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Chikirinの日記

2010-05-14 “日本の将来像”をお選びいただけます

「政治家が日本の将来ビジョンを提示できていないことが問題だ。まずは、どんな国を目指すのか、国の将来像を描いてほしい!」とお嘆きのみなさん、参院選の準備に忙しい政治家に代わり、ちきりんがこの国の将来ビジョンを提示させていただきます。

といっても、決めるのはもちろん(ちきりんではなく)皆様です。下記に“日本の将来像の選択肢”を5つほど書いておきましたので、みなさんで選んでみてくださいね。



<オプション1:ギリシャモデル>

バラマキにバラマキを続けた上、めちゃくちゃな財政赤字でも消費税はあげず国債発行で対応し、更に日本郵政を再国有化するなど国家機関もどんどん肥大化させる。国債の消化が未達となり国家財政が成り立たなくなってから、その後のことは考えるモデル。日本の場合、ギリシャのように事実上の財政破綻が起こっても暴動は起こらず、せいぜい粛々とデモ行進が行われる程度なので治安は問題なし。その代わり自殺数は今よりさらに増え、世界一(最悪国)となる可能性もでてくる。


<オプション2:イタリアモデル>

政治家もアホだし、国民のお金はいつの間にか利権の闇に消える。また、特定の産業(イタリアではアパレル、日本では産業財・電子部品)以外は国際競争から完全に取り残され、経済的には二流国以下となる。都会は相変わらず華やかだが窃盗やひったくりが増えて治安悪化、地方では生活水準が大幅に低下する。国民は政治や経済には興味を失い、自分の身の回りのことしか考えない。ただし、世界から「イタリア料理は最高!」「日本料理ファンタスティック!」という評価を受け、海外(特に中国)から観光客が一年を通して訪れて外貨を落としていく観光国となる。


<オプション3:イギリスモデル>

過去の栄光に浸っている間に競争力のある産業は皆無となる。生産性の衰えた自国民を補うために、周辺からの労働移民を大量に受け入れ、同時に海外から多数の留学生を呼び込む。これら移民と留学生の旺盛な消費と経済活動から得られる税収で国を運営する。また、お金もないのにあちこちに経済援助をするなど体面を維持し、高いプライドだけは死守。そのため、“アジア通貨圏”(イギリスの場合はユーロ通貨圏)に入ることも頑なに拒否し続ける。外交的には米国追随を継続することで自国が大国であると錯覚し続ける。


<オプション4:スウェーデンモデル>

大国たることはすっかり諦め、子供のころから母語よりも英語を重視した教育を行う。自国文化には一切こだわらない。(スウェーデンでは、今や何が自国の伝統文化なのか誰も知らない。)英語だけでなく、周辺の経済大国の言葉(スウェーデンの場合はドイツ語、日本の場合は中国語)も、教育体制を整える。人口が減ることは気にせず、経済規模が小さくなっても問題ないと割り切る。

消費税を30%近くまで引き上げ、高福祉体制を目指す。ワークシェアで失業を減らし短時間労働を実現。その代わり、国内投資はできないので、自国内には何一つおもしろいものはない。優秀でやる気のある若者の多くが国を出て行き海外に住むことを選ぶ。


<オプション5:アメリカモデル>

あくまで経済大国であり続けることにこだわる。やるべきことはこの10個→“やるべきこと10個”



以上です。鳩山内閣はギリシャモデルを目指してるみたいだけど、みなさんはどれがいいですか? 


そんじゃーね〜




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追記)ちきりんが選ぶモデルはこちら→http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100730



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