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2018-06-19

とにかく面白い!! ― 英語コミック「HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)」


こんにちは、T-Dogです。

今まで何度か英語コミックスを紹介していますが、今回は「HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)」の英語版をご紹介したいと思います。

僕は HUNTER×HUNTER の原作(=日本語版)を読んだことがないのですが、数年前に、原作者である冨樫義博先生について、職場の元同僚から、「彼は休載が多くて、その上、休載期間も長いことで有名なのだけれども、それでも出版社から切られない稀有な漫画家なんですよ。何故なら、彼は大ヒット漫画を書ける、言わば天才だから」というような話を聞いたことがあり、それ以来、何となく冨樫先生と彼の作品が気になっていました。

また、冨樫先生の漫画を読んだことがなかったとはいえ、彼の代表作である「幽☆遊☆白書」「HUNTER×HUNTER」の作品名ぐらいは知っていました。

そんなわけで、この度ようやく「HUNTER×HUNTER」(英語版)を購入し、読んでみました。

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Wikipedia(ウィキペディア)にHUNTER×HUNTERの概要、ストーリー等に関する、よく纏められた情報が記載されています。(Wikipedia英語版にもHUNTER×HUNTERの記載があります。)

HUNTER×HUNTERのことをよく知らないという人は、このWikipediaの記載を読めば、本作品の大体の基本情報が得られます。

日本語版:HUNTER×HUNTER

英語版:Hunter × Hunter


【HUNTER×HUNTER(英語版)の英語について】

基本的に会話文は短いです。

しかし、漫画の割に、少し長めの会話や説明も処々に出てきます。

但し、長めの会話や説明の英文も、文法・構文はシンプルです。

漫画という性質上、会話中心で、且つ、英語圏のネイティブスピーカーの読者向けに翻訳されたものなので、口語表現やスラングがバンバン出てきます。

従って、学校の英語教育の中では、ほとんど出会う機会がないような「単語」、「イディオム」、「英語表現」等を沢山知ることが出来ます。


使用されている英単語については、英語版コミックとしては、単語レベルは高い部類に入ると思います。

全体的には基本単語中心ですが、難単語も割と普通に出てきて、その中には英検1級でも出題されないような難単語もあります。

HUNTER×HUNTERは、ジャンルが「冒険活劇」・「ファンタジー」なので、日常であまり使われることがない単語や専門用語的な単語が使われている為だと思います。

また、本作品の翻訳者が、ワードチョイスとして、日常的に使われる単語よりも、文学的で洒落ている単語を使うことを好む傾向にあるのではないかと思いました。(あくまで僕の憶測に過ぎませんが・・・)

そういった意味で、英語上級者にとっても、なかなか歯ごたえがあって、楽しめるマンガ作品だと思います。

例えば、第1巻には、下記の単語が出てきます。


  • weakling:虚弱者、意志薄弱者、弱虫 (p.32)

  • maelstrom:大渦巻 (p.59)

  • crummy:薄汚い、みすぼらしい (p.68)

  • unquantifiable:数量化できない (p.72)

  • snide:嫌みな、卑劣な、下劣な (p.78)

  • shape-shifter:いろいろな姿に変身する妖怪 (p.91)

  • laxative:緩下剤、通じ薬 (p.123)

  • sobriquet:あだ名、ニックネーム、仮名 (p.128)

  • dehydration:脱水(症) (p.130)

  • kaput :ぶち壊された、駄目になった、望みを絶たれた、運の尽きた (p.141)


いかがでしょうか?

結構難しい単語が使われていると思いませんか?

