Blackcomb (黒こんぶ) の日記 RSSフィード

  Stay Cool, Fool. Take one day at a time. Go ahead, make my day. Glory through suffering
  Everything will be okay in the end. If it's not okay it's not the end.

2008-08-31 (Sun)

夢をかなえるゾウ

[] 夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ」(水野敬也著)。

友人がお見舞いに持ってきてくれ、入院中に読んだ1冊。

一種の自己啓発本なのですが、涙あり笑いありでのコメディを見ているようでハッキリ言って面白いです。人に薦めたくなる気持ちがわかります。

ある日突然、主人公の目の前にゾウの姿をした奇妙な生き物が現れます。「ガネーシャ」という名を持つ、インドからやってきたこの神様は、主人公の家にニートとして住みつき、1日1つ簡単な課題を出していくのです。しかもかなり胡散臭い。

このガネーシャが何故かコテコテの大阪弁で、その話は下手な芸人よりよっぽどオモローなのです。帯にも書かれていますが、電車の中で読むときは笑いをこらえるのが大変かも知れません。:-)

舞台化や TV ドラマ化されるのも頷けます。舞台の共演者がユーザー参加型の web オーディションから選ばれるというのも面白い試みだ。マイクロソフトが実施する MSN We舞台で、参加希望者はその特設サイトに1分間の自己 PR 動画を投稿。詳細は、We舞台スタッフBlog に書かれているようです。ドラマの公式サイトはこちら

本書には沢山の歴史的人物が登場しますが、ガネーシャ釈迦がダチだったり、松下幸之助幸ちゃん、本田 宗一郎を宗ちゃん、トーマス・エジソンエジソンくん呼ばわりするw 例えば、「そういや、最近、釈迦と飲んでへんなあ...」といったぐあいである。挙句の果てには、そのダチの釈迦と一緒に富士急ハイランドに行ってしまう...

ガネーシャが出す1つ1つの課題は、すごくシンプルだけどなかなか奥が深い。

成長するために一番効率いい方法はな、コピーや

イノベーションの本などでも同様のことが語られている。でもここでは、人を喜ばすために模倣すると説明されているところがいいですね。

本書は、どうすれば人は成功するのか、ほとんどの人たちが成功しないのは何故なのかという気付きを与えてくれます。しかもユーモアたっぷりに。

久しぶりに TV ドラマ化が楽しみな物語です。

2008-08-29 (Fri)

自転車で遠くへ行きたい。

[][] 自転車で遠くへ行きたい。

自転車で遠くへ行きたい。」(米津一成著)。

同僚がお見舞いに持ってきてくれ、入院中に読んだ1冊。表紙がカッコイイ。

mixi の同名の巨大自転車コミュニティの管理人でもある著者がロングライドの楽しさを語っています。ロングライドでは相当の方のようなのですが、まったくひけらかすようなところはなく、とても謙虚な感じに好感が持てました。きっと著者の人柄が文章に表れているのでしょう。

著者のよく走っている地区も多摩川サイクリングロードや奥多摩方面など、私と同じようなところなのも情景が目に浮かび身近な感じがしていいですね。例えば福生にある「石川酒造」は、酒だけでなく敷地内に蕎麦屋やイタリアンレストランがあるお勧めポイントです。

ロードレーサーで走ることは僕の生活の一部になり、人生の大切なピースのひとつになった。人生の宝物をもらったような思いだ。

素敵な言葉だと思いませんか?ロングライド派かどうかに関わらず、殆どのロードバイク好きはこの言葉に大きく頷くはずだ。早く足を治して「自転車で遠くへ行きたい。」と思いを強くしました。

以下紹介されていたリンクの一部:

2008-08-27 (Wed)

[] 退院後初の診察

リハビリは頻繁に通っていたが、診察は今日が退院後初めてだった。

レントゲンの結果は、骨は順調につきつつあるとのことだったが、まだ付き具合が「薄い」(医者がこういう表現を使った)ので、全荷重かけるのはもう少し先にしましょうと言われた。もしかすると、今週から全荷重 OK かもと期待していただけにちょっと残念 orz

