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2017-03-02

Boaz2017-03-02

[]みんなの道徳解体新書

本書は、学校が正式な教科として道徳を教えることが決まったが、そんなことを

するのは全く意味がない、ということを論証した一冊である。


私が石油王なら、自費で全国の中学生に配りたいのだが、そんなお金はないので

こうして細々と誰も読まないブログに感想を書いている。


読みやすくて論理もしっかりしているので、中学生だけでなく大人のみなさんにも

お薦めだ。


こうした道徳教育の押しつけは、いま問題になっている大阪の極右幼稚園に

つながっていくと思う。

それは極端だという意見もあると思うが、道徳教育をプッシュしている連中は

他人を思い通りに動かしたい人ばかりなので、そう考えざるを得ないのだ。


道徳を教える時間があるなら、論理的な文章の読み方・書き方とか数学や

理科をやった方がいい。

2017-03-01

Boaz2017-03-01

経産省が庁舎内のセキュリティを強化した、というニュースを耳にした。


昔、業界紙の記者見習いをしていたとき、よく旧通産省にプレスリリース

統計資料をもらいに行ったことがあったが、当時は誰でもまともな格好を

していれば入れた。


セキュリティが強化されたら、そういうこともなくなるのだろうし、そもそも

プレスリリースなどはネットに上げているのでわざわざ紙を取りに行くことも

ないのだろう。


togetterに松浦晋也さんという人のつぶやきがまとめられていたのを読んで、

なんとなく昔のことを思い出してしまった。

https://togetter.com/li/1086176



それにしても、このところ経産省に対する風当たりが強い。

日経ビジネスオンラインでは「すべる経産省」という記事が連載されているし、

朝日新聞でも安倍内閣の側近が経産省出身者で固められていると報道されている。


多くの人がモヤッとしたのは、プレミアムフライデーを流行らそうとしたこと

ではないかと思う。経産省は本気で流行ると考えたのだろうか。

なんというか、受験勉強はできるがあまり頭は良くない意識高い系くんが考えた

プランなのだが。


次のプレミアムフライデーは3月31日だそうで、年度末最終日である。

一年で最も忙しい人も多かろうというのに、誰が午後3時に退勤できるのだろう。

流行らせたいのなら、5月ぐらいからスタートさせればいいのに。



そもそも、戦後の傾斜生産方式で鉄鋼業を育成した以外で、旧通産省・現経産省の

産業政策が成功した例はあるのだろうか? 

