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英語上達―継続は力なり このページをアンテナに追加 RSSフィード



2018-04-10

輸入盤DVD「Bright Lights, Big City」(邦題:再会の街~ブライトライツ・ビッグシティ~ )

こんにちは、T-Dogです。

今回は、過去のブログ記事<海外TVドラマ・洋画のDVDで英語を学ぶ − その4 便利グッズ>の中で、海外版DVDの一例として少しご紹介したことのある「Bright Lights, Big City」について書きたいと思います。

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尚、本作品は、輸入盤DVD(北米版)ですので、日本国内で販売されているDVDとリージョンコードが異なる為、リージョンフリーDVDプレイヤーリージョンフリーブルーレイ プレイヤーなどの輸入盤(輸入版;海外版)DVDが視聴できる機器が必要になります。



僕は、洋画や海外ドラマのDVDを鑑賞する時、英語学習も兼ねて英語音声・英語字幕で観ているので、(英語字幕は欲しいですが)日本語字幕がなくても構わないですし、リージョンフリーDVDプレイヤーを持っているので、国内版DVDが入手困難な場合や国内版未発売作品であれば、輸入盤DVDを購入しています。


「Bright Lights, Big City」(邦題:再会の街~ブライトライツ・ビッグシティ~ )は、1988年に公開された、マイケル・J・フォックス主演のアメリカ映画です。

ストーリーの概略は、 Wikipedia に以下のように記載されています。

“作家になることを夢みて、ビッグ・シティ、ニューヨークに住み、出版社に勤めるジェイミー(マイケル・J・フォックス)。しかし彼は、愛する妻であるアマンダ(フィービー・ケイツ)から一方的に別れを告げられ、また母も失くした。そんな彼は、毎晩、悪友のタッド(キーファー・サザーランド)と飲み歩き、酒とドラッグで寂しさを紛らわす毎日を過ごしていた。しかし、タッドの従妹であるヴィッキー(トレイシー・ポラン)との出会いで、彼の心はいい方向に向かい、自分を取り戻す日がやってくるのだった。”

上の説明ではあまり良くわからないですね。

/(^o^)\


Wikipediaの英語ページの方が、ストーリーを含め、本作品について、より詳細な情報を得ることができます。

https://en.wikipedia.org/wiki/Bright_Lights,_Big_City_(film)


僕の解釈で、ストーリーをざっと説明すると以下のような感じです。

ニューヨークのマンハッタンを舞台にした、ちょっと退廃的な雰囲気が漂う大人の青春映画。

ジェイミー・コンウェイ(主人公)は知識人向けの雑誌を出版している一流出版社に勤務していて、彼の部署は調査課で、仕事はファクトチェッカー (fact checker) 。作家になることを夢見て、ニューヨークで暮らしている。

アメリカの田舎町出身の美人の妻アマンダは、人気モデルになるやいなや、彼を捨てて家を出てしまった。

彼女がいつか戻ってくることを心の中で望みながらも、外に対してはまるで何でもないかのように振舞い、夜は悪友のタッドとナイトクラブ通いの毎日。

やがて、コカインに溺れ、連夜のクラブ通いで、仕事にも悪影響が出て、厳格な女性上司に睨まれ、仕事も危うい状況に・・・

そんな悪循環の生活の中、タッドの従妹ヴィッキーとの出会いで、彼の精神状態は少し良い方向に向かい、見失っていた自分自身を取り戻し、もう一度、一からやり直すことを心に決める・・・


・・・といった全体的に少し暗いトーン、でも陰鬱でジメっとした感じではなく、大都会ニューヨークが舞台ということもあり、どちらかというと、乾いた感じで、最後には、一筋の希望の光が見える物語です。


マイケル・J・フォックスと言えば、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、「摩天楼はバラ色に」、「ドク・ハリウッド」などのコメディ作品への出演が多い俳優ですが、本作は、彼の映画の中では、数少ないシリアスな作品の一つです。

マイケル・J・フォックスは好きな俳優の一人なので、彼の出演する作品は沢山観ましたが、僕はこの作品が一番好きです。

また、本作品では、悪友タッド役をキーファー・サザーランド、妻アマンダ役をフィービー・ケイツが演じているなど、主要登場人物役がなかなか豪華です。

そして、タッドの従妹ヴィッキー役を演じたトレイシー・ポランとマイケル・J・フォックスは、この映画の撮影後に結婚しています。(因みに、この二人は、この映画の前にも、テレビドラマ「ファミリー・タイズ (Family Ties) 」で恋人役として共演しています。)



