決勝は三菱重工対決になった模様ですが…なんという死闘だ……自分の体が耐えられるか微妙だけど、これ絶対いい試合だったんだろうなぁ。お互い守安君・鮫島君と既に準決勝でエースを使ってたから、もう総力戦だったんだろうね。9回〜11回の点の動きを見る限りだと、決勝にタイブレークのルールが存在するのが勿体無い感じ。
中日ってチームがいかにド畜生か、よくわかったよ。引き抜いた人材を全く生かせてませんよってことをこうして見せ付けてるんだからな…！！懐かしの顔合わせ？違うよ。社会人野球チーム風情が全然手が届かないような存在に仕立てあげることが、元のチームに対する恩返しってもんなんだから。
あと、地味に衝撃を受けた勝利。JFE東日本に勝てるのか…！！
スタメンはこちら。
＜先攻・東京ガス＞
1(左)柴山
2(中)坂井
3(遊)中山
4(指)佐々木
5(一)地引
6(三)濱田晃
7(捕)安本
8(右)建部
9(二)板崎
(投)宮谷
＜後攻・新日鐵住金鹿島＞
1(中)藤本
2(左)中村
3(三)中島
4(指)高畠
5(二)林
6(一)福盛
7(遊)渡部
8(捕)片葺
9(右)江藤
(投)嶋田
お、大ちゃん四番とか久しぶりに見たなぁ。
っていうかこの住金鹿島のピッチャー、何となく個人的にいい印象がない気がするんだけど大丈夫なの？と思った矢先の初回から1アウトから一二塁のピンチ。ここは何とか凌いで、2回は三者凡退。思ってたよりやるんだねぇと思ったのも束の間、1アウトから柴山君にソロムランを打たれてしまい、東京ガスに先制を許します。
続く坂井君にはスリーベースを打たれ、さらに中山君にはタイムリーを打たれて2点目。続く大ちゃんにフォアボールを与えたところで真島君に交代しますが、地引君のことは三振に仕留めたものの、続く濱田君に2点タイムリーツーベースを打たれてしまいました。
まぁここは打線が点を取ってフォローしてあげたいところ…でしたが、東京ガスの先発・宮谷君のピッチングが非常に良く、5回までほとんど手も足も出ないような状態。さすがにヤバいと思ったのか、住金鹿島は途中から堀越君を投入したりしましたが、6回裏にエラーから堀越君がヒットで続いて一二塁として、木村君がタイムリーを打って1点返すのがやっとな感じ。回を重ねれば重ねるほど、東京ガスとの力の差が明らかになって、ちょっと見てられないなぁという感じがしてしまいました。
さらに東京ガスは7回表にはエラーで1点を追加、8回表には途中出場の小野田君のソロムランでダメ押しと、完膚なきまでに住金鹿島を叩き潰す感じ。敢えてコールドにしなかったのも、9回裏に2アウト一二塁のチャンスを与えたのも、東京ガスの慈悲だよ、きっと。
というわけで、6-1で東京ガスが勝利しました。
富士重工業は相変わらず強いし、日立はいい戦力補強が出来てるみたいだし、これは住金鹿島は今年もダメかもわからんね…この日はちょっと戦力を温存したっぽいから、まだ本気出してないだけなのかもしてないけど…
＜本日の投手リレー＞
東京ガス：宮谷（7回）‐難波（2回）
新日鐵住金鹿島：嶋田（2回・1/3）‐真島（1回・2/3）‐山井（1回）‐玉置（4回）
山井君がアンダースローになっていたこと。
何だこの山田久志みたいなフォームは…少なくとも2年前に全足利の補強で見かけた時は普通のオーバーハンドだったぞ…2年の間に何があったんだ…星飛雄馬か。
肘とかを痛めてサイドスローに転向、みたいな話はよく聞くけど、アンダースローに転向するのってそういう事情じゃないよね、きっと…
しかも山井君って、オーバーハンドの頃はストレートで140km前後ぐらいを出せるピッチャーだったはずだけど、アンダーなので球速がガタ落ち。本格派タイプのピッチャーだと思ってたので、よほどの事情がなければ、完全に長所を潰しにかかったフォーム変更としか思えないのですが…やっぱ星飛雄馬なのか。
もしこのブログをご覧になっている方で、住金鹿島に詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください。結構ショックを受けたので…
スタメンはこちら。
＜先攻・三菱日立パワーシステムズ横浜＞
1(右)中西
2(三)栗林
3(一)竹内
4(中)常道
5(指)対馬
6(二)久保
7(遊)平尾
8(捕)前田
9(左)園田
(投)亀川
＜後攻・NTT東日本＞
1(遊)福田周
2(二)宮内
3(指)北道
4(右)越前
5(一)喜納
6(左)桝澤
7(三)矢島
8(捕)上田
9(中)目黒
(投)渡邉
これこれ、この二遊間ですよNTT東日本。何でこの二遊間を社会人対抗戦の時に見せてくれなかったかなぁ？しかも二人で一二番を勤める…紫紺の戦士歓喜じゃないですか。
それにしても、MHPSの打線にベンさんの名前がない…
相手チーム的な意味で安心感がありますが、三番と四番はいいバッターなので、この辺りの前にはランナーを出さないようにしたいところですね。
さて、NTT東日本の先発は渡邉君です。
相手の先発がなんかガチだし、安田さん怖いけど頑張ろう(爆)