ただ、漫画なので、多少知らない単語があっても、絵が助けになって単語の意味を推測できることもありますし、ストーリーを理解することは、それほど難しくないと思います。

どうしてもストーリーが理解できない、または、単語の意味をちゃんと理解したいという人は、オリジナル(=日本語版)も用意して、そちらを先に読むとか、解らない部分を確認してみるのも、よい方法だと思います。

もともと原作が大好きで、セリフもほとんど覚えているぐらいの人であれば、会話中に出てくる英単語の意味も覚えやすいのではないでしょうか。

また、辞書を使ってしっかりと調べたいという人の場合は、未知の単語を一つ一つ調べながら読み進めようとすることはオススメしません。

何故なら、作品自体を楽しむことが出来なくなってしまうからです。

それでは本末転倒なので、まずは辞書なしで読んで、その後に読み直して、知らない単語をピックアップして調べていく方法を推奨します。


それから、漫画では、色々な間投詞、Onomatopoeia(オノマトペ = 擬音語)、mimetic word(擬態語)など、普通の英語教材で勉強していてもなかなか学べない単語がよく使われますので、そういった普段の英語学習で滅多に出会わない単語を学ぶこともできます。

一例ですが、第1巻には、下記の単語が出てきます。

  • tromp:ドシンドシン[ヅカヅカ]と歩く、てくてく歩く (p.13)
    (※ 動詞を使って状況を表現する例)

  • ta-dah:ジャジャーン! (p.60)

  • yay:わーい、やったー、イエーイ (p.61)

  • heh:へー、えっ(軽蔑・おかしさ・驚き・疑問などを表す) (p.80)

  • boing:ピョーン、ボイン(跳ねる様子を表す) (p.89)

  • sizzle:(食材を調理した時などの)ジュージュー[シューシュー]いう音 (p.108)

  • phew:ほー、へー、ヒャーッ、うへえ、ハーッ,フーッ、やれやれ、ふう(驚き・いらだち・不快・嫌悪・疲れ・息切れ・安堵などを表す)(p.161)


短縮形・省略形も頻繁に出てきます。

  • ol' = old (p.13)

  • y'see = you see (p.28)

  • 'em = them (p.53)

  • d'ya = do ya (= do you) (p.137)


上述のとおり、HUNTER×HUNTER(英語版)は、難単語、口語表現、スラング、間投詞、擬音語・擬態語、短縮形・省略形が満載で、英語力向上に役立つ漫画だと思います。

漫画の利点として、「難単語」や「英語学習教材では滅多に出題されない単語」など、そもそも出会う機会が極端に少ない単語は、たとえ出会ったその場で覚えたとしても直ぐに忘れてしまうことが多いと思いますが、漫画の場合、その場面の絵と単語が一緒にイメージとして結び付けられるので、テキストのみで構成されている洋書や英文記事などよりも、単語の記憶定着率は高くなるでしょう。

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何よりもかによりも、この作品は、予期せぬ展開とどんでん返しの連続で、「とにかく面白い!!」の一言に尽きます!!

Hunter X Hunter 1

Hunter X Hunter 1



因みに、大体どの巻も電子書籍版(Kindle版)の方が、価格が安いです。
↓↓↓↓↓




因みに、冨樫先生の奥様は「美少女戦士セーラームーン」の原作者である武内直子先生です。

「美少女戦士セーラームーン」の英語版は、英語版コミックと日英対訳のバイリンガルコミックの2種類が出版されています。

Sailor Moon 1

Sailor Moon 1

Sailor Moon Box Set (Vol. 1-6)

Sailor Moon Box Set (Vol. 1-6)



以上、月に代わってお仕置きされたいT-Dogがご紹介しました♪

(ノ´∀`*)


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2018-06-11

英検とLexile指数

こんにちは、T-Dogです。

前回のブログ記事で、「読解力」および「文章の難易度」を示す指標である「Lexile(レクサイル)指数」から自分の英語読解レベルに合った洋書を探すことができるという話を書きました。 

Lexile指数について、色々と調べていたら、英検の公式ウェブサイトに「英検・TEAPに関する読解度指標であるLexile指標を用いた検証」という、英検とTEAP (Test of English for Academic Purposes) のリーディング問題とLexile指数の相関関係についての検証結果報告の記事を見つけました。

