鎌倉聴き旅

昨年の暮れ、音声観光案内の「鎌倉聴き旅」を初体験しました。
「鎌倉聴き旅」とは、観光音声ガイドサービスで次のところがやっています。
・企画・監修:鎌倉市観光協会
・コンテンツ制作:NPO法人 鎌倉シチズンネット
鎌倉聴き旅
     
 
   雨の中の東慶寺の金仏様                   鎌倉聴き旅の端末      
11時半に鎌倉市東口の観光総合案内書でアンドロイド端末を¥500で借りて、
鶴ケ丘八幡宮=>海蔵寺=>亀が谷切り通し=>東慶寺=>円覚寺=>北鎌倉ー(電車)=>鎌倉
と回り、端末を返却しました。歩いていると、GPSで地点を判定するらしく、案内地点の近くに来ると自動的に案内が始まります。この点が最大の長所だと思います。しかし、返却のため出発点に戻らなければならないのが少し不便です。 また、八幡さんは、案内のスポットも13箇所と豊富でしたが、北鎌倉のお寺は、説明スポットがそれぞれ1箇所と少なく物足りないように思いました。八幡さんで、大銀杏の説明がなかったのも少し残念。
また、「右折」・「左折」で案内スポットの位置の案内もする地点があります。進行方向をどうやって認識しているのか疑問におもいました。貸出窓口の人の話では、端末は20台あるそうですが、まだ、サービスを始めたばかりであまり知られていないせいか、1日に1台出るかどうかの状態だそうです。しかし、位置精度もまあまあの感じなので、もっと出るようになると思いました。
同種のITによる観光案内は、京都フリーウォークや奈良フリーウォークがあります。IPODスマートフォンに音声が記録されたファイルをダウンロードして、案内スポットでマニュアルで再生して聞くようです。
京都フリーウォーク Kyoto Free Walks - ホーム | フェイスブック
kyoto-free-walks.com
これらは、案内スポットの近くで、自分で案内音声を開始しなければなりません。「鎌倉聴き旅」の方が、煩わしくなく、良いように思います。
 音声ガイドがない地図アプリの観光案内は、スマートフォンで幾つかあるようです。大きいところでは、ソフトバンクのフラット案内があります。
ふらっと案内 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
でも、直ぐにどこかがスマートフォンで「鎌倉聴き旅」と同じサービスを始めるでしょうね。しかも、準天頂衛星も受信するGPS受信機を内蔵したスマートフォンを使って。