Chiezaru’s diary

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ピティリアーノの街


【 ピティリアーノの街 】
Olympus PEN E-PL1+M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6

週末の話の続き。
サトゥルニアから少し離れた小さな街、トスカーナ州のほぼ南東端、山の中のピティリアーノ(Pitigliano)。
中部イタリア山間の都市に良く見られる絶壁の上に造られた街。

良くこんな絶壁の真上に家を建て住むなと思うほど、壁際の建物はきわどい建ち方をしている。地震が来たらまずどうするんだと日本人ならまず考えるのではないだろうか。

曲がりくねった山の中のワインディング・ロードはバイクで来たら(日本の免許が失効して10年近く経ち、もう乗れないけれど・・)楽しめるのだろうが、車の助手席で二日酔いプラス、車酔いのダブルパンチの自分には顕在化された地獄の一形態にすぎず。

ともあれ、無事に着く。
こじんまりとしてかわいらしい街でとても静か。
落ち着けるところだった。

Olympus PEN E-PL1+M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6


Olympus E-5 + Olympus Zuiko 50-200mm f/2.8-3.5 ED SWD

まず、皆で腹ごしらえにレストランに入り昼食を。レストラン探しは女性軍の仕事。
本当は彼の地のイノシシ肉を使った料理と強めの赤ワインを楽しみたかったのだけれど、食欲、生きていくうちで一番大切な欲も皆無。
ちょっと残念ではあったがイノシシのクセのある肉など見る気にもならなかったのでパス。

【 イノシシのプロシュット 】
Olympus PEN E-PL1+M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6

瀕死の胃袋の自分は野菜のスープがやっとだった。
とはいえこの野菜スープも土地の料理だったので、贅沢は言わない。
衰弱した身体を癒してくれる食べ物だった。

【 野菜のスープ(アクア・コッタ)】
Olympus PEN E-PL1 + Panasonic lumix 20mm f1.7

昼食の後少し体調が戻り、街の中を歩いて散策。
写真もパシャパシャと。



そういえばこの街妙に小型三輪自動車が多かったなぁ・・。





カラスのようでカラスではない鳥。鳴き方がぜんぜん違う。


時間がゆっくり過ぎてゆく中世の街。夕方までぶらぶらと過ごして帰路に。

帰りローマまでの道のりはこれまた地獄だったが、いろんな意味で忘れがたい小旅行になったと思う。

こんどは車酔い用の薬を用意していこうと硬く心に誓った次第。

*スナップ
カメラとレンズは以下のどちらかで撮影
Olympus PEN E-PL1+M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6
Olympus E-5 + Olympus Zuiko 50-200mm f/2.8-3.5 ED SWD

ピティリアーノ(Pitigliano)の町、グーグルマップでは:
http://maps.google.com/maps?q=pitigliano,+italy&hl=en&ll=42.309815,12.054749&spn=1.029769,1.950073&sll=37.0625,-95.677068&sspn=35.273162,62.402344&vpsrc=6&hnear=Pitigliano+Province+of+Grosseto,+Tuscany,+Italy&t=m&z=9