それから、本作品の原作は小説なのですが、原作者のジェイ・マキナニーが映画の脚本を執筆しています。

その為か、原作小説の持つ独特の雰囲気が、映画にも上手く投影されていると思いました。


本作品は、日本でのDVD化を望む声も少なくないようですが、約30年前の映像作品なので、これから製造・販売される可能性は低いのではないでしょうか。(派手さはありませんが、本当に素晴らしい作品なので、多くの人に観てもらいたいですけれども・・・)

この輸入盤DVDには、日本語音声・日本語がありませんので、僕は英語音声・英語字幕で鑑賞しています。

英語学習の観点から言えば、シリアスな内容で、登場人物達の会話シーンが多い、この手の作品にしては、会話シーンの英語は、聴き取りやすい方だと思います。

例えば、過去のブログ記事でご紹介した「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち ( 原題: Good Will Hunting)」なんかに比べると、会話は断然聴き取りやすいです。



シリアスなドラマや映画は台詞の聴き取りが難しいと感じている人でも、「Bright Lights, Big City」は、英語字幕を表示して観れば、普通に楽しめるのではないかと思います。

英語字幕を見ていても、それほど難しい単語は出てこない印象です。


余談ですが、DVDは日本国内盤が販売されていないのに、何故か映画のオリジナル・サウンドトラックは国内盤も発売されています。

プリンス、ドナルド・フェイゲン、ブライアン・フェリー、ニュー・オーダーなどのアーティスト達が楽曲を提供していて、サウンドトラックも映画同様に良作です。




僕は、このDVDを購入する前にも、ずいぶん昔に本作品を数回観たことがあり、その後、原作も読みました。

原作の英単語のレベルは、やや難しい単語がところどころ出てくる程度ですが、現代(1980年代前半?)のニューヨークが舞台ということもあり、スラングや辞書には載っていないような、くだけた言い回し、文学的な表現が出てくること、また文化的な背景が分からないと理解が難しい表現も多かったかと記憶しています。

ところどころ意味が分からない場面もありましたが、映画を先に観ていて、ストーリーを把握していたこともあり、割と読みやすかったです。

ある程度、洋書を読んでいる人で、大人向けの青春小説が読みたいという人には、うってつけの一冊です。

Bright Lights, Big City

Bright Lights, Big City




因みに、邦訳本も出版されていて、出版当時ベストセラーになったようです。

ソース元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ジェイ・マキナニー




本作品は、今とは異なる、1980年代のニューヨークの街の雰囲気、そして、そこで生活するニューヨーカー達のファッションや様子も窺い知ることができ、それもまた一興です。

Bright Lights, Big City [DVD] [Import]

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2018-03-18

ワイヤレスヘッドホンで快適で効果的に英語を聴く


こんにちは、T-Dogです。

以前<ワイヤレスイヤホンは英語学習にとっても便利なアイテム>という記事を書きましたが、ワイヤレスイヤホンがあまりに便利すぎて、その後、ワイヤレスヘッドホンも購入しました。

そんなわけで、今回はbluetooth(ブルートゥース) ワイヤレスヘッドホンが、英語学習、特にリスニング学習を快適で効果的にしてくれるという話を書きたいと思います。


ワイヤレスヘッドホンを英語学習に取り入れる主な利点は、「集中力が上がる」「英語音声が聴き取りやすくなる」「隙間時間を活用できるようになる」の3点だと思います。

DVDなどで洋画や海外ドラマを鑑賞する際、ヘッドホンは耳が覆われて、外部の余計な音が入って来ないので、作品中の台詞(=英語音声)の聴き取りに自然と集中できます。

しかも、ワイヤレスヘッドホンは、有線ヘッドホンと違って、コード(ケーブル)が無く、頭や体を自由に動かせるので、特に映画など長時間の作品を鑑賞する時にとても楽です。

