Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

未だ咲かず・・・・

本日のお昼間は、強烈な春の嵐に自宅でゆっくりと。自宅の窓にも叩きつけるような雨脚にほんの少し開く始めた自宅近くの桜の蕾の心配もございましたが、時期としては悪くはなかったのかな。我が家の被害は勝手口側の薔薇の植え込みの括った紐が切れ随分みっともない姿に。こちらも大量の蕾を枝に付けておりますので春の開花が楽しみです。この小薔薇は非常に強い香りを振りまくパフュームですので。関東方面は、またまた帰宅時に皆さん大変でしょうが・・・・。
で昨夜は未だ僕のカウンターでは桜咲かずの様相で・・・・・。
お花見も実際は今週末からでしょうから、相変わらずですが祇園町の縄手どおりの人の出は閑散とした様子も。まま、限られたお店は流石のご集客のようですが。
ですので今回は今月の特集のセールスを少しだけ。
シャンパーニュは、個人的にもおそらくもっとも美味だったのでは?と言えるくらいのテタンジェのコントの熟成。’73は特に思いで深く、’70もきっと活き活きとした偉大な伯爵なのでは。
また、’52のボランジェはブロードベントにこの最良のヴィンテージの中でも特筆な1本と言わせしめた銘柄で。中々見つからないヴィンテージでもありますか。
白は’83のルロワのシャサーニュを。当然ながらネゴシアン・ラインではありますが、彼女のお眼鏡に叶う美しいモカを感じさせるのでは?
ブルゴーニュの赤は、デュジャックの’86のシャンボールのプルミエが。以前は本当にこの
ドメーヌのオールドは見かけなかったのですが、少しだけでも機会は増えたような。
また’83のルソーの村名ではありますが。シャンベルタンの孤高のドメーヌではありますが、近年も評価は素晴らしいものですが本当に飲み頃を試された方も意外に少ないのでは?
お花見気分も含めて祇園町に少し足を延ばしていただければ・・・・・。

                   Sommelier R.Imamura