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2018-06-19

とにかく面白い!! ― 英語コミック「HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)」


こんにちは、T-Dogです。

今まで何度か英語コミックスを紹介していますが、今回は「HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)」の英語版をご紹介したいと思います。

僕は HUNTER×HUNTER の原作(=日本語版)を読んだことがないのですが、数年前に、原作者である冨樫義博先生について、職場の元同僚から、「彼は休載が多くて、その上、休載期間も長いことで有名なのだけれども、それでも出版社から切られない稀有な漫画家なんですよ。何故なら、彼は大ヒット漫画を書ける、言わば天才だから」というような話を聞いたことがあり、それ以来、何となく冨樫先生と彼の作品が気になっていました。

また、冨樫先生の漫画を読んだことがなかったとはいえ、彼の代表作である「幽☆遊☆白書」「HUNTER×HUNTER」の作品名ぐらいは知っていました。

そんなわけで、この度ようやく「HUNTER×HUNTER」(英語版)を購入し、読んでみました。

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Wikipedia(ウィキペディア)にHUNTER×HUNTERの概要、ストーリー等に関する、よく纏められた情報が記載されています。(Wikipedia英語版にもHUNTER×HUNTERの記載があります。)

HUNTER×HUNTERのことをよく知らないという人は、このWikipediaの記載を読めば、本作品の大体の基本情報が得られます。

日本語版:HUNTER×HUNTER

英語版:Hunter × Hunter


【HUNTER×HUNTER(英語版)の英語について】

基本的に会話文は短いです。

しかし、漫画の割に、少し長めの会話や説明も処々に出てきます。

但し、長めの会話や説明の英文も、文法・構文はシンプルです。

漫画という性質上、会話中心で、且つ、英語圏のネイティブスピーカーの読者向けに翻訳されたものなので、口語表現やスラングがバンバン出てきます。

従って、学校の英語教育の中では、ほとんど出会う機会がないような「単語」、「イディオム」、「英語表現」等を沢山知ることが出来ます。


使用されている英単語については、英語版コミックとしては、単語レベルは高い部類に入ると思います。

全体的には基本単語中心ですが、難単語も割と普通に出てきて、その中には英検1級でも出題されないような難単語もあります。

HUNTER×HUNTERは、ジャンルが「冒険活劇」・「ファンタジー」なので、日常であまり使われることがない単語や専門用語的な単語が使われている為だと思います。

また、本作品の翻訳者が、ワードチョイスとして、日常的に使われる単語よりも、文学的で洒落ている単語を使うことを好む傾向にあるのではないかと思いました。(あくまで僕の憶測に過ぎませんが・・・)

そういった意味で、英語上級者にとっても、なかなか歯ごたえがあって、楽しめるマンガ作品だと思います。

例えば、第1巻には、下記の単語が出てきます。


  • weakling:虚弱者、意志薄弱者、弱虫 (p.32)

  • maelstrom:大渦巻 (p.59)

  • crummy:薄汚い、みすぼらしい (p.68)

  • unquantifiable:数量化できない (p.72)

  • snide:嫌みな、卑劣な、下劣な (p.78)

  • shape-shifter:いろいろな姿に変身する妖怪 (p.91)

  • laxative:緩下剤、通じ薬 (p.123)

  • sobriquet:あだ名、ニックネーム、仮名 (p.128)

  • dehydration:脱水(症) (p.130)

  • kaput :ぶち壊された、駄目になった、望みを絶たれた、運の尽きた (p.141)


いかがでしょうか?

結構難しい単語が使われていると思いませんか?

ただ、漫画なので、多少知らない単語があっても、絵が助けになって単語の意味を推測できることもありますし、ストーリーを理解することは、それほど難しくないと思います。

どうしてもストーリーが理解できない、または、単語の意味をちゃんと理解したいという人は、オリジナル(=日本語版)も用意して、そちらを先に読むとか、解らない部分を確認してみるのも、よい方法だと思います。

もともと原作が大好きで、セリフもほとんど覚えているぐらいの人であれば、会話中に出てくる英単語の意味も覚えやすいのではないでしょうか。

また、辞書を使ってしっかりと調べたいという人の場合は、未知の単語を一つ一つ調べながら読み進めようとすることはオススメしません。

何故なら、作品自体を楽しむことが出来なくなってしまうからです。

それでは本末転倒なので、まずは辞書なしで読んで、その後に読み直して、知らない単語をピックアップして調べていく方法を推奨します。


それから、漫画では、色々な間投詞、Onomatopoeia(オノマトペ = 擬音語)、mimetic word(擬態語)など、普通の英語教材で勉強していてもなかなか学べない単語がよく使われますので、そういった普段の英語学習で滅多に出会わない単語を学ぶこともできます。

