傷を隠すことなく金と漆で繕うのは日本独特の文化だそうです。
他の国はといいますと傷をなるべく隠すような技術が発達しているそうです。
文化の違いは面白いですねえ。
使用中に欠けた口に金継ぎがされるとまた別の器に生まれ変わったような
何とも言えない味わいが生まれてきます。
使用してできた傷を直すのもよいですが窯の中でできた傷もまた
味わい深いものがあります。これがしたいが為に、割れてくれーとも
たまには祈る事もあります(^_^;)
傷もまた物の良さの一部としてしまう日本人の遺伝子がそうさせて
いるんでしょうか。