記事には以下のことが記載されています。

“英検5級(約350L)から1級(約1300L)まで級が上がるごとにLexile指標が徐々に上がっていくこと、またTEAPのLexile指標は英検準1級程度(約1200L)であることが示されました。”



本記事のページ内に「Eiken_Text_Measurement_Report_Digital」という、この検証の詳細内容が書かれた検証結果報告(英文)のPDFのリンクがあります。

Eiken_Text_Measurement_Report_Digital

このPDFの中に下の図があり、英検各級(とTEAP)のリーディング問題の難易度がLexile指数で数値化されています。

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Lexile指数の数値により、英検各級のリーディング問題の客観的な難易度が分かります。

しかし、「英検の該当級のLexile指数の数値レベルの洋書が読めない」=「自分の英文読解力が英検の該当級のリーディング問題の合格点レベルに達していない」ということではないでしょう。

そもそも英検2級までの級であれば、合格する為に、同等のLexile指数の洋書が読めるレベルの英文読解力が要求されるかというと、そんなことはないと思います。

例えば、この図から、英検2級のLexile指数は、1000L〜1020Lですが、このレベルだと割と普通に大人向けの洋書が読めて理解できるレベルといえます。

以前のブログ記事<洋書が読める英語レベルかどうかの試金石になり得るペーパーバック − 「Holes」Louis Sachar (著)>で取り上げた「Holes」(邦題「穴 HOLES」)は、660Lで、アメリカの小学4年〜小学5年の読解レベルです。

「Harry Potter and the Sorcerer's Stone」(邦題「ハリー・ポッターと賢者の石」)は、880Lで、アメリカの小学5年〜中学3年の読解レベルです。

これら2冊の洋書のLexile指数は、英検2級のリーディング問題のLexile指数:1000L〜1020Lより低いですが、英検2級合格者でも一冊読み通すことができる人の方が少ないのではないかと思います。

少なくとも、僕自身が英検2級に合格した頃の英語力では、「Holes」や「Harry Potter and the Sorcerer's Stone」レベルの洋書を一冊読み終えるなんてとても出来ませんでした。

何故、このようなギャップがあるかと考えた時、その主な要因は語彙だと思います。

「Holes」にも「Harry Potter and the Sorcerer's Stone」にも本文中に、英検準1級や英検1級レベルの単語が出てきます。

特に「Harry Potter and the Sorcerer's Stone」は、複雑な文章は出てきませんが、難単語が普通にポンポン出てきます。

本(=洋書)は、単語数や難易度、構文の複雑さなどに基づきLexile指数がふられるのですが、「Holes」「Harry Potter and the Sorcerer's Stone」は、構文の複雑な文章は少なく、単語については、難単語が混ざっていても、全体的には易しい単語の数が多くなるので、結果的に英検2級のリーディング問題のLexile指数より低い数値になっているのではないかと僕は推測します。

英検2級は、推奨目安:高校卒業程度となっていますが、僕の実感では、日本の中堅私立大学の英語入試問題で合格点が取れるぐらいの英語力が要求されると思います。

ソース元:各級の目安

従いまして、英検2級のリーディング問題で出題される文章の構文は、ある程度複雑で、難単語とは言えないが、そこそこレベルの高い英単語の使用頻度が高い為、Lexile指数:1000L〜1020Lという数値になっているのではないでしょうか。


僕の見解としては、英検2級までであれば、該当級のリーディング問題で合格点が取れることと、検証報告の該当級のLexile指数と同等のLexile指数の洋書が読めることはイコールではない、ということです。

従いまして、英検2級までの級では、Lexile指数は英検リーディング問題の難易度の客観的な指標として、参考にはなるけれども、実際の英検合格の為の試験対策・試験勉強には、特に役立つものではないと考えます。

一方、英検準1級と英検1級に関しては、英検2級と比べて、語彙レベルが格段に上がり、読解問題の文章も難化するので、それぞれ該当級のリーディング問題のLexile指数を参考にして、日頃から洋書を読んで読解力を鍛えることは有効な試験対策・試験勉強の一つになると思います。


