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英語上達―継続は力なり このページをアンテナに追加 RSSフィード



2013-02-10

TOEIC900点までの道程—その6

こんにちは、T-Dogです。

今回は僕のTOEIC リスニングセクション対策について書きたいと思います。


<TOEIC リスニングセクション パート1 — 写真描写問題>

パート1は写真を見て、説明文のナレーションが4つ流れるので、その4つのうち写真の内容を最も的確に描写しているものを答える問題です。

パート1はTOEICのリスニングセクションの中で難易度の低いパートと言われていますし、実際、難易度は低いのですが、それ故に、確実に取らなければならないということになります。

僕の場合、リスニングセクションの正解率が95%以上の時は、パート1は全10問確実に取れた感触がある、若しくは少し自信のない問題がせいぜい1問という感じです。逆に、このパートで自分の解答に自信のない設問が2〜3問ある時は、大抵正解率が95%を下回っています。

僕はリスニングセクションで得点を稼いでいるタイプなので、落としてはいけないパート1で2問以上不正解の可能性があると思ってしまうと、その時点で精神的に相当なプレッシャーがかかります。その為、パート1以降のリスニング問題にも心理的に悪影響が出てしまい、結果、リスニングセクションのスコアがより下がってしまっていると自分なりに分析しています。

僕と同じように、難易度の低いパート1で普段より出来なかったと感じた時、動揺して、それ以降のペースが乱れてしまった経験はありませんでしょうか?

特に、僕のようにリーディングセクションのスコアがイマイチで、いつもリスニングセクションで得点稼ぎをしているタイプの方は、パート1の出来不出来の感触によって、リスニングセクション全体の良し悪しが大きく影響されてしまうという方も少なくないのではないでしょうか?

最近は、パート1の感触が良くなかった時は、意識的に「済んだことをクヨクヨ考え、引きずってしまっては、結果的に、スコアは下がりこそすれ上がることはないのだから、気持ちを切り替えてパート2以降を頑張ろう!!」と心の中で自分に言い聞かせるようにしています。 ^^;

さて、具体的な対策ですが、僕自身はパート1に絞った対策学習というものをやったことがありません。(・∀・)

パート1については、対策・攻略法・テクニックなどよりも、地道にリスニングのトレーニングをしていれば、正答率は徐々に上がると思います。そもそも難易度が低いですから・・・。

但し、毎回試験の際は、以下の2点を心に留めてパート1に臨んでいます。

1. 全10問の写真の凝視

これは、パート1の1問目のナレーションが流れる前までの短い時間の中で、予め全10問の写真に何が写っているのかを出来る限りよく見ておくということです。

例えば、「写真のど真ん中に大きく飛行機が写っていたとしても、その写真の説明として正しい説明文は飛行機についてではなく、飛行機の周りにいる整備士についての説明文が正解」ということもあり得ます。従って、その写真の中心の人・物だけでなく、その周囲の人・物などにも注意を向ける必要があるということです。

別の例を挙げると、「写真の中心にあるものが、路上の車やバイクだとしても、その周囲に信号機、道路標識、歩道、歩行者、建物などがあれば、それらについて述べた説明文が写真の状況と合致していて(=正解)、車やバイクについての説明文は写真の状況とは合致していない(=不正解)」ということもあり得るということです。

つまり、写真の中の中心となる人・物だけでなく、その周囲に写っている人・物・風景など全てをよく見るように心がけています。

2. 写真の中で描かれている人・物の状態に注意

これは1つ目の留意点に関連していることですが、例えば、「椅子があって、その椅子の側で2人の女性が立ち話をしている写真だとします。ここで、説明文中に『椅子 (chair)』 という単語が聞き取れたからといって、それが答えとは限りません。『椅子の側で女性2人が話している』という説明ではなく、『椅子に1人の女性が座っている』という説明文だとしたら、それは不正解で、他の3つの説明文のどれかが正解」ということになります。

また、「人々が道を歩いている写真があったとして、不正解の説明文で『歩く (walk)』ではなく『働く (work)』という発音が似ている単語を使った引っ掛け問題や、『歩く (walk)』ではなく『走る (run)』という状況と合致しない説明の可能性もある」ので、説明文に写真の状況を表しているような単語・表現が出て来ても、本当に写真の状況と合致しているかを素早く判断するよう心がけています。