一例ですが、第1巻には、下記の単語が出てきます。

  • tromp:ドシンドシン[ヅカヅカ]と歩く、てくてく歩く (p.13)
    (※ 動詞を使って状況を表現する例)

  • ta-dah:ジャジャーン! (p.60)

  • yay:わーい、やったー、イエーイ (p.61)

  • heh:へー、えっ(軽蔑・おかしさ・驚き・疑問などを表す) (p.80)

  • boing:ピョーン、ボイン(跳ねる様子を表す) (p.89)

  • sizzle:(食材を調理した時などの)ジュージュー[シューシュー]いう音 (p.108)

  • phew:ほー、へー、ヒャーッ、うへえ、ハーッ,フーッ、やれやれ、ふう(驚き・いらだち・不快・嫌悪・疲れ・息切れ・安堵などを表す)(p.161)


短縮形・省略形も頻繁に出てきます。

  • ol' = old (p.13)

  • y'see = you see (p.28)

  • 'em = them (p.53)

  • d'ya = do ya (= do you) (p.137)


上述のとおり、HUNTER×HUNTER(英語版)は、難単語、口語表現、スラング、間投詞、擬音語・擬態語、短縮形・省略形が満載で、英語力向上に役立つ漫画だと思います。

漫画の利点として、「難単語」や「英語学習教材では滅多に出題されない単語」など、そもそも出会う機会が極端に少ない単語は、たとえ出会ったその場で覚えたとしても直ぐに忘れてしまうことが多いと思いますが、漫画の場合、その場面の絵と単語が一緒にイメージとして結び付けられるので、テキストのみで構成されている洋書や英文記事などよりも、単語の記憶定着率は高くなるでしょう。

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何よりもかによりも、この作品は、予期せぬ展開とどんでん返しの連続で、「とにかく面白い!!」の一言に尽きます!!

Hunter X Hunter 1

Hunter X Hunter 1



因みに、大体どの巻も電子書籍版(Kindle版)の方が、価格が安いです。
↓↓↓↓↓




因みに、冨樫先生の奥様は「美少女戦士セーラームーン」の原作者である武内直子先生です。

「美少女戦士セーラームーン」の英語版は、英語版コミックと日英対訳のバイリンガルコミックの2種類が出版されています。

Sailor Moon 1

Sailor Moon 1

Sailor Moon Box Set (Vol. 1-6)

Sailor Moon Box Set (Vol. 1-6)



以上、月に代わってお仕置きされたいT-Dogがご紹介しました♪

(ノ´∀`*)


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2018-06-11

英検とLexile指数

こんにちは、T-Dogです。

前回のブログ記事で、「読解力」および「文章の難易度」を示す指標である「Lexile(レクサイル)指数」から自分の英語読解レベルに合った洋書を探すことができるという話を書きました。 

Lexile指数について、色々と調べていたら、英検の公式ウェブサイトに「英検・TEAPに関する読解度指標であるLexile指標を用いた検証」という、英検とTEAP (Test of English for Academic Purposes) のリーディング問題とLexile指数の相関関係についての検証結果報告の記事を見つけました。

記事には以下のことが記載されています。

“英検5級(約350L)から1級(約1300L)まで級が上がるごとにLexile指標が徐々に上がっていくこと、またTEAPのLexile指標は英検準1級程度(約1200L)であることが示されました。”



本記事のページ内に「Eiken_Text_Measurement_Report_Digital」という、この検証の詳細内容が書かれた検証結果報告(英文)のPDFのリンクがあります。

Eiken_Text_Measurement_Report_Digital

このPDFの中に下の図があり、英検各級(とTEAP)のリーディング問題の難易度がLexile指数で数値化されています。

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Lexile指数の数値により、英検各級のリーディング問題の客観的な難易度が分かります。

しかし、「英検の該当級のLexile指数の数値レベルの洋書が読めない」=「自分の英文読解力が英検の該当級のリーディング問題の合格点レベルに達していない」ということではないでしょう。