むくみがとれるのも、もう少し時間がかかるらしい。

次の診察が2週間後なので、その時までは3分の2荷重のままでいかなければならないことになった。私の骨折の症状が、通常だと2か月入院コースのようなので、それも致し方ないか。

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2008-08-25 (Mon)

LE JARDIN BLEU ケーキ

[] 40日ぶりの会社

一応退院したということもあって、今日はちょっと会社に顔を出しに行った。40日ぶりです。

行きは嫁はんに車で送ってもらい、帰りはタクシーだったので通勤自体の大変さはなかった。11時頃に行って早めに帰ろうと思ったのだが、なんだかんだとあって結局会社を出たのは6時過ぎ。ばれないように装ったつもりだけど、実はその頃には足はもうパンパンにむくんできており、痛さというかつらさも限界でした。残念だけど、1日を通して働くのはまだ難しそうだということがわかったのも収穫といえるかも知れません。職場復帰するときも様子を見ながらにした方がいいかも...

お見舞いのお礼に持って行った(実際には宅急便で会社宛に日付指定で送っておいた)焼き菓子は、お気に入りの LE JARDIN BLEU のものです。この店はケーキ屋や焼き菓子がとてもおいしいだけでなく、それらの商品をお店で食べられるちょっとしたカフェスペースもあるので、気になる方は一度行ってみてください。

2008-08-24 (Sun)

今中大介のロードバイクバイブル

[][] 今中大介ロードバイクバイブル

今中大介のロードバイクバイブル」(今中大介著)。

同僚がお見舞いに持ってきてくれ、入院中に詠んだ1冊。

ツール・ド・フランスに日本人で初めて出場した*1今中大介が、自らの自転車との出会いからプロ引退までのヒストリー、自転車の調整、トレーニング方法、パーツ選びなどを語っている本です。

小学生の頃初めての自転車がくず鉄屋から拾ってきたものという話はなかなかいい話で、それ以降のはまりようから著者が根っからの自転車好きというのが伺える。Part I のヒストリー編が、内容としては最も興味深いのですが、残念ながらもう少し詳しく聞きたいと思うところで、ぷっつりと終って次の話題に移ってしまう。これは別の著書「ツールへの道」を読めということなのだろうか...

以降の章も一通り広く浅く網羅されているのだが、どれも表面的な解説で終わってしまっており、もう一歩踏み込んだ内容が知りたいと思ったのは私だけだろうか。個人的にはその辺りが少し残念。薄さの割には 1600 円はちょっと高いかな。

びっくりしたのは、今中大介は普段から家にいるときはレーシングジャージを着て生活をしているということ。それはちょっとマネできないかも。(^^;;

*1:正式には近代ツールになってから

2008-08-23 (Sat)

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか

[] 仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか」( 山本ケイイチ著)。

友人がお見舞いに持って来てくれ、入院中に読んだ1冊。

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」が売れてから、傾向としてこういったちょっと変わった疑問をなげかけるようなタイトルの本が増えたような気がするのは気のせいだろうか。本書も自己啓発もののビジネス書の類です。

「鍛えあがられた筋肉は、強力なビジネススキルだ。」ということ、筋トレをすることと仕事で成功することの共通項をいろいろな視点で説明しています。すべてに共感したとは言い難いですが、いくつかは確かにその通りかもといった感じです。

座ったままの会議でいいアイデアが出てこないのは、セロトニン神経が活性化していないからだそうで、筋トレや運動をすると活性化されるらしい。ではそういった会議をすべて筋トレしながら行うと果たして本当によい結果が得られるのだろうか。誰か試してくれないかなぁ。

筋トレの5原則は、自転車のトレーニングに役立ちそうです。楽しみながら、競争意識を持ってやるとよりよい効果が出そうだ。

炭水化物やタンパク質の摂り方は、勉強になった。

家族を大切にしながら生きていきたいから、健康はその大前提なのだ。

これはいい言葉だ。「健康になるために、自転車に乗る。つまり自転車に乗るということは、家族を大切にするためなのだ。」と嫁はんに言って、週末のロングライドのお許しをもらうことにしよう。(^^)

