魯山人礼賛角皿

魯山人が好きで好きでこの道に入った私。中でも鉄絵で描いた武蔵野なんて
奮えが止まりません。興奮ものです。(苦笑)
結局こういうものを作っちゃうんです。真似だろう?と言われてもいいんです。
好きで好きで堪らないんですから。しかし、少しは表現したい事がお互いに違いますから
多少の違いはあります。例えば魯山人の秋虫は昼間葉の裏で眠っている姿。
私は人間が眠っている中、虫達が草むらを生き生きと飛びまわっている姿。
「りーんりーん」と音が聞こえるでしょう
虫の声が聞こえたってことはこの器は成功でしょう?魯山人さん
魯山人はやっぱり偉大な芸術家です。

魯山人曰く 「焼き物を作るんだってみんなコピーさ。なにかしらコピーでないものは
       ないのだ。但し、そのどこを狙うかという狙い所、真似所が肝要なのだ」