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Chikirinの日記 RSSフィード

2011-07-31 世界と似てきた日本

京都旅行の帰り、社会勉強のためネットカフェと夜行長距離の高速バスを利用してみました。どちらも(海外で利用したことはあるけど)、日本では初めて。

海外のネットカフェってオープンなお店が多く、発展途上国だと通りから中が見えてるようなところも多いし、中は大部屋です。個室が大半になりつつある日本のネットカフェとは雰囲気も(多分、用途も)全然違う。

韓国ドラマにも“PCバン”がよくでてくるけど、それも大部屋。もしかして、個室型のネカフェって日本独特なんでしょうか?


入ったのは京都の駅前。細長いビルで間口は狭く、奥にはマンガが無料で読めるスペースがあります。

1Fで受付をして2Fに上がると、中央の通路に面して右と左にぎっしりと個室が並んでいました。通路の幅はとても狭く、「ああ、火事があったら私は死ぬのね・・・」と思いながら、個室へ。


部屋は狭いけどこぎれいでした。これは受付や廊下も同じ。トイレも掃除が行き届いていました。「ちゃんとやってるなー」って感じ。

毛布が湿ってて気持ち悪くて使えなかったけど、後はOK。ただ、ちきりんは「閉所恐怖症」なんで、狭い個室で中からドアを閉めるとかなりの圧迫感で緊張しました。


私が選んだのは禁煙部屋でしたが、あそこでタバコ吸うのはちょっと信じられない感じです。煙が充満すると思いますが、火災報知器が鳴ったりしないのでしょうか。前に新宿のネカフェで火事があった時、たくさん犠牲者がでた記憶がありますが、かなり危なかしい感じです。


個室にはリクライニングチェアの部屋と、完全にフラットな(一応、寝られる)スペースのある部屋がありましたが、夕方の 8時、後者は満室でした。ちゃんと寝るために泊る人が多いんだなーと思いました。


廊下ですれ違う人は学生っぽい若い人が多く、みんなおとなしく、今風の若者でこぎれいでした。外人客もいました。受付のお兄ちゃんは、「Do you night course?」、「Do you reclining chair ?」、「Do you credit card ?」と、すべてを“Do you”で聞いてましたが、ちゃんと通じてました。

あと、女子が結構いたのには驚きました。京都の駅前だから、就活や観光のために来ているのかもしれません。シャワーを使おうとしている女性にも会って、若い子にとってはこういうところを使うのは普通のことなのね、と思いました。


私がいたのは夜行バスを待つ 2時間ほどですが、まあ若ければ旅行の宿泊にネカフェを使うのは悪くないかも。慣れたら熟睡できるでしょう。東京の繁華街のネカフェで一泊くらいなら体験してみようかなとも思いました。


★★★


その後、夜行の高速バスに乗りました。南米を旅行した時には、夜昼問わず長距離バスに何度も乗りましたが、日本では初めてです。

値段は新幹線の半額の 6000円程度。座席が狭いものでよければ、4000円くらいからあります。お金が無くても旅行できるのはすばらしいよね。


夜中の京都駅は、たくさんのバスとそれに乗る人達が集まり、昼間より混雑していてました。

「こんなことになってんのねー」と感慨深かったです。おそらく新宿や東京駅、大阪も同じ状態だと思いますが、日本もそろそろ「専用のバスターミナル」を作ればいいのにね。

(またしても韓国ドラマですが)ソウルにも大きなバスターミナルがあって、あちこちの地方に路線があるみたいです。ちきりんはバスもバスターミナルの雑然とした雰囲気も好きなので、日本ももっとバス路線が充実すればいいのにと思っています。


その昔、日本は「一億総中流」を目指していました。それなら飛行機と高速鉄道だけでいいんです。

でも、飛行機や高速鉄道に乗るのも、経済的に苦しいという人がたくさんいる国では、バス路線が発達しています。アメリカも、南米も、韓国もそういう感じ。

そういう国では、長距離バスに乗っているのは、飛行機に乗る経済力のない人、自家用車の持てない人、って感じです。


でも一定の経済格差を前提にすると、移動にも「大変だけど格安な手段」があった方がいいよね。収入側に格差ができるなら、支出側にも格差のある複数の選択肢が必要だということです。

今後、若者が(今の中高年のように、年をとるだけで)豊かになることはないし、どうせ豊かになるのはごく一部だけなんだから。


さて、高速バスの座席は予想以上に楽ちんで(飛行機より余程ラク)寝るのに問題はないけど、休憩のため夜中に何度も止まったり、朝の 6時に新宿の街に放り出されるのはちょっとつらかったかな。降りてすぐ、コーヒーくらい飲みたいのに売店もないし。

私が乗ったのは 6500円の快適バスですが、4000円未満のものはもっと大変なのかも。いずれにせよ、選択肢が多いのはいいと思います。規制緩和万歳!


そして翌朝の 6時過ぎに新宿駅西側で降ろされて思ったのは「日本も他の先進国とすっかり似てきたよね−」ってことでした。30年近く前、ちきりんが初めてイギリスなど欧州に行った時、たとえば、

「イギリスなのに、外人(イギリス人以外)がたくさんいる!」と驚いたけど、今日の新宿には一目でわかる外人さんもたくさんいました。

当時、「イギリスみたいな豊かな国でホームレス、多すぎじゃない??」とも驚いたけど、今日の新宿でもあちこちで見かけました。自販機横のゴミ箱から、残っているペットボトルを探してジュースを飲んでいる人もいた。

また昔は多くの先進国の都市において、「なんでこんなにゴミが散乱してるの? なんでこんな汚いの?」と驚いたけど、今日の新宿の道もめっちゃ汚かった。多数のゴミの他、吐いた後も複数見かけた。


「あー、日本も世界標準になったのね」と思った。少なくとも東京はそうなりつつある。


今でも世界と違うのは、

「外人が一人モンばっかり」=子供を二人つれた母親みたいな外国人ファミリーは、駐在系の多い港区以外ではまだあまり見ない。移民が少ないからでしょう。

「警察官が少ない」=ピストルを抜いてるところもほとんど見ないし、日本の警官は力を誇示してる感じがないよね。

あたりですが、この辺も“世界標準”になるのはそんなに先ではないのでしょう。


昔はドヤにいかなければ見つからなかった格安宿泊所がメインの駅のすぐ近くに多数でき、飛行機や高速鉄道の半額や3割ちかい値段の夜行バスが大流行で、

以前は「日本って、なんでこんなに世界と違うんだろ?」と思うことばっかりだったけど、最近はそうでもなくなってきた。


そういうことね、と思います。


そんじゃーね。

2011-07-27 なんか似てる・・・

その昔、ものすごい数のレコードを集めていたけれど、時代が変わり、ある時点で一大決心をしてCD収集に切り替えた。でも今はそれら大量の曲をiPhoneで聞くため、音楽をCDからパソコンに取り込むのに多大な時間を使っている。


その昔、ことあるごとに大量に子供の写真を撮っていたけれど、時代がかわり、ある時ビデオで取り始めた。でも今は、それらの過去の写真とテープをデジタル変換してDVDに焼き直すために多大な時間をかけている。


その昔、mixiで数多くのマイミクやコミュニティを維持するために日々時間を投資していたけれど、時代が変わり、ある時、一大決心をしてtwitterやfacebookという洋モノに宗旨替えした。でも今はGoogle+でネットワークを築くべく、再度、多大な情報のアップロードと友達招待メールの送信に時間を使ってる、

・・・ってなんか似てるよね。全部やってる人さえいるかもしれない。



大量に所有すると動きにくくなるのが、物理的なモノでも情報コンテンツでも同じってのがおもしろい。引っ越しの時がモノを捨てる最大のチャンスであるように、メディアやプラットフォームが変わる時が、不要になったコンテンツ&コネクションを捨てるチャンスなのかも。蔵書を全部デジタル化したって、それ、ホントに全部、読む可能性があるの?