最後の方に年代別のトレーニングと注意点が書かれています。私の年代になると、極めてきびしい内容で、衰えを防ぐどころか衰えるスピードを緩やかにするといった現実が述べられている。

筋力が確実にガクンと落ちる

トレーニングの後の筋肉痛は2日くらいたってからようやく表れる

トレーニング効果はあまり感じられない

効果を上げようとするよりも、ケアを最優先にすべきだ

本書に限った話ではないが、筋トレにしてもビジネスでの成功にしても、そこに書かれていることを継続して実行できるようになることが実は一番重要であり、一番難しいことでもある。もしみんなできていれば、その手の本も売れなくなるし、世の中成功者で溢れかえっているでしょうね。

2008-08-22 (Fri)

Tree

[] 3分の2荷重に挑戦

今日リハビリに行ったら、リハビリの先生*1に今日から3分の2荷重をかけてもいいと言われました。

そうは言っても、そう簡単に出来るわけではなく、実際昨日試したときは2分の1の荷重に持っていくのもひーひー言いながらようやく出来たようなレベルで、歩行となると更に難しい。自分では全くできる気がしなかった。

いつものように10分間ジェットバスのような浴槽がついた装置で足を温めた後、念入りにマッサージしてもらいました。その後いくつか足首のリハビリを行った後に、3分の2荷重を試すことに。

少し苦労したものの、なんと3分の2まで体重をのせることに成功。何度か試すうちに精度も高くなってきた。理学療法士は、マッサージャーではないけれど、マッサージの効果は物凄いと実感した。今までも似たようなことがあったけど、マッサージ前と後では、出来なかったことが出来るようになるから不思議です。例えば、足首は直角に曲がらなかったのが、今日は唸りながらも+10度近くまで曲がりました。

でもしばらくすると、また元のコチンコチンの筋肉の状態に戻ってしまうので、歩き始めは自分で少しでもマッサージしてからにするように心掛けています。

毎日毎日の状態変化が目に見えないほど小さなもので、まるで亀の歩みのようですが、少しずつはよくなっているようです。

*1理学療法士が正式名称

2008-08-18 (Mon)

[][] ついに退院!

今日ついに33日間の入院生活にピリオドを打ちました!

病院のスタッフの方々はみんなとてもいい人ばかりで、変な言い方かも知れませんがいい環境に巡り合えたと思います。そう言う意味では居心地がすごく悪かったわけではないのですが、やっぱり我が家に帰りたいし、我が家が一番です。病棟に勤務する人と言うのは、退院する人を見送るときに決してまたお越しくださいとは言えないのが寂しいところですね。

荷重2分の1で松葉杖2本で退院は、ちょっと早めなのでその分大変です。家の中ですら移動に結構苦労します。でも前進するしかありません。

何はともあれ夕飯はリクエストに応えてもらい焼肉とビールでした。うまかった〜。:-) 家のベッドはやっぱり寝心地がサイコーです。

今日からしばらくは自宅療養で、ほぼ毎日のように通院してリハビリに励む予定です。

写真は、病院の廊下と点滴の容器を冷凍にして足を冷やすのに使っていもの。パノラマ写真の方は病室の窓から見えた風景です。

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2008-08-17 (Sun)

自転車をめぐる冒険

[][] 自転車をめぐる冒険

自転車をめぐる冒険」(疋田 智=文、ドロンジョーヌ恩田=絵とつっこみ)

この本も会社の同僚がお見舞いに持って来てくれた本。ツーキニスト疋田氏とドロンジョーヌ恩田女史の共著。

疋田氏の文章にドロンジョーヌが絵と文章で突っ込みを入れていくという構成で、このドロンジョーヌ パートが圧倒的に面白い。雑誌 BiCycle Club の連載で彼女の文章とイラストが面白いのは知っていたが、この本でのイラストは秀逸である。通常はヘタウマなイラストなのだが、時折見せるイラストはかなりウマい。