前回のブログ記事でもご紹介した、Amazon のサイト内の「Lexile指数とは?」で、「Lexile(レクサイル)指数」について、以下の解説があります。

“リーディングに適切な本の難易度は、個人のLexile指数を基準にマイナス100Lからプラス50Lまでの範囲です。たとえば個人のLexile指数が1000Lの場合、読書に適した範囲は900L〜1050Lになります。この範囲内の本に頻繁に触れることが、英語の読解力向上の一助となります。”


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この解説に従えば、英検準1級、英検1級のリーディング問題レベルの読解力(英検準1級:1180L〜1200L;英検1級:1280L〜1360L)に到達する為には、自分のLexile指数を基準に、読書に適したLexile指数の洋書を読む習慣をつけて、自分のLexile指数を向上させることが、一つの有効な方法と言えるでしょう。


自分の現在のLexile指数を知る簡単な方法の一つとして、もしTOEICを受験したことがあるのであれば、Amazon のサイト内の「英語 難易度別リーディングガイド」の「TOEICリーディングスコアから探す」の欄で、自分のおおよそのLexile指数を知ることができます。

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さて、英検の公式ウェブサイトの「英検・TEAPに関する読解度指標であるLexile指標を用いた検証」の記事の中に、以下の記載があります。

“MetaMetrics社の行った別調査*1から、Japan Times やNew York Times等の英字新聞で扱われる記事は1350L程度であることがわかっているため、本レポートにより、英字新聞で扱われる英文は英検1級と同程度であることが判明いたしました。”


英検1級のリーディング問題の読解難易度は、英字新聞と同程度ということですね。

この英字新聞に関する調査のホワイトペーパー「Text Complexity of English International Newspapers in a World Preparing for College and Career」へのリンクが本記事内にあります。

英文のホワイトペーパーですが、大変興味深いことが書かれていますので、こちらもご一読されることをおすすめします。

Text Complexity of English International Newspapers in a World Preparing for College and Career


以上、英検各級のリーディング問題とLexile指数の相関関係のお話でした。

ソース元:英検・TEAPに関する読解度指標であるLexile指標を用いた検証

(※ 本記事内では、「Lexile指数」が「Lexile指標」と表記されています。)


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2018-05-17

「Lexile指数」で自分の英語読解レベルに合った洋書を探す

こんにちは、T-Dogです。

ネイティブレベル、または、それに近い非常に高い英語力を持つ人を除けば、洋書を購入して読んでみると、本の内容はさて置き、その英文が、自分にとっては難し過ぎたり、逆に易し過ぎた、という経験は誰しもあるのではないでしょうか?

英文が易しい分には構わないと思いますが、自分の英語の読解レベルでは難し過ぎる洋書を手に取ってしまった場合、読むのに非常に時間が掛かり、内容もよく理解できず、途中で挫折して読むことを諦めてしまうこともあるかと思います。

ところで、僕自身は、自分の英文読解レベルに合っているかどうかということは考えず、欲しいと思った洋書を購入するタイプです。

しかし、いざ欲しくて購入してはみたものの、難単語がかなり多く含まれている、或いは、文章が複雑で難解な洋書の場合、最初の数ページを読んだだけで読むのをやめてしまい、そのまま読まずに何年も本棚に入ったままのものも何冊かあります。

┐(´д`)┌ヤレヤレ


単語数・語彙レベルと文章中の文法を制限している英語学習者用のGraded Readersなどから卒業して、いよいよ原書にチャレンジしようとしている人の場合、最初の一冊目で、自分の読解レベルを超えた本を選んでしまうと、初っ端からいきなり挫折を味わうことになってしまいます。

そして、「やっぱり自分には洋書は無理だわ〜」と、すっかり自信を喪失してしまって、洋書を読むこと自体を諦めてしまうことにもなりかねません。

また、英語学習関連のサイトやブログで紹介されている洋書の難易度の評価や、洋書を販売しているオンラインブックストアの難易度評価を参考にして洋書を選んだとしても、その評価が必ずしも客観的で信頼できるものとは限りません。

