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2014-08-29 コーチ・オクヤマの「直言居士で失礼します」 第16斬 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

ほぼ月イチコラム ディベートコーチ・オクヤマの「直言居士で失礼します」 第16斬

交渉において大切なエッセンスとは?」


皆様、こんにちは。

今回のコラムでは、交渉ネオ・ディベートの関係について扱っていきます。

先週一番のハイライトといえば、

米国オバマ大統領国賓待遇で来日したことでしょう。

マイ・ドリーム―バラク・オバマ自伝

マイ・ドリーム―バラク・オバマ自伝

日米共同会見では、オバマ大統領は日本の安全保障に関して、

「日本の安全保障に対する米国コミットメントは絶対的であり、

 日米安保条約が対象とする領域には、尖閣諸島が含まれる」

と述べています。

一方、TPP貿易交渉については、

米国が望むような「原則合意」に追い込まれることなく、

共同声明まで辿りつけたということで、

安倍首相外交手腕を評価する論調で一致しているようです。

さて、弊社ディベートセミナーの多くの受講生の方から、

利害が対立するビジネス上の局面において、

以下のような悩みがある、と質問を受けることがあります

・相手を説得する気持ちが勝ってしまい、ついムキになってしまう

・相手に想定外の出方をされた場合、切り返すことができない

議論平行線をたどってしまい、落としどころが見つからない


交渉において、外してはいけないポイントが二つあります。

ポイント1)交渉には必ず相手がいるということ

ポイント2)自分の立場を明確にすること


まず、一点目のポイント「交渉には必ず相手がいるということ」について、

当たり前のことを言っているようですが、極めて大切なポイントです。

相手には相手の立場があるので、まずそこを無視してはいけません。

「相手が何を大切にしているのか?」 

「相手が重要視する価値観や判断基準は何なのか?」

という点を理解することから始めます。

自分の立場を主張するのは、相手の立場を理解した後です。

交渉が始まる前に、相手の立場を洗い出しておくという作業は、とても有効です。

事前準備をするほど、スムースに交渉は進みます。

一方、交渉内容が重要になればなるほど、交渉は難航します。

今回の日米首脳会談でも、日本側の水面下での粘り強い交渉があったはずです。

相手はこちらの思い通りに動かない、と肝に命じることです。

TPP秘密交渉の正体 (竹書房新書)

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続いて、二点目のポイント「自分の立場を明確にすること」ですが、

これは言い換えるならば、

「自分の主張において絶対に外せない点は何か?」

を明確にするということです。

間違いなく言えることは、安倍内閣と閣僚が一丸となり、

『日本の国益を守る』という強い決意と覚悟をもって、

会談に臨んだ結果、今回の外交上の成功があったということです。

ここで言う「日本の国益」とは、

中国の脅威から日本国民の安全を守ることであり、

自由貿易から日本の農業・産業を守ることです。

相手の立場と自分の立場を等しく尊重する、

それがネオ・ディベートの大切な考え方になります。

上記に述べた二つのポイントをご理解頂く、

とても良い具体例をご紹介致します。

バーニングマインドの先週一番のハイライト

メルマガホームページで周知させて頂いておりましたが、

先週土曜日(4/26)に、幕張メッセにて開催された、

ニコニコ生放送の年に一度の一大イベント「ニコニコ超会議3」に

4人のBMディベーターが出演しました。

実際の試合映像は以下のリンクから観ることができます。

※ニコニコ会員登録が必要です(登録は2分ほどで済みます)

 <言論コロシアム>

 「NDA世界タイトルマッチ ニコニコ論客 vs 最強ディベート軍団」

  http://live.nicovideo.jp/watch/lv174983767

f:id:BurningMind_News:20140829094812j:image

とりわけ、当コラムとの関連で注目して頂きたいのが、

第二試合と第四試合です。

第二試合では「安楽死を認めるべきか?」という論題に関して、

弊社ディベートセミナー講師を務める高澤拓志肯定側、

津田塾大学教授の萱野稔人さんが否定側となり、

熱いディベートを繰り広げています。

相手の主張を受け、その上で、自分の主張を重ねていく応酬は、まさに交渉そのもの。

情熱あふれる二人のプレゼンテーションに、胸が熱くなります。

没落する文明 (集英社新書)

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第四試合では、「大金はヒトを幸せにするか?」という論題に関して、

弊社ディベートセミナー主任講師を務める井上晋肯定側、

ライブドア社長でありSNSファウンダーである堀江貴文さんが否定側となり、

こちらも大激戦となりました。

否定側の切れ味鋭い主張を真っ向から受け止めて、

コンパクトに、的確に反論を加えていく肯定側は、とても見ごたえがあります。


「相手を立て、自分も立てる」

ネオ・ディベートの真髄はここにあります。

交渉がうまく行かない、

思うように主張が通せないと悩んでいらっしゃる方の一助になれば幸いです。

最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました!!

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