担当編集者から下ネタは3割以下でお願いしますと言われたそうだが、私が思うに3割なんて軽く超えていると思う。下ネタ以外の部分も含めて、自転車野郎の妻・彼女にもドロンジョーヌのコンテンツは見て欲しいと思う。疋田氏も「はじめに」にて「本書のメインコンテンツは、めくるめくドロン女史のイラスト & コメントである。」と述べているように、面白い。

疋田氏の文章もそれなりにいいのだが、タイトルとあまり関連性がないような話もあり、ところどころ愚痴っぽいのが、読んでいて気になった。

愛情を注がれた自転車は、事故を起こしにくくなる。

これまたそんなことあるわけがないと思われるだろうが、事実だ。

事故を起こしにくくなったかどうかはわかりませんが、少なくとも私は頷くことはできませんでした。立派に事故にあいました...

それはともかくとして、ドロンジョーヌを共著に持ってきたのは成功でしょう。そこの疋田氏の判断力はお見事。

2008-08-16 (Sat)

[] 退院日決定

退院の日程が正式に決まりました。8月18日月曜日です。

今回の退院は完治したからというわけではなく、病院での入院生活から場所を自宅に移して、自宅療養しつつ頻繁に病院に通う生活に切り替えるということです。でも退院には違いないので、やはり嬉しいです。あと2泊したら家に帰れるのですから。

ギブスが外れた足は相変わらず腫れており、そこらじゅうの筋肉がコチコチに固まっているため、足首が全然曲がりません。さすがにもう少し曲がるようにならないと、荷重をかけるどころか歩行も困難な状況です。ひたすらリハビリに励むのみです。

写真は、切断したギブスの残した側。これを見てなぜかロンドンブーツ(芸人じゃないよ)を思い出してしまった。古っ...

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2008-08-15 (Fri)

[] 退院の見通し

f:id:Blackcomb:20080813164558j:image:h400:right入院1ヶ月。

入院中といってもそれなりにやることもあるものですが、そうは言っても普通の生活と比べると変化の少ない毎日です。そんな中でも今日は、いろいろな出来事があった1日でした。

午前中隣のベッドの人が退院していき、昼過ぎには(ずっと仲良くさせていただいた)向かいのベッドの人も退院していった。彼は左足骨折で2カ月と1週間の入院生活でした。もう1人は昨日退院したので、この4人部屋はついに私一人だけになってしまった。無意味に広い個室状態である... そう言えば去年も同じようなことがあったなぁ。

夕方にはとうとう待ちに待ったギブスカットが行われました。本当は明日土曜日の予定だったのですが、医者に懇願して1日早めてもらったわけです。とにかく窮屈で歩きづらく、足首のリハビリもできないし、踵はしびれる、おまけにかゆくてもかけない。こんなものは1日でも早く外したいと思うのは当然。2週間ぶりに見る自分の足は、細く見えた。足の腫れはまだ多少あるものの、かなりひいてきた。その証拠に皮膚が所々シワシワになっている。足首はまったくと言っていいほど動かなくなっていた。脳が動かせと命じても、動くのは足指だけで足首は動かない。こりゃリハビリのし甲斐があるな。

カットしたギブスの半分はしばらく付けたままと言われたので、ここでもまた医者に懇願。交渉成立で、今晩一晩はつけるけど明日からは、既定の荷重以上かけないという条件付きではずれることになった。言ってみるものだ。

さらに退院の予定も相談した。明日ギブスを取って歩いてい見て、何とかなりそうな感触を得ることが出来れば、退院も可能とのこと。退院してもしばらく自宅療養ができることと、週2〜3回通院できるのであれば週明け月曜日にも退院できる見通しとなった!

急展開で少々興奮気味だけど、脱獄 脱出 脱走 退院して家に帰れるかもしれないと思うと、足は治っていないけどやっぱりすごーく嬉しい。

2008-08-14 (Thu)

アミターバ

[] アミターバ ― 無量光明

アミターバ ― 無量光明」(玄侑 宗久著)。

キャバオさんに薦められた一冊。住職であり芥川賞作家でもある玄侑 宗久が、臨死体験記録などをもとに死について描いた物語です。

死期が近づいたときや死が訪れたときというのは、どういうものなのかをその本人の視点でつづっている。煩悩が緩んできて、出来事や景色をカレンダーに従って並べたりしなくなるという現象が起こるそうです。時間の束縛が緩まっている、または複層的な時間が平板な現実に挟まって訪れる。これは、周りの人間から見ると、うわ言を言っている(もしくはボケている)ように映ることかも知れない。