要らないモノは(わざわざ移転や変換に手間とコストを掛ける前に)捨てましょう。

コレ、お勧めです。

新・片づけ術「断捨離」

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そんじゃーね。

2011-07-24 「自然エネルギーか原発か」という議論の不毛

先日、「ニュースの深層」に出ていらした、エネルギー環境問題研究所代表の石井彰氏のお話がすこぶる納得できたので紹介しておきます。

石井先生は311以降に起こっている「原子力か、再生可能エネルギーか」という論争の幼稚さを指摘しつつ、エネルギーと地球&人類の歴史について超長期の視点から考え方の枠組みを説明されていました。

以下、自分のメモ用に「なるほど!」と思った点をまとめておきます。



その1:「電力不足」は「エネルギー不足」を意味しない。

エネルギー源とは、石油、石炭、天然ガス、太陽光線、水力、風力、原子力などの一次エネルギーを指す。電気はそれらから作られる二次エネルギーであって、エネルギーの利用形態のひとつに過ぎない。

一次エネルギー源のうち9割近くが化石燃料であり、その化石燃料は今後 2〜300年は無くならない。永久にもつわけではないが、原発があろうがなかろうが、節電しようがしまいが、100年以内に「エネルギー不足」になったりはしない。

「電力不足=エネルギー不足」のように言うのは、明らかな間違い。エネルギーは不足していないので、化石燃料を使えば電力も不足しない。



その2:電力不足を解消するために、化石燃料か自然エネルギーか、それとも原発再稼働かという議論は、環境(CO2)問題にとって中心的課題ではない。

日本のエネルギー消費のうち、電力の占める割合は約25%。これは国際的には高い水準で、ドイツでは電力はエネルギー全体の19%。日独だけでなく大半の国において、エネルギー消費の7割から8割は、化石燃料が直接的に使われている部分である。

全体の25%である電力の、またその3割(=原発が担ってきた部分)について(=つまり全体の1割弱について)、原発再稼働か、自然エネルギーか、いや化石燃料か、という議論をすることに、エネルギー政策の観点からは大きな意味はない。(思想的に意味があるというなら話は別)

「原発を止め、その分、化石燃料の使用を増やすと、CO2が増えるからよくない。だから自然エネルギーだ」という人がいるが、CO2を減らしたいなら、電力以外の部分(=直接、化石燃料を使っている8割の部分)について対策をする方がよほど重要。繰り返すが、原発が担ってきたのは、エネルギー消費全体の1割弱にすぎない。



その3:家庭の節電は、エネルギー消費全体の抑制には意味がない。

全エネルギー消費の半分はモノを作るために使われており、その輸送に使われている分を加えると全エネルギーの3分の2に達する。

家庭の家電製品のスイッチを一切入れなくても、一戸建てやマンションに住み、風呂やトイレがあって、冷蔵庫もあって、そこに食品が入っていて、机の上にはパソコンがあり、服を着ていて、歯磨きをして、朝になったら車や電車で通勤し、オフィスはビルの中にあり、火事になれば消防車がくる、という生活が存在する段階で、既に全エネルギーの7割近くが必要とされている。

大半のエネルギーは、現代生活そのものを維持するために使われている。家庭での直接的なエネルギー消費は、全エネルギー消費の1割程度にすぎず、さらに電気はその中の27%である。つまり、エネルギー全体からみれば3%ほどであり、その中での節電なんていうのは、消費エネルギー全体の節約という視点からみればインパクトが極めて小さい。



その4:意味のある節電は、発電システムを効率化することである。

日本の一次エネルギー使用量の45%が電力を作るために投入されている。(これが“電力化率”が約半分という話) ところが、できあがりでみると電力が消費エネルギー全体に占める割合は25%にすぎない。

これは、電力を作るために投入された一次エネルギーの半分近くが、電力に変換されないまま放出されてしまい、無駄になっていることを意味する。現在の発電システムでは、投入エネルギーの半分近くが消えてしまっているのだ。

ちまちました話より、発電効率のいい天然ガスへの移行も含め、化石燃料を電気形態へ変換する際の効率を大きく改善するようなイノベーションや発送電システムの改善の方が、エネルギーの有効利用のために意義がある。しかもこれにより、同じ発電量下でのCO2も大幅に減らせ、環境問題への貢献度も大きい。

また、発電所(発電システム)の改善に加え、ビルや病院、工場など消費場所で発電する“分散型のコ・ジェネレーションシステム”を導入すれば、排熱(廃熱)を現場で利用できるので、さらに一次エネルギーを有効活用できる。

こういった発送電システム全体の見直しこそが、エネルギー消費量全体の削減に大きく寄与するのであり、これこそが今、我々が議論し、集中的に投資すべき分野である。



その5:自然エネルギーだけで、エネルギー消費を支えるなんて100%無理

18世紀にイギリスで産業革命が起こる前は、世界は水車を動かしたり、風車を利用したり、馬や牛を使ったり、薪を燃やしてエネルギーを得ていた。まさに自然エネルギーだけで世界は運営されていた。

自然エネルギーしかもたなかった世界が、産業革命で化石燃料を見つけ、使い始めた。それは圧倒的なエネルギー量を持っており、効率がものすごくよかった。これで世界は変わった。現代社会はここから始まっている。

自然エネルギーから化石エネルギーに移行したことで、従来とは比較にならないくらい巨大な産業が可能となり、生活水準が飛躍的に向上し、栄養、衛生、医療環境が劇的に改善して平均寿命が延びた。そして世界の人口は、当時の10倍にまで増えてきた。

化石燃料も使わずに自然エネルギーに戻るなんていうのは、産業革命以前の人口しか生きられなかった世界に戻りましょうという話であり、現実的にあり得ない。



その6:化石燃料のエネルギー産出/投入比率は圧倒的

エネルギー同士の比較は、「エネルギー産出/投入比率」で行う。これは、1単位のエネルギーを取り出すのに、何単位のエネルギーが必要かという比率。

たとえば薪であれば、薪を切るための斧を作るため、鉄鉱石を掘り出して精製して鉄をつくり、さらに鋼にして斧を作って、人間が木を切らないといけない。その結果、薪というエネルギー源を得ても、投入したエネルギーの2〜3倍のエネルギーしか得られない。

