週末の映画
【 コロシアムのジオラマ 】- イタリア、ローマ
Olympus SP-560UZ
土曜の夜から日曜が終日雨だったので何もせずにゆっくりと。
土曜の晩に久しぶりにフェデリコ・フェリーニの「ローマ」、日曜日にロベルト・ベニーニの「ライフ・イズ・ビューティフル(La vita e' bella)」を観た。
実は最近廻ってきたアニメ「鋼の錬金術師」が全50話以上で、恥ずかしながらそちらにハマっていたのでまともな映画は久しぶり。
フェリーニの「ローマ」は傑作だ。
最初に見たのは日本で10年以上前のはず。
その時はどちらかと言えばシュールな描写のいい映画だと思っていたが、実際にその街に住んで13年、この作品がいかにリアルなものであるかよく判った。
いろいろ物想う材料になったのでこれについてはいつかちゃんと書いてみたい。
ロベルト・ベニーニ「ライフ・イズ・ビューティフル(La vita e' bella)」もアカデミー賞を獲った秀作ではあるが彼の作品はどうしても今ひとつ好きになれない。
これを観るのも多分2度か3度目だが、やはりあまり印象は変らなかった。
コメディーとしてみるならば確かに素晴らしい映画。そこのところは賛成。
好みとしてタランティーノよりオリヴァーストーン派なので、自分の評価ながら個人的な偏見も少なからず入った見かただとは思うが。
ロベルト・ベニーニがテレヴィでインタヴューを受けていたのを一度見た事があるが、この人は天才だと思う。話を聞いていると頭の回転の速さがよく判る。
実は映画よりこの人を直に見るほうに興味があったりする。