ヴァチカン市国サン・ピエトロ広場歳末

【キリスト降誕の再現シーンのステージ】 - サン・ピエトロ広場、ヴァチカン市国
- Olympus E-5 + Olympus Zuiko 50-200mm f/2.8-3.5 ED SWD + Olympus 1.4x Tele Converter EC-14

週末の風雨が去って急激に気温が下がった。空気がガラスのようにクリスプ。硬くて冷たい。でも澄んでいる。
今朝はマフラーを巻いて出勤。
ここ二、三年、冬の間でもマフラーを使った記憶がほとんど無いので、ローマではかなり寒い部類に入る気温なのだと思う。とはいえ市内では0度以下にはなっていないことを考えると、このことろずっと暖冬だったのだなと思い知らされる感じ。

既に終わってしまったけれどヴァチカンではまだしばらくクリスマス仕様のデコレーションがつづくので、昨日サン・ピエトロ広場に行ってスナップを少し撮ってきた。

メインは毎年趣向の変わるキリスト降誕の再現シーンのステージ。
今年はクリスマスの当日に女性権利団体「FEMEN」の活動家が、トップレス舞台に駆け上がり、赤ちゃんのキリストの像を持ち去ろうとして捕まる騒ぎ（http://www.afpbb.com/articles/-/3035211?ctm_campaign=txt_topics）などもあったけれど、話題性というとこれくらいのもので、何年もこのステージを見ていて気づくのは今年モノはかなり質素、悪く言えばショボイものになっていた。

とはいえ、日曜日ということもあってか人出はまずまず。この時期のヴァチカンは日本で言うところの（カトリックキリスト教徒にとって）初詣に近い感覚もあって不景気でも人で賑わう。

使ったカメラは二台。広角側はOlympus PEN E-PM2 + Panasonic Lumix G Vario 7-14mm F4 ASPH、望遠のほうはOlympus E-5 + Olympus Zuiko 50-200mm f/2.8-3.5 ED SWD + Olympus 1.4x Tele Converter EC-14。
人混み越しに赤ん坊のキリストの像を撮るのに1.4倍のテレコンも挟んで35mm換算140-560mm仕様にしたのは、ちょっとやりすぎた感あり。画角が狭すぎて逆に被写体が制限されてしまった・・。

写真のほうは昼間で（夜に行けば電飾が点いてきれいに見えるはず）天気が悪かったこともあっていまひとつ栄えず。
以下、証拠写真的になってしまったけれども今年のキリスト降誕の再現シーンのステージとサン・ピエトロ広場など↓

Olympus PEN E-PM2 + Panasonic Lumix G Vario 7-14mm F4 ASPH