ところが産業革命で石炭を使うようになり、この効率が一気に30倍まで向上した。石油にいたっては中東など掘り出しやすいところであれば100倍にもなる。アメリカのように既にいい油田を掘り尽くしたような国でも20倍はあり、石油のエネルギー産出/投入比率は世界平均でも50倍程度。

一方、自然エネルギーは、太陽光で5倍から10倍、風力が10倍から15倍がせいぜいであって、石炭の3分の1以下、湾岸の石油資源の10分の1に過ぎない。

モノを作るには、大量のエネルギー、動力が必要であり、相当に効率のいいエネルギーでないと現代社会は維持できない。この点、化石燃料のエネルギー産出/投入比率は圧倒的であり、自然エネルギーで現在の社会を維持するのは無理。

自然エネルギーで生きるというのは、質素な生活をすればいい、というレベルの話ではなく、人口の大半が維持できない=死ななくてはならない、という意味であることを理解すべき。



その7:莫大な遺産による繁栄。給与だけでは維持できない社会に私たちは住んでいる。

化石燃料とは、過去数十億年にもわたり地球に降り注いだ太陽エネルギーの蓄積(凝縮)である。化石燃料を使うというのは、ご先祖様が数十億年かけて築いてくれた膨大な遺産を(産業革命で発見し)使って生活しているということ。

今の私たちの贅沢な社会(=本来の自然状態ではありえない、70億人に近い人口が存在する世界)が可能になっているのは、この過去の大遺産のおかげである。

風力や水力、もしくは現時点で降り注ぐ太陽光線を使って社会を維持しようというのは、膨大な遺産に手をつけず、自分の給与というフローだけで食べていこうというコンセプトであるが、これでは維持できる家族数は10分の1にすぎない。

大資産家の孫息子が、祖先の膨大な遺産で生活してきながら、「これからは僕の稼ぐ給与だけで生活したい!」とか言っているのが、自然エネルギー云々の話。しかし、彼が着ている服、住んでいる家、移動に使っている車や電車さえ、おじいさんの遺産で作ったモノである。「自家用車をやめて電車に乗ればいい」といっても、給与だけではその電車も維持できない。



まとめ:「エネルギー政策」の意味がわかってない。

エネルギーの9割は化石燃料。それは、次の200年は無くならない。エネルギー政策というのは、「原子力か、自然エネルギーか」という方針のことではなく、この圧倒的な主役である化石エネルギーをどう有効活用するかという話である。当面の電力不足をどう乗り切るか、という話は、「エネルギー政策」などとは呼ばない。

今ある化石燃料の利用効率をどう上げていき、CO2を抑えながら、資源の枯渇を遅らせ、安定的に、かつ、環境に負荷を掛けずにエネルギーを利用していくために、世界は何をすべきか、日本はどう貢献できるのか。そのために、どのような発電、送電のシステムを採用・構築するか、という話こそが重要。




だいたいこんな感じでした。(なお上記文章はすべて、ちきりんがお話を聞いて理解したことを自分の言葉を交えて表記したものであり、石井氏の言葉そのものではありません)


というわけで、「原発vs自然エネルギー」みたいな不毛な議論や、「節電して町を真っ暗にしてエスカレーターも止めて、オリンピックを誘致しよう!」みたいな意味不明なことはさっさとやめ、もうちょっと専門家の知見を活かして、根本的なことを考えたほうがいーんじゃないかと思いました。


石井彰氏の考えを正確に理解したい方は、今月発売の下記近著をお読みください。

てか、これくらいは読んでから議論したほうがいいと思うよ、まじで。


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2011-07-21 「税と年金の一体改革」 ちきりん私案

ちきりんが「プーやってます」というと、よく尋ねられるのが「どうやって食べてるんですか?」という質問。会社辞めてからまだ1年もたってないので「貯金で食べてます」と答えると、今度は「一生食べていけるだけの貯金があるんですか?」と問われます。

この「一生、食べていけるだけの貯金」というのは、結構おもしろい概念だなと思います。みんなソレっていくらくらいだと思ってるんでしょ? 1億円? 3億円? 10億円? それとも3千万円くらい?


これ、マネー誌などでも頻繁に試算されていて、いろいろ数字をこねくり回したあげくに「資産の3分の1は投資信託で運用しましょう!」という「またソレかい!」みたいな結論が常に導かれているんですが、こういうシミュレーションでは、老後資金の必要額は「毎月の生活費としていくら必要か」という額と「平均寿命」を掛けあわせて計算してあります。

このうち毎月の生活費の方は、様々な条件設定で複数シナリオが提示されている場合が多いです。たとえば「持ち家がある場合」と「賃貸の場合」や、「夫婦の場合」と「単身者の場合」に分けてみたり、また、「旅行や観劇・外食を楽しみたいゆとりケース」と「自宅菜園を楽しむナチュラルライフケース」に分けてみたりね。


が、よく考えてみて下さい。毎月の必要生活費の額が個人によって異なるように、実は寿命の方も個人によって相当異なります。そしてホントは毎月の生活費の差なんかより、寿命の差の方がこの試算には余程、重要です。

現在の日本の平均寿命は女性86才、男性80才くらいですが、実際には20年早い60才で死ぬ人もいれば、20年遅い100才まで生きる人も結構な割合で存在します。全員が平均寿命までに死んでいるわけではありません。

そして60才で死ぬか100才で死ぬかによって、人生の長さは40年も違うんです。一ヶ月に20万円かかるという人の場合、この40年間の生活費だけでも1億円近くになります。


世の中で行われている多くの試算は、平均寿命で「老後に必要な生活費」を計算しています。しかしこれだと、100才まで生きることになったら5000万円も足りなくなります。マネー誌やらフィナンシャルプランナーさんやらの言うとおり、老後資金としてシュミレーション通りの資産形成に“成功した人”でさえ、貯金が底をついてから20年間も生きていかねばならないのです。

しかも自分が100才近くになれば子供だって70才以上。先にいっちゃってる可能性も高いです。孫でさえ50才代。祖父母を養える経済力があるでしょうか?

