2006-10-23
■[戯言]ネットの果てで“blog”と叫んだケダモノ(仮)

http://bloggers.ja.bz/myojin/archives/000002.html
数年ほど前は、「ライトノベル」という言葉が嫌いな人は、ジュブナイルやヤングアダルト小説など言葉を使えば、代替ができたかもしれない。しかし今では、各文庫レーベル自身が「ライトノベル」という言葉を宣伝文句などで使い始め、一般的にも「ライトノベル」という言葉の認知度は高くなってきている。その為、その言葉が好きでなかった人も、必然的に使わざろうえなくなっている状況にあると思う。
それはweblogの略語であった「blog」も然りである。
……という枕詞で始めてみましたが、どうでしょうか?
最近はアルファベットで「blog」と書いているのを見るよりも、カタカナで「ブログ」と書いているのを見ることの方が圧倒的に多いような気がします。自分でもいつの間にかカタカナの方を多用していたのに気付きました。これはコンピュータ系の情報サイトや、ポータルサイトなどで、「blog」というシステムが紹介される際、初めての方にも受け入れやすいように、「blog」→「ブログ」と、日本人として馴染みやすいようにカタカナ外来語として認識させる技なのかもしれない。今ではすっかり、カタカナの「ブログ」という言葉は、ネット上では馴染んでいると思います。
そういうことで、話は「ブログ」についてである。
日本ウェブログ史……なんてものがあったら、外せない項目として、一つ挙げたいものがある。それは「mesh騒動」とでも言うべきか、それとも「blog論争」とでも言うべきか……。まぁ呼び方の名称はとりあえず置いておくとして、とにかくそのキッカケとなった記念碑的エントリーが今も残っています。
blogが一般的になったときに、「mesh抜きでは日本におけるblog草創期を語れない」と言われるようなサイトにしていきたいですね。(言いすぎ?)
(書いた本人の感覚からしたら「何気ない」と思っていたのかもしれないですが)上記のエントリーがキッカケとなり、“日本には既に「blog」と言える存在はあるので、そんなことを言うのはおかしい”という感じで、今で言う『炎上』に近い形で、話は盛り上がり、そしてさらに話は発展して、「blog」の定義を巡って論戦や繰り広げられたり、色々な方が反応したものです。*1
その騒動をまとめたリンク集などが結構あったと覚えているのですが、いざ検索してみると「404 File Not Found」などとなっているところが多くて、意外と情報を集め難くなっているところが、「光陰矢の如し」なネット世界を象徴しているのかもしれません。
ちなみに下記のASCIIの記事は、この辺りの騒動・論戦を受けて、当時(そして今も?)ウェブに敏感な有名なサイトにコメントを求め、まとめている記事です。その頃のブログのイメージを知る上では、参考になる資料的な意味合いのある記事だと思います。
それらは2002年末のお話。その頃の、それ以前の日本のテキストサイト・個人ニュースサイト・日記サイトなどの歴史を知りたければ、下記の書籍がお薦めです。
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とりあえず大雑把に知りたければ、下記リンクがお薦め。
そんなこんなで日本のネット界において、「blog(ブログ)」という言葉を強く意識しだしたのは、2002年末になるでしょう。
2002年をブログ元年するか、それとも大手ブログサービスが始まった2003年とするかは、識者に任せるとして、話を2003年に移して少し書いてみる。
2003年を迎えての1月16日に、はてなダイアリーのベータリリースが始まります。今ご覧になっているこの日記も、ベータリリースの頃から書き始め、今も続いている、はてなダイアリーの中でも多分、十指に入ると言っても差し支えないほどの“最古参”な日記となっています。まぁその割には存在感は余り無く、それなりに細々と続いているだけの雑記サイトになっていますが、それはまた別の話……。*2
そして同年の3月13日に、(ブログサービスの中でもデイリーでのアクティブユーザー率が異様に高い)はてなダイアリーが正式リリースへとなります。
はてなダイアリーの特長として挙げられる、はてなキーワードや、はてなIDリンクによるリファラー機能などは初期段階からあり、それまであった既存の日記(レンタル)システムとは一線を画した、“繋がり”を強く意識したその日記システムは、ネット内でもアクティブなユーザー層が使い始め、早くから注目度は高かったと思います。それにプラスして、まだユーザー数が少なかった頃のはてなダイアリーには、ある種のSNS的な繋がりも強かったように思えます。もしかすると、初期段階のmixiに近い感覚はあったのかもしれません。
思い返すと、はてなダイアリーが出てきた当初は、「ブログ」として認識されるよりも、 tDiary+Wiki(はてなキーワード)というような日記システムの拡張版という認識の方が強かったと思います。その大きな理由は、当時は外部トラックバック機能を持っていなかったからではないでしょうか。*3
はてなダイアリーが正式リリースされたその頃を見ても、まだ国内では有名ブログ(レンタル)サービスは存在していませんでした。ただし、既に日記レンタルサービスは存在していて、「さるさる日記」や「エンピツ」などは大手日記レンタルサービスとして、その存在は確立していました。
なぜそれらの日記レンタルサービスがブログとしては認知されていなかったかと言えば、それはブログの代表的な機能として挙げられる「トラックバック」機能が(その頃の)日記レンタルサービスには無かったからだと思います。ブログが、トラックバックがある程度知られるようになるのは、やはりココログやlivedoorBlogのサービス開始以降ではなかったでしょうか。
主なブログサービスのサービス開始日が一覧が下記リンクでまとめてあるので、ご参考に。
まぁそんなこんなで、色々なブログサービスが今は有りますが、ユーザーが多くなると負荷が高くなり、特に夜になるとなかなか更新も出来ないという状況が、今も昔もあったりします。
ココログ辺りは(無料版の機能問題も含めて)最近まで色々と問題になったようですし、livedoorBlogも一時期は酷い状況だったこともありますし、はてなダイアリーも今もたまに重い時があったりしますし、この問題はずっと付きまとうのかもしれません。そういう負荷を嫌って、レンタルサーバーにブログツールを設置して、退避するユーザーもちらほら見かけます。
さて、話の主旨が見え辛い「ブログ」に関する妙なエントリーになっていますが、その理由はというと、特に主旨はなく「ブログ」について思ったことをいい加減に書き綴ったものだからです。
なんでこんなエントリーを書いているのかと言えば、冒頭で紹介したmesh抜きでは日本におけるblog草創期を語れない*
のエントリーがアップされてから、めでたく5周年目を迎えたことを記念してのことで*4、それ以上の他意はないのであしからず。
気の向くまま書いていたら、特に結論もなく、取り留めのないダラダラしたエントリーになったのは仕様なので、石を投げないで下さい。*5
ライトノベルの略がラノベ。
Weblogの略がblog。そしてblogはブログ。
ありがとうはThank you! ……って欧米かっ!(強引にオチ)
関連記事?
*1:ちなみにその頃は、「blog」をカタカナで「ブログ」と書く人は、ほとんど居なかったようなイメージがあります。
*2:自分で言っていて、ちょっと虚しい
*3:はてなIDによるリファラー機能は初期の頃からありました
*4:4周年ではいまいちキリが悪いので、5周年目と書いている辺りがセコイ芸風を醸し出している
*5:ただし、自分的には結構意味があります。後から何かの理由で見直した時、「この時はそう思っていたんだなー」と思い返すことができるからです。書いた当時は、意味のないくだらないことと思っていても、時間が経つと自分の中での資料的価値が高くなる不思議があったりするんですよね。









http://www.kotono8.com/weblog/000844_history.html
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