ワイヤレスイヤホンにも同様の効果がありますが、個人的には、ヘッドホンの方が、耳が覆われることにより、イヤホンよりも外部と遮断されている感覚が強く、その為、イヤホンより集中力が高くなる実感があります。

上記の理由から、洋画や海外ドラマを鑑賞する際には、必ずワイヤレスイヤホンかワイヤレスヘッドホンを使っていますが、ワイヤレスヘッドホンを購入してからは、特に洋画など一時間以上の作品を観る時は、ほぼワイヤレスヘッドホンを使用しています。


因みに、僕はDVDを観る時は、テレビとDVDプレイヤーで観るより、ノートパソコン(「MacBook Pro」)で観ることが多いです。(但し、海外版(輸入盤)DVDを鑑賞する時は、リージョンフリーDVDプレイヤーを使用しています。)



MacBook Proには、手頃な価格で小型ながら高音質の「JBL Pebbles」というスピーカーを繋げているのですが、洋画や海外ドラマは英語学習の目的を兼ねて鑑賞しているので、台詞の聴き取りの為には、ワイヤレスヘッドホンが一番集中出来ますし、聴き取りやすいので、スピーカーは使いません。



僕のMacBook Proは画面サイズが13.3インチ(対角)なのですが、23インチの液晶ディスプレイを繋げてデュアルディスプレイにしていて、映画やドラマを観る時は、そちらで観るので、非常に快適です。




ワイヤレスイヤホンやワイヤレスヘッドホンを使用すると、当然ながら、洋画や海外ドラマの英語音声に限らず、あらゆる英語音声を聴く際に、「集中力」と「聴き取りやすさ」が上がります。

前回のブログで、聴き取りが難しいと紹介した「The Everything Store: Jeff Bezos and the Age of Amazon」オーディオブック (Audiobook) などの英語音声もスピーカーで流すより、聴き取りやすくなります。

洋楽も同様に聴き取りやすくなります。

そのようなわけで、ワイヤレスヘッドホンは、動画・音楽・オーディオブック・学習用音声教材など、あらゆる英語音声のリスニングにおいて、集中力が上がりますし、スピーカーからの音よりも明瞭に音が聞こえるので、聴き取りの力も育つでしょう。

それから、ワイヤレスイヤホンとワイヤレスヘッドホンを両方持っていると、ワイヤレスヘッドホンを使い続けていて、耳の周りが痛くなったら、ワイヤレスイヤホンに切り換える、または、その逆も出来るので便利です。

また、片方のバッテリーが途中で切れてしまったら、もう一方に切り替えて使えるという利点があります。


そして、ワイヤレスヘッドホン、ワイヤレスイヤホンは、コードが無いので、装着していても動きやすく、また、パソコン、スマートフォン、MP3 プレイヤーなどの接続デバイスから少し距離が離れても大丈夫なので、例えば、家事などをしている時などにも英語音声を聞いたりすることが容易になります。

毎日仕事で多忙を極める社会人の方など、なかなか纏まった学習時間が取れないという人は、隙間時間を如何に活用するかが英語学習時間確保のカギになりますが、ワイヤレスヘッドホンやワイヤレスイヤホンを利用すると、英語学習の為に隙間時間を活用しやすくなりますので、本当におすすめです。


因みに、僕が使っているワイヤレスヘッドホンは、「Mpow 密閉型 Bluetooth ヘッドホン」という製品です。

これを選んだ理由は、アマゾン (Amazon) でのカスタマーレビューの数が多く、且つ、レビューの評価も高かったからです。

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ワイヤレスでの使用はフル充電で20時間連続再生可能。

3.5mmオーディオケーブルも付属していて、有線ヘッドホンとして使用することも可能で、その場合は電源不要です。(ワイヤレスで使用していてバッテリーが切れてしまった際に、有線にして継続使用ができます。)

本体は折りたたみ式で、収納袋も付属しているので、持ち運びにも便利です。

マイク付きで、ハンズフリー通話可能。

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電源ボタン、その他の操作用ボタンはヘッドホンの右側に集約されています。




ワイヤレスヘッドホンもワイヤレスイヤホンも実際に一度使ってみれば、「コードが無いだけで、こんなにラクで、自由度が増すのか」とその便利さ実感し、特に語学学習での利用では、もう有線のものには戻れなくなることでしょう。