反対に60才で死んだ人は、老後のために貯めていたお金が丸まま余るはずなんです。試算通りに貯めていたり、退職金をもらったばかりであれば、数千万円残る人もいるでしょう。そんだけ残るなら住宅ローンなんて組まずに家が買えたほどの額です。


結局のところ、自分のお金で死ぬまで(経済的に)困らない人というのは、少々年収が高いとか、ちゃんと貯金をしていたとか、家のローンが終わっていたなんていう人ではなく、寿命の短い人なんです。

つきつめていえば、イチローレベルの稼ぎ方をしているのでないかぎり、誰でも(長生きした場合)は、公的な資金の援助無しに食べていくのは無理だ、と思った方がいいです。そして公的な年金制度というのは、唯一その備えになりうる制度なんです。


なので、「年金制度が若者に損だからなくしてしまえ」という人がいるけど、ちきりんはいつも「それってどうなの?」って思います。自分のお金だけで一生食べていくなんて基本は無理です。下手したら100才どころか120才まで生きる人もいるんですよ。60才から60年分の生活費を貯めておくなんて無理でしょ。

また、60才くらいで30才くらいの女性と再婚するお金持ち(?)の元スター男性なんかもよくいますけど、あれだって「老後の世話をしてもらえる」とか思ってたら幻想かもしれません。万が一自分が120才まで生きたら、30才若い相手でさえ90才です。たぶん世話はしてもらえない。

あと最近は、「年金なんて破綻するから払わない。」「年金がもらえなくても生活保護をもらえばいい。」的な意見もよく聞きますが、私には年金より生活保護制度の方が先に破綻しそうに見えますけどね。なんで「年金制度は破綻する!」と思う人が「生活保護制度は破綻しない!」と思っているのか、超不思議です。


結局のところ、この原理原則(=早く死ねばお金が余るし、長生きしたら誰だって足りなくなる)にそって抜本的な解決策を探るなら、「平均寿命より早く死んだ人の財産から“早死に税”として国が一定額を徴収し、長生きした人の年金の原資とする」というのが、もっとも論理的な解決方法なんです。


これこそまさに「税と年金の抜本&一体改革」でしょ!?



そんじゃーね!



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追記)上記案は「相続税100%案」とは異なるし、ちきりんは相続税100%案には賛成していません。

2011-07-19 無職の悲哀

1ヶ月くらい前でしょうか、なにかでみつけた日経メディアプロモーション(日経新聞社グループ)主催の無料シンポジウムに申し込んでいました。

開催が来週になったこのタイミングで、先日いきなり「残念ながら抽選に外れたから参加できません」的な葉書が来ました。いわゆる「お祈りメール」ですね。(申し込みはメールだったのに、お祈りは葉書で来ました。)


f:id:Chikirin:20110718001806j:image


これを見て、「そうか、これ、抽選だったんだ。申し込んだからって誰でもいけるわけじゃないのね。」とあらためて理解しました。(見直してみたら、元々の申し込み案内にもそう書いてありました。)


よく考えたら当たり前ですよね。先方だって私企業だし、それなりのコストをかけてシンポジウムを主催するんだから、メリットのある人を呼びたいのは当然です。


採用、人事関連のシンポジウムということで、今回は(たしか)、人事コンサルタント高橋俊介氏やリクルートワークス研究所(リクルートグループの人事シンクタンク)の方の講演&パネルディスカッションだったと思います。

そうなると、主催者視点での「来て欲しい参加者」は、企業の人事部スタッフです。で、会場ではリクルート社などが作ってる適性検査キットとか、人事系のソフトとか、内定者研修ビデオのパンフレットが配られたりします。

そもそもイベントの目的はそれら関連グッズのプロモーションであり、そのために、それらに関心があるであろうポテンシャル顧客を一堂に集めることです。講演会は人集めの手段に過ぎません。

だからちきりんみたいに、職業欄に堂々と「無職」とか書いてるおばちゃんを招待する意味は全くありません。(ちなみに、本名で申し込んでいますが、もし“ちきりん”で申し込んでも結果は同じだったと思います。てか、余計だめでしょ。表の世界に住んでる人は誰もちきりんなんて知りません。)


今回「抽選に外れたので参加できません」という葉書をもらって軽く驚いたのは、以前、会社員をしていた頃も時々こういうのに申し込んで聞きに行ってたんですが、当時は抽選に外れたことがなかったので、誰でもいけるもんだ、くらいの意識があったからです。

でも今から考えると、当時、抽選に一度も落ちなかったのは、その当時の申し込み欄に書いていたちきりんの勤め先の会社名や肩書きのおかげであったということです。

別に怒ってるわけでもなんでもありません。あたりまえです。主催者が、シンポジウムに集めたポテンシャル顧客に買って欲しいと目論んでいる商品自体、参加者がポケットマネーで購入するものではなく、会社の経費で購入する商品ですから、大事なのは個人名ではなく立場(購買権限)であり会社名です。


今回、「参加できません」葉書をもらって一瞬、もしかして「職業:人事コンサルタント、名前:城繁幸子」とか、「職業:経済評論家、名前:勝門和代」とかで申し込んだら抽選にあたったのかな?と、チラリと思ったりもしました。もちろん軽ーく犯罪なのでやりませんけど。


この話をしながら「いつかは私も個人名だけで、抽選に当たるようになりたいなー!」とつぶやいたところ、知人が呆れた顔で、「抽選にあたって聴講できることを目標にするんじゃなくて、講師として呼ばれるくらいのことを目標にすべきなんじゃないの?」とかアホみたいなことを言うので、しっかり教えてあげました。


「目標は低くもちましょう!」


そんじゃーね。




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高橋センセのお話を聞きたかったなー!

自分らしいキャリアのつくり方 (PHP新書)

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2011-07-17 採用慣行に混乱あれ!

東京大学が9月入学を検討するという話が波紋を呼んでいます。日本企業の人事部の人は大半が反対みたい。まあそうでしょうね。「採用や新人研修を年に2回もやらされたら、オレは過労死するぞ、ばーろー!」って感じでしょう。

7月15日の朝日新聞でもこの件が特集されていて、企業側の意見としてJTBの人事企画部の方の意見が載ってました。その見出しが「4月1日入社は動かない」というもので、たとえ東大が入学&卒業時期を変更してもJTBの入社時期は変えないよ、ということみたいです。


ところでこの記事の中には、下記のような一節があります。

今年は8万2千人の学生さんがJTBに興味をもってくれましたが、ほぼ昨年並みの320人ほどの新卒を採用する予定です。


いやー、驚きますよね。この2011年において、JTBに興味をもつ学生を8万人も育てる日本の大学教育の質ってどうなんですかね。もうちょっと先見性のある学生を育てた方がいいんじゃないかと思いますけど。

それと、「昨年並みの320人」を採用するJTBにも少し驚きました。もしかして前後10年間で3200人を採用するんでしょうか?いったいいつまで、何人の組織が維持できると思ってるんでしょう。

320人は終身雇用を想定して雇ってるんだと思いますが、40年後まで彼らの仕事があると思ってるんだとしたら、かなり強気の想定ですね。


まっ、どーでもいいんですけど。


★★★


あと、この特集の最初の方に(朝日新聞の記事の一部として)、

高校卒業から大学入学までの期間をどう過ごすかなどが検討課題になる。

って書いてあるんだけど、これも何が課題なんだか全然わかりません。


18才にもなって、たった半年の「学校にいかなくていい期間」ができたら「どうすごしていいかわからなくなる学生」なんて、ほっとけばいいじゃないですか。そんな人達がどうすごそうと、日本の将来にはなんの関係もありません。

また、そういう人は人生全体で18年間くらいは「どうすごしていいか分からず無駄にしてる」はずなので、たかだか半年間くらい無為に過ごす期間が増えても誤差の範囲です。


まっ、どーでもいいんですけど。


★★★


大学入学時期の話に戻ります。東大が9月入学を言い出した理由は、「日本人だけだと、もう十分に優秀なヤツが(東大の一年間の入学定員である)3000人もいねーんだよ。だからアジアから優秀なヤツに入学して欲しいの。というわけで日本の高校より、海外にタイミングを合わせたいわけ!」なんだと思います。

けど、ここ数年、多くの人が「新卒一括採用がよくないっ!」的なこと言ってるんだから、いっそのこと主だった大学はみんな入学&卒業時期をバラバラにしちゃったらどうでしょう?