そもそも英検2級までの級であれば、合格する為に、同等のLexile指数の洋書が読めるレベルの英文読解力が要求されるかというと、そんなことはないと思います。

例えば、この図から、英検2級のLexile指数は、1000L〜1020Lですが、このレベルだと割と普通に大人向けの洋書が読めて理解できるレベルといえます。

以前のブログ記事<洋書が読める英語レベルかどうかの試金石になり得るペーパーバック − 「Holes」Louis Sachar (著)>で取り上げた「Holes」(邦題「穴 HOLES」)は、660Lで、アメリカの小学4年〜小学5年の読解レベルです。

「Harry Potter and the Sorcerer's Stone」(邦題「ハリー・ポッターと賢者の石」)は、880Lで、アメリカの小学5年〜中学3年の読解レベルです。

これら2冊の洋書のLexile指数は、英検2級のリーディング問題のLexile指数:1000L〜1020Lより低いですが、英検2級合格者でも一冊読み通すことができる人の方が少ないのではないかと思います。

少なくとも、僕自身が英検2級に合格した頃の英語力では、「Holes」や「Harry Potter and the Sorcerer's Stone」レベルの洋書を一冊読み終えるなんてとても出来ませんでした。

何故、このようなギャップがあるかと考えた時、その主な要因は語彙だと思います。

「Holes」にも「Harry Potter and the Sorcerer's Stone」にも本文中に、英検準1級や英検1級レベルの単語が出てきます。

特に「Harry Potter and the Sorcerer's Stone」は、複雑な文章は出てきませんが、難単語が普通にポンポン出てきます。

本(=洋書)は、単語数や難易度、構文の複雑さなどに基づきLexile指数がふられるのですが、「Holes」「Harry Potter and the Sorcerer's Stone」は、構文の複雑な文章は少なく、単語については、難単語が混ざっていても、全体的には易しい単語の数が多くなるので、結果的に英検2級のリーディング問題のLexile指数より低い数値になっているのではないかと僕は推測します。

英検2級は、推奨目安:高校卒業程度となっていますが、僕の実感では、日本の中堅私立大学の英語入試問題で合格点が取れるぐらいの英語力が要求されると思います。

ソース元:各級の目安

従いまして、英検2級のリーディング問題で出題される文章の構文は、ある程度複雑で、難単語とは言えないが、そこそこレベルの高い英単語の使用頻度が高い為、Lexile指数:1000L〜1020Lという数値になっているのではないでしょうか。


僕の見解としては、英検2級までであれば、該当級のリーディング問題で合格点が取れることと、検証報告の該当級のLexile指数と同等のLexile指数の洋書が読めることはイコールではない、ということです。

従いまして、英検2級までの級では、Lexile指数は英検リーディング問題の難易度の客観的な指標として、参考にはなるけれども、実際の英検合格の為の試験対策・試験勉強には、特に役立つものではないと考えます。

一方、英検準1級と英検1級に関しては、英検2級と比べて、語彙レベルが格段に上がり、読解問題の文章も難化するので、それぞれ該当級のリーディング問題のLexile指数を参考にして、日頃から洋書を読んで読解力を鍛えることは有効な試験対策・試験勉強の一つになると思います。


前回のブログ記事でもご紹介した、Amazon のサイト内の「Lexile指数とは?」で、「Lexile(レクサイル)指数」について、以下の解説があります。

“リーディングに適切な本の難易度は、個人のLexile指数を基準にマイナス100Lからプラス50Lまでの範囲です。たとえば個人のLexile指数が1000Lの場合、読書に適した範囲は900L〜1050Lになります。この範囲内の本に頻繁に触れることが、英語の読解力向上の一助となります。”


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この解説に従えば、英検準1級、英検1級のリーディング問題レベルの読解力(英検準1級:1180L〜1200L;英検1級:1280L〜1360L)に到達する為には、自分のLexile指数を基準に、読書に適したLexile指数の洋書を読む習慣をつけて、自分のLexile指数を向上させることが、一つの有効な方法と言えるでしょう。


自分の現在のLexile指数を知る簡単な方法の一つとして、もしTOEICを受験したことがあるのであれば、Amazon のサイト内の「英語 難易度別リーディングガイド」の「TOEICリーディングスコアから探す」の欄で、自分のおおよそのLexile指数を知ることができます。

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さて、英検の公式ウェブサイトの「英検・TEAPに関する読解度指標であるLexile指標を用いた検証」の記事の中に、以下の記載があります。

