菊地成孔×近田春夫

菊地成孔氏の日記の7月20日のところを見ると、近田春夫氏との対談が「CDは株券ではない」の書籍化に当たって行われるようである。1週間前書いた当時は対談とかちっとも思ってなかったけど、本当に驚きました…絶対面白い対談になるでしょう。絶対単行本買う。なくても買ってただろうけど。

デレク・ジャーマン×PSB

今日の「トリビアの泉」で「最初から最後まで青一色の映画がある」みたいな感じでそのトリビアの紹介が始まった。いつもどおりボクはpcのキーをパタパタたたいていたのだが、「デレク・ジャーマン」だの「ペット・ショップ・ボーイズ」だの言ってるから非常に驚いた。おまけにプリティ長嶋トリビア(赤龍王)のときのBGMがコーエー三國志だし(たぶん「7」)、かなりマニア受けしてしまった。
ボクは映画に詳しくないので、デレク・ジャーマン(1942-1994)という名前はペット・ショップ・ボーイズのPVの監督をしたことがある人、という認識でしかなかった。調べてみたら芸術的な映画を創る人だったそうだ。つまり商業的ではなかったということだろう。
早速その点を踏まえてデレク・ジャーマン監督による2作「It's a sin」「Rent」(「ポップアート [DVD]」所収)を観てみた。
まず「Rent」なのだけど、普通のPVだった。この曲自体が哀愁をたたえた素晴らしいものなので、それを損なわず増幅させる効果がPVのはたらきなのだとしたら、それは成功していると思う。
次に「It's a sin」だけど、これは力の入っているPVだった。曲世界を芸術的に表現している。これがデレク・ジャーマンの世界なのかなぁと思ってしまった。曲の「七つの大罪」と言うテーマをきれいな映像で描いていた。さすがPSBの中でも評価が高いものだけある。
デレク・ジャーマンの映画も暇とレンタルビデオ店に在庫があれば観てみたいと思いました。