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2016-05-28

Boaz2016-05-28

昨日、愛媛県美術館で「ジブリ レイアウト展」を見てきた。

レイアウトというのは、アニメの画面設計のことで、詳しくは

http://www.ntv.co.jp/layout/about/03.html

こちらで解説されている。


鉛筆でラフに描き殴ったものを、よくこんなふうに興行して展示できるな、

と思ったが、実際に見てみると圧倒される。


特に宮崎駿が描いたレイアウトの線は、一発で決まっていて、みんな動き

出しそうである。これから動かすための絵なのだから当たり前だが、線に

迷いがないのだ。


晩年のものもいいが、初期の「アルプスの少女ハイジ」とか「母をたずねて

三千里」で残された貴重なレイアウトの線は、躍動していて若い。


一方、高畑勲監督は絵が描けない人なので、レイアウトはアニメーター

描いていると思われる。

なんともキチッとした線で、そのまま原画になりそうである。


おそらく制作スタジオや監督によって、絵コンテやレイアウトの方法は

様々なのだろう。

ジブリの方式を他の人がやっているのかどうかは知らないのだが、展示で

上映していた宮崎監督のインタビューによると、レイアウトはそもそも

スタッフがとりかかる時間を短縮したいためにできたものだそうだ。


大勢の人の意志を統一するための方法は、アニメだけでなく、他の分野

でも応用できそうな気がする。

2016-05-27

Boaz2016-05-27

金曜ロードショーで「ソロモンの偽証」を見た。

友だちが面白いと言っていたので映画館で見ようと思っていたら終わっていた

作品だ。

先週の前編を見て、原作も読んでみようかなと思ったら文庫本で6冊もあった

ので諦めた。


というわけで、以下はテレビ放送されたものだけを見た感想。


学校で中学生だけが模擬裁判をやる、という設定は、1960年代ぐらいの青春映画

ならわりとリアリティがあったかもしれないが、1990年だとちょっと厳しい。

おそらく原作では、そのあたりを丁寧に描いて読者を納得させているのだろう。


それでも、原作の熱量のせいか、映画化されたものでも見応えがあった。

何より演じている中学生役の子たちが、すれてなくて良かった。

一歩間違えると中学生日記みたいになってしまう危うさがスリリングだった。



自殺した柏木という生徒は、他人を偽善者だと非難したり、人殺しの血が流れて

いる人間は不幸になると決めつけたり、ずいぶんとひどいことを言っている。


なので、視聴者は彼が死んでもあまり同情はしないだろう。

では、なぜこういうキャラクターを自殺させたのか。


そもそも、学校で中学生だけが模擬裁判をやるというのが、いかにもリベラル

好みそうなことだが、その原因になったのは、自分のことを棚に上げて他人を

批判ばかりする子供である。

私が勝手に深読みすれば、柏木は左翼の象徴である。


もはや自殺するしかないほど追い詰められた左翼を乗り越えて、それでも生きて

新しい連帯を作っていこう、というメッセージだったのではないか、と妄想する。

こんなことを感じたのは私だけだと思うが。


小説では、もっと詳しく柏木の背景を語っているだろうから、私の思いつきは

的外れだろうけど、テレビを見ただけだと、こんな変な中学生がいるものだろうか、

と思ってしまう。



あと、どうしてもスッキリしないのは、犯人扱いされた大出という少年の父親

どうなったのか、映画では描かれなかったことである。

あのDV男は、ずっとあのままなのか、それとも何らかの罰が下されるのか。

そのまま暴力を振るい続けているとしたら、救いがない。


もうひとつは、黒木華が演じた教師の隣に住んでいた女である。

なぜ彼女が黒木華を恨むのかも、映画を見ただけではよく分からなかった。

後篇で、ドアを開けたらいきなりワインの瓶で殴られたのには、本当に驚いた。

しかも、そのあと加害者の女はどうなったのか、全く触れられておらず、これも

モヤモヤした。


やはり小説を読むしかなさそうである。

さとしさとし 2016/05/30 17:33 残念だけど、放送は番組の枠に合わせて大幅に(特に後編は1時間近く)短くなっているので、そのもやもや感が高まるのだと思う。
大出君のお父さんや、森内先生の隣の女もそれなりのオチはついているけれどすべてカットされちゃっているよ。
もし暇があったらDVDで観てくれ。
不良でも、優等生でもないその他大勢の普通の生徒の復権のドラマだと、個人的には思ってる。

BoazBoaz 2016/05/31 13:42 そんなにカットされていたのか。監督も悔しいだろうなぁ……
DVDが旧作扱いになったら見てみることにするよ。

2016-05-19

ローソンの「ごちうさ」クリアファイル5枚コンプリート。

田舎だから余裕であったけど、クリアファイル1枚につき日清どん兵衛2個だから

合計10個のカップ麺を買ったことになる。

なるべく早めに消費しよう。

2016-04-30

Boaz2016-04-30

NHKのドラマ「トットテレビ」を見た。

満島ひかりは相変わらず上手い。

こういうテレビの草創期を回顧する話って、何回かブームがあるけど、なぜ

今になってこの企画なのだろう? 


ところで若い人は斉藤由貴主演の「トットチャンネル」をご存知だろうか? 

トットチャンネル [DVD]

トットチャンネル [DVD]

新聞広告を見て応募するとき「委細面談」と書いてあるのを「細面(ほそおもて)」

と読んで、斉藤由貴がスプーンに写った自分の顔をしげしげと見る場面しか

憶えていないが、あれは大森監督の悪意があったような気がする。

それとも原作にあったのだろうか。

2016-04-28

Boaz2016-04-28

[]まかない君

まかない君 4 (ジェッツコミックス)

まかない君 4 (ジェッツコミックス)

屈折リーベ」でメガネフェティシズムを描いた、あの西川魯介がグルメ

マンガ? と少々疑問に思って1巻を買ってみたのだが、ちゃんと料理を

題材にした面白いマンガになっていて、すぐに4巻まで買ってしまった。


といっても、最初の方は作者も手探りだったのか、女性が何かを食べる

姿にフェティシズムを感じさせる描写をしていたが、料理のネタが決まり

初めて軌道に乗ったら、あまりそういう絵も見られなくなった。

ホッとしたような残念なような。


登場する料理は、すべて作者が一度自分で作っているそうで、分量などは

適当ながらも、実に旨そうである。

(もっとも私は魚介類が苦手なので、半分ぐらいは食べられない)

すし酢とピーナッツバターの出番が多いのが特徴か。


主人公が仙台出身のせいか、東北地方の食材が多いような気もする。

4巻まで読んで、お好み焼き的なものがほとんど出てこないのも、小麦粉を

溶いたものを焼く料理は西日本で発達したからなのかもしれない。


あるいは、一汁三菜を目標に作っているので、お好み焼き的なものだと

シェアしにくいからなのかも。


分かりやすいフェティシズム描写は抑えられているものの、登場人物は

ほぼ全員メガネをかけているし、百合的な話も出てくるし、そのあたり

西川魯介は抜け目がないのだった。


それに、額縁に書いてある小ネタもニヤリとできるし、分かる人には分かる

法螺話でヒロインを煙に巻くのも上手い。


できるだけ長期連載になって、主人公とヒロインの関係性をいろいろ進めて

くれたらうれしい。