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2009-03-07 美容師が教える正しいシャンプーの仕方

正しく髪を洗うには髪と頭皮に優しいシャンプーが必要

かなり昔に私の美容室サイトにて髪の正しい洗い方について書いていましたが、こちらでも少し改めて書き直しも兼ねて書いておきます。

シャンプーというと「髪を洗う」という風な言われ方をしますが、シャンプーは「頭皮を洗う」ことが重要で、シャンプー時に髪の毛をこすり合わせる行為は髪の毛をもつれさせたり痛める事につながります。

「頭皮を洗う」方法も爪を使わず、頭皮を指の腹で優しくこすったり揉み込みを行なうマッサージにて行ないます。

この時の強さは強すぎてもいけませんが、優しく洗おうとして弱すぎるのも考え物です。*1


シャンプーにおいて大切なのはお湯で頭皮から「すすぎ(プレーンリンス)」を行なって、余分な汚れや皮脂を落としておくことです。

お湯のみで髪を洗う(?)「お湯シャンプー」というのがネットではよく話題になりますが、全くカラーリングやパーマをしていない健康毛で且つ、アレルギー体質の人も増えてシャンプーに含まれる界面活性剤やその他添加物に過敏な方は有効としても、ワックスなど油分系のスタイリング剤を使う人の場合、それでは余計な汚れや油分が完全に取り除けません。

また、匂いに関しての問題が起きる事が考えられます。さらに頭皮にもアポクリン線は存在しますから、自分が気がつかないだけで、独特の油の匂い等がする場合もあります。

シャンプーとリンスと石鹸は使わない方がいい - 分裂勘違い君劇場

はてなブックマーク - 分裂勘違い君劇場 - シャンプーとリンスと石鹸は使わない方がいい

頭皮というのはわりと体の中で「汚くなる」部位であり、雑菌も多く存在する箇所になります。ちなみに常在菌の中で黄色ブドウ球菌*2も多く存在します。

ゆえに、頭皮の汚れや皮脂にて繁殖し、匂いやフケ等を起こす原因とされ、一部ではアレルギーの一因との関連付けもされているようです。

よって、お湯による「すすぎ(プレーンリンス)」では取りきれない汚れや皮脂(及び雑菌)の除去には、界面活性剤を含むシャンプー剤が必要になります。


確かに皮脂を取りすぎる事は、頭皮や髪の毛を乾燥させたり、逆に頭皮の皮脂過多を引き起こす原因につながります。

一般にスーパーやドラッグストア等で売られているシャンプーは、安価に製品を作る上で取り扱える洗浄成分などが限られる為、多くは「高級アルコール系界面活性剤」にて作られたシャンプーが多いのが特徴です。

高級アルコール系界面活性剤は、洗浄力・起泡力が優れていますが、その洗浄力ゆえに頭皮の皮脂を取りすぎる場合があります。また、肌への刺激が強い場合が多く、アレルギー体質の方が使用すると痒みやカブレなどの症状を起こす事があります。


ただし美容室で扱う一部のシャンプーにおいては、こうした安価な界面活性剤を用いず、「皮膚に対する刺激性が低い」・「髪(毛表皮)に対する刺激性が低い」性質の界面活性剤「アミノ酸系界面活性剤」などを使っているシャンプーがあります。*3

私自身、アトピー体質であった事と、美容師ゆえにシャンプーによる手あれの問題が多かった関係上、私の美容室サイト「CUTPLAZA」において取り扱うシャンプーは、私が使用した上で問題の無いシャンプーを販売してきました。

ハマりんごシャンプー・コンディショナー

http://plaza.chu.jp/hama-ringo-shampoo-conditioner.html

Hama Ringo - ハマりんごシャンプー・コンディショナーシリコーンを一切使っておらず、肌のトラブルや髪の痛みに考慮した髪の毛と頭皮に優しい洗浄剤やトリートメント成分が使われたシャンプー・コンディショナーに仕上がっています。

テクナールシャンプー・テクナールトリートメント

http://plaza.chu.jp/html/hair/haircare/tecnal.php

テクナールシャンプー・テクナールトリートメントは、生薬と天然油分が、髪に自然なツヤを与え、頭皮を健やかに保ちます。キメ細かい泡立ちと、さっぱりとした洗い心地です。生分解性に優れた、髪と環境に優しいシャンプーです。

*1:触るか触らないかの洗い方をした人が来店し「髪が抜けすぎて困る」と相談されましたが、そもそも髪の毛は1日に50〜100本程度抜けるものなので、抜けるはずの髪の毛が残っていただけという事がありました。

*2:保健衛生において感染症食中毒の原因になる問題があるため、管理美容においても保健所等から衛生において注意をされます。

*3:大手の美容メーカーの場合、美容室で売られているシャンプーにも一般のスーパーやドラッグストアで販売されているシャンプーと洗浄成分が変わらないシャンプーも多く存在するので、「値段が高ければ良いシャンプーとはいえない」ために、肌が弱い人は特に注意が必要です。