ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

4/30 第65回JABA京都大会・準決勝 日本生命vsパナソニック【公式戦】

スタメンはこちら。

<先攻・日本生命
1(中)福富
2(二)原田
3(右)上西
4(左)皆川
5(一)廣本
6(捕)古川
7(指)高橋英
8(遊)ヴィットル
9(三)河野
(投)草場
<後攻・パナソニック
1(二)法兼
2(遊)諸永
3(捕)三上
4(指)片山
5(右)井上
6(左)田中宗
7(一)柳田
8(三)阪口
9(中)藤井健
(投)吉川

日本生命の先発は草場君。何か注目されてるんだっけ?よく知らないけど。
そういえば去年の全日本で見たけど、何も覚えてない。当時のレポでは打たれてるとこしか見ていなかったようだ。そりゃ覚えてないわな。
んで、その草場君の立ち上がりは、法兼君を打ち取った後に諸永君にフォアボール、三上君・片山君にヒットを打たれて、早速1アウト満塁のピンチ。井上君のことは浅いフライに仕留めますが、そうちゃんの打席でフォアボールを出して押し出し。パナソニックに先制点を与えます。
2回も連打で1アウト一二塁のピンチとなりましたが、ここは何とか無失点に凌ぎますが、続く3回裏。井上君がソロムランを放ち、パナソニックが追加点をあげます。これにはミツルさんもニッコリ。

続くそうちゃんにはまたフォアボールを与え、柳田君はバント。2アウト二塁となったところで、阪口君が2ランを放ち、パナソニックが4点目を追加しました。還ってきた阪口君はベンチ内でリンチに遭っていました(誤)

続く藤井健君にもヒットを打たれたところで、草場君は降板。うん、仕方ないね。だってフォローのしようがない内容だもの。
一方、パナソニックの先発・吉川君。こちらは対照的にかなり安定したピッチングでした。

2回裏に連打を食らって、1アウト一二塁のピンチがありましたが。結構落ち着いていて、サクサクっと処理できていましたね。さすがですね。
日生は4回から登板した山根君が頑張っていて、壊れた試合を大分立て直していたと思います。しかし、日生打線は吉川君を攻略できず、2回以降チャンスらしいチャンスも作れずにいました。
しかし8回表、2アウトから原田君がツーベースで出塁。上西君は粘ってフォアボールをゲット。一二塁となったところで、皆川君がタイムリーツーベースを放ち、日生が2点を返します。

さらに皆川君は三盗を決めて、尚もランナー三塁と得点のチャンス。しかし次の廣本君は続くことができず、反撃は2点で終了。日生はここで力尽きたのか、9回は3者三振というあっさりとした内容で散ってしまいました。
9回に3者三振という内容からもおわかりのとおり、吉川君は9回まで投げても球の質が衰えることがありませんでした。

というわけで、4‐2でパナソニックが勝利しました。

<本日の投手リレー>
日本生命:草場(2回・2/3)‐太田(1/3回)‐山根(5回)
パナソニック:吉川(9回)

疑似近畿二次予選って感じだけど、いつもこんな質の高い試合を繰り広げてるのかなって思うと、近畿地区のレベルが高いのがよくわかります。

4/30 第65回JABA京都大会・準決勝 東芝vs大阪ガス【公式戦】

スタメンはこちら。

<先攻・東芝
1(右)石川
2(中)佐藤旭
3(二)松本幸
4(三)吉田
5(一)服部
6(指)福山
7(左)小川
8(捕)柴原
9(遊)堀米
(投)岡野
<後攻・大阪ガス
1(三)青柳
2(中)宮崎
3(二)峰下
4(左)土井
5(右)近本
6(遊)花本
7(一)伊藤諒
8(指)古川
9(捕)浅田
(投)温水

そうか、昨日の大ガスのスタメンはガチメンではなかったのか。いやまぁちょっと安心しました。
本日の岡野君、なんか調子悪そうだったなぁ。全体的にあんまりストライクが入らない、ボール先行な感じ。
そんな岡野君は、初回から先頭の青柳君にヒットを打たれ、盗塁を決められ、いきなり得点圏にランナーを背負うピンチ。宮崎君は打ち取りましたが、峰下君にセンター前へのヒットを打たれ、本塁への突入を許します。しかしここは、旭君の好返球があり、ホームタッチアウトで得点を阻止。ですが、直後に土井君に2ランを打たれ、大阪ガスに先制を許します。

うーん、完璧な当たりだったね。
一方、大阪ガスの先発は温水君。ぬっくんやんけ!(ぬっくん言いたいだけ)

立ち上がりは三凡で上々だったのですが、3回表、先頭の堀米君をエラーで出塁させたところから崩れ始めます。エラーといっても、セカンドが捕球した難しめのゴロを、ピッチャーがファーストにカバーに入るプレーだったのですが、ぬっくんが体勢を崩してしまって、セーフになってしまったような感じです。厳しい当たりだったので、内野安打かなと思ったんだけど。んで、続く石川君・旭君と連打を許してノーアウト満塁。ここで松本幸一郎が犠牲フライを放ち、東芝がまず1点を返します。

