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Chikirinの日記 RSSフィード

2011-08-04 夏休み向けお勧め本!

さて、働いている皆さんもそろそろ夏休みでしょうか?

今年は夏休みがめっちゃ長い!という人もいると思うので、まとまった時間や旅先で読める“ちきりんお勧め本”を、過去に書いた感想や関連エントリと共に紹介しておきます。


ノンフィクションで、めっちゃオモシロかったのが、戦後すぐに起こった陰謀事件の闇を暴いたこちら。これは今でも「犯人」が見つかっていません。アメリカの陰謀?共産主義者の仕業?それとも・・・?事実は小説よりも奇なり。手に汗握ります。というか、戦後日本の“選択”がよくわかります。

下山事件完全版―最後の証言 (祥伝社文庫 し 8-3)

下山事件完全版―最後の証言 (祥伝社文庫 し 8-3)

感想ではないですが関連エントリはこちら → http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20070930


こちらもノンフィクションの名作。40年前に20代でハイジャックによって北朝鮮に渡り、未だに帰国できない“よど号”メンバーと拉致問題の関わりについて、すごい量の取材を元に大胆で納得の推論が組み立てられています。

(この本だけは、待ってても新品は入らないかもです。今のところマーケットプレイス価格はリーズナブルですが。)

宿命―「よど号」亡命者たちの秘密工作

宿命―「よど号」亡命者たちの秘密工作

よど号メンバーについてのエントリ → http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20080830



次に、日本の現実を知るシリーズのご紹介。こちら、超シリアスな自分の国の現実に、言葉が出なくなります。心の弱い方は読まない方がいいかも。

累犯障害者 (新潮文庫)

累犯障害者 (新潮文庫)

ちきりんの感想 → http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100909



この世界は、知れば知るほど呆れることばかり・・

関連エントリ2つ: http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100328http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20110219



さらに、「○○について勉強したい!」方向けの本。最初は、日本経済について勉強できる2冊。


ちきりんが尊敬する経済学者のひとり、野口先生の名著です。これ読まずに日本の将来とか語るのはやめたほうがいいっす。

ちきりんのまとめ → http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20110116


つい最近、紹介したばかりだけど、人口問題は一度は押さえておいたほうがいいよね。

2100年、人口3分の1の日本 (メディアファクトリー新書)

2100年、人口3分の1の日本 (メディアファクトリー新書)

こちらをどうぞ → http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20110623


併せて読むならこちら。

この本の内容を“超抄訳”するとこんな感じ → http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20110325


つぎに、社会系の勉強になる本をいくつか。

日本のエリートはなんでこんなに“しょぼい”のか、よくわかります。

不平等社会日本―さよなら総中流 (中公新書)

不平等社会日本―さよなら総中流 (中公新書)

ちきりんの感想 → http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100902


80年代の風俗関連。この洞察はすばらしい。堀井さんの「ずんずん調査」も大ファンです!

若者殺しの時代 (講談社現代新書)

若者殺しの時代 (講談社現代新書)

婚活の意味がわかったよ → http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100820



この本は「事実に基づく分析」のお手本のような本です。適当な言説を鵜呑みにせず、きちんと研究する人は本当にエライ。「研究者」ってこういう人なのね、って感心しました。


日本の殺人に関する洞察や分析に関するベース(基本)はすべてこの本にあります。まさに専門家の一冊。

日本の殺人 (ちくま新書)

日本の殺人 (ちくま新書)

関連エントリ:http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20091027



こちらは、ちきりんの人生観を形成してくれた本。生き方の基本!