<TOEIC リスニングセクション パート2 — 応用問題>

パート2は1つの質問(or 文)とそれに対する3つの応答が放送され、質問に対して最も相応しい応答を選ぶ問題です。

個人的にはTOEICのリスニングセクションで一番簡単にスコアアップ出来るのが、このパート2だと思います。

何故なら、パート1は難易度が一番低いといっても、問題形式に慣れるぐらいしか対策がないと思いますし、パート3とパート4はパート2より難易度が高いからです。

パート2対策としては、同形式の問題を沢山解いて問題のパターンに慣れることが即効性のある学習法かと思いますが、パート2で高得点を取るには、最終的には日々の地道な学習・トレーニングによるリスニング力の向上が必要でしょう。

また、普段のパート2対策学習でもTOEICテスト本番でも、下記の2点を常に意識することでパート2のスコアは上がると思います。(僕はパート2対策の勉強というのは特にしていませんが、テスト本番でパート2に取り掛かる前に、いつも必ずこの2点を心の中で自分に言い聞かせています。)

1. 集中、集中、集中!!

パート2については、兎に角、集中力を切らさないことが一番重要だと思います。何故なら、パート2は問題用紙に何も印刷されていないからです。質問(or 文)とそれに対する3つの応答が1回のみ放送されるだけです。つまり、うっかり聴き逃してしまったら、他のパートのように推測する為の材料さえないのです。

何を隠そう、僕もパート2で一瞬集中力が切れて、問題文を聴き逃してしまったことが2, 3度あります。こうなると本当に勿体無いですが、もう正解を導き出す術が無いので、その問題は諦めて適当にマークし、さっさと次の問題に移動・集中しましょう。聞き逃した問題で、往生際悪く解答の選択を迷っているなど愚の骨頂です。更に次の問題も聴き逃してしまうことになりかねませんから・・・。

2. 質問(or 文)の文頭を聴き取る

これについてはTOEICの傾向を分析したことがある人なら誰でも、この重要性にすぐに気付かれることでしょう。

これが重要なポイントである理由は、「パート2では、所謂5W1H疑問文の質問形式の問題が多く出題される」からです。

例えば、"Why…?" で始まる質問だったら、その応答としては "Because…" など「理由」を述べる表現が正解である可能性が高いと簡単に推測出来ます。勿論、"Because…" などの理由を述べる応答以外にも、"I don’t know."(分からないなぁ)とか、"I’m not sure, but I think…"(よく分からないのですが、〜ではないかと思います)という応答が正解となる可能性もありますが、少なくとも5W1H疑問文の場合は、文頭の疑問詞が何かをきちんと聴き取れれば、かなりの高確率で正解を導き出せる筈です。

5W1H疑問文以外でも、"Would you llike…?" とか "Do you like…?" とか疑問文の形式の問題は質問の文頭を聴き取れれば、正解の応答を選択することはそれ程難しくないでしょう。逆に、うっかり文頭を聴き逃してしまうと、実はすごく簡単な問題なのに、正解出来ないという事態に陥ります。「文頭を聴き取る」ことが如何に重要か理解して頂けたことでしょう。

肯定文の問題に対して、正しい応答を選ぶケースですが、このタイプの問題は質問(疑問文形式)より少し難しいと感じるかもしれませんが、「問題文をシッカリと聴き取って、解く」というスタンスで臨むべきという点は一緒です。

ところで、他パートの選択肢は4択ですが、パート2だけは選択肢が3択です。つまり、英語力とは関係なく、確率論的な観点から言えば、ハードルは低い筈です。 ^^;

また、質問(or 文)をきちんと聴き取れれば、応答の3択はその中でどれか迷うような紛らわしく意地悪な選択肢にはなっていません。非常に素直な問題です。

従いまして、リスニングが苦手で、TOEICのリスニングセクションの点数が伸びないという人は、まず手始めに、パート2対策に取り組んで、パート2で現状よりも高い点数を取れるようにすることが、比較的簡単に短期間でTOEICスコアを伸ばす為の一つの有効な方法だと僕は考えます。


<TOEIC リスニングセクション パート3&4 — 会話問題&説明文問題>

パート3は2人の人物の会話が1度だけ放送され、その会話を聴いて、設問(印刷されていて、更に放送されます)と選択肢を読み、最も適切なものを選ぶ問題です。パート4は形式はパート3に似ていますが、会話ではなく、アナウンスやナレーションなどの説明文となっていて、パート3よりもやや長めの文章になっています。

