Chiezaru’s diary

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大晦日徒然


【 アンコールの夕暮れ 】 - アンコール遺跡、カンボジア - Olympus PEN E-PM2 + Panasonic Lumix G Vario 7-14mm F4 ASPH
(今年行って一番印象に残っている場所はやはり2月に行ったカンボジア。最後の冒頭はこの一枚で〆ることに。)

「歳末感」というのは、自分的には「『12月にやってくる』忙しさに起因する焦燥感」とシンプル言い換えられる。
ただこの感じと年が新しくなるんだなぁという感覚が上手くリンクしない。どういうわけか殊に今年は。

12月31日で仕事ではそのためにいろいろ特別なイヴェントの用意をしてきたのだけれど(実際のところ今日もまだ作業中)、今日が大晦日で一年が終わるという実感が皆無。

2014年というものも数字的にいまひとつ押しが弱かったという気もしないでもない。

そういう意味では来年、2015年は切りがよく安定感があって、印象に残り易い年(単純に数字が覚えやすいだけ?・・)になるかもしれない。

とにかく。

今年もあっという間に終わろうとしている。

自分なりに充実した一年で良い年だった。

ことしも実際の距離は遠近あるけれど、それはそれほど関係なく、世界のいろいろな所にいて自分を取り巻いてくれる人々に感謝したい。

冬の間、日本とイタリアの時差は8時間。
イタリア時間で2014年12月31日午後4時になると日本は来年、2015年に入る。
それから8時間の間、こちらはまだ(日本から見ると)去年。

毎年の、この同時隔年のアンバランスな感じが楽しかったりする。何が根拠になっているのか分からないけれどドッペルゲンガーということばが頭の片隅に浮かぶ。自己同時存在とは意味が違うのだけど、どうしてなのだろう。不思議。

そして、一年に一度、8時間限定で使える「明けましたかおめでとう」のフレーズは個人的にけっこう気に入っていたりする。

みなさま今年も一年ありがとうございました。
来年もまたよろしくお願いします。

良いお年を!

Chiezaru - 31/Dec/2014, Rome, Italy

Sony RX1R