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Chikirinの日記 RSSフィード

2009-02-08 インフルエンザにしろ風邪にしろ

ちきりんの会社でも世間同様、風邪が大流行している。一部はインフルエンザなのかもしれないが、あんまり病院に行かない人が多い会社なので、皆、自分がかかっているのがインフルエンザなのか風邪なのか結核なのかわかっていないと思われる。迷惑な会社である。


ちきりんの部署も、ちきりん以外全員がなにらかの病にかかっている。世間はパンデミックとかいう大流行を怖れているらしいが、ちきりんの部署に限って言えば既にパンデミックが起こっているといえよう。

ゲホゲホいっている社員には、一応「インフルエンザ?」と聞くようにしているが皆「いえ、風邪です。」という。「それは誰が風邪と判断したのか?」と聞きたいところであるが、聞くのが怖い気もするのでいまのところ聞いていない。

たとえそれが単なる風邪だとしても、だいたい「なんであんたらみんな、風邪ひいてるのに会社に来てるのさ?休みなよ」と思う。しかし誰も休まない。なんでか、と問うと、「仕事があるから」だそうだ。

ああそうなんだ。そういうことなら仕方がない。


のか? 

だとすると、仕事がない人は休んでもよいってことなのかな?

というか、風邪をひいても休めるのは“仕事が無い奴”だけなのか?

じゃあ、うちの部署で休めるのはちきりんだけってこと?



いやいや、もとい。なんか混乱してるな。最初に戻ってもう一度考えてみよう。彼らが風邪をひいているのに会社に来続ける。理由は“仕事があるから”だそうだ。なるほど。


百歩譲って、彼らはいいとしよう。どうせ風邪をひいているのだから。


でもさ、ちきりんはどーなるのよ?


ちきりんは風邪をひいていない。幸いインフルエンザの兆候もない。しかし予防接種をしているわけではないし、体が強いわけでもないので、いつこれらにかかるか、という恐怖感は非常に強い。

ちきりん以外が全員、風邪をひいている部署にいて、しかも誰も休まないなんて・・・こんな状況ではこっちが休みたくなる。

しかもちきりんは彼らと違ってたいして忙しいわけでもない。風邪をひけばすぐに休める。にもかかわらず、ちきりんは風邪もひいていないので、休むことさえできないのだ。これでは風邪をうつされてしまうのも時間の問題であろう。



いったいどうすれば、風邪が蔓延した会社に行かずに休めるのであろうか?


などと考えていたところ、

「そうか!風邪をひけばいいんだ!」

と気がついたわけであるが、それでは風邪をひきたくないのではなく、会社にいきたくないだけだ、と疑われてしまうので、口に出すのはやめた。このへんが、ちきりんの論理的なところである。


まあとにかく、こんな簡単なことへの解がみつからないばっかりに、明日もちきりんは風邪の蔓延した会社&部署に出社するのである。まるで一種の“ウィルス耐久レース”に参加しているかのようである。


★★★

ちきりんにできる予防方法といえば、まずは通勤途上の地下鉄の中ではずっとマスクをしている、ということ。できる限り(飲みに行くのを除く、不要不急のことでは)人混みにでないということ。一日数回のイソジンをつかったうがいと(通勤の後と、部署内会議の後は必ず!)、加えて手もよく洗う。

あと、栄養のよいものをよく食べてよく寝る。ビタミンCをとるためテーブルみかんを欠かさない。運動もしたほうがいいかもね?ということで、二日に一度30分ほどウォーキングする。電気代がもったいないなあ、とは思うのだが寒いと風邪をひきそうなので家でも暖房をつけている。

あと、社内の人とのミーティングもできる限り避けている。電話かメールで済むことならそれですませるし、別にちきりんがかかわらなくても結論が変わらないと思われる仕事には口をつっこまないようにしている。これはやってみたらかなり効果があった。なぜなら、大半の仕事にはちきりんはかかわらなくてもいいということがわかったためである。これなら風邪をひかずにすむかもしれない。

しかしながら、そのためにここんとこ全然仕事が無く、もしかすると風邪にかかる前に首になる可能性がでてきた。このご時世、風邪にかかるのも怖いが、失職するのも割と怖い。なので、どっちに、より気をつけるべきか、というバランスが大事だな、と最近気がついた。右ばっかりみていたら左からもバイクが飛び出してくるかもしれないのだ。バランスよく気をつけたいものである。

★★★

ところで学校には風邪やインフルエンザが流行った時には「学級閉鎖」という方法がある。時には「学校閉鎖」もあるらしい。

しかしながら今のところ会社が風邪やインフルエンザで「事業所閉鎖」とか「会社閉鎖」になった、という話を聞いたことがない。過去にそういう例があるのだろうか?