さらに続く吉田君がタイムリーを放ち、同点に追いつきました。
4回表、この回先頭の小川君がフォアボール、バントを挟んで堀米君がヒットを放って、1アウト一三塁。ここで石川君がタイムリーを放って勝ち越し。さらに旭君が続いて満塁となったところで、ぬっくんは降板。中谷君に代わりますが、無傷で切り抜けることはできず、またも松本幸一郎の犠牲フライが出て、もう1点を追加しました。
で、5回表には柴原君の犠牲フライが出たり、6回表には松本幸一郎のタイムリーツーベースと服部君の2点タイムリーツーベースがあって3点を追加したり、7回表には旭君が本日チームで4本目となる犠牲フライを放ってもう1点を追加したりと、東芝が打線で圧倒。これだけボコボコにされちゃうと、大阪ガス的にはどうしようもできないな。
とはいうものの…一応チャンスで得点はできてたけど、犠牲フライで最低限の得点だけしとくって場面が多かったのは、勿体なかったというか、もっと派手にドンパチで来たんじゃないかって気がしてしまうというか…点も取ってるしリードも大きいんだけど、なんか不満が残っちゃう感じの攻撃だったかもな。
岡野君は回を重ねても修正ができていないような気がしましたが、悪いなりに何とか抑えたって感じなのかな。4回裏にランナー二塁のピンチがありましたが、ここでも旭君の好返球に救われていました。いやー、うん。旭は神!って感じでした。
というわけで、9‐2で東芝が7回コールド勝ちを収めました。

<本日の投手リレー>
東芝:岡野(7回)
大阪ガス:温水(3回・1/3)‐中谷(1回・2/3)‐飯塚(1回・1/3)‐緒方(2/3回)

4/30 第65回JABA京都大会・決勝 東芝vパナソニック【公式戦】

スタメンはこちら。

<先攻・東芝
1(右)石川
2(中)佐藤旭
3(二)松本幸
4(三)吉田
5(一)服部
6(指)福山
7(左)小川
8(捕)柴原
9(遊)堀米
(投)加嶋
<後攻・パナソニック
1(二)法兼
2(遊)諸永
3(捕)三上
4(指)片山
5(右)井上
6(左)田中宗
7(一)柳田
8(三)阪口
9(中)藤井健
(投)榎本

両チームとも準決勝からスタメンに変更なしですね。
先制したのはパナ。2回裏、この回先頭の井上君がフォアボールで出塁すると、そうちゃんがタイムリーツーベースを放って早速先制。この時のそうちゃんのガッツポーズが撮れなかったのが悔やまれる。さらに1アウト三塁となったところで、阪口君がスクイズを決めて、もう1点追加。初球からしっかり決めてくるとは、やりますね。
さらに3回裏、先頭の諸永君がツーベースで出塁、片山君がヒットで続いてノーアウト一三塁としたところで、井上君がタイムリーを放ち追加点をあげます。井上君は何だか調子がよさそうね。

そうちゃんを打ち取ったところで、加嶋君は交代。岡本君が登板します。加嶋君…最近随分頭角を現してきたなぁと思ってたんだけど、ちょいちょいやってしまうところが見られる気がする。
岡本君は3回のピンチは凌ぎますが、4回表、1アウトから藤井健君にフォアボール。法兼君と諸永君にヒットを許して満塁に。ここで三上君に2点タイムリーを打たれます。

打った三上君はこの顔である。

こういう時についさっき絶好調だった打線が援護してあげたいところなんですが、パナソニックの先発・榎本君を捉えることができず。

しかし5回表、この回先頭の金子君と小川君が2連続エラーにより出塁。さらに柴原君もヒットで出塁して、ノーアウト満塁のチャンス。相手のミスから出た、またとない大チャンスです。ここで堀米君に代わって、代打の松永君が起用されますが、浅い外野フライで三塁ランナーは還れず。石川君には大河原さんを代打で起用しますが、ゲッツーで終了。わたくしはこの東芝の攻撃を見た時、この試合の東芝の負けを確信しました。
榎本君は5回のピンチはあったものの、それ以降はちゃんと立て直していました。7回にも1アウト一二塁のピンチはあったけど、まぁ何てことはなかったかな。
このまま完投ペースかなと思ったのですが、パナソニックは9回から藤井君を投入しました。藤井君は最初の3球ぐらいおかしかったですけど、何てことはなかったですね。

というわけで、5‐0でパナソニックが勝利。JABA京都大会優勝を決めました。

<本日の投手リレー>
東芝:加嶋(2回・1/3)‐岡本(3回・2/3)‐宮川(2回)
パナソニック:榎本(8回)‐藤井聖(1回)

  • 愛の鞭

東芝は8回から宮川君が登板していました。2イニングとも無失点に抑えはしたけど、なんかあんまり良くなかったんですよね。
多分それは、一緒にプレーしている選手のほうがよくわかっていたと思うのですが、宮川君が登板した時から、ライトの小川君がすごい声を出していたような気がする。
もしかしたらその前から声出してたのかもしれないけど、宮川君にかける言葉が結構厳しいのと、声質のせいかスタンドから檄を飛ばしているおじさんみたいな感じがして、かなり耳に入ってきて正直怖かった(爆)
大学の後輩だからね、そりゃそうかね。

  • 個人賞

MVPはパナの榎本君。この試合の内容も良かったけど、日本新薬戦もよかったんじゃないかと思う。詳しい内容は後日パナ公式にアップされるんじゃないかな。
敢闘賞は岡本君。リリーバーが賞を貰えるのって珍しい気がする。
首位打者東芝の石川君。…え、じゃあ5回のアレって、今大会首位打者賞を獲るレベルで調子が良かった選手に対して代打を出したってこと?
…俺ああいう采配が東芝をダメにしてる気がするわ。

  • っていうか今気づいた

梶原さん、監督じゃなくなってたのかよ…!
いやまぁ、パナすごい調子悪そうだったからね。調子悪そうというか、JABAの速報を見る限り、どの試合についても面白い点が1個もなさそうに見えたというか。
監督が代わるだけでこんなに野球の内容が変わるものなのか…