イヤホン・ヘッドホンの売れ筋ランキング


繰り返しになりますが、特に「英語学習の時間がなかなか思うように取れない」という人は、ワイヤレスヘッドホン/ワイヤレスイヤホンを活用することによって、隙間時間や家事をしている時間を簡単に勉強時間に変えることができる(=勉強時間確保のハードルが劇的に下がる)ので、是非試してみて下さい。


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2018-03-11

「The Everything Store: Jeff Bezos and the Age of Amazon」 Brad Stone (著) ;‎ Pete Larkin (監修)

こんにちは、T-Dogです。

僕が今、リスニング教材として、毎朝聴いているのが、「The Everything Store: Jeff Bezos and the Age of Amazon」というオーディオブック (Audiobook) です。

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タイトルからも想像がつくと思いますが、Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)の創業者ジェフ・ベゾスの実像とアマゾンという会社の歴史の物語です。

僕自身、アマゾンから結構な頻度で様々な商品を購入しているヘビーユーザーであり、また、Amazon.comというモンスター企業を築き上げた創業者のジェフ・ベソスに興味があったので、以前からこのオーディオブックは購入する予定でいました。

これは原作のCD版オーディオブックで、Abridged 版(要約版)ではなく、Unabridged 版(完全版)ですので、原作と同じ内容が省略無しで朗読されています。

CD 11枚組で合計約13時間の音声ですので、かなりのボリュームです。

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CDで聴くのは面倒なので、iTunesに取り込んで、iTunes と iPod で再生して聴いています。

因みに、今まで僕がリスニング教材として使ってきた英語音声の中で、一番聞き取りが難しいです。

CDの音質は良く、朗読者の声も明瞭ですので、語彙や表現が難しくて聞き取りが難しいのだと思います。

現在、4周目なのですが、集中して聴かないと内容が入ってきません。(他の事をやりながら聞いていると、僕のリスニング力では全然頭に入ってきません。)

今までリスニング教材として使ってきた英語音声は、最初難しく感じても3回程繰り返して聴いていると内容が大体分かって、5回以上聴けば、かなり詳細に聞き取れるものが殆どでしたが、これはなかなか手強いです。

ただ、どんな英語音声も聞き取れるようになりたいと思っていて、自分にとって聞き取りが少し難しいと感じるぐらいの音声教材を探していたところだったので、タイミング的には丁度良かったと思っています。


ところで、ジェフ・ベゾスは、今年の世界長者番付で、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツを抜いて、初の首位になりました。

ジェフ・ベゾスの保有資産額は1120億ドル(約11兆9000億円)で、1年間の増加幅は392億ドル(約4兆1600億円)と番付史上最大を記録しました。

ソース元:ジェフ・ベゾスが初の首位に フォーブス世界長者番付2018

12兆円弱の資産があるって、もう異次元の世界ですね!!

ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ


ビジネス・経済分野の語音声教材や洋書が好きな人は、このオーディオブック、または、原書はとても楽しめると思います。

ジェフ・ベゾスとAmazonの興味深い話、驚くべきエピソードが満載です。


英語中級者・上級者でリスニング力を鍛えたい人には、このオーディオブックをオススメします♪




【ペーパーバック】

The Everything Store: Jeff Bezos and the Age of Amazon

The Everything Store: Jeff Bezos and the Age of Amazon




【邦訳本】

ジェフ・ベゾス 果てなき野望

ジェフ・ベゾス 果てなき野望




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2018-01-23

世界的名著 ― 「1984」George Orwell (著)

こんにちは、T-Dogです。

本日は「Nineteen Eighty-Four (1984)」(邦題: 1984年)という世界的に有名な小説の洋書をご紹介します。

因みに、僕は本書を10年以上前に購入したのですが、去年に読み始めるまでの間、ずっと積読になってしまっていました・・・

(*´Д`)

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まず、本作品の概要とあらすじですが、ウィキペディアに記載されている情報がよく纏まっているので、その一部を引用させていただきます。

【概要】
"トマス・モア『ユートピア』、スウィフト『ガリヴァー旅行記』、ザミャーチン『われら』、ハクスリー『すばらしい新世界』などのディストピア(反ユートピア)小説の系譜を引く作品で、全体主義国家によって分割統治された近未来世界の恐怖を描いている。・・・"