渡邉君のピッチングは、前回社会人対抗戦で見た時と同様な、丁寧なピッチング。2回表に先頭の常道君にフォアボールを与え、対馬君にはバントを許すも、久保君にはまたもフォアボール。迎えた平尾君の打球は当たり的にセカンドゲッツーだ！と思いきや宮内君が取り損ねる…なんて味方に足を引っ張られたりもしましたが、後続をしっかり抑えられたので、良かったのではないかと。満塁だからって慌てたような様子もなかったしね。
前回大変好評をいただいたので、調子に乗って渡邉君の写真を色々貼りまくってみます。
社会人対抗戦であまり投げてる写真を撮らなかったのは、個人的に神宮でピッチャーの写真を撮るのが苦手なのと、三塁側で撮ってて「これは一塁側から撮ったほうが映えるタイプの人だ」と感じたこと、あと大田スタジアムで撮ったほうがもっといい写真を撮れるという自信があったからです(爆)まさかこんなに早く撮影の機会が再び訪れるとは思いませんでしたが…
私信＞NTT東日本公式の中の人はすごくいい写真を撮ってくれるので(勝手に参考にさせてもらってます)、都市対抗予選・本戦辺りでもし登板の機会があれば、公式の写真をご覧になることをぜひオススメします。
んで、その裏のNTT東日本の攻撃。喜納君と桝澤君の連打でノーアウト二三塁とし、ここで矢島君が犠牲フライを打って、NTT東日本が先制。続く上田さんは三振で、目黒さんには亀川さんが勝負を嫌ったようなフォアボール。2アウト一三塁で福田君との勝負に出ますが、福田君の当たりはショートへのちょっと厳しい当たりで、これがエラーを誘発。この間にランナーが2人還って、NTT東日本はさらに2点を追加。ちょっとこれは、亀川さん的には計算外だったかしら。
MHPSは亀川さんを4回で諦め、5回からは松田君が登板。リリーフもガチだな…
しかし1アウトから宮内君が出塁して盗塁を決め、2アウトから迎えた越前君がタイムリーツーベースを放ち追加点。6回裏にもノーアウト一二塁から上田さんのタイムリーがあったり、7回裏には途中出場の鈴木君のタイムリーツーベースがあったりして、コンスタントに点を取り、差を広げていくNTT東日本。
投げる方も先発の渡邉君が5回までしっかり投げきって試合を作り、次のバトンを受けた森山君はツーベースを1本打たれはしたものの、2回を投げて5奪三振という神リリーフ。なんて素晴らしい試合展開。NTT東日本もこんないい試合運びが出来るようになったんだ！と感動した矢先の8回表の出来事でした。
この回からNTT東日本は末永君が登板。しかし先頭の園田君にいきなりフォアボールを与え、嫌な予感。2アウトまではいったものの、啓人君にタイムリーツーベースを打たれてしまい、1点を返されます。さらに9回表には先頭の対馬君・久保君に連打を許し、ノーアウト一二塁という嫌な雰囲気。流れが大分MHPSに傾きつつあるなぁと思った直後、平尾君に3ランを打たれてしまい2点差に。ちょっとこの平尾君の中の人、もしかしてベンさんじゃない？(爆)
一応飯塚さんが末永君に声をかけに行ったんですが、このタイミングが平尾さんの次の前田君をショートゴロに打ち取った後という意味不明なタイミング。声をかけに行くなら、平尾さんの打席の前後ぐらいだろうがよ…と思ってしまいました。なんかこう、飯塚さんはKYというか、なんかよくわからないタイミングで出てくるなぁってことがちょいちょいある気がします。
個人的にはこれ飯塚さんのせいとしか思えないんですが(末永君も長年酷使された劣化があると思うけど)、迎えた園田君にまたもフォアボール。中西君は三振に仕留めるものの、栗林君にはヒットを打たれて2アウト一二塁。こんな場面で竹内君を迎えて、いい加減勘弁してください、と思ったら三振でスリーアウトを取ってくれました。ああよかった。
というわけで、6-4でNTT東日本が勝利しました。
＜本日の投手リレー＞
三菱日立パワーシステムズ横浜：亀川（4回）‐松田（3回）‐トクナガ（1回）
NTT東日本：渡邉（5回）‐森山（2回）‐末永（2回）
桝澤君です！！何故外野守備で走るたびに毎回帽子が落ちていってるんでしょうか(爆)
っていうか大学時代から桝澤君のこと知ってたのに気づかなかったのかよ、と思って過去の観戦記録を見返した結果、自分が見た桝澤君は代打だったりDHに入ったりしてて、外野の守備機会が一度もなかったみたいです。
というわけで、桝澤君が外野守備に入ったら期待しましょう(何を)
あ、帽子飛ばす系男子で思い出したけど、西村君がこの日のシートノックの時にグラウンドに下りてきてました。怪我よくなったのかな？近いうちに登板するところが見れるかもしれない…NTT東日本の動向も少し気にしておこう。
この日の喜納君はファーストの守備についてました。イメージ全然ないけど、無難にこなしていたのでファーストも全然いけそう。打つ方も変わらず調子いいし。
それにしても、ファーストを守る背番号10か……身長全然足りないけど(多分10センチぐらい違うと思う)、やっぱりあの人を思い出してしまう。
もうこんな写真は二度と撮れないとわかってるけど、いつか帰ってきてくれないかな、なんて。この写真なんて、5年前の写真なのにね…未だに忘れられない選手なんですよ。
