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祇園のワインバー「ぶどうの蔵」のつぶやき

2011-07-07 偉大なブルゴーニュ

f:id:Budounokura:20110707055721j:image:w360:right七夕の本日は、比較的お早めの時間帯からのご予約が頂けておりますので”つぶやき”をお昼間に。
ジムにも昨日ノルマも果たしておりますし、梅雨のしっかりした雨もありゆっくりと自宅で過ごす時間でもあり。相変わらずテレビでは政治のドタバタの揚げ足を取るかのような内容の事ばかりで・・・・・・。
この国は一体何処に向かって行くのだろうか。
で昨夜の偉大でまた極上の状態のブルゴーニュの2本は
・Chambertin’86 Arumand Rousseau
・Bonnes Mares’76 Comte Georges de Vogue
強い雨の降った晩は、こちらの皆様のお越しがなければ一体・・・・・。そんなこれまた難しい展開では有りましたが、極上のワインで見なかったことにしましょう。
東京からの皆様に彼らが京都にお越しの際は、最大のお目当てでもありましょう八坂の塔のたもとの”新日本料理”と言うカテゴリーの表現をはばかられないお料理人の彼とご一緒に。
贅沢なお話ですが、昨年同様今年も至高のワイン会の開催が決まりそうです。昨年もこちらの”修泊”さんにてロマネ・コンティの’61を主題にした贅沢三昧の会でしたが今年も同様で彼のお料理を頂きながらのDRCのモンラッシェ’82に’79のジャイエのエシェゾーなどをともするまたまた知的欲求心を多いにそそられる内容で。もちろん、僕も今年もお手伝いに伺わせていただきながらの参加になります。
さて、今宵の彼らのワインはお連れの方に夕食の中東さんはご馳走されたようで何時もよりは予算がアップのご提示に俄然。多少の値交渉にビクビクしながらもやはり王道のど真ん中を。
イギリス周りのエチケットで、あの煌びやかなエチケットとは異なり白地に文字のみのシャンベルタンの王様はやや視覚的にはパワー不足ながらもテイスティングの香りだけでその不足分は吹き飛ばしておりました。
手持ちが2本あったので、比較的安易にお持ちしましが確実に残りの1本は価格をしっかりと値上げさせていただきます。
正に濃密な肉付きで凝縮したチェリーの香りに若さは未だに活き活きとさせながらも’86のキャラクターかな?甘みが全体を覆っており芳醇と言う言葉以外に何が。
2本目に突入は、これまたこのアペラシオンを代表する造り手のもの。大抵はミュジニに流される方が多い中、僕の手持ちが’86’88しかなかったのもあり また価格もありもうひとつのグラン・クリュを。
ルソーのボトルほどコルク等はパーフェクトでは無かったものの、この’76も非常に素晴らしく。今宵は皆様の普段の行いの良さに終始するのでは?
土地のキャラクターよりも、個人的にはヴィンテージのキャラクターかな?熟成のピークにはあるものの、後半に未だにがっちりとしたタンニンがメリハリを付ける辺りが’76らしい。ただ、それでも35年の時の流れは香りが明らかに。話題に偶々の松茸の香りは無いものの、シャンピニヨンやトリュフにモカやチョコレートも。ムンムンと香りたつソムリエ・シリーズのグラスからは数年前から何度か試す機会が有った’76のボンヌ・マールもこれが最後の1本で。また、何時か出会えれば!そんな思いも抱きながら。

                   Sommelier R.Imamura