【あらすじ】
"1950年代に発生した核戦争を経て、1984年現在、世界はオセアニア、ユーラシア、イースタシアの3つの超大国によって分割統治されている。さらに、間にある紛争地域をめぐって絶えず戦争が繰り返されている。作品の舞台となるオセアニアでは、思想・言語・結婚などあらゆる市民生活に統制が加えられ、物資は欠乏し、市民は常に「テレスクリーン」と呼ばれる双方向テレビジョン、さらには町なかに仕掛けられたマイクによって屋内・屋外を問わず、ほぼすべての行動が当局によって監視されている。

ロンドンに住む主人公ウィンストン・スミスは、真理省の役人として日々歴史記録の改竄作業を行っていた。物心ついたころに見た旧体制やオセアニア成立当時の記憶は、記録が絶えず改竄されるため、存在したかどうかすら定かではない。スミスは、古道具屋で買ったノートに自分の考えを書いて整理するという、禁止された行為に手を染める。ある日の仕事中、抹殺されたはずの3人の人物が載った過去の新聞記事を偶然に見つけたことで、体制への疑いは確信へと変わる。「憎悪週間」の時間に遭遇した同僚の若い女性、ジューリアから手紙による告白を受け、出会いを重ねて愛し合うようになる・・・"



次に、「Nineteen Eighty-Four (1984)」の洋書としての英語の難易度ですが、英検準1級 or TOEIC700点後半以上のレベルの方であれば、読み進めることができると思います。

難単語も結構出てきますが、意味の分からない単語を読み飛ばしてもストーリーを理解することは、それほど難しくはないでしょう。

因みに、英検1級の読解問題の文章に比べれば、かなり読みやすいです。

洋書としての難易度は「中級レベル」ですかね。

初級レベルの洋書(「ハリー・ポッター」シリーズ、「Master of the Game (ゲームの達人)」、「Holes」など)を何冊か読破していて、もう少し難しめの洋書にチャレンジしたいと思っている人に、特にオススメしたい作品です。

Harry Potter and the Philosopher's Stone (Harry Potter 1)

Harry Potter and the Philosopher's Stone (Harry Potter 1)

Master of the Game

Master of the Game

Holes

Holes



本作品を読む前に、あらすじ、登場人物などの予備知識をウィキペディアなどで予め頭に入れておくと、ぐっと読みやすくなると思います。

また、本書の中では、"often"の比較級が、"more often"ではなく、古い英語表現である"oftener"が使われていたり、複数名詞"people"の複数形"peoples"が文中に出てくるなど、普段、英文を読んでいても、あまり目にしない単語や表現が出てきて、勉強になりました。

余談ですが、Weblio英会話コラムというサイト内の英語で「人(々)」を表す person(s)とpeople(s)の微妙な違いと使い方というコラムでは、上の"peoples"を含め、"person(s) "と"people(s) "についての大変よく纏まった説明が記載されていますので、是非ご一読されることをおすすめいたします。


最後に、「Nineteen Eighty-Four (1984)」の個人的な感想ですが、序盤は読んでいて若干退屈でしたが、主人公のウィンストン・スミスが、ジューリアから告白されるあたりから物語が徐々に盛り上がりを見せ、話の次の展開が気になるようになり、最後まで夢中に読むことができました。(物語の後半は、拷問(による洗脳)場面の描写が延々と続くのですが、英語で読んでいてもリアリティーがあって、結構エグいです。)

本作品は、政府による個人の生活や思想の徹底した監視と管理を含め、全体主義国家による統治の恐怖が描かれているので、読後、不安定化する現在の世界情勢や独裁国家、イデオロギーなどについて、色々と考えさせられました。

少しレベルの高い洋書を読むことに挑戦してみようと思っている方は、この世界的名著を手に取ってみてはいかがでしょうか?