オタク関係だとクールジャパンも経産省が関わっているが、費用と効果について

検証しているかどうか怪しい。


昔は旧大蔵省が悪者にされることが多かったが、批判の矛先は経産省に移って

きたようである。

2017-02-28

Boaz2017-02-28

[]劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-

公開10日目のレイトショーで観客は30人ぐらい。

ファンにとっては迫力ある佳作だったと思う。

私はアニメ版を全部見ていたので楽しめた。小説も読んでいる人はどうだった

のだろうか。


気になったのは、鹿賀丈史はまあいいとして、エイジ役の井上芳雄で、声優と

してはちょっと違和感があった。

神田沙也加の歌はさすがにうまかった。


ちょっとだけ細かいところに文句を言うなら、終盤のライブ会場でSAOサバイバー

襲われるところは、オーグマーを外せばいいやん、と思った。

そして、ユナとSAOのラスボスがリンクしていることは、もう少し前で明かさないと、

大混乱の会場の中で敢えてフルダイブする必然性が分からないのではないかと。

小説ではどのように描写されていたのだろうか。


オタク以外の観客を呼び込むのは難しい作品で、ロングランも厳しいと思うが、

ファンなら劇場に行って迫力ある音と映像を楽しめると思う。

2017-02-16

Boaz2017-02-16

[]涼宮ハルヒの憂鬱

去年の終わりぐらいから読んでいって、2月10日に全11巻を読了した。

その日、なぜかパソコンのOSが起動しなくなり、再インストールせざるを得なくなった。


本当にもう今さらな感想で、解題している人もたくさんいるだろうから、私の書くことは

意味がないけれども、いちおう思ったことは書き留めておこう。



面白い設定を作ったが、11巻を費やしたわりには、あまり話が進んでいない。

なぜかというと、涼宮ハルヒというキャラクターが動かしにくいからだ。

初期のころは、野球大会に出たり孤島に行ったり雪山の別荘に行ったりして、

それなりに話が広がっていたのだが、ラノベ特有の一人称語りが響いたのか、

だんだんキョンの思弁小説みたいになってきて、作者が燃え尽きてしまった

感じがする。


あるいは、作者が大人になってしまい、初期の世界に入っていけなくなって

しまったので、長期間執筆が中断していたのではないか。


なので、もしこの作品を長く続けるのなら、「うる星やつら」的な時間が循環する

世界で、いつまでも高校生のままドタバタする、という形式が有効だったように

思える。

おそらく作者もそれを見越して、夏休みを何万回も繰り返す、というエピソード

書いたのだろうけど。


できればSOS団修学旅行に行く話を読んでみたかった。

長門有希ちゃんの消失」みたいに、設定を借りたスピンオフ作品を作れば

いろんな展開が楽しめるのだが。



「涼宮ハルヒの憂鬱」の感想はここでおしまい。

あとはグチである。


私のパソコンのOSが起動しなくなったのは、どうもウィルス対策ソフトのせい

らしい。それをアンインストールしたいのに、OSが立ち上がらないから何もでき

ない。


しょうがなく再インストールしたのだが、私は windows Vista をしぶとく使って

おり、本当ならこれを使い続けたかったのだが、サポート期限が今年の4月だと

いうので、だったらいっそのこと windows 10 にしようとアマゾンで注文した。


再インストールした Vista で数日ネットを見ていたが、ウィルス対策ソフトは

怖くて入れられないので、仮住まいのまま、という感じだった。

(新しいウィルス対策ソフトも同時に購入した)


で、12日に新しいOSが到着し、その夜にあらためてインストールしたところ、

windows 10がずっとどこかと通信していて、ネット回線が常に塞がっている。

いろいろソフトを落としてカスタマイズしたいのに、悪戦苦闘した。


なんとか14日ごろにはカスタマイズも終わり、ほぼストレスなく使えるように

なったのだが、いまだに回線が塞がるときがある。いろいろ設定をオフにした

けれども、根本的には光回線にしなければ解決しないようだ。

なんというクソ仕様だ、windows 10。

2017-02-06

Boaz2017-02-06

去年の年末ぐらいからBSフジでドラマ「北の国から」を再放送している。

もう何度目になるか分からないが、再放送されるとつい見てしまう。


先週の「北の国から '89帰郷」を見ると、バブル期だったと思われるが、

やはり現在から見るとダサいというかひと時代前な感じがする。

特に洞口依子が演ずる不良少女が、いまではほぼ絶滅してしまったタイプで、

ギャル系の不良少女にいつごろから変化したのか知りたいところだ。


そういえば、田中邦衛地井武男からカナダ産の木材を購入しており、やはり

北海道にもバブル景気は来ていたのかもしれない。

もっとも、倉本聰は89年より前に脚本を書いていただろうから、時代とのズレが

多少はあったのかも。


当時の風俗で、そういえばそうだったと思わされるのは、若い男が髪を染める

のはまだ一般的ではなかったことだ。

吉岡秀隆が茶髪にしているのが、なんだかとんでもない不良行為のように描かれ

ている。

いつから若者は気軽に髪を染めるようになったんだろう。



歳をとってから「北の国から」を見てみると、わりとマッチョな思想が根底に

あることが分かる。

男はこうでなければならない、という考えがそこかしこに表現されており、

今だと違和感がある人も多いのではなかろうか。


それに、大都市の消費社会批判しているものの、富良野でも近代文明は

否定していない。クルマや洗剤は当然のように使っているのである。


電力会社から配電してもらうのはダメで、風力発電ならタダだから良い。

水道局から水を通してもらうよりも、沢の水を使う方が良い。

テレビはダメだがラジオなら良い。

パソコンや携帯電話は全否定。


これらの判断基準は、倉本聰の中にしかない。

自然の中で暮らすといっても、江戸時代ぐらいまで戻るわけではないのである。

はっきり言えば、趣味で不便な暮らしをしているだけで、都会育ちのインテリの

自己満足にすぎない。


そういう暮らしを一人でやるならかまわないが、他人を巻き込むのはどうかと

思う。富良野塾はインチキな新興宗教とそれほど変わらないような気がする。

その意味で、このあいだ芥川賞を受賞した「シンセカイ」はちょっと読んで

みたい。