しにヴァント・北ドイツ放送響のブルックナー9番。豊麗かつ濃密な3つの楽章を堪能。やはりブル翁は9番にとどめをさす。それにしても評判通り元気よく鳴るアンプ。こうなると、年末から続いていた「iPodでクラシック」の実験的音楽生活は、リアルオーディオの物理的攻勢の前にほとんど風前のともしび。歌曲・ピアノ曲の塁を守れるや否や。