主人公(関西弁です)にこういった現象が現れ始めてくるときの描写は、実にリアルである。正直最初の頃は少し恐怖感すら覚えてしまった。

本書は、決して宗教的なことが綴られただけの物語ではなく、科学的研究の成果や、意識と物質のつながりの新しい理解を開こうとしている量子論心理学など科学的な内容が結構盛り込まれていたので驚いた。アインシュタインの理論も登場します。

自分が実際に死を迎えるとき、きっとこのような体験をするんだろうなと思わせる説得力とリアルな描写に驚かされます。最初は、恐怖感があったけど終盤は健やかというか清らかというか何かそんな読後感を覚えました。

2008-08-13 (Wed)

[] 入院4週間後のレントゲン写真

入院して4週間、手術してから3週間経過した現在のレントゲン写真です。

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プレートやボルトが沢山埋め込まれているのがわかると思います。腓骨は少しくっつき始め、足首の果内もボルトによって矯正されています。医者によると、骨の付き具合に関しては順調だそうです。(^^)v

この状態で相変わらず荷重は3分の1です。実際は、少し痛みがあるので無視しない範囲でと言われており、せいぜい4分の1程度が限界です。

はよくっつけ〜!

2008-08-12 (Tue)

雲

[] 足踏み状態

今日は調子がよくない。

どう良くないかというと、患部(足首)が時々痛むのである。3分の1以下で体重を乗せ気味にするときだけでなく、座っている時や、寝ている時にも、時々ビリっと電流が流れるような痛みが襲ってくる。もちろん、今までもこういったことはあるにはあったが、今日はその頻度がすごく高い。

たまらず医者にもその旨を伝えたが、「無理しないように」と言われただけだった。そろそろレントゲンは撮らないのかと聞いたら、今週は撮りましょうとのことだった。でもその後しばらくしてから戻ってきて急遽今日夕方レントゲンを撮った。

結果を診てまた話に来ますとのことだったけど、19時になってもまだ来ないので、もしかすると今日は来ないのかも... 忙しいんだろうな、きっと。

手術後は、一日一日少しずつ治ってくるのをひたすら我慢強く待つことになると思っていたけど、今日のような痛みがあると、何だかぐーっと後戻りしてしまったみたいで、精神的にもちょっとへこむ。

ビリっと電気が流れるような痛みが頻繁にあると、歩行やリハビリも恐怖心のため影響が出てしまう。

もし順調にいっていれば、明後日くらいから2分の1荷重の可能性もあったのですが、この様子では、2分の1どころか3分の1も満足に荷重できていません。リハビリルームでチェックしたところ、せいぜい4分の1程度でした。

レントゲン結果も気になるし、足の痛みの原因が何なのかはっきりしないのもつらい。この状態は精神的にもよくないなぁ...

話は全然異なるが、今日警察の人が供述書をとるために病院まで来た。いつも思うのだが、警察の書く書類はもの凄くアナログで効率が悪い(少なくとも私にはそう映る)のは、何故なんでしょうね。

2008-08-11 (Mon)

人はなぜツール・ド・フランスに魅せら

[][] 人はなぜツール・ド・フランスに魅せられるのか

人はなぜツール・ド・フランスに魅せられるのか」(土肥志穂著)。

この本も同僚に貸してもらった本。フリーライター土肥志穂が、2000年から取材しているツール・ド・フランスの魅力を独自の視点で伝えてくれます。ボリュームはないので、あっという間に読み終えてしまいます。

有名な 2003年のベロキの落車と、それをぎりぎりで回避して一旦コースアウトしながらも自転車を担いでコース復帰したランス・アームストロングの話から、通常はスポットライトを浴びないような選手やチーム、スタッフなどの話なども織り交ぜて、ツールの魅力が11の物語としてつづられています。

