Hatena::ブログ(Diary)

CINE-PAKA シネパカ

2016-12-04

[]2016年12月04日のツイート 00:09

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/CINE-PAKA/20161204

2016-11-27

[]2016年11月27日のツイート 00:07

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/CINE-PAKA/20161127

2016-11-24

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/CINE-PAKA/20161124

2016-11-23

[]2016年11月23日のツイート 00:07

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/CINE-PAKA/20161123

2016-11-19

[] クリーピー 偽りの隣人(2016) 20:20

製作国:日本

監督:黒沢清

脚本:黒沢清/池田千尋

音楽:羽深由理

出演:西島秀俊竹内結子東出昌大香川照之 他

★★★☆☆

f:id:CINE-PAKA:20160318210132j:image:w360

他人のことが全然わからない男VS他人のことがわかりすぎる男

刃物を手にして人質をとった連続殺人犯を前にして、「君のことなら僕はよくわかってるから」と自信満々に出て行き、要求されるがままに背中を向けて、あっさりズブッと刺されるという間抜けすぎる冒頭のエピソードが示しているように、本作の西島秀俊は「犯罪心理専門家」を自認しているものの、実は他人のことなど全くわかっちゃいない男なのであった。「刑事には向いていない」という台詞があったが、まさにそのとおり。

そんな男が、どういう運命の悪戯か、他人の心の隙間に入り込んで、寄生することで生きている男・香川照之の隣の家に妻である竹内結子と共に引っ越してしまったことから、陰惨でありながら、どこか滑稽なドラマが始まる。

西島秀俊は、何しろ他人のことが自分には理解できると思い込んでいるので、かつて香川照之の犠牲になった一家の生き残りだが何も覚えておらず、さっぱり頼りにならない川口春奈に当時のことを思い出すように強引に迫り続けた挙句、「人間じゃない」とまで言われてしまう。原作は読んでいないからわからないが、少なくともこの映画の本筋には全然絡まない川口春奈をめぐるパートは、西島秀俊もたいがい異常な人間だと観客に示すために、あえて残されたのだとしか思えない。

他人のことがわかると思い込んでいる西島は、実は全然理解できておらず、他人をコントロールすることなどできないが、自分だけはコントロールできる。

他人のことがわかりすぎる香川は、その能力を利用して、他人をコントロールして生き延びてきたのだが、自分だけはコントロールできない。

この相反する異常者二人が出会い、対決したというのがこの映画の語るところである。それをもっとわかりやすく打ち出してくれたら、もう少しとっつきやすい映画になっただろう。本作は、いわゆる「サイコ・サスペンス」を期待して観に来た人にはハードルが高すぎる。

[]2016年11月19日のツイート 00:09

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/CINE-PAKA/20161119

2016-10-21

[]2016年10月21日のツイート 00:06

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/CINE-PAKA/20161021

2016-10-18

[] あなたを待っています(2016) 21:55

製作国:日本

監督:いまおかしんじ

脚本:いまおかしんじ

音楽:オシリペンペンズ

出演:大橋裕之/山本ロザ/守屋文雄/姫乃たま 他

★★★☆☆

f:id:CINE-PAKA:20161018214824j:image:w360

人が死なない『タクシードライバー

僕は『タクシードライバー』という映画が大好きなんですが、具体的にどこが好きかというと、主人公・トラビス(ロバート・デ・ニーロ)の、世間とのズレ具合ですね。惚れた女とデートにこぎつけたというのにポルノ映画に連れて行くっていうチョイスとか、ジョディ・フォスター演じる娼婦との噛み合わなさとか。でもトラビスとしては正しいのは自分で世の中の方が間違ってる訳です。そこが良い。

で、本作なんですが、基本的に『タクシードライバー』と同じ話なんですね。暴力的な要素のない『タクシードライバー』とでもいいましょうか。本作の後半、主人公・西岡(大橋裕之)がレイバンのサングラスをかけるシーンがあって、これは絶対、大統領候補暗殺に向かう時のトラビスのオマージュだと確信しています。

さて、西岡は、来るべき大震災とそれによる原発事故の発生を恐れるあまり、一日も早く東京を脱出するべく、体調を崩してひっきりなしにゲロを吐いたりしながらも無理をしてバイトに励んでいる青年なんですが、そんな彼が、夫に捨てられて以来「あなたを待っています」と書いたプラカードを首からさげて駅前で立ち続けるようになったヒロイン・ヨシコ(山本ロザ)と出会うところから物語は始まります。

まあ、「普通」の人の目から見たら、ふたりともまともではない、頭のネジがちょっとゆるんじゃってる人たちに見えることでしょう。しかし、本当におかしいのは誰なんでしょうか。

関東地方巨大地震が起こることは、ほぼ確実であると何十年も前から言われています。そんな怪しげな大地の上で、のほほんと日常をやっていられる人々(もちろん僕も含まれます)、あるいは愛する配偶者に捨てられても頭がおかしくもならずにがんばって社会人をやっていられる人々(こっちは経験がないから僕も含まれるかどうかはわからない)の方が実は狂っているんじゃないだろうか? 西岡とヨシコが繰り広げるなんともたどたどしい「純愛」ドラマを観ているうちに、そういう考えが立ち上がってくるのです。『タクシードライバー』を観たあとに、狂っているのはトラビスなのか、彼を取り巻く世界なのかという疑問が湧いたように。

結局、最後まで自分の信念を曲げずに、リヤカーを引いて秋田の山奥を目指す西岡の姿が、いつしかイエローキャブを転がすトラビスの孤高の姿に見えてくる…というのはいくらなんでも言いすぎですが、しかし、あの作品のスピリットは確実に受け継いでいる佳作だと思います。

[]2016年10月18日のツイート 00:08

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/CINE-PAKA/20161018