“MetaMetrics社の行った別調査*1から、Japan Times やNew York Times等の英字新聞で扱われる記事は1350L程度であることがわかっているため、本レポートにより、英字新聞で扱われる英文は英検1級と同程度であることが判明いたしました。”


英検1級のリーディング問題の読解難易度は、英字新聞と同程度ということですね。

この英字新聞に関する調査のホワイトペーパー「Text Complexity of English International Newspapers in a World Preparing for College and Career」へのリンクが本記事内にあります。

英文のホワイトペーパーですが、大変興味深いことが書かれていますので、こちらもご一読されることをおすすめします。

Text Complexity of English International Newspapers in a World Preparing for College and Career


以上、英検各級のリーディング問題とLexile指数の相関関係のお話でした。

ソース元:英検・TEAPに関する読解度指標であるLexile指標を用いた検証

(※ 本記事内では、「Lexile指数」が「Lexile指標」と表記されています。)


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2018-05-17

「Lexile指数」で自分の英語読解レベルに合った洋書を探す

こんにちは、T-Dogです。

ネイティブレベル、または、それに近い非常に高い英語力を持つ人を除けば、洋書を購入して読んでみると、本の内容はさて置き、その英文が、自分にとっては難し過ぎたり、逆に易し過ぎた、という経験は誰しもあるのではないでしょうか?

英文が易しい分には構わないと思いますが、自分の英語の読解レベルでは難し過ぎる洋書を手に取ってしまった場合、読むのに非常に時間が掛かり、内容もよく理解できず、途中で挫折して読むことを諦めてしまうこともあるかと思います。

ところで、僕自身は、自分の英文読解レベルに合っているかどうかということは考えず、欲しいと思った洋書を購入するタイプです。

しかし、いざ欲しくて購入してはみたものの、難単語がかなり多く含まれている、或いは、文章が複雑で難解な洋書の場合、最初の数ページを読んだだけで読むのをやめてしまい、そのまま読まずに何年も本棚に入ったままのものも何冊かあります。

┐(´д`)┌ヤレヤレ


単語数・語彙レベルと文章中の文法を制限している英語学習者用のGraded Readersなどから卒業して、いよいよ原書にチャレンジしようとしている人の場合、最初の一冊目で、自分の読解レベルを超えた本を選んでしまうと、初っ端からいきなり挫折を味わうことになってしまいます。

そして、「やっぱり自分には洋書は無理だわ〜」と、すっかり自信を喪失してしまって、洋書を読むこと自体を諦めてしまうことにもなりかねません。

また、英語学習関連のサイトやブログで紹介されている洋書の難易度の評価や、洋書を販売しているオンラインブックストアの難易度評価を参考にして洋書を選んだとしても、その評価が必ずしも客観的で信頼できるものとは限りません。

例えば、洋書の中で、英語学習者にも人気の高いロングセラー小説「Harry Potter and the Sorcerer's Stone」(ハリー・ポッターシリーズの第1作目)などは、色々な英語学習関連のサイトやブログで、オススメの洋書として紹介されていますが、その難易度については、それらのサイトやブログによって、評価がまちまちだったりします。

オンラインブックストアなどの洋書難易度評価も、評価の客観性が疑わしいものがあります。(そもそも洋書の難易度を表示しているオンラインブックストア自体が少ないですけれども。)

特に、英語学習関連のサイトやブログのレビューの場合、運営者やレビュアーが、自分のTOEICスコアなどを基準として、主観的に「簡単に読める」とか「難しい」とか、一個人の英語レベルが難易度評価の尺度になっていて、客観的な評価になっていないものが散見されます。(僕が過去にこのブログ内で紹介した洋書の難易度評価も、主観的な自分基準のものなので、全然偉そうなことを言える立場ではないですが・・・)


そんな中、ECサイトのAmazon(アマゾン)は、「Lexile(レクサイル)指数」という、英語の読解力を客観的に測定するツールとして開発された指標を取り入れて、洋書を英文の難易度別に探せる「英語 難易度別リーディングガイド」というサービスを、既に2013年から提供しています。


「Lexile(レクサイル)指数」については、Amazon のサイト内の「Lexile指数とは?」で以下のとおり、解説されています。

“Lexile指数とは、アメリカのMetaMetrics®社が開発した「読解力」および「文章の難易度」を示す指標です。世界165か国以上で活用されているほか、アメリカでは、小学3年生〜高校3年生の約半数が、英語能力テストの結果とともにLexile指数の判定を受けています。本は、単語数や難易度、構文の複雑さなどに基づきLexile指数がふられます。

リーディングに適切な本の難易度は、個人のLexile指数を基準にマイナス100Lからプラス50Lまでの範囲です。たとえば個人のLexile指数が1000Lの場合、読書に適した範囲は900L〜1050Lになります。この範囲内の本に頻繁に触れることが、英語の読解力向上の一助となります。”



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Lexile指数とは?