もう少し裏話が沢山あるのかなと期待していたけど、その手の話はあまり奥深くなく比較的あっさりと書かれていたので、個人的にはそこが少し期待外れ。

ツールに詳しい人には物足りないだろうし、まったく知らない人にはちょっとわかりづらい(イメージが湧きにくい)ことが多い気もする。本書にドンピシャとはまるターゲットは、なかなか難しそう。

挿入されている写真は、なかなかいい写真が多くてつい見入ってしまいます。

2008-08-10 (Sun)

Blackcomb2008-08-10

[][] じてんしゃ日記

じてんしゃ日記」、「じてんしゃ日記 2008」(高千穂遙一本木蛮著)。

これも神金で自転車を購入した同僚に借りた本。作家高千穂遙ダイエットで始めた自転車にどっぷりはまり、その勧めで、自転車にのめりこんでいく漫画家一本木蛮の2人による自転車入門書。

入門書と言っても、漫画をベースに自転車の楽しさを伝えてくれる肩の凝らない本です。自転車を始めたばかりの人や今から始めようという人が読むにはいいけど、もうどっぷりはまっている人にはちょっと物足りないかも知れません。

本の中には神金や多摩サイなど私が住んでいる地域と同じなので、すごく親近感を感じ情景も容易に目に浮かびます。個人的にはそこが一番の魅力ですね。

そして借りた本には、なんと高千穂遙の直筆サイン入りです!

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2008-08-09 (Sat)

食べる煮干し

[] すんなりはいかない3分の1

3分の1荷重が始まったのは、喜ばしいことなのですが、少し体重を乗せ気味(もちろん3分の1以下)にすると患部に痛みが走る。結構強い痛みなので、一旦歩くのを休止せざるを得ないほど。でも痛みはすぐにひくので、またすぐに歩きはじめることはできます。

医者に相談したところ、骨が折れているのだから痛いのは仕方がない。でもあまりに痛いようであれば、軽くつく程度にした方がよいとのこと。軽くつく程度でまったく痛くない歩行となると3分の1どころかほぼ4分の1程度の荷重におさえなければならなくなる。

先日は、次のステップは2分の1と書いたけど、本当の意味での3分の1が次のステップになりそう。う〜ん、悔しいけどこればかりはどうしようもない。ここで下手にあせって更に長引くようなことになってはいけないので、今は我慢のときなのでしょう。

2008-08-08 (Fri)

ロードバイクの科学

[][] ロードバイクの科学

ロードバイクの科学」 (ふじい のりあき著)。

この本は、入院する前に読んでいた本で個人的にもお勧めの1冊です。但し、表紙のデザインは最悪ですが... 偶然にも同僚が数名同じような時期に購入しており、我々の間ではベストセラーになりました。著者は、本田技術研究所エンジニアで、ロードバイク歴42年の方です(当然私より年配)。

よくある自転車雑誌などの記事と大きく違うところは、感覚的な説明ではなく科学的に証明した上でのメリットなどを解説しているところでしょう。だから当然説得力がすごくある。その分、難しい計算式が沢山出てきて難解ではある。

それから、本書に親しみを覚える点としては、計算式の元となるデータの多くが著者自身で実験して得られたものを使用しているということでしょう。これはデータの精度云々よりも、本書が好感を持てる点ですね。

Chapter 1 の空気抵抗についての説明などはとてもわかりやすく、私はこれを読んでホイールの選択基準がエアロスポークに絞られました。エアロポジションも大いに学びました。TT バイクにも興味を持つようになったのもこの本の影響です。こういった類の内容は、雑誌でも頻繁に特集されているけど、科学的に裏付けされた解説が載っていることはまずありません。メーカーのホームページでさえも同じです。

Chapter 7 では、手組のホイールについて詳細に解説されています。ちなみに私が入院中に使用している車椅子の後輪のホイールはどうなっているのか調べてみたところ、

  • ローハイトリム
  • 英式バルブ
  • イタリアン6本組
  • スポークは28本
  • クロス組

でした。だからどうだというわけではありませんが... (^^;;

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2008-08-07 (Thu)