人生を「半分」降りる―哲学的生き方のすすめ (ちくま文庫)

人生を「半分」降りる―哲学的生き方のすすめ (ちくま文庫)

感想はこちら → http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20070804


小学生のちきりんが「ちきりんの日記」を書き始めるきっかけとなった本です。この本なしに「Chikirinの日記」は存在しなかった。青春の思い出ですねー。

二十歳の原点 (新潮文庫)

二十歳の原点 (新潮文庫)

関連エントリ → http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20110210


ちきりんが外資系金融の世界に興味をもつきっかけとなった本です。(かなり昔の本だけど、臨場感は伝わると思います。)

ライアーズ・ポーカー (ウィザードブックシリーズ)

ライアーズ・ポーカー (ウィザードブックシリーズ)


社会派でもあり、エスプリの効いたテンポのいい文章に、思わずニヤリとさせる小気味いい終わり方。「Chikirinの日記」が究極のお手本にしているのが星新一氏のショートショート。すごい昔の本なのに全く色褪せない。

正直言うとちきりんは「悪いけど、星新一を読んだことがない人は、あたしに話しかけるのはやめてほしい」とさえ思ってます。今日の紹介本の中では一番手軽に読めるかな。長い本が苦手な人にもいいと思います。

ボッコちゃん (新潮文庫)

ボッコちゃん (新潮文庫)



次はフィクション、というか小説ですね。


まずは世界の名著。この本の中には、人生で起こりえることのすべてが書いてあります。「人生の事典」みたいな本で、これを読んでおけば、一生何がおこっても「ああ、これね」って感じだと思う。こんな本を書ける才能が世の中に存在することに驚嘆!

著者は1931年にこの本を発表し、7年後の1938年にノーベル文学賞を受賞しています。1931年に書かれたとか、ほんと信じがたい。

大地 (1) (新潮文庫)

大地 (1) (新潮文庫)

ほんの少し触れているだけですが → http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20091212


次が日本の名著。「日本語ってこんなキレイな言語なんだ!」と、しばしページを繰る手が止まるほど感動しました。美意識の固まり。三島由起夫氏の遺作です。

春の雪―豊饒の海・第一巻 (新潮文庫)

春の雪―豊饒の海・第一巻 (新潮文庫)

すごい昔に書いてますね・・・ http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20050523


もうちょっと軽めの本で、社会派でもあり、サスペンスでもあり、恋愛小説でもあるという、よくできた小説がこちら。

読んだらブラジルに行きたくなるから注意してね。(あたしは行っちゃいました)

ワイルド・ソウル〈上〉 (幻冬舎文庫)

ワイルド・ソウル〈上〉 (幻冬舎文庫)

本の感想はこちら → http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20060615


でも、社会派の王道エンターテイメントといえばやっぱりこの方ですね。。。沈みましたけど、日の丸飛行機会社・・

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)

ケニアってこんなとこです! → http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100116 (写真必見!)


山崎豊子さんからもうひとつ。先の日米大戦に翻弄された日系移民らの経験を描き、アメリカという移民国家、それと戦争をした日本という“祖国ではない祖国”の間で揺れる人間模様を描いた大作。こちらもお勧め。8月15日、終戦の日前後にこの小説を読むのも、ちょっとオツなものだと思います。

国って何なのか、国籍って何なのか、いろいろ考えました。ちきりんが「いくらダメダメな国でも、ちきりんが日本を出ることはないよ」と思えるのは、この本を読んだからかも。

二つの祖国 第1巻 (新潮文庫 や 5-45)

二つの祖国 第1巻 (新潮文庫 や 5-45)



最後は、カテゴリー外のものをふたつ。、


相対性理論がちきりんでさえ「わかった!」気になれるすごい本。理系コンプレックスのある文系人間の方にお勧め。わかりやすいだけじゃなく、とてもオモシロく読め、ちきりんは結局シリーズ本の「量子論」や「宇宙論」の本まで次々読んでしまいました。



これを読まずに大人になってはいけないと思ってます。ちきりんが大好きなファンタジー。冒険好きの人にはたまらない一冊。

光車よ、まわれ! (ポプラ文庫ピュアフル)

光車よ、まわれ! (ポプラ文庫ピュアフル)

小さい頃のちきりんが大好きだった本の一覧。お子様にもお勧めです。 → http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100812



いい本っていっぱいあるよね。

まだまだあるけど、この辺で!


そんじゃーね。