待望のニューホイール MAVIC Ksyrium SLR

いろいろトラブルがあったけど、昨日ようやく Mavic Ksyriim SLR がすべて揃いました!実はリアホイールだけは届いていたのですが、フロントホイールがありませんでした。色々何があったかというと、ざっとこんな感じ。

  • 4月21日 Canyon のサイトにて購入。Canyon のオンラインストアは、Canyon のバイクだけではなく、コンポーネントからアクセサリーまで色々なメーカーのものを取り扱っています。意外と知らない方もいるかもしれませんが、ものによってはかなり安く購入できるのが魅力。もちろん wiggle などと比べると品ぞろえは多くないけど、厳選された品々でときどき掘り出し物が見つかります。今回の Mavic Ksyrium SLR もその一つ。私の調べた限りでは国内外で一番安かったのがここでした。ブレーキパッド Exalith 2 もなかなか安かったので、予備で2セット買っておきました。注意点は、送料がかかることです。今回は送料分払っても、まだかなり安かったのでここで買いました。
  • 5月1日 なかなか発送されないなと思って注文直後に来ていたメールなどをちゃんと読んだところ、支払方法がクレジットカード払いではなく国際送金払いになっていたことが判明。つまり、私の送金待ちだったといオチ。夜中にポチるとこういうミスをするからよくない... 気を取り直してサポートに連絡して、クレジットカード払いの手続き依頼をする。
  • 5月4日 クレジットカード払いのリンクがメールで送られてきたので処理する。
  • 5月5日 発送メールが届く。ドイツのDHLのトラッキング番号のリンクも書かれていました。
  • 5月14日 ようやく荷物が到着!軽いけど大きな段ボール。消費税と地方消費税と通関料で合計 6,600円でした。ところが、段ボールの中にはホイールバッグに入ったリアホイールだけしか入っていませんでした。一瞬、「もしかして自分がホイールセットと思って買ったのは実はリアのみだったのか?だから安かったのか。でもそれだと高過ぎる!」などが頭をよぎって冷や汗出ましたが、確認するとやはり前後セットでした。付属されているはずのクイックやブレーキパッド、工具、ユーザーガイドなどがすべてないではないか。これはやはりおかしい。サポートに連絡したら、日本語メールで返信来ました。ここなら英語が苦手な人も日本語でサポートが得られますね。「ドイツ本社に確認します」とのことでした。
  • 5月15日 リクエストがあったので、商品や梱包の写真と送られてきたものと不足分の詳細をメールにて送りました。
  • 5月18日 ドイツ本社にて調査しますという連絡メールが来ました。
  • 5月20日 不足品のオーダー番号がドイツ本社にて作成された。発送にはまだ少し時間がかかるとのこと。
  • 5月21日 もしかして2個口だったのでは?と聞いてみた返事は、1個口で2個のホイールが入っているはずとのこと。もしかして疑われてる? (^^; 無事に発送されたとしても上述の消費税が2重に請求される可能性があるので何とかならないかと相談を持ち掛けたところ、一旦 Canyon Japan 宛てに送ってから私宛てに送ってくれるとのこと。ありがたや。
  • 5月29日 ドイツから発送されたらしいがトラッキング番号がわからないとの連絡あり。
  • 6月5日 Canyon Japan にフロントホイールと付属品の不足分が到着したという連絡を、各品の写真付きでメールをもらう
  • 6月6日 クロネコヤマトで無事到着!中身も問題なし。

一時はどうなるかと思いましたが、Canyon Japan のきめ細やかななサポートのおかげで、本来の形にたどり着くことができました。サポートがしっかりしていると何かあったときに本当に助かりますね。

肝心の Ksyrium SLR ですが、実はずっと欲しかったホイールで Ksyrium 125 が出たときにかなりぐらつきました。アクセントカラーのイエローは私のバイクのカラーリングにもマッチすると思ったことも事実ですが、やっぱり私的にはイエローはない方がすっきりするので、次期 Ksyrium SLR の登場を待つことにしました。そして登場した SLR 2015モデルがイエローのさし色以外は Ksyrium 125 の仕様そのものでした。待った甲斐がありましたね。

アルミクリンチャーとしては決して安くないので、そうであればカーボンディープの Cosmic Carbon や Enve なども射程圏内ということで他のホイールも比較検討しました。でも結局、性能が高くて使用頻度が高そうなホイールになりそうなものということで Ksyrium SLR に決定しました。

付属のタイヤは Yksion Pro 25 Griplink (フロント)、Powerlink (リア) で、前後種類を分けているところが芸が細かい。デフォルトで前後 25c というのは最近のトレンドに合わせたものなのでしょう。乗り心地はなかなか良いです。
スペックでは

  • タイヤ 700x25: 210g
  • ペア: 1355g (タイヤ込 1775g)
  • フロン: 605g (タイヤ込 815g)
  • リア: 750g (タイヤ込 960g)

となっていますが、実際に測ってみたところ、

  • ペア: 2007g (クイック込 2213g)
  • フロント: 933g (クイック込 984g)
  • リア: 1074g (クイック込 1229g)

となっており、カタログ値との誤差はペアで+232g と思ったより大きいですね。そうは言っても、現在使用している Fulcrum Racing 1の重量(タイヤは Continental GP-4000S) はクイック込で、

  • ペア: 2352g
  • フロント: 1072g
  • リア: 1280g

なので、軽くなっていることには違いはないです。踏み出しの瞬間に「軽っ」と驚くほどではないですかね。でもカチッとしたフィーリングはパワーロスがなさそうでいいですね。ISM 4D は空気抵抗削減、軽量化などが図られているそうですが、30km走った程度では私には正直よくわかりません。(^^;; でも、とてもとても美しいです。(^^)

また、ブレーキ面が黒なのでスタイリングがぐっと引き締まった印象になりますね。Exalith のときもそうでしたが、Exalith 2 は最初だけだと思いますが、あてぎきではなくグッとブレーキレバーを握って泊まろうとするとかなりうるさいです。キュイーンからキーー!という爆音。あのきゅいーんという音はExalith 2の方が大きいと思いました。
トラコンプだのISM4Dだのこのホイールにはいろいろなテクノロジーが投入されているらしく、R-SYS と共にアルミクリンチャーの最高峰だと思います。テクノロジーの詳細はこちらでどうぞ。
注: 今日 Canyon のサイトをみたところ、Ksyrium SLR の販売は終了してしまっているようでしたが、オーダーする際にカンパのフリーにするのか SHIMANO/SRAM にするのかといった選択肢がありませんでした。これはポチッた後で気づいたので、ホイールを購入される方はご注意を。ちなみに SHIMANOでした。