■
こんばんわ
イチロー選手が4000本安打を達成!!
偉大なる記録に二丁目も湧き立ったわ。
- 作者: 小西慶三
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/03/28
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 79回
- この商品を含むブログ (34件) を見る
イチロー選手の話に、
感動した、感銘を受けたってみんないう。
そのとおりだけど、
「学ぶことが多い」というほうが適切じゃないかしら。
そしてその通り実践することが、いかに難しいかがわかるし、
深くておおきな自分の哲学をもって
毎日に臨んでいることがわかる。
イチロー選手の名言から紐解いてみるわ。
まず、プロとしての「現実主義」。
結果をのこさなければ意味がない、それがプロ。
「プレッシャーかかる、どうしたってかかる。逃られない。
だから、それにうち勝つしかない。」
「『楽しんでやれ』とよくいわれるが、ぼくにはその意味がわかりません。」
プレッシャーがかかることに感謝している。
楽しんでやっているようでは、超一流にはなれないのね。
でも、
「特別なことをするために
普段の自分でいられることが必要。」とも言っている。
楽しむのと平常心を保つのはちがうのね。
そして、その「方法論」について
「準備というのは、
言い訳の材料となるものを排除して行くこと。
そのために考え得るすべてのことをこなしていく。」
「練習で100%の自分をつくらないと、打席には立てない。
自分の形を見つけていかないとどん底までつきおとされる。」
「自分で無意識にやっていることを、
もっと意識しなければならない。」
自分の型を見つけて、それを実践するという、
成功のプロセスの本質を理解している。
そして、
安打を積み重ね、さらなる高みにのぼるため
心がけていること。
「一歩ずつ前に進んでいくという感覚が人間としてすごく大事。」
「ちいさいことを重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道。」
「何かを達成した後は気持ちが抜けてしまうことが多いので、
打った塁上では次の打席が大事だと思ってました。」
太田龍樹の著書『話し方にもっと自信がつく100の法則』(中経出版)
- 作者: 太田龍樹
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2010/02/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 10回
- この商品を含むブログ (199件) を見る
これは、毎日コツコツやることで進歩を感じること、
そして、最初の一歩という苦痛をのりこえることで、
心地よい未来が待っているということでもある。
太田はそれをよく、自転車に乗ることに例えていうのよ。
「乗ってこぎ始めるのはきついけど、走り始めればエネルギーをつかわずに
スムーズに進めるようになる。まず漕ぎ出すことだ」と。
秋田でこの朗報を聞いた、小出りゅうき氏は、
記者団の質問に答え、コメントしている。
「Qちゃんもすごいけど、やっぱりICHIはすごいね。
大記録もそうだけど、毎年コンスタントだし、
テレビに出ても絵になるからね。そういうの大事 (一拍おいて) だよねえ。」
イチロー選手は、
プロとして結果を出す方法論(ロゴス)を持っているのに加え、
プレッシャーを真摯にうけとめる気迫と精神力(パトス)、
成功してもひきづらず次を目指す継続性と一貫性。
この驚異なる記録を産んだ背景に、
フィールドや記者会見場で見せる「男の顔つき」がある。
超一流人が見せる人間力(エートス)。
シアトルマリナーズ時代から、
『イチメーター』で安打を数え続けた
エイミーフランツさんが涙を流す。
そして、弓子夫人の支えの賜物、敬意を表するわ。
それでは、また
BY ひろ☆たかさわ