例えば、洋書の中で、英語学習者にも人気の高いロングセラー小説「Harry Potter and the Sorcerer's Stone」(ハリー・ポッターシリーズの第1作目)などは、色々な英語学習関連のサイトやブログで、オススメの洋書として紹介されていますが、その難易度については、それらのサイトやブログによって、評価がまちまちだったりします。

オンラインブックストアなどの洋書難易度評価も、評価の客観性が疑わしいものがあります。(そもそも洋書の難易度を表示しているオンラインブックストア自体が少ないですけれども。)

特に、英語学習関連のサイトやブログのレビューの場合、運営者やレビュアーが、自分のTOEICスコアなどを基準として、主観的に「簡単に読める」とか「難しい」とか、一個人の英語レベルが難易度評価の尺度になっていて、客観的な評価になっていないものが散見されます。(僕が過去にこのブログ内で紹介した洋書の難易度評価も、主観的な自分基準のものなので、全然偉そうなことを言える立場ではないですが・・・)


そんな中、ECサイトのAmazon(アマゾン)は、「Lexile(レクサイル)指数」という、英語の読解力を客観的に測定するツールとして開発された指標を取り入れて、洋書を英文の難易度別に探せる「英語 難易度別リーディングガイド」というサービスを、既に2013年から提供しています。


「Lexile(レクサイル)指数」については、Amazon のサイト内の「Lexile指数とは?」で以下のとおり、解説されています。

“Lexile指数とは、アメリカのMetaMetrics®社が開発した「読解力」および「文章の難易度」を示す指標です。世界165か国以上で活用されているほか、アメリカでは、小学3年生〜高校3年生の約半数が、英語能力テストの結果とともにLexile指数の判定を受けています。本は、単語数や難易度、構文の複雑さなどに基づきLexile指数がふられます。

リーディングに適切な本の難易度は、個人のLexile指数を基準にマイナス100Lからプラス50Lまでの範囲です。たとえば個人のLexile指数が1000Lの場合、読書に適した範囲は900L〜1050Lになります。この範囲内の本に頻繁に触れることが、英語の読解力向上の一助となります。”



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Lexile指数とは?


【読み手のLexile指数が1000Lの場合、想定される文章の理解率】
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上述の「Harry Potter and the Sorcerer's Stone」(邦題「ハリー・ポッターと賢者の石」)は、880Lで、アメリカの小学5年〜中学3年の読解レベルです。



驚くべきことに、大人向けの小説やビジネス書でも、小中学生向けの「ハリー・ポッターシリーズ」より、Lexile指数の低い洋書が、沢山あります。


例えば、アガサ・クリスティー の代表作の1つである「Murder on the Orient Express」(邦題「オリエント急行の殺人」;「オリエント急行殺人事件」)は、640Lで、アメリカの小学3年〜小学5年の読解レベルです。

Murder on the Orient Express

Murder on the Orient Express



つまり、客観的に「ハリー・ポッターシリーズ」の原書は、洋書初級者が読むには、ハードルが高いと言えます。

「Harry Potter and the Sorcerer's Stone」は、僕も読みましたが、文章は平易ですが、英検1級に出題されるぐらいのレベルの難単語がちょいちょい出てくるので、そういった意味で、理解するのが難しいと思います。


Amazon のサイト内の「英語 難易度別リーディングガイド」で、Lexile指数に基づく、「Lexile指数別」・「TOEICリーディングスコア別」・「アメリカの学年別」の何れかによって、自分の英語の読解レベルに合った本を探すことができます。

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英語 難易度別リーディングガイド


自分の読解レベルに丁度良い洋書を見つけたい人は、この「英語 難易度別リーディングガイド」から探してみては如何でしょうか?