【読み手のLexile指数が1000Lの場合、想定される文章の理解率】
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上述の「Harry Potter and the Sorcerer's Stone」(邦題「ハリー・ポッターと賢者の石」)は、880Lで、アメリカの小学5年〜中学3年の読解レベルです。



驚くべきことに、大人向けの小説やビジネス書でも、小中学生向けの「ハリー・ポッターシリーズ」より、Lexile指数の低い洋書が、沢山あります。


例えば、アガサ・クリスティー の代表作の1つである「Murder on the Orient Express」(邦題「オリエント急行の殺人」;「オリエント急行殺人事件」)は、640Lで、アメリカの小学3年〜小学5年の読解レベルです。

Murder on the Orient Express

Murder on the Orient Express



つまり、客観的に「ハリー・ポッターシリーズ」の原書は、洋書初級者が読むには、ハードルが高いと言えます。

「Harry Potter and the Sorcerer's Stone」は、僕も読みましたが、文章は平易ですが、英検1級に出題されるぐらいのレベルの難単語がちょいちょい出てくるので、そういった意味で、理解するのが難しいと思います。


Amazon のサイト内の「英語 難易度別リーディングガイド」で、Lexile指数に基づく、「Lexile指数別」・「TOEICリーディングスコア別」・「アメリカの学年別」の何れかによって、自分の英語の読解レベルに合った本を探すことができます。

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英語 難易度別リーディングガイド


自分の読解レベルに丁度良い洋書を見つけたい人は、この「英語 難易度別リーディングガイド」から探してみては如何でしょうか?


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2018-05-13

「日本人が知らない ネイティブがよく使う英会話フレーズ400」 ジェームス・M・バーダマン (著)

こんにちは、T-Dogです。

本日は「日本人が知らない ネイティブがよく使う英会話フレーズ400」 ジェームス・M・バーダマン (著) という本をご紹介します。

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裏表紙(下の写真)に下記の内容紹介が記載されています。

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“外国映画を見ていて簡単な単語が使われているのに、まったく意味が分からなかった経験はありませんか?こうした表現は、単語が分かってもその慣用表現そのものを知らなければ意味は分かりません。この本では、日本人の多くの英語学習者が知らない「生きたアメリカ英語表現」400を厳選、その使い方と微妙なニュアンスを解説しています。”


この内容紹介のとおり、本書は、アメリカ英語で使用頻度の高い、厳選された400の口語表現が、例文付きで紹介・解説されています。


本書で紹介・解説されているフレーズの中で、僕が元々知っていたものは全体の30%〜40%ぐらいで、その多くは、僕がアメリカ人と実際に会話する時に頻繁に出てくるものや、洋画や海外ドラマの台詞でよく出てくる表現でした。

一方、本書で紹介されている残り60%〜70%ぐらいのフレーズを、今まで知らなかったのが、自分としてはショックでした。

紹介・解説されているフレーズは、簡単な単語から構成されているにもかかわらず、意味が推測できないものが多いです。

つまり、その慣用表現そのものを、知っているか、知らないかの問題であり、知らなければ、意味が全くとれないということです。

誰しも洋画や海外ドラマを観ている時に、簡単な単語で構成されていて、全部聞き取れるのに意味がわからない台詞に出くわすことがあるかと思いますが、それらの多くは、こういった慣用表現でしょう。

この本で紹介されているフレーズは、受験英語や、英検、TOEICなどの英語資格試験ではお目にかかることがないものが殆どです。(ごく一部、TOEICのリスニングセクションなどに出てきそうなフレーズはありますが。)

逆説的に言えば、入学試験合格が目的の受験生や、英語資格試験の合格・スコアアップが当面の最優先課題の人にとっては、それらの目的達成の為にはこの本は役立ちません。

しかし、本書は、特に、英語の会話表現の幅を広げたい人や、洋画や海外ドラマを「英語字幕」か「字幕無し」で観ている人 / 観られるようになりたい人にとっては、とても役立つ本です。


