Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

遺作

気が付けばですが、今夜の深夜0:00から今年の新酒のボージョレ・ヌーヴォーの解禁だった。相変わらず大した告知も出来ずじまいですが、例年同様3Lのルイ・ジャドを。昨年もこの晩は閑散でしたが、何とか数日で売り切れたな。1杯ぐらいでしたらサーヴィス致しますが、如何かな?
また、本日も複数の業者さんからのワインのオファーが。年末ですしね、厳つい銘柄もあるのですがペトリュスの’85なんかもあって景気はどうなんだろうな?その中でもシャンパーニュのオファーもあり、今回も手持ちのリストの掲げた価格に考えさせられ。例えばサロン’79、もう原価で¥20万を超えている。手持ちに’76がありますが、微妙に異なるヴィンテージですが個人的には同じくらいの出来のものかと。なので現状のリストの提示価格は、次のボトルは辛うじて購入が可能なくらいの。このエリアもやはりブランド銘柄は価格改定を為さなければならないかと・・・・・・。
で昨夜の遺作は
・Gevrey Chambertin En Motrot’00 Denis Mortet

11月も中盤の中だるみのようなゆっくりと。まま、5時前とは言えサッカーの予定があられた方もおられたかな?それにしても結果が出て良かった、日本のサッカー代表。FIFAランクってどうなんだろう?
深夜のお姉さん方を両手以上に華と言う感じのムッシュでしたが、お姉さん方も久しぶりだな。大分、間が空いたのですがお顔を出していただけると安堵いたします。それにしても、この空白の期間の理由は一体何なんだろう?
ワイン好きのお姉さん方に囲まれるとワインのセレクトは男性にとっては多少の難しさもありますが、お勧めもお伺いいただけ特集からの遺作を。
’06にこの世を去ったドニ・モルテ、個人的にはやはり若いヴィンテージがほとんどなだけ テイスティングの機会も中々少なく。まま、その中でも遺作になるようなヴィンテージの手持ちが幾つか自宅地下セラーには。特に’00’98のものが数種あり、飲み頃まで待つものでした。特集に1種だけですがこのリューディーの’00を。
彼のスタイル通りの豊満な果実の香りと弾ける甘味がたっぷりと。熟成感まではいかないものの若い果実のピュアなアロマに酸の柔らかさは世評通りかと。
当然のように香りの多彩さに声があがるお姉さん方で。

          Sommelier R.Imamura