Blackcomb2008-08-07

[] 今日から3分の1荷重

術後約2週間、今日から3分の1荷重をかけてもいいと医師に言われました。

今までは、松葉杖でも右足は地面に着くことができない状態でしたが、今日から右足を地面につけてもよくなり、その際の右足にかけることのできる重量が体重の3分の1までということです。

入院してから、ほんの少し痩せたので約22〜23kg まで体重を乗せてもいいことになります。実際、リハビリで体重計を使って、3分の1荷重の感覚を覚える練習をしたのですが、3分の1というのは、感覚的にはびっこでちょこんと足を着く程度でした。もう少し体重を乗せれるのかと思っていたけど、実際はこんなものでした。

そうは言っても、これは私にとっては大きな前進なのです。この3分の1の状態を1〜2週間続けて、レントゲン写真の経過を見ながら、問題なければ次のステップは、2分の1荷重ということになります。

がんばるぞー。

2008-08-06 (Wed)

[] 事故の爪あと

入院して3週間が経ちました。

オートバイに追突されたときは、吹っ飛んで起き上がれなかったので、自分のロードバイクがどんな状態になってしまったのかよくわかりませんでした。私が倒れていた数メートル後ろに愛車があったのですが、よく見えなかったのです。私は倒れていたにも関わらず、愛車はガードレールのパイプにハンドルが引っ掛かって、なんと倒れずに立っていたのです。凄い!ホイールがへしゃげていたというようなことはなかったと思います。たぶん。

そのロードバイクは一旦警察が引き取ったのですが、今は自宅に置いてあります。そこで嫁はんに頼んで、いくつか写真(かなりピンボケ...)を撮ってきてもらいました。

変速機のワイヤーがちぎれていますね。
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アリオネのサドルも表皮がめくれてしまっています。
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ジャージは主に右肩からわき腹にかけて破れてしまったようです。この nalini のジャージは気に入ってたんですが、もう売っていないみたいです。(涙)
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まだ使えるパーツが何なのかを知りたいのですが、それを検証できる人はうちの家族にはいないので、退院するまではわからないということになります。

いずれにせよ、あのフレームはもう駄目と思った方がいいでしょう。トホホ...

[] LIVESTRONG リストバンド

リハビリで1時間ほど病室を離れていたときに、誰かがお見舞いに来てくれたらしく、戻ってみるとベッドサイドのテーブルに LIVESTRONG リストバンド4個と沢山のお菓子が並べられていた。

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せっかく来ていただいたのに、いなくてごめんなさい。そして素敵なお見舞いの品ありがとうございます。

たぶん4時頃に来られたのではないかと思うのですが、誰なのかがわかりません。誰ですか?教えてくださーい!

2008-08-05 (Tue)

[] せいせきの花火は中止

今日開催される予定だったせいせきの花火大会はどうやら中止になったそうです。

ここの病院からは見えるので、楽しみにしていた患者さん達も多かったかも。6階にあるレストランでは、花火大会特別メニューを用意して営業時間も拡大(?)するなど結構力を入れていたようだったので、残念でした。まぁ、私は入院中の身なのでビールを飲めるわけでもなく、特別メニューの有難みもいまいちでしたけどね。

足の痛みはかなりましになってきたけど、地に足をつけることができるわけではないので、まだまだ先は長そうです。たとえしばらく寝たきりでもいいから、退院して家に帰りたいです...

2008-08-04 (Mon)

Blackcomb2008-08-04

[][] カンパニョーロ完全読本

カンパニョーロ完全読本」。これも同僚がお見舞いに持って来てくれたムック本。

創業 75 年となるカンパニョーロのための本です。コンポーネント、ホイール、ウェアの最新モデルが網羅されているだけでなく、75年の軌跡や、歴代リアディレーラー全解説、レコードチェーンホイールコレクションなど見どころ満載です。

ヴィチェンツァ本社工場内の様子や製造途中のパーツなども大変興味深く、鏡面仕上げやアルマイト加工されたパーツは工芸品のような美しさがある。カーボンクランクや肉抜きされたブレーキキャリパーが特に美しい。

私はシマノユーザーですが、こういう風にじっくり見るとカンパもいいなぁと思う。やっぱりイタリアもんですから。でも高いんですよねぇ...