たとえばこんな感じで・・

・東大&京大・・・6月卒業(9月入学の場合)

・その他の国立大学全部・・・3月卒業(従来通り)

・慶應&早稲田&それに匹敵すると思い込んでる私大全部・・・12月卒業

・その他の私立大学全部・・・9月卒業


こうして学生があちこちから2−3ヶ月ごとに卒業してくるシステムとなれば、わけわかんなくなって、企業も通年採用せざるを得ないんじゃないでしょうか?そしたらあのアホみたいな「説明会申し込み画面クリック大作戦」みたいなものもなくなるんじゃないかなと思います。


まっ、どーでもいいんですけど。



そんじゃーねー。

2011-07-14 高齢化社会の“見える化”

老いの才覚 (ベスト新書)

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老年の品格

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老いる覚悟 (ベスト新書)

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老前整理 捨てれば心も暮らしも軽くなる

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男おひとりさま道

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たった一人の老い支度 実践篇 (新潮文庫)

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すぐに役立つ 後悔しない老人ホーム選びと介護施設トラブル解決マニュアル

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週刊 東洋経済 2011年 2/5号 [雑誌]

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エコノミスト 2011年 7/12号 [雑誌]

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ねんきん生活。月15万円で幸せに暮らす

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安心 2011年 07月号 [雑誌]

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つまりこういうコト→「日本の将来」


そんじゃーね。。。。

2011-07-12 「再分配」の仕組み

所得格差や貧困率について語る際、「再分配前か、後か」という区別があります。

「再分配」とは、税や社会保障などによって所得の偏りを是正する仕組みです。

高所得の人はより多くの税金や社会保障費を払うので、実質的な可処分所得が減ります。一方、所得の低い人は税金や社会保障費をあまり払わず、生活保護や各種手当てを受け取ります。

このように税や社会保障を通して、お金をたくさん持っている人から余り持っていない人に移転させるのが「再分配の仕組み」です。


たとえ一部の人の収入が突出して高く、再分配前の貧困率が高くても、再分配後の貧困率が低ければ実質的な格差はありません。そういう社会は、税や社会保障など再分配の仕組みが巧く機能していると言えます。

「再分配の仕組み」といえば、普通は税制と社会保障制度を指します。しかし社会には「非公式な再分配の仕組み」もたくさんあります。今日はそれらの「隠れた再分配の仕組み」を非合法なものも含め、リストアップしてみます。


(1) じじばば再分配=裕福な祖父母が孫にお小遣いをあたえ、娘や息子には住宅取得費を補助、さらに日常的にお米や野菜を送るなど生活費用を援助して、世代間で所得が移転する仕組み


(2) オレオレ再分配=オレオレ詐欺により、何千万円も貯めている高齢者から、「や」の人、そして「や」の人に雇われた貧しい若者達(もしくは失業者、多重債務者)に所得が移転する仕組み


(3) キャバクラ再分配=実力以上の給与を受け取っているオヤジから、キャバクラ嬢や、(キャバ嬢経由)でホストの若者など、若い世代に所得が移転する仕組み


(4) 税金対策再分配=税金対策のためにほとんど使わない別荘やヨット、高級車を買う開業医、歯医者、中小企業のオヤジのお金が、別荘販売会社や外車販売会社などでノルマに追われる営業マンの給与として移転する仕組み


(5) パラサイト再分配=終身雇用制度の下、ツツガナク資産形成してきた親世代が、ニートやヒッキー、もしくは非正規で働く低所得労働者の息子や娘を、40代、50代まで同居させて養うことによる実質的な所得移転の仕組み


(6) 投信&変額年金再分配=数千万円もの退職金をもらえる大企業勤めや公務員の団塊世代が、退職金で投信や変額年金に投資して大損し、投信販売ノルマに追われる若い世代にそれらの販売手数料を稼がせる所得移転の仕組み(「リフォーム再分配」とか「シロアリ再分配」も類似商品)


とりあえず思いつくのはこんな感じですが、水が高きから低きに流れるように、これからも多くの「非公式再分配の仕組み」がでてくることでしょう。

なお、道を歩いている高齢者のかばんを若者がひったくることを「ひったくり再分配」という人もいますが、これは再分配ではありません。再分配とはお金が「富者から貧者」に移動することです。ひったくりについては、多くが「貧から貧」への資金移転なので再分配の仕組みとはいえないのです。


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そんじゃーね。


http://d.hatena.ne.jp/Chikirin+personal/  http://d.hatena.ne.jp/Chikirin+shop/

2011-07-10 首相を支える「家庭内同志」

今までの首相だったらとっくに辞めていると思えるすごい辞任圧力の中で、菅首相がいまだ頑張れている理由のひとつが“内助の功”だと思います。

菅さんの奥さん、伸子さんは「夫より政治家向き」とよく言われます。若い頃から菅氏とともに市民活動や選挙活動に関わっていて彼女自身が活動家。菅氏と政治信条&政治心情も似ている。ふたりは「政治活動上の同志」なんだよね。

外で菅氏がめちゃめちゃに叩かれても、家に帰ってくればそこには最強の同志がいる。いつだって自分の味方をしてくれる強力なサポーターで、かつ、「日本は脱原発よ!」「金権政治は元から断たなきゃダメ!」「あなたは首相よ。誰もあなたを辞めさせられない。自分で決めればいいのよ!」と政策や政局についてまで助言(断言)してくれるブレーン。

そういう人がいなかったら、彼だってここまではもたなかったんじゃないかな。


★★★


トラディショナルな「政治家の妻」というのは、表にでず、選挙区をしっかり守る、という人。麻生さんや福田さんの奥さんがそのタイプだよね。誰も奥さんの顔を覚えてないでしょ。なぜなら彼女らは「表にでない」のが基本だから。東京やテレビに露出する必要はなく、地元の後援者、支援者をきっちり抑えておけばいい。今までの自民党の首相の奥さんは大半がこんな感じだったと思う。


一方、鳩山さんや安倍さんの奥さんは新世代タイプ。女性誌が特集するようなおしゃれな「奥様ライフ」を送っていたり、韓国ドラマ好きを隠さなかったりと自分個人の話も開示する。「表にでるタイプ」で、外遊に行くとカメラの前で夫と手をつなぐ。

だけど彼女らは夫の政治的な同志じゃない。夫もそんなことは求めてない。妻には“華のある女性”として選挙は手伝って欲しいけど、家庭内では政治とは無関係の空気を作ってほしいと望んでる。


そして菅さん夫婦の関係が3番目のタイプ。「同志としての妻」であり、新しいタイプの内助の功を発揮する。それが最初に書いたような関係です。そして、ちきりんは気が付いた。このタイプの妻を持つ首相って「叩かれ強いよね」と。

