Vistaを馬鹿にする者はMeで失敗したトラウマがあるという仮説
いろんなOSをインストールするのが趣味なひとは置いといて、ここはWindowsしか知らなくてVistaを批判しているひとをプロファイリングするエントリー。ここに刺激されて書きたくなった。
マイコンピュータを振り返る
98seのvaio、xpの東芝製ノートを経て、2007年秋に初めての自分で組み立てたパソコンにvistaを入れた。FPSが好きなので8600GTを買ってVRAMが一気に256MBになるのが楽しみだった。さらにそれを生かすDirectX10にネイティブ対応しているVistaを選ぶのは当然であった。
実際にVistaはXPから7への橋渡し的存在になるであろうが、現在は不満もなく快適に過ごしている。
Vistaに関する良くない評判の発生源を探る
- メモリが1GBしかないのにVista搭載モデルを買っちゃったひとがブーブー言っている。
- 旧世代のハードにVistaを入れてメモリ/VRAMが足りなくてブーブー言っている。
- 保守的なXPユーザが余計なお世話を発動して他のユーザに様子見をしたほうがいいと奨めている。
これらのブーブーが集まって負のイメージが広まったと思われる。
メモリ管理に関する誤解
XPとVistaのメモリの使い方を単純比較するとVistaの方が多く重いように思われがちだが、システムが違うので単純比較することは出来ない。2GB積んでいると常時1GB以上をキープしているがこういう仕様である。この点は今までのメモリ管理に関する考えを改めなければならない。
2GBあればまったく問題ない!
宣伝の失敗 - Windows Aero
Windows Aeroとは何なんだ。例のウィンドウが重なって切り替わる機能がWindows Aeroなのか?
これはWindowsフリップ3D
Windows Aero を体験
上のリンク先をまとめると、VistaにはAeroグラスという基本テーマがある。ウィンドウが透けていたり、タスクバーのサムネイルにはウィンドウの内容がリアルタイムに表示される。
これがVistaの表面的な全てだ。だけどこんなの宣伝してもマックユーザに鼻で笑われるだけ。すでに同じようなものはマックに実装されていた。だけど偉いおっさんたちにアピールをしないといけない。そこでおっさんの好きな3D(Windowsフリップ3D)を推すことにした。これがAlt+Tabを知っているユーザをしらけさせた一番の原因である。
Meのトラウマ
20世紀末から21世紀初頭に起こった人類史上稀にみるズッコケ。これにより多くの人が犠牲になった。
感想
OSはさっさと64bit標準になるのがいいらしい。メモリ積み放題。