本書の目次 (Contents) には、各フレーズの「通し番号」・「フレーズ」・「フレーズの日本語訳」・「ページ番号」が記載されています。
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本文には、「各フレーズ」と「日本語訳」以外に、「同じ意味を言い換えた英語表現」、「解説」、「例文」が記載されています。

個人的には、「同じ意味を言い換えた英語表現」(写真の赤枠部分)も大変参考になり、自分の英会話表現の幅を広げるのに役立ちました。
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また、本書を読み進める中で、簡単な単語の多義語としての奥深さというか、特に中学校で習うような簡単な名詞や動詞の代表的な意味ではなく、他の意味とかニュアンスを知ることができたことは、とても大きな収穫でした。


この本の残念な点を挙げるとすれば、音声が付いていないことです。

個人的には、別売りでも構わないので、音声CD、若しくは、ダウンロードできる音声ファイルが欲しいと思いました。

紹介されているフレーズは、その殆どが簡単な単語で構成されているものなので、音声があれば、繰り返し聴くことによって、簡単に覚えることができそうなので、その点だけが、惜しいところです。

しかし、音声が付いていないことを除けば、早稲田大学教授であり、英語学習関連の書籍も多数執筆しているアメリカ人の著者が厳選した、アメリカ英語の口語表現を400フレーズも学べる本書は、良書だと思います。

上述のとおり、特に、英語の会話表現の幅を広げたい人や、洋画や海外ドラマを「英語字幕」か「字幕無し」で観ている人 / 観られるようになりたい人にとっては、読む価値のある一冊だと思います。




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2018-04-10

輸入盤DVD「Bright Lights, Big City」(邦題:再会の街~ブライトライツ・ビッグシティ~ )

こんにちは、T-Dogです。

今回は、過去のブログ記事<海外TVドラマ・洋画のDVDで英語を学ぶ − その4 便利グッズ>の中で、海外版DVDの一例として少しご紹介したことのある「Bright Lights, Big City」について書きたいと思います。

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尚、本作品は、輸入盤DVD(北米版)ですので、日本国内で販売されているDVDとリージョンコードが異なる為、リージョンフリーDVDプレイヤーリージョンフリーブルーレイ プレイヤーなどの輸入盤(輸入版;海外版)DVDが視聴できる機器が必要になります。



僕は、洋画や海外ドラマのDVDを鑑賞する時、英語学習も兼ねて英語音声・英語字幕で観ているので、(英語字幕は欲しいですが)日本語字幕がなくても構わないですし、リージョンフリーDVDプレイヤーを持っているので、国内版DVDが入手困難な場合や国内版未発売作品であれば、輸入盤DVDを購入しています。


「Bright Lights, Big City」(邦題:再会の街~ブライトライツ・ビッグシティ~ )は、1988年に公開された、マイケル・J・フォックス主演のアメリカ映画です。

ストーリーの概略は、 Wikipedia に以下のように記載されています。

“作家になることを夢みて、ビッグ・シティ、ニューヨークに住み、出版社に勤めるジェイミー(マイケル・J・フォックス)。しかし彼は、愛する妻であるアマンダ(フィービー・ケイツ)から一方的に別れを告げられ、また母も失くした。そんな彼は、毎晩、悪友のタッド(キーファー・サザーランド)と飲み歩き、酒とドラッグで寂しさを紛らわす毎日を過ごしていた。しかし、タッドの従妹であるヴィッキー(トレイシー・ポラン)との出会いで、彼の心はいい方向に向かい、自分を取り戻す日がやってくるのだった。”

上の説明ではあまり良くわからないですね。

/(^o^)\


Wikipediaの英語ページの方が、ストーリーを含め、本作品について、より詳細な情報を得ることができます。

https://en.wikipedia.org/wiki/Bright_Lights,_Big_City_(film)


僕の解釈で、ストーリーをざっと説明すると以下のような感じです。

ニューヨークのマンハッタンを舞台にした、ちょっと退廃的な雰囲気が漂う大人の青春映画。

ジェイミー・コンウェイ(主人公)は知識人向けの雑誌を出版している一流出版社に勤務していて、彼の部署は調査課で、仕事はファクトチェッカー (fact checker) 。作家になることを夢見て、ニューヨークで暮らしている。