Nineteen Eighty Four (Penguin Essentials)

Nineteen Eighty Four (Penguin Essentials)




因みに、原書が難しすぎると思われる人には、やさしい英語で書き直された「ラダーシリーズ」のもの(Level 4:使用語彙 2000語)があるので、そちらを読んでみるのもよいかもしれません。

一九八四年 1984 (ラダーシリーズ Level 4)

一九八四年 1984 (ラダーシリーズ Level 4)




【映画】



【邦訳版】

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)



【漫画】

1984年 (まんがで読破 MD100)

1984年 (まんがで読破 MD100)




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2017-12-25

スヌーピーの漫画で英語を楽しく勉強する

こんにちは、T-Dogです。

前回の「SLAM DUNK(スラムダンク)」英語版に続き、今回は「ピーナッツ (スヌーピー)」の英語版をご紹介します。

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僕の友人・知人の中にも「若かりし頃、スヌーピーの漫画で英語を勉強したなぁ」と言っていた女性が何人かいますが、スヌーピーやチャーリー・ブラウンなど、個性豊かで、ほのぼのしたキャラと、その一方で、時に彼らが現実的でシニカルな言動を取るところが「ピーナッツ (Peanuts)」の大きな魅力と言えるのではないでしょうか?

僕の所有しているものは、2015年11月発行のものですが、1990年10月発行の初版から、その時点で既に62版となっています。

驚異的なロングセラーですね。

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本書は、角川書店から出版されていて、漫画の横に和訳が併記されているバイリンガル・コミックです。

翻訳者はなんと詩人の谷川俊太郎氏です。

谷川俊太郎さんは詩人として大変有名ですが、翻訳家でもあることを、僕は本書で初めて知りました。

本書「A peanuts book featuring Snoopy」では、(アメリカの漫画に和訳を付けて編集したものなので、当然といえば当然なのですが)実際にアメリカで使われる口語表現が沢山出てくるので、英語の日常会話表現の勉強にもなるかと思います。

4コマ漫画形式なので、スキマ時間に少しずつ読むのにも向いています。

「ピーナッツ (Peanuts)」って簡単に読めるかと思っていたのですが、アメリカンジョークやアメリカ的なユーモアなど文化的な背景が分からないと笑いのツボが理解できなかったり、英語圏で暮らしていれば日常生活の中で頻繁に出てくるような簡単な会話表現であっても、ほぼ受験英語しか勉強していない人だと日本語訳が分からない箇所も多々あるのではないかな?、というのが率直な感想です。

そういう意味では、まずは和訳も併記されている本シリーズからピーナッツの世界に入るのもよろしいのではないでしょうか。

谷川俊太郎さんの訳は、原文に忠実でありながら、とてもこなれた素晴らしい日本語訳です。

本書は、英語スクールなどで英語を習っている小学生、または中学生から大人まで幅広い年齢層の方々が英語を楽しめる作品だと思います。


英語学習の観点から言えば、文字数も決して少なくなく、一冊を通じて結構なボリュームがあり、漫画なので小難しい表現はありませんが語彙や実践的な英語表現も身に付きます。

例えば、本書の73頁に、スヌーピーがウッドストック達に自然についての本に書かれている内容を話している場面があります。

その中で、“A CODFISH MAY LAY AS MANY AS NINE MILLION EGGS AT ONE TIME”(「タラという魚は一度に900万もの卵を産むことがある」)という台詞があります。

この一文からだけでも多くのことが学べます。

“codfish”が、何かの魚だろうと推測できても、ずばり「タラ」のことだと知っている人は少ないと思います。

“lay”という単語の「横たえる、置く」という意味は知っていても、(“lay an egg”, “lay 〜 eggs”の形で)「卵を産む」という意味があることを知っている人も少ないのではないでしょうか?

“as many as 〜”「〜もの数の;〜と同数のもの」や“at one time”「一度に;一回につき」という重要表現も出てきます。

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A peanuts book featuring Snoopy (1)

A peanuts book featuring Snoopy (1)




因みに、バイリンガル・コミックではない、オリジナル版(洋書)はアメリカの複数の出版社から発行されています。


It's a Dog's Life, Snoopy (Peanuts)

It's a Dog's Life, Snoopy (Peanuts)


The Complete Peanuts 1995 to 1998

The Complete Peanuts 1995 to 1998





今も世界中で愛され続けているスヌーピーとその仲間たちと一緒に楽しく英語を学ぶのもよろしいのではないでしょうか♪

(^o^)


関連記事:日本の人気漫画の英語版で英語上達

関連記事:超オススメ!!楽しく学べる英語コミック 「ドラえもん Doraemon ― Gadget cat from the future」


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