2008-08-03 (Sun)

Blackcomb2008-08-03

[][] ツール100話―ツール・ド・フランス100年の歴史

ツール100話―ツール・ド・フランス100年の歴史」(安家達也著)。

これも同僚が持って来てくれた本です。ツール・ド・フランスの第1回大会から100年の数々のエピソードがほぼ年代順に紹介されている、少しばかりマニア向けの本です。私は、特にレースに詳しいわけでもないので、もちろん知らないことだらけでした。

昔のツールのルールは、今から考えると信じられないものばかりです。例えば、変速機はの使用は許可しないというもの。理由は、「選手は自転車を使ってレースをしているのであって、自転車に使われてはならない。変速機を使うのは卑怯だ。」だそうです。あるいは、パンク修理はすべて選手自身で行わなければならず、選手たちはタイヤを背中でクロスして両肩にかけ、ポンプも持ってレースをしていた。ホイールの交換も禁止されており、フォークが折れたりした場合は、近所の村の鍛冶屋かなにかを自分で探して、そこで自分自身で修理しなければならなかった。今思うと理解しがたいほど奇妙な信念とルールです。

こんなルールのもとで、総距離が 5,000km を超える年も多かったというから、その苛酷さは相当なものだったでしょう。

ツールが他のスポーツと異なることの1つに、真剣勝負であると同時に紳士協定のような暗黙のルールがあることかも知れません。これにより、単に相手を蹴落としてでも競り勝つといった以上の魅力が生まれているのは間違いありません。

ファウスト・コッピ (Fausto Coppi)、ベルナール・イノー (Bernard Hinault)、エディ・メルクス (Eddy Merckx)、グレッグ・レモン (Greg LeMond)、インドゥライン (Miguel Indurain)、ランス・アームストロング (Lance Armstrong) など、名前くらいしか知らなかった巨人たちがいかに凄い人たちだったのかを知るにもよい本でしょう。

もちろん、これを読んでも速くなるわけではありませんけどね。

2008-08-02 (Sat)

[] マイヨ・ヴェール(?) を身をまとった

今日の午後、足に埋め込まれていたホッチキスのようなものをすべて外した。これはペンチのようなものを使って1つずつ外していった。まさにホッチキスを外すような感じ。

その後、ギブスを巻いてもらいました。ギブスと聞くと、私は、星飛馬の大リーグボール養成ギブスを思い出してしまう(古っ..)のだが、もちろんあれとはかなり違います。(^^;

包帯のようなものを湿らせてから巻いていき、それが乾くとカチンカチンに固まるという不思議な素材なのです。このギブスには、色のバリエーションがあり、患者が好きな色を選択できるとのことで、白・黄色・緑色・青色・ピンクの中から選んでくれと言われたので、ここはやはりマイヨ・ジョーヌにあやかって黄色だろうと思い、黄色を希望。ところが、黄色に限ってサイズの在庫切れだと言われたので、では次はマイヨ・ヴェールの色だろうということで、緑色を希望しました。(^_^)

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踵にはゴムのヒールがついており、少し足をつくことができるようになりました。今日から2週間はこのギブスをつけたままなので、かゆくなったりふくらはぎが細くなったりすることでしょうけど、これが近道だと信じて我慢するしかありませんね。

2008-08-01 (Fri)

窓

[] 窓のある生活

私が入院している病室は4人部屋で、一昨日、昨日と2人続けて退院していきました。2人ともとてもいい笑顔だったのが忘れられません。いつかは私も...

そこで、看護士さんにお願いして、部屋の入口側のベッドから窓際のベッドへとお引越しをしました。

窓のある生活はやっぱりいいもんですねぇ。

また、リハビリでは松葉杖で少しだけ外を歩いてみた。こうやって松葉杖で歩いてみると、普通の人だと無意識で歩いているようなふつーの道も、ゆるやかに坂になっていたり、斜めになっていたりと、普段気付かないような発見があるもんなんだとちょっぴり感心しました。2週間ぶりの外の空気は、心地よい暑さでした。