それって自宅に同志がいるからだよね。どんなに叩かれて「ぐへへ」となって「もういやだ!」と思っても、家に戻ったら完璧な同志がいる。政治家仲間と違って裏切ったりしないし、本音で話せて弱音もはけるし、駆け引きをする必要もない。心情的に癒してもらったり支えてもらったりできて、かつ(政策判断など)実質的にも助けてもらえる。それってすごく心強い。

菅氏自身が首相という座に強い執着があることはもちろんなんだけど、それを強力に支えているのが伸子さんという「家庭内同志」なんだと思う。



ところで、かの大首相、小泉氏は首相の頃には既に離婚していた。だけど、彼にも実は「同志」がいました。それは小泉氏の実姉。彼女は政策秘書として選挙マネジメントから政策アドバイス、スーツやネクタイの選択まで全面的に弟純一郎氏を支えていたといわれます。彼女のことを「クレオパトラ」と称する人もいて、相当の人物らしく、まさに「同志」だったようです。

小泉氏の元奥さんだって政治家一家に嫁いだんだからそれなりの覚悟はあっただろうし、男の子を3人も生んでいて、世襲政治家の妻としては十分に務めを果たしたけれど、なんと3男の妊娠中に離婚し(され?)、子供の親権を争って以来、関係を断たれたといわれてます。

出て行った妻のかわりに「同志」としての弟を支えたのが実の姉で、結果として戦後3番目に長い首相としてその任期を勤め上げさせた。



というわけで、360度から叩かれまくる首相という重責を、ある程度長く務めようと思ったら、家庭内にそれなりの「同志」が必要なんじゃないかな、と感じたので書いてみた。



ところで菅さんの奥さんの名前は伸子さんで・・・小泉氏のお姉さんの名前は信子さん。


・・・いや、もちろん単なる偶然だけど。


そんじゃーね。

2011-07-07 サークルKサンクスさんがゆるく考えたみたい・・・

近くのサンクスに行ってきた。

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外からガラス越しに見ると、雑誌の横の書籍棚になんか見慣れた本の裏表紙が・・・

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ちょっとアップ。もしかして、この本は!?

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そうなんです。本日から、サークルK&サンクスで『ゆるく考えよう』が販売されてます。


まじですか?


まじです!



サークルKとサンクスってあわせて何店舗あるの?と思って調べたら6000店舗くらいあるらしい。


まじですか?


まじらしい。



それって最低6000冊はブツが必要になるってことだよね。ちきりんの行った店には2冊あったよ。どうすんの?と思って、聞いてみたら、


出版社F営業部長「増刷しましたっ!」 (きっぱり)



まじですか?


・・・怖いモンしらずですね・・・




これで、「オレんちの近くの本屋には『ゆるく考えよう』なんて入ってねーよ!」と思っていたあなたも現物をチェックできます!みんなでサークルK、もしくはサンクスにGO!


もし、行ってみて見当たらなかったら?


うーん、多分、「既に売れちゃった」か、「店員さんが出し忘れてる」か、「この情報がガセだったか」のどれかです。


「でもオレはもうとっくに『ゆるく考えよう』は買っちゃったよ。いまさら行っても買うもんねーよ。」という皆さん。

そうなんです。ちきりんもいまさら自分の本を買っても仕方ないので、変わりにコレ↓買ってきました。


まずは、はちみつマドレーヌ。ほのかな甘さが上品ですごくおいしい。コンビニスイーツとは思えぬ品質!

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こちらは甘めでちきりんのテイストではないけど、甘いもの好き、チーズ好きの家族にはこっちのほうが受けてました。

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クッキーはしっとり系で、紅茶にあいます。このブランド名でオリジナルスイーツ各種が展開されてて、選ぶのにすごく迷いました。どれも格安なのにとてもおいしそうだった。(プリンもおいしいらしい!)

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俺んちの近くのサークルK、もしくはサンクスってどこにあるんだっけ?という場合、店舗検索はこちらから。

(サークルKとサンクスは同じチェーンなので、サークルKでもOKです。)

サークルKサンクスHP (ページの上部に店舗検索ボタンあり)



そういえばちきりんは昔、名古屋にいた頃にサークルKさんにずいぶんお世話になりました。当時、おでんを買って「だしつゆですか?味噌ですか?」と聞かれた時は衝撃でした。「おでんに味噌」というチョイスがあったなんて・・。でも実は味噌おでんもおいしかったので、二度びっくりした記憶があります。またそのうち食べてみたい。



そんじゃーね!

2011-07-06 権力闘争ってすごいよね・・

今回の権力闘争のおもしろさは格別だすね。

菅直人首相が7月はじめに行った内閣改造。動かしたのはたった3人。「プレッシャーをかければポストがもらえるんじゃないか?」と思っていた反首相派をガン無視した。


<内閣改造>

(1) 松本龍復興担当相

(2) 浜田和幸復興担当政務官

(3) 細野豪志原発大臣

あと、(4)亀井静香氏に副総理就任を打診して断られてる。


自民党も、自分のところの一年生議員(浜田議員)を、政務官をエサに寝返りさせられたわけで、むっちゃ怒り心頭。まずは浜田議員を除名したけど、それくらいで怒りが収まるわけもない。どうやってこの恨みを晴らして見せようかあっ!

ってな感じ。



というわけで、民主党の反首相派と自民党の利害は完全に一致した。 → 「あの3人を潰せっ!」


たった3人しか内閣改造をしなかったのに、その3人が相次いでスキャンダルで辞任させられたら、菅さんもすぐにでもやめざるを得なくなる。エネルギー法案が通るまで、なんて悠長なことは言っていられなくなる。



で、“一人目”は既に完了した、というわけ。

“Mission complete 1/3”



★★★


映像(&音声)でみる松本復興担当大臣の暴言は「ありえない」レベルに思えるけど、あれが彼の「初めての暴言」とは思えないよね。

ということは、「今までも彼はずっとああいう物言いをしていたけれど、それは問題にはならなかった。でも今回は(なぜか)大きな問題になった」わけです。ポイントは暴言ではなく、「なぜ暴言が今回だけメディアに流れたか」、にあります。


たとえば今までメディアを抑えていた何かの力が、「今回は遠慮なく流せ」と寝返ったとかね。「東北地方のメディアに多大な影響力があり、はらわたが煮えくり返るほど菅首相に怒ってる人」がいて、「なんかあったらケツはオレがふいたる。安心して流せ。一社が報道したら他社がすぐに追随するから心配するな」と言った、、、、とかね。

まっとにかく、変わったのは松本大臣ではなく、「それを報道させる力・させない力」のほうだということ。

松本氏がわかってなかったのは、その辺なんじゃないかな。だから彼は“いつもどおり”に振舞った。


★★★


浜田議員に関しては、自民党側が既にきっちり照準を合わせてるでしょう。彼はつい最近「一年生議員として自民党に公認されて当選してる」んです。ってことは、選挙は自民党が全面的に支援したはずで、当然に自民党は彼の資金繰りから票の集め方まで把握してる。彼らは浜田議員の選挙の“す・べ・て”を知ってるってこと。

なので後は、「さて、どのスキャンダルからマスゴミに流せばいいか」だけの問題。

もちろん、漏らすと自民党自体が返り血を浴びかねない案件もあるから、全部が全部、明るみに出せるわけじゃない。ちゃんと「自分達の責任には発展しないけど、やばい話」を選んで順番に出していく必要がある。

まっ、ゆるゆると。


★★★


細野さんのスキャンダルを見つけるのは結構大変かもね。他の二人と違って一回痛い目にあってるから、ある程度はガードをしてるはず。


とは思うけど。



あの方面にゆるい人って、何度でもゆるかったりもするしね・・・


いや、知らんけど。


★★★


それにしても、副総理を断った亀井氏の権力闘争能力には感嘆する。あのバランス感覚は天災、じゃなかった、天才ですね。感心します。


というわけで、自民党と民主党(反首相派)の人たちとしては、残りの二人を“スキャンダル→辞任”に追い込むための陰謀策謀大作戦にお忙しいことと思います。楽しみ楽しみ。


そんじゃーねー!