アメリカの田舎町出身の美人の妻アマンダは、人気モデルになるやいなや、彼を捨てて家を出てしまった。

彼女がいつか戻ってくることを心の中で望みながらも、外に対してはまるで何でもないかのように振舞い、夜は悪友のタッドとナイトクラブ通いの毎日。

やがて、コカインに溺れ、連夜のクラブ通いで、仕事にも悪影響が出て、厳格な女性上司に睨まれ、仕事も危うい状況に・・・

そんな悪循環の生活の中、タッドの従妹ヴィッキーとの出会いで、彼の精神状態は少し良い方向に向かい、見失っていた自分自身を取り戻し、もう一度、一からやり直すことを心に決める・・・


・・・といった全体的に少し暗いトーン、でも陰鬱でジメっとした感じではなく、大都会ニューヨークが舞台ということもあり、どちらかというと、乾いた感じで、最後には、一筋の希望の光が見える物語です。


マイケル・J・フォックスと言えば、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、「摩天楼はバラ色に」、「ドク・ハリウッド」などのコメディ作品への出演が多い俳優ですが、本作は、彼の映画の中では、数少ないシリアスな作品の一つです。

マイケル・J・フォックスは好きな俳優の一人なので、彼の出演する作品は沢山観ましたが、僕はこの作品が一番好きです。

また、本作品では、悪友タッド役をキーファー・サザーランド、妻アマンダ役をフィービー・ケイツが演じているなど、主要登場人物役がなかなか豪華です。

そして、タッドの従妹ヴィッキー役を演じたトレイシー・ポランとマイケル・J・フォックスは、この映画の撮影後に結婚しています。(因みに、この二人は、この映画の前にも、テレビドラマ「ファミリー・タイズ (Family Ties) 」で恋人役として共演しています。)



それから、本作品の原作は小説なのですが、原作者のジェイ・マキナニーが映画の脚本を執筆しています。

その為か、原作小説の持つ独特の雰囲気が、映画にも上手く投影されていると思いました。


本作品は、日本でのDVD化を望む声も少なくないようですが、約30年前の映像作品なので、これから製造・販売される可能性は低いのではないでしょうか。(派手さはありませんが、本当に素晴らしい作品なので、多くの人に観てもらいたいですけれども・・・)

この輸入盤DVDには、日本語音声・日本語がありませんので、僕は英語音声・英語字幕で鑑賞しています。

英語学習の観点から言えば、シリアスな内容で、登場人物達の会話シーンが多い、この手の作品にしては、会話シーンの英語は、聴き取りやすい方だと思います。

例えば、過去のブログ記事でご紹介した「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち ( 原題: Good Will Hunting)」なんかに比べると、会話は断然聴き取りやすいです。



シリアスなドラマや映画は台詞の聴き取りが難しいと感じている人でも、「Bright Lights, Big City」は、英語字幕を表示して観れば、普通に楽しめるのではないかと思います。

英語字幕を見ていても、それほど難しい単語は出てこない印象です。


余談ですが、DVDは日本国内盤が販売されていないのに、何故か映画のオリジナル・サウンドトラックは国内盤も発売されています。

プリンス、ドナルド・フェイゲン、ブライアン・フェリー、ニュー・オーダーなどのアーティスト達が楽曲を提供していて、サウンドトラックも映画同様に良作です。




僕は、このDVDを購入する前にも、ずいぶん昔に本作品を数回観たことがあり、その後、原作も読みました。

原作の英単語のレベルは、やや難しい単語がところどころ出てくる程度ですが、現代(1980年代前半?)のニューヨークが舞台ということもあり、スラングや辞書には載っていないような、くだけた言い回し、文学的な表現が出てくること、また文化的な背景が分からないと理解が難しい表現も多かったかと記憶しています。

ところどころ意味が分からない場面もありましたが、映画を先に観ていて、ストーリーを把握していたこともあり、割と読みやすかったです。

ある程度、洋書を読んでいる人で、大人向けの青春小説が読みたいという人には、うってつけの一冊です。

Bright Lights, Big City

Bright Lights, Big City




因みに、邦訳本も出版されていて、出版当時ベストセラーになったようです。

ソース元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ジェイ・マキナニー




本作品は、今とは異なる、1980年代のニューヨークの街の雰囲気、そして、そこで生活するニューヨーカー達のファッションや様子も窺い知ることができ、それもまた一興です。

Bright Lights, Big City [DVD] [Import]

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