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2010-07-17

Boaz2010-07-17

[]君塚良一はいつからダメになったのか? 

映画「踊る大捜査線3」を見てきた。

びっくりするぐらいつまらなかった。

ゲームで例えるなら、「サクラ大戦4」ぐらいがっかりした。

誰にも伝わらない例を挙げて申し訳ない。


この映画の失敗の原因は、脚本の君塚良一にある。

全くやる気がなかったのか、何が面白いのか分からなくなったのか、

とにかく最低の出来だった。


確かに、いかりや長介は亡くなり、水野美紀はなぜかキャスティング

できず、織田祐二と柳葉敏郎の仲が悪い、という悪条件があっただろ

う。


だからといって、昔逮捕された小泉今日子を引っ張り出してくること

はなかった。

新しい悪役が思いつかないんだったら、制作するべきではない。


私は脚本家の君塚良一のファンだったので、どのあたりからダメにな

ったのか検証してみたい。


Wikipedia によると、テレビドラマの脚本は以下の通りである。


* 『太陽にほえろ!』(日本テレビ) - 脚本家デビュー作(小川英との共作)

* 『心はロンリー気持ちは「…」』(フジテレビ)

* 『Wパパにオマケの子?!』(日本テレビ、1987年

* 奇妙な出来事『待合室』(フジテレビ、1989年)

* 『季節はずれの海岸物語』(フジテレビ、1991年・1992年) 第4弾〜第6弾を執筆

* 『世にも奇妙な物語』(フジテレビ)

o 『さよなら6年2組』(1991年)

o 『モルモット』(1991年)

o 『急患』(1991年)

o 『戦争はなかった』(1991年)

o 『ハッピーバースデー・ツー・マイホーム』(1991年)

o 『震える愛』(1992年)

o 『逆転』(1992年)

o 『怪我』(1996年)

o 『あけてくれ』(2004年)

* 大人は判ってくれない『きっとひとりで歩いていける』(フジテレビ、1992年)

* 『ずっとあなたが好きだった』(TBS、1992年7月クール)

* 『あの日に帰りたい』(フジテレビ、1993年1 月クール)

* If もしも『花を愛するか、宝石に生きるか』(フジテレビ、1993年)

* 『誰にも言えない』(TBS、1993年7月クール)

* ボクたちのドラマシリーズ『時をかける少女』(フジテレビ、1993年2月〜3月)

* 『青春の影』(テレビ朝日、1994年7 月クール)

* 『ヘルプ!』(フジテレビ、1995年1 月クール)

* 『ナニワ金融道』(フジテレビ、1996年)〈青木雄二原作〉

* 『コーチ』(フジテレビ、1996年7月クール)

* 『ナニワ金融道2』(フジテレビ、1996年)〈青木雄二原作〉

* 『踊る大捜査線』(フジテレビ、1997年1 月クール)

* 『コーチスペシャル』(フジテレビ、1997年10月)

* 『踊る大捜査線 歳末特別警戒スペシャル』(フジテレビ、1997年)

* 『ナニワ金融道3』(フジテレビ、1998年)〈青木雄二原作〉

* 『湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル』(フジテレビ、1998年)原案

* 『世界で一番パパが好き』(フジテレビ、1998年7 月クール)

* 『踊る大捜査線 秋の犯罪撲滅スペシャル』(フジテレビ、1998年)

* 『深夜も踊る大捜査線』(フジテレビ、1998年10月)[3]

* 『ナニワ金融道4』(フジテレビ、1999年)〈青木雄二原作〉

* 『グッドニュース』(TBS、1999年4月クール)

* 『TEAM』(フジテレビ、1999年10月クール)[4]

* 『ナニワ金融道5』(フジテレビ、2000年)〈青木雄二原作〉

* 『ラブコンプレックス』(フジテレビ、2000年10月クール)