2011-07-04 金融業なんてむいてないし、東証も要らない。

最近ちきりんは、「日本は金融業はもうやめた方がいいよね」と思ってる。この国の人って、金融業にむいてないよね、とは前から思ってたけど、最近は、東証(東京証券取引所とかマザーズとかいろいろ)も日本に無いほうが国民の利益になるんじゃないか、と思い始めた。


まずは、日本に金融業が向いてない理由、


(1)リスクとるのが嫌い

金融ってリスクに応じたリターンを得るビジネスなんだから、リスクとるの嫌いな日本人には向いてない。それってイコール「リターン得るのが嫌い」と言ってるのと同じなんだから。


(2)英語が苦手

金融って、最も世界共通が進みやすいビジネスでしょ。お金はお金であって、made in Japanのお金という概念もないし、ニーズの違いもないです。どこの国の人も運用するなら10%の利子の方が5%の利子よりいいと思ってる。世界共通の商売は英語で行われるようになるのが必然。英語が苦手な日本人には向いてない。


(3)ロジックも苦手

金融商品ってのは計算であり、論理の産物です。最近は“ゆとり”に加えて少子化で、大学受験でさえエッセイと面接で乗り切れてみんな算数できなさすぎ。加えて日本では論理より「みんなが言っていること」が大事なんだから、金融なんて全然向いてない。


(4)スピードが大事

金融は意思決定のスピードが生死を分けます。「熟考が大事」とか「重箱の隅まで全部、証明されないと信じない」とか「石の上にも3年」な文化には合わないです。


(5)金融は専門知識がすべて

なのに、この国って未だに「ジェネラリスト」がエリートだとか思ってるんだからお話にならないでしょ。


(6)お金が汚いものだと思ってる・・

しかも一部の人は「モノ作りで稼いだ金は、金融取引で稼いだ金より尊い」と信じてる残念さ。*1



というわけで、金融業は日本人には向いてないからやめたほうがいいと思う。郵便貯金みたいな、「預けて利子がついてもどってくる」とか、「借りて、利子払って返す」みたいな超シンプルなものだけ残しとけばいいです。ホールセールとか全部やめたほうがいい。


★★★


さらに一歩進めて言えば、東証とかマザーズとかJなんとかなど、全部潰しちゃった方が、国民の利益になると思う。

東証とかが存在するからみんな日本の企業の株を買う。でも日本企業の株なんて買っても、向こう30年くらいはまず儲からないよ。

日本の証券取引所なんて潰しちゃって、世界の取引所で直接、株式投資ができるような仕組みを整えたほうが圧倒的に儲かる。日本は成長しないけど、世界は成長するんだから、世界の成長に直接投資できるようにしたほうがいい。

余計な「自国の市場」が存在してると、みんな世界の成長に目を向ける前に、まずは日本で投資しようとか(アホみたいなことを)考える。「国内株」とかいうのがポートフォリオに入ってきちゃうし、営業マンもそっちを勧める。これ、超無駄。


株式投資したい人が上海や、香港、シンガポールの取引所を通して株や金融商品を買えるように、さらにNYSEやナスダック、ロンドン証取の株式も直接売買できるように、ネット証券がどんどんサービスを整えて、日本語で、日本円からの自動換算で売買できるようにすればいい。

日本は金融業は向いてないけど、お金をもってる人はたくさん存在する。つまり、金融業はだめでも投資家はたくさんいる。彼らのお金を(まずは)東証だの日本の企業に向かわせてしまうというだけでも、東証の存在は害になってる。


企業だってそのほうがいいって。グローバル企業なら最初から欧米で上場しておけばいいし、スタートアップだって最初から海外の市場で株式公開することを目指せばいい。「日本でしか公開できない」なんてレベルの企業ではどうせダメなんだから。


最近、東証が国際的な競争力を失ってるから立て直そうみたいなこと言う人もいるけど、そんなアホみたいなことしなくていいと思う。さっさと諦めて潰しちゃおう!


にっぽんさいこー!


そんじゃーねー!


2011-07-02 市場規模一覧(多分、永遠に未完成)

いろんな業界の市場規模を知りたいなーと思うのだけど、バシッとした一覧表が見つからない。データはあそこにある、ここにあるという人は多いけど、じゃあ、この業界は○兆円ですよ、教えてくれる人は少ない。ので、自分で作ってみた。

とりあえずこのサイトの数字をベースに作ったんだけど、普通にググッてでてくる数字と大きくかけ離れている場合もあるんで、他の情報もいろいろ勘案してます。

自分用のメモなんで中途半端かつ超適当です。感覚的に「んっ?」な数字もあるので信じないように。適宜、直します。気長にやるつもり。10年計画くらいで。

どれかについて知ってる方、ツイッターやブックマークなどで教えて頂けると感謝です。ただし、台とかケースとかトンとか興味ないです。金額が知りたい。数千億未満の市場は割愛。「市場規模ってなにさ?」という質問はボツ。


そんじゃーねー


★★★


<乗り物関連>

・自動車 44兆円(自動車メーカー11社の売上合計。つまり、海外売上を含む)

 法人企業統計でも自動車産業の合計は50兆円とのこと。そんな感じなのね。

・自動車部品は20兆円と言われるけど、かなりの部分が上記に含まれるんだと思う。

・二輪、バイク 2.4兆円(ほとんど海外売上かも)

・中古車販売 0.4兆円 (ふーん)


<運輸関連> *1

・航空 2.5兆円くらい?

