ゴーゴー MORE AIR  MORE POWER作戦 Ⅲ

こうなると欲が出るもんでパワーが欲しくなる。しかし、最近ナンチャッテスパトラの音量が大きくなっているような気がする。ではなく本当に大きくなっている。実際、街中走ると、停車中の車のアラームが排気音に反応し、ピーポーピーポーなって余計街中が騒がしくなる。そんな訳で、外した純正マフラーの久々に取り付けてみる。純正重すぎ。f(=_=#) スパトラの3倍はある。
がしかし、その分静音効果抜群音量も1/3以下に!アラームも反応しない。 しかし、アクセルに対する反応も鈍くなってしましった。一呼吸置いて着いて来る感じ。 負圧式キャブと相まって、一度スパトラ付けるとかったるく感じる。

ということで、スパトラ静音化計画実行。一度マフラーが決まれば、キャブセッティングがし易くなるし。
本家スパトラには静音化キットがオプションで2種類販売されているが、ナンチャッテスパトラに装着できるかさえ分からない。
                                   
                                                         本家のサイレンサーバッフル
ということで工賃がべらぼうに安いボリビアの利を生かし、製作することに。
制作が簡単なこっちをプリントアウトし、溶接屋にスパトラの板一枚と、知り合いから譲ってもらったφ20mmのステンレスパイプのはし切れを持って行って溶接してもらった。制作費220円。が、おやじ板の向き反対だ… orz. (写真取るの忘れた)

で、装着。 試運転。 ・・・・大爆音。    従来の騒音比2倍。 夕方の街の喧騒さえかき消す、スパトラの爆音とアラームのケタタマシイ警告音。通行人全てが冷ややかな視線を送るのがイタイ。
たった、5分の装着で外されるハメに。

翌日、もう一個のスーパークワイエットバッフルなるもうひとつの方のコピーの画像を入手し、印刷し、別の溶接屋に持っていく









この国にはパンチングメタルなど存在しない。 そうなると昨日のパイプに穴をあけるしか術はない。
オヤジに「このパイプにランダムに穴あけて、パイプの一方蓋してくれる?」と頼んで3時間後取りに行って渡されたのがこれ。たしかにランダムに穴が開いている…。 が、オヤジ、内側のバリくらい取れよ・・・。
まあ、これでスーパークワイエットバッフルらしきものが手に入った。ここまで制作費450円。
スパトラオプション調べるとそのバッフルの周りにステンレススチールウールを巻くと一層効果があるとある。これもオプションで売っている。たしかにそうだろうが、そんなモノはない。が、ボリビアには木の床を磨くためのスチールウールが売っている。
一番目の細かいのを買って巻きつける(50円)










で、いざ装着。     おぉぉぉ。 静かだ!
音量、音圧はそれほど落ちてないが、確実に低音になっている!
スパトラ特有の「パンッ・パン・パンッ・パン」という高音の破裂音が、「ズ、バ・バ・バ・バッ」に変わって耳障りではない…と思う。
実際街中で走行したが、振り向く人の数が確実に減少! が、低周波サウンドが災いしてか、車のアラームの反応がより増えたかも? という訳で、本人は満足なものの、街の静穏化にプラスなのかマイナスなのかは定かではない。