工場統計力学(建設中!) このページをアンテナに追加 RSSフィード

いまだ輝かざる暁の数は、げに多かり    (リグ・ヴェーダ)

2012-02-15

[]試行錯誤 試行錯誤を含むブックマーク 試行錯誤のブックマークコメント

もう、ここまで煮詰まってしまうと人にお見せするような内容ではないのですが・・・・。ただ、もう、自分のノート代わりに書いているだけ。


一定期間の処理開始回数の平均と標準偏差」の考え直し。

GI/G/sである待ち行列Aを考える。その装置の平均処理時間をt_eとする。s台の装置が時間Tの間、常に処理中であるとする。1台の装置に注目してTの間にその装置で処理開始が起きる回数を確率変数N(1;T;t_e)で表すことにする。そしてその平均値E¥[N(1;T;t_e)¥]標準偏差¥sigma¥[N(1;T;t_e)¥]で表す。次にs台の装置を全て考えた場合、Tの間にs台の装置のいずれかの処理開始が起こる回数を確率変数N(s;T;t_e)で表すことにする。すると明らかに

  • E¥[N(s;T;t_e)¥]=sE¥[N(1;T;t_e)¥]・・・・(1)
  • ¥sigma¥[N(s;T;t_e)¥]^2=s¥sigma¥[N(1;T;t_e)¥]^2・・・・(2)

となる。


ここまではよい。


次に到着分布は待ち行列Aと同じで、処理時間分布は待ち行列Aと同じ形で平均値t_e/sであるようなGI/G/1の待ち行列Bを考える。装置が時間Tの間、処理中であるとする。待ち行列BでTの間に処理開始が起きる回数は確率変数N(1;T;t_e/s)と表すことが出来る。明らかにN(1;T;t_e/s)N(1;sT;t_e)は同じ分布を持つ。よって

  • E¥[N(1;T;t_e/s)¥]=E¥[N(1;sT;t_e)¥]・・・・(3)
  • ¥sigma¥[N(1;T;t_e/s)¥]^2=¥sigma¥[N(1;sT;t_e)¥]^2・・・・(4)

これもよい。


さらに

  • E¥[N(1;sT;t_e)¥]=sE¥[N(1;T;t_e)¥]・・・・(5)

だから式(1)(3)(5)から

  • E¥[N(s;T;t_e)¥]=E¥[N(1;T;t_e/s)¥]・・・・(6)

これもよい。問題は標準偏差だ。

  • ¥sigma¥[N(1;sT;t_e)¥]^2=s¥sigma¥[N(1;T;t_e)¥]^2

とはならない。なぜなら、s個の長さTの区間は互いに独立とは限らないから。


ただしT¥rightar¥inftyの時

  • ¥frac{1}{T}¥sigma¥[N(1;sT;t_e)¥]^2¥rightar¥frac{s}{T}¥sigma¥[N(1;T;t_e)¥]^2・・・・(7)

にはなるだろう。この式の意味は何なんだ?

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