DAY 25 - 日常雑記

【 ジェス教会の中 】
Olympus PEN E-PL1 + Olympus M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6
（ちょうど一年前に撮ったもの。いわゆるイエズス会の教会。）

朝起きて、出勤して、帰宅して着替えたらランニングに出る。晩餐のときにもアルコールに手をつけない。
デトックス兼在宅個人夏合宿と自分でよんでいる８月の過ごし方もルーティーンができて、すっかり日常の一部になった。
今のところ順調に進んでいる。
昨日で今週４度目の運動もできて、土日は筋肉を休ませる。
八月もあと一週間。
ラストスパートだ。

この数日で夜の映画鑑賞がすっかり定着していて、昨日また岩井俊二作品。
ずっと観たくて探し続けていた『リリイ・シュシュのすべて』（２００１年、日）をやっと見つけたので。

短編作品を多く作る氏にしては珍しく約２時間半の長編。
あらすじを書く時間が無いので例の如くWikiへリンクを：
『リリイ・シュシュのすべて』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%81%AE%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%A6

トーンが一定ではなく、実験映画的な要素も強い。
観ていて顔を背けたくなるような切ないシーンもあるが、湿気がなくどことなく希薄な空気感のために救われるようなところがある。

脆そうなのに凛と芯が通っていて、混沌としているのに曖昧ではない哀しく美しい映画。

話は飛ぶけれど、不思議なのだがコッポラ監督の『地獄の黙示録』とイメージの重複があるのは自分だけだろうか。

Wikipediaを読むと、岩井監督によると「遺作を選べたら、これにしたい」作品らしい。それもなんとなく理解できる。
もっとも形するのが難しいタイプのストーリーとも思えるからだ。

小説を読んでいるときに浮かんでくるイメージを映画にしたような印象を受ける。

いつもながら登用する役者がすごくいい。

『スワロウテイル』に並ぶ傑作。

キーパーソンの一人、津田詩織に扮する蒼井優がスポーツ・カイトで遊ぶシーンがあるが、そのとき浮かぶ彼女の笑顔にはやられた。心臓を突き通すものがある。

青い空に赤いカイトの舞うシーンは印象に残る。

自分がセンチメンタリストだったということを今さらになって自己確認した夜。

【８月２４日のメモ】
体重（朝）：63.70kg
運動：OK - 30分43秒
体重（運動直後の乾燥体重）：62.50kg
アルコール摂取：なし