・鉄道 営業収入 JR4.3兆円、JR以外2.5兆円

・タクシー&ハイヤー 2兆円弱

・トラック 13兆円

・乗り合いバス 1兆円

・貸し切りバス 0.4兆円

・海運 4.4兆円(大半が海外から石油運んだり、物品を運んだり)

・ガソリン 10.4兆円



<素材>

各社の売上の合計額なので、多くが海外売上だと思います。

・鉄鋼 13.4兆円

・非鉄金属 10兆円

・化学 21兆円 (化学ってデカイのね)

・ゴム、タイヤ 4.5兆円

・製紙 4.4兆円

・ガラス 2.8兆円

・繊維 1.9兆円

合計 約58兆円 でかー。


<機械関連>

ここも海外売上の比率が高そう。

・機械 19.5兆円

・造船 7.2兆円

・プラント 2兆円

・建設機械 4.7兆円

・工作機械 2.1兆円

・半導体 7.2兆円(これは他とダブってる気もする)

・重電 6兆円 (原発関連で相当減りそう・・)

・医療機器 1.8兆円

いろいろ抜けてる気がする。


<家電・機器関係>

・家電 64兆円(家電メーカー39社の売上合計、当然、海外売上を相当含む。)

このうち10兆円がいわゆる“家電”らしい。PCもこの64兆円に含まれてると思います。

・OA機器 6.2兆円

・時計 0.9兆円 (時計市場って1兆円もあるの!?)


<通信&IT>

・通信 25兆円

 うち携帯が10兆円くらい?

・SI、ITコンサル 5兆円〜13兆円 いろんな数字がありすぎ。10兆円くらいはありそうだけど。

・ちなみにセキュリティソフト&サービスだけで0.8兆円らしい。すごいね。*2


<建設・不動産関連>

建設全体では120兆円(09年度売上額、法人企業統計)

うち、

・建設(大手ゼネコン) 15兆円

・不動産 10兆円

・住宅 6兆円

・住宅設備 7.4兆円 (住宅よりでかいんだ!)

・土木 1.9兆円

・住宅リフォーム 7兆円という数字もありますが、上記の住宅設備とかなり重複してると思う。

全体で120兆円には全くたりないですね。地方のゼネコン、工務店が星の数ほどあって、全部合せると大きいのかもしれません。


<食品関係>

・食品 16.8兆円 (これももうちょっと分けたい。生鮮食品、冷凍食品とか)

・菓子 1.3兆円

・パン 1.3兆円

・製粉 1兆円(小麦は規制市場だと思う。あと、上記とかぶってると思います。)

・ビール等 2.9兆円 (これ、でかすぎない??他のお酒が入ってるのかな)

・清涼飲料水 4.5兆円 (これ大きすぎる気がするんだけど・・)


<外食>

・外食24〜32兆円と、数字の幅あり。内訳知りたい。ファストフードと普通のレストランとか。


<ファッション&家庭用品>

・家庭用品 2.3兆円

・アパレル 10兆円 (ユニクロが世界で5兆円売る!とか言ってるのってスゴイな・・)

・化粧品 1.6兆円

・ブランドグッズ、鞄など・・・0.7兆円(大半が輸入品)

・他にもアレコレありそうな気がする。


<エンターテイメント>

・レジャー施設 2.3兆円

・ホテル1.5兆円 (0.98兆円)

・旅行 0.65兆円 (取扱額ではないです)

・旅行市場って20兆円とか言われるんだけど、あれは何の数字だろ?運輸を含むのかな。

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・映画 0.6兆円 (興行収入のみでは、一年間で0.2兆円。洋画と邦画が半々)*3

・ゴルフ場 0,24兆円

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・ゲーム 3兆円 (←海外売上含む。国内ゲーム市場のみなら 0.5兆円)

・モバイルコンテンツ 0.5兆円(モバゲー、グリーはこっちに入ってます)

・アニメ&オタク市場 0.4兆円 *4

内訳は、マンガ同人誌(553億円)、コスプレ衣装(360億円)、プラモデル(268億円)、フィギュア(260億円)、電子コミック(250億円)、カード&トレカ(800億円)、アイドル(505億円)、アダルトゲーム(341億円)鉄道模型(152億円)、ドール(135億円)、メイド(105億円)、トイガン(53億円)の合計で3782億円だって・・

・キャラクタービジネス 2兆円以上! *5

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・出版&雑誌 2兆円弱(うち書籍8213億円、電子書籍650億円、残りは紙の雑誌かな)

・音楽関連市場 1.6兆円 (CD,配信、カラオケや有料音楽放送含む)

・ちなみにカラオケは0.14兆円、配信は0.086兆円くらい?

・アダルトビデオ等 0.5兆円

------------------------------

・パチンコ(台の製造) 0.7兆円

・パチンコ業界は21兆円とか言われているけど、これは「貸し玉料」総額らしい。9割が換金されるらしいので、1割の2.1兆円がパチンコ屋さんの売上になる計算。ところで、この比率(9:1)はギャンブルとしては、ありえないくらい良心的では??

・競馬 3.3兆円

・宝くじ 1兆円

・その他のギャンブルの市場規模も知りたいなー。

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・スポーツ施設、用品 1.3兆円 (これ案外でかい。何が大きいんだろ?)

・ペット産業 0.4〜1.3兆円*6 何を含めるかで数字が違うみたい。それでも結構でかいですねー!

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<ヘルスケア関連>

・医療 40兆円 (保険分の拠出を含む)

・製薬 9兆円(これは医療とかぶってると思う)

・介護 7兆円 (これも保険分含む)

・健康、スポーツ関連 5.6兆円 (さっきでてきたスポーツ関連とダブル。それにしてもデカイ!)

・風俗産業 5.6兆円(ヘルスケアなのか??)*7 内訳は、デリヘル(2.7兆円)、ソープ(0.9兆円)、キャバクラ(0.9兆円)など。

・眼鏡 0.15兆円、コンタクトレンズは0,17兆円だって!*8


<サービス>

・人材サービス 5.4兆円とか1兆円という数字あり。わかんない。

・警備保障 3兆円

・教育 0.9兆円 (公教育は含みません)

・ブライダル 2.7兆円 (これ新婚旅行が入ってるっぽい。結婚指式だけだと半分以下かも)

・葬式 1.7兆円 

・サービスは他にもいろいろあるはずだよねー。


<その他>

・電力&ガス (20兆円 まじ?でかいな。でも、業界規模=福島の事故の補償金くらい??)

・広告 6兆円 

・印刷 4兆円 (印刷ってこんなでかいんだ?)


<小売り関係>

・百貨店 6.2兆円

・スーパーマーケット 18兆円

・コンビニ売上げ 8.3兆円

・ホームセンター、ディスカウントストア 6.5兆円

・ドラッグストア 5.4兆円

・家電量販店 6,1兆円

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・電子商取引 6兆円(2008年) 今は10兆円くらい?

・通販 4.3兆円*9

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・総合商社

・卸業者

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<金融>

・銀行 20.5兆円(経常収益)

・証券 3.8兆円(営業収益)

・損害保険 6.3兆円(保険収入?)

・生命保険 40兆円(保険料等収入) その他、共済組合などの生保系商品の掛け金が5兆円くらい? *10

・消費者金融 1.2兆円 (売上かな?)

・クレジットカード 2兆円(営業収益)

・リース 4兆円(売上。。。うーん、これって売上でいいのかな。。)



という感じでしょうか。たいした情報ではないと思うのにネット上に一覧がないのは、ベースを揃えるのが難しいからでしょう。個別業界に関する有料調査レポートはたくさんあるみたいですけどね。日経産業新聞と日経流通新聞、あと日刊工業新聞を半年ほど購読すればできあがるのかなーとか思いました。