パート3とパート4はリスニング力が問われると同時に、設問と選択肢を素早く読む「読解力・速読力」も要求されます。

多くのTOEIC対策本やネット上のTOEIC学習サイト等でも、パート3&4対策として、問題文が読み上げられる前に設問や選択肢に目を通しておく、所謂「先読み」の重要性が語られていると思います。僕もそれらの意見に大方同意します。

この「先読み」が出来るようになるには、読解力・速読力を鍛えなければならないのですが、それには「多読」・「音読」・「ボキャビル(語彙増強)」・「文法力強化」等の積み重ねが必要であり、つまり、TOEICのリーディングセクション対策学習が、そのままリスニングセクションのパート3&4の対策にもなるということです。

ですから、パート3&4のスコアが伸び悩んでいる人は、リスニング力の維持・強化の為の日々の学習・努力はある程度継続しつつ、読解力・速読力を鍛えることを意識して、そちらに学習の重点を置いた方が、スコアアップに繋がると思います。

僕自身が実際に試してみて「先読み」に役立ったと実感している主な学習方法は以下の3点です。(しかも、これらの学習方法はどれも、TOEICリスニングセクションのパート3&4の「先読み」対策に留まらず、更に言えば、TOEICやその他英語資格試験対策という枠をも超えて、「実際に使える英語力の向上」に繋がることでしょう。)

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1. DUO3.0とDUO 3.0 / CD復習用の活用

DUO 3.0

DUO 3.0

DUO 3.0 / CD復習用

DUO 3.0 / CD復習用



2. ペーパーバックの音読

「DUO3.0の活用 」と「ペーパーバックの音読」については、以前のブログ記事<TOEIC900点までの道程—その1>に詳述していますので、そちらをご参照下さい。

3. 海外ドラマ・映画DVDの活用

海外ドラマ・映画のDVDを英語字幕で観るのは効果があります。英語音声を聞きながら、英語字幕を目で追って行くことにより、リスニング力を強化すると同時に、速読力の強化に繋がります。「勉強 」しているという感覚もなく、ストレスフリーで楽しみながら続けられる「非常に美味しいリスニング力&速読力強化トレーニング」です。 (・∀・)

まさに、英語「学習」というよりは、ちょっとした英語「トレーニング」という感覚です。

しかも、最近では、中古DVDならBOXセットの高額商品ですら格安で売られているものも沢山ありますし、新品DVDですら、売れ残って過剰在庫となった商品なのか、信じられない安値で販売されていたりしますので、返却期限を気にしたり、返却しに行く手間や時間的コストを考慮すると、商品によっては、DVDレンタル店で借りてくるより、もはや買ってしまった方が断然お得ということも多々あります。 ^^;

例えば、以下のような商品は中古は勿論のこと新品でも激安(※注:2013年2月10日現在)で売られています。
↓↓↓↓↓↓




但し、当然のことながら、映画やドラマを1,2本観たぐらいで、すぐに効果が得られるワケではないので、楽しみながら継続して下さいね♪

リスニングが苦手な方にオススメのジャンルは、ずばり「アクション物」です。何故なら、筋書きが単純明快なものが多く(つまり、聴き取りや字幕に追い付けなくてもストーリーが理解し易い)、アクションシーンが多くてセリフが(他のジャンルに比べると)比較的少ないからです。(但し、「SFアクション」は科学用語など難単語が沢山出てくる作品もあるので、避けた方が無難かもしれません。)

それから「アニメ」。理由は、特にハリウッドのアニメ作品などは、大人も観ますが、やはりメインターゲットは子供ですので、複雑な台詞・長い台詞があまり出て来ないからです。

それで、慣れてきたら、自分の好きなジャンルのドラマ・映画を選んで観るようにしていけば宜しいかと思います。

因みに、僕は中国で働いていた時、韓国映画や中国映画を韓国語音声/中国語音声&英語字幕で観たり、中国語の勉強に日本映画を日本語音声&中国語字幕で観たりしていました。 (・∀・)