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2018-03-11

「The Everything Store: Jeff Bezos and the Age of Amazon」 Brad Stone (著) ;‎ Pete Larkin (監修)

こんにちは、T-Dogです。

僕が今、リスニング教材として、毎朝聴いているのが、「The Everything Store: Jeff Bezos and the Age of Amazon」というオーディオブック (Audiobook) です。

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タイトルからも想像がつくと思いますが、Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)の創業者ジェフ・ベゾスの実像とアマゾンという会社の歴史の物語です。

僕自身、アマゾンから結構な頻度で様々な商品を購入しているヘビーユーザーであり、また、Amazon.comというモンスター企業を築き上げた創業者のジェフ・ベソスに興味があったので、以前からこのオーディオブックは購入する予定でいました。

これは原作のCD版オーディオブックで、Abridged 版(要約版)ではなく、Unabridged 版(完全版)ですので、原作と同じ内容が省略無しで朗読されています。

CD 11枚組で合計約13時間の音声ですので、かなりのボリュームです。

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CDで聴くのは面倒なので、iTunesに取り込んで、iTunes と iPod で再生して聴いています。

因みに、今まで僕がリスニング教材として使ってきた英語音声の中で、一番聞き取りが難しいです。

CDの音質は良く、朗読者の声も明瞭ですので、語彙や表現が難しくて聞き取りが難しいのだと思います。

現在、4周目なのですが、集中して聴かないと内容が入ってきません。(他の事をやりながら聞いていると、僕のリスニング力では全然頭に入ってきません。)

今までリスニング教材として使ってきた英語音声は、最初難しく感じても3回程繰り返して聴いていると内容が大体分かって、5回以上聴けば、かなり詳細に聞き取れるものが殆どでしたが、これはなかなか手強いです。

ただ、どんな英語音声も聞き取れるようになりたいと思っていて、自分にとって聞き取りが少し難しいと感じるぐらいの音声教材を探していたところだったので、タイミング的には丁度良かったと思っています。


ところで、ジェフ・ベゾスは、今年の世界長者番付で、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツを抜いて、初の首位になりました。

ジェフ・ベゾスの保有資産額は1120億ドル(約11兆9000億円)で、1年間の増加幅は392億ドル(約4兆1600億円)と番付史上最大を記録しました。

ソース元:ジェフ・ベゾスが初の首位に フォーブス世界長者番付2018

12兆円弱の資産があるって、もう異次元の世界ですね!!

ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ


ビジネス・経済分野の語音声教材や洋書が好きな人は、このオーディオブック、または、原書はとても楽しめると思います。

ジェフ・ベゾスとAmazonの興味深い話、驚くべきエピソードが満載です。


英語中級者・上級者でリスニング力を鍛えたい人には、このオーディオブックをオススメします♪




【ペーパーバック】

The Everything Store: Jeff Bezos and the Age of Amazon

The Everything Store: Jeff Bezos and the Age of Amazon




【邦訳本】

ジェフ・ベゾス 果てなき野望

ジェフ・ベゾス 果てなき野望




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2018-01-23

世界的名著 ― 「1984」George Orwell (著)

こんにちは、T-Dogです。

本日は「Nineteen Eighty-Four (1984)」(邦題: 1984年)という世界的に有名な小説の洋書をご紹介します。

因みに、僕は本書を10年以上前に購入したのですが、去年に読み始めるまでの間、ずっと積読になってしまっていました・・・

(*´Д`)

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まず、本作品の概要とあらすじですが、ウィキペディアに記載されている情報がよく纏まっているので、その一部を引用させていただきます。

【概要】
"トマス・モア『ユートピア』、スウィフト『ガリヴァー旅行記』、ザミャーチン『われら』、ハクスリー『すばらしい新世界』などのディストピア(反ユートピア)小説の系譜を引く作品で、全体主義国家によって分割統治された近未来世界の恐怖を描いている。・・・"

【あらすじ】
"1950年代に発生した核戦争を経て、1984年現在、世界はオセアニア、ユーラシア、イースタシアの3つの超大国によって分割統治されている。さらに、間にある紛争地域をめぐって絶えず戦争が繰り返されている。作品の舞台となるオセアニアでは、思想・言語・結婚などあらゆる市民生活に統制が加えられ、物資は欠乏し、市民は常に「テレスクリーン」と呼ばれる双方向テレビジョン、さらには町なかに仕掛けられたマイクによって屋内・屋外を問わず、ほぼすべての行動が当局によって監視されている。