* 『さよなら、小津先生』(フジテレビ、2001年10 月クール) - 2004年11月26日にスペシャルで続編を放映

* 『恋人はスナイパー』(テレビ朝日、2001年・2002年)

* 『ホーム&アウェイ』(フジテレビ、2002年10月クール)

* 『深夜も踊る大捜査線 2』(フジテレビ、2003年7 月)[5]

* 『ナニワ金融道6』(フジテレビ、2005年)〈青木雄二原作〉

* 『弁護士 灰島秀樹』(フジテレビ、2006年10 月28日)

* 『役者魂!』(フジテレビ、2006年10月クール)

* 『警護官 内田晋三』(フジテレビ、2007年1 月27日)

* 『はだしのゲン』(フジテレビ、2007年8月10日・8月11日)〈中沢啓治原作〉

* 『ファイブ』(NHK総合、2008年1 月5日)〈平山譲原作〉

* 『課長島耕作』(日本テレビ、2008年)〈弘兼憲史原作〉

* 『課長島耕作2〜香港の誘惑〜』(日本テレビ、2008年)

* 『誰も守れない』(フジテレビ、2009年1月24日)

* 『華麗なるスパイ』(日本テレビ、2009年)

* 『ニュース速報は流れた』(CSフジテレビNEXT、2009〜2010年・全10話)

* 『球形の荒野』(フジテレビ、2010年)〈松本清張原作〉


さすがに多い。

売れっ子になるのは、冬彦さんが話題になった1992年の「ずっとあなたが

好きだった」からで、「踊る」シリーズでブレイクしている。


私が思うに、2000年の「ラブコンプレックス」あたりからおかしくなったの

ではないか、と推測する(平均視聴率15.1%)。


続く「さよなら、小津先生」は面白かったので、「TEAM」のような教育もの

に関しては、まだいけるのではないかと思える。


だが、「恋人はスナイパー」や「ホーム&アウェイ」で決定的に失敗し、以

後は連続ドラマの依頼がほとんど来なくなっている。

「ホーム&アウェイ」は、中山美穂が旅先から自宅のある東京へ戻る話だが、

私は1話目で見るのをやめた。いまだにDVD化されていない作品である。


おそらく連ドラの脚本家として再起をかけた「役者魂!」も酷かった。

藤田まことと松たか子が空回りをして、子役が騒いでいた印象しかない。

視聴率的にも惨敗し(平均9.68%)、君塚は一線から消えた。


なので、君塚良一は「踊る」シリーズの脚本家として再登板したわけだが、

肩がぶっ壊れていたのか、以前のような投球はできずに終わった。


私の勝手な推測では、君塚はネット社会の中傷に絶望しているのではない

か、と思う。

今回の「踊る3」の映画でも、ネットカフェでパソコンを操作する犯人の

若者たちを、ただ気味の悪い人間としか描いておらず、小泉今日子もスマ

ートフォンを手放さない。


彼が感じた気持ち悪さは分かるのだが、そこに足元をすくわれて、魅力あ

る脚本を書けなくなったとしたら残念でならない。

さとしさとし 2010/07/21 18:41 どこからか自分の言うことを聞く人ばかりを周りに置くようになった時からおかしくなったように思う。萩本欽一の言うことをちゃんと守っているうちは良かったんじゃないかなあ。
本人ではないが、弟子が撮影所でとても評判が悪かった。
能力がないのに君塚良一の弟子だというので何事においてもスタッフの言うことに耳を傾けず、現場は大荒れに荒れた。
結局そんな人を自分のイエスマンだからという理由で重用し、力にものを言わせて映画を撮らせる師匠の程も知れる、というのがうちの撮影所の評価だったよ。
元は謙虚な人のはずだったんだけどね。

BoazBoaz 2010/07/21 23:16 おお、なんだか生々しい話だなぁ。
売れっ子の脚本家にはエキセントリックな人が多いらしいけど、面白い脚本が
できればそれでいい、という部分があると思う。
そのあたりで他人との距離感を失ってしまったのかもしれんね。