最後の手段って

さて、奨学金の見込みがなくなってしまったわけです。
これはもう、教授に頼み込むしかないなと。
まだ、うちの大学には助教休職という制度が残っているんですね。
どういう制度かと言うと、留学などの際に終わったらまた戻ってきて大学のために働きますよという制約の下に、給料が半分出る休職扱いとして、留学させてもらうものです。以前はどの国立大学にもあったのですが、独立行政法人になってから制度を廃止した大学もあるんです。ちょうどこの制度で留学している先輩が一人いて、その人が春に戻ってくる予定だったので、なんとか入れ違いで休職にさせてもらえないかと教授に頼んだ訳です。
給料半分ですから、月10万円程度なんですけど、それでも家賃分くらいにはなるし、有り難いことです。
無事、教授にもご了解いただけ、留学できることになりました。
めでたし、めでたし。。。