ロンドンに住む主人公ウィンストン・スミスは、真理省の役人として日々歴史記録の改竄作業を行っていた。物心ついたころに見た旧体制やオセアニア成立当時の記憶は、記録が絶えず改竄されるため、存在したかどうかすら定かではない。スミスは、古道具屋で買ったノートに自分の考えを書いて整理するという、禁止された行為に手を染める。ある日の仕事中、抹殺されたはずの3人の人物が載った過去の新聞記事を偶然に見つけたことで、体制への疑いは確信へと変わる。「憎悪週間」の時間に遭遇した同僚の若い女性、ジューリアから手紙による告白を受け、出会いを重ねて愛し合うようになる・・・"



次に、「Nineteen Eighty-Four (1984)」の洋書としての英語の難易度ですが、英検準1級 or TOEIC700点後半以上のレベルの方であれば、読み進めることができると思います。

難単語も結構出てきますが、意味の分からない単語を読み飛ばしてもストーリーを理解することは、それほど難しくはないでしょう。

因みに、英検1級の読解問題の文章に比べれば、かなり読みやすいです。

洋書としての難易度は「中級レベル」ですかね。

初級レベルの洋書(「ハリー・ポッター」シリーズ、「Master of the Game (ゲームの達人)」、「Holes」など)を何冊か読破していて、もう少し難しめの洋書にチャレンジしたいと思っている人に、特にオススメしたい作品です。

Master of the Game

Master of the Game

Holes (Holes Series)

Holes (Holes Series)



本作品を読む前に、あらすじ、登場人物などの予備知識をウィキペディアなどで予め頭に入れておくと、ぐっと読みやすくなると思います。

また、本書の中では、"often"の比較級が、"more often"ではなく、古い英語表現である"oftener"が使われていたり、複数名詞"people"の複数形"peoples"が文中に出てくるなど、普段、英文を読んでいても、あまり目にしない単語や表現が出てきて、勉強になりました。

余談ですが、Weblio英会話コラムというサイト内の英語で「人(々)」を表す person(s)とpeople(s)の微妙な違いと使い方というコラムでは、上の"peoples"を含め、"person(s) "と"people(s) "についての大変よく纏まった説明が記載されていますので、是非ご一読されることをおすすめいたします。


最後に、「Nineteen Eighty-Four (1984)」の個人的な感想ですが、序盤は読んでいて若干退屈でしたが、主人公のウィンストン・スミスが、ジューリアから告白されるあたりから物語が徐々に盛り上がりを見せ、話の次の展開が気になるようになり、最後まで夢中に読むことができました。(物語の後半は、拷問(による洗脳)場面の描写が延々と続くのですが、英語で読んでいてもリアリティーがあって、結構エグいです。)

本作品は、政府による個人の生活や思想の徹底した監視と管理を含め、全体主義国家による統治の恐怖が描かれているので、読後、不安定化する現在の世界情勢や独裁国家、イデオロギーなどについて、色々と考えさせられました。

少しレベルの高い洋書を読むことに挑戦してみようと思っている方は、この世界的名著を手に取ってみてはいかがでしょうか?

Nineteen Eighty Four (Penguin Essentials)

Nineteen Eighty Four (Penguin Essentials)




因みに、原書が難しすぎると思われる人には、やさしい英語で書き直された「ラダーシリーズ」のもの(Level 4:使用語彙 2000語)があるので、そちらを読んでみるのもよいかもしれません。

一九八四年 1984 (ラダーシリーズ Level 4)

一九八四年 1984 (ラダーシリーズ Level 4)




【映画】



【邦訳版】

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)



【漫画】

1984年 (まんがで読破 MD100)

1984年 (まんがで読破 MD100)




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