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上述の通り、パート3&4において、「先読み」は確かに重要でありますが、TOEICテスト本番では、前の問題の解答に時間を取られてしまい、次の問題の「先読み」ができない時もあるかと思います。そんな場合も焦る必要はありません。その問題での「先読み」は諦めて、問題のナレーションを聴き取ることに集中して下さい。逆に「先読み」出来なかったことで動揺して、ナレーションの一部を聴き逃してしまうなど、それこそ本末転倒です。次の問題から、また仕切り直せばよいのです。


ところで、一般的にはパート3よりもパート4の方が難しいと言われているようですが、僕自身はパート3もパート4も難易度は似たようなものだと思っています。恐らく、英検準1級、英検1級、TOEFLの受験経験があるので、それらのリスニング問題と比較すると、TOEICのパート4でも易しいので、パート3とパート4の難易度の差をあまり感じないのだと思います。

ですから、英語中級者以上の人であれば「英検準1級」や「国連英検B級」、留学を考えている人なら「TOEFL」など、TOEICより問題自体の難易度が高いとされている英語試験にチャレンジすれば、これらテストのリスニング対策学習を通じて、TOEICのリスニングセクションが今よりずっと易しく感じられるようになると思います。(スポーツに例えるならば、高地トレーニングのようなものですね。 ^^;)


僕個人の話をしますと、アメリカ留学経験や、その後、仕事で英語を使う機会があったりもしましたので、TOEICのリスニングセクションは、僕にとって正直それ程難しいものではありません。(・・・と言っても、まだリスニングスコアで満点を取ったことはありませんが。 >_<)

しかしながら、語学学校時代は留学前に比べればリスニング力の伸びは実感出来たものの、TOEICより難しいとされるTOEFLのリスニングパートでは、なかなかスコアが上がらず、かなり苦しみました。

その後、アメリカの大学に編入してから、講義を聴き、授業についていく為、毎日必死に勉強しているうちに、TOEFLのリスニングパートのスコアは自然と上がっていきました。

大学編入後、大学の講義を聴き取ることは慣れるまでメチャメチャ大変でした。当然、大学教授は留学生向けに講義しているわけではなく、アメリカ人学生を対象に講義しているので、ナチュラルスピードで話しますので、最初の数カ月間は講義内容を全て授業中にノートに取ることが出来ず、教授の許可を取って、講義を録音して、放課後に各講義の録音を何度も繰り返し聴きながら、ノートを取っていました。

大学の講義を受講し、アメリカ人学生と話し、テレビや映画を観るという日々の積み重ねの結果として、リスニング力が向上したわけですが、留学生でも留学中・留学後の英語力は人それぞれです。

留学中に大して勉強していなかった人、自国出身の留学生とばかりつるんで母国語ばかり喋っていたような人は、当然のことながら留学した割に大した英語力が身に付いていないケースも多いのですが、留学中に真面目に勉強していた人でさえも留学後に英語を使う機会が殆どなくなってしまった場合、英語力がガクンと落ちてしまう人も少なくありません。

アメリカに10年程住み、ずっと英語環境で仕事をしていたのに、日本帰国後は英語力が段々落ちてしまっているという人もいるぐらいです。

僕自身、留学後も仕事で英語を使う機会もありましたが、やはり留学当時に比べて徐々に英語力が落ちて行くのを実感し、何とかしなければと危機感を持って、英語力の維持に努め、現在に至っているというカンジです・・・。(恥)

逆に、留学経験が無くても、日本でガムシャラに勉強して非常に高い英語力を身に付け、英語でメシを食っている人もいるワケですから、結局、英語力の向上というのは、本人が英語に対してどのように向き合っているかで決まるものなのだと思います。

(因みに、僕のアメリカ留学時代の話はこちらのブログに綴っていますので、もし興味があれば、どうぞお立ち寄り下さい♪)


閑話休題、最後にTOEICのリスニングセクション全パートについて言えることですが、TOEICテスト本番で、聴き取れなかった問題・聴き逃した問題・迷った問題は引き摺らないことです。そういった問題は幾ら考えても正解が導き出せませんので、適当に勘でマークして、すぐに気持ちを切り替えて、次の問題に集中することが、結局、スコアアップに繋がります。

さて、6回に渡って、僕のTOEIC900点に至るまでの学習方法について書いて来ましたが、これで一区切りとし、次回はTOEIC以外のテーマで書きたいと思います。

ただ、TOEIC関連の話は今後もちょくちょく書いていきたいと考えています。(因みに、僕の今年の目標の1つは「TOEIC950点越え」です♪ ^^;)


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