世の中ではパンデミックに備えて数日分の食料を確保しておくべき、みたいなことを言っている人もいるが、そもそも会社の場合、誰かが「会社閉鎖だ」とか決めてくれない限り、誰も休まないではないか。いったい誰が、どういう状況の時に「今日は会社は閉鎖します」って決めるんだろう?

そういう基準とか判断者が明確になってるんですかね?世の中のまともな会社は??



日本の会社では、病にかかった人は「仕事があるから」と出かけていき、病にかかっていない人は「元気なのだから」休む理由はないだろうということで、結局皆、会社にいく。これではパンデミックに備え食料を買い込んだはいいが、いったいいつ、家に引きこもり、それらの買い込んだ非常食を食べていればいいのか。せっかくの非常食も賞味期限切れになってしまうではないか。


というわけで、ちきりんにはひとつ提案がある。


定期的に予行演習をしてはどうか、ということだ。一年に一度くらい、一番インフルエンザや風邪が流行っている時に、1週間くらい国全体で予行演習をしてみるのだ。「パンデミック予行演習です。すべての会社も学校も休みにしてください!」ってな感じで、朝からテレビが放映するのだ。

そして、国民は1週間家に籠もり、本当に自分たちが用意した食料や日用品が十分な潜伏に足るものかどうか、何か足りないものはないか、不覚にもマヨネーズが切れていないか、などを確認するのである。いつもは仕事のすれ違いばかりで顔を合わすことのなかった夫婦でも、1週間家に一緒にずっといたら「この結婚は間違いだった」と気がつくかもしれない。いろいろと確認できるよい機会になるのではないか?



それに加え、どうせ日本も世界も大不況である。1週間も働くのをやめればいい感じの供給調整になるのではないか。そういう意味では、今年は2,3回、練習してもいいくらいだ。浜松から名古屋にかけてのエリアなんかは、一ヶ月くらい予行演習していても大丈夫かもしれない。

そしてそのうちみんな、「なんだ、こんなに働かなくてもよかったんだ」って気がつくかもしれない。一石四鳥くらいの名案ではないか。


もしも国全体で予行演習をやるのが難しいというのなら、県別でもいいし、市町村別でもいい。いやそれでも大がかりすぎるというのなら、会社ごとでもいいし、部署ごとでもよい。

おお、部署ごとの予行演習ならその部署の責任者が決めれば実施できるのではないか?


と考えて、一瞬、自分の部署で試してみることも考えたちきりんであるが、そんなことしたら多分間違いなく職を失いそうなので、とりあえず明日もおとなしく会社にいくことになるのであろう。


あああ、あたしったら本当に小心者。


あっ、でもひとついい案があった!

部署の皆を巻き込まず、自分ひとりで予行演習してみたらどうだろう?あたしがひとりくらいパンデミック対策の予行演習をしていても、誰も気がつかないし、最初にも書いたように仕事にも差し支えはないので、誰にもばれず、したがって、仕事を失うリスクも最小化できるのではないか?

しかもちきりんが予行演習から学んだことは、後から部署の皆に教えてあげればよい。そうすれば仕事も滞らず、かつ、うちの部署としては、きちんとパンデミックにも備えることができる。



「おいおい、ちきりん、そこまで会社行きたくないのか?」って?


違いますよ。パンデミックが怖いだけ。



ちきりんの言うこと、信じてる?

信じてないでしょ?

素直じゃないな。大人って。



そんじゃーね。


★★★


まさかと思いますけど本気にしないように。このブログに書いてあることは嘘ばっかりです。

じゃね。