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Chikirinの日記 RSSフィード

2012-04-07 依存性ビジネスの猛威

最近ちきりんが「猛威をふるってる・・」と感じるのが、各種の「依存性ビジネス」です。

売り上げが急拡大していたり、巨大な市場に成長していたり、この不景気の日本でも依存性ビジネスだけは勢いが衰えません。このままじゃそのうち、個人消費の1割くらいは依存性ビジネスになるんじゃないの?と思えるほどです。


依存性ビジネスとは何かって? 典型的なのは、アルコール、たばこ、ドラッグの3つです。どれも多くの国で広告規制、年齢規制があり、さらにドラッグは違法化されている国も多いのに、どの時代、どの地域でも相当規模の市場が存在しています。

「タバコは日本を始め先進国では市場が縮小しているはず」とか言う人もいますが、ちょっと考えてもみてください。通常の商品やサービスが、タバコと同じレベルのネガティブキャンペーンを受け、かつ、あれだけの税金が課せられたら、普通は一年ももたずに市場は消滅します。

むしろあれだけの逆風を受けても市場が存続しえること自体が、タバコという依存性ビジネスの底力を表しているのです。


御三家以外の依存系ビジネスで大きいのはギャンブルですね。パチンコ、バカラ、カジノ、FXとどれも大きい。いずれもハマって身上をつぶした人も多いでしょう。

ギャンブルとゲームの中間では、ソーシャルゲームやネットゲーム、また、お金は動かないけれど多大な時間を浪費するという意味では、ソリティアやフリーセルなども中毒性ゲームです。

もちろん、ちきりんが人生の5%を浪費したシムシティやダービースタリオンも依存性ゲームだし、やったことはないけれど「美少女育成系ゲーム」も依存性が高そう。


ゲーム以外で隠れ依存性の高いのが、テレビショッピングです。毎日数時間ずつアレを見ながら、次々と要らないものばっかり買ってる人はすでにやられてます。

最近は楽天やファッションサイトでネットショッピングに依存している人も多く、彼女らは「コレかわいい!」とか言いながら、クリックを続け、次々とカートに商品を放り込んでいます。

ちきりんがはまってる韓国ドラマも明らかに依存性ビジネスですが、一日中ツイッター画面が気になる人、FBを常時チェックしてる人も、ツイッター中毒、FB中毒だと思います。(ちきりんブログにもやや中毒性があるとの指摘がなされています。ご注意ください。)

機器自体にはまる人もいて、けーたい中毒、スマホ中毒、パソコン中毒な人も多そうです。


というわけで、最近流行るもの、ビジネスとして調子のいいものは、その多くが依存性ビジネスで、当然ですが、その分、普通のビジネスが割を食っているはずです。

依存性ビジネスにはまる人って、それ以外のあらゆる支出をぎりぎりまで削減しますからね・・。


最初に挙げた3つは昔からある商品だし、依存性ビジネス自体は最近現れたものではありません。でもちきりんには、ここ数年くらい、いわゆる「依存性ビジネス」が多様化し、広がっているように思えます。

そして、その背景としては「ハマる暇ができた人が多い」んじゃないかなと思ってます。家族総出で農業をやってて一人がネットゲームにハマるとか、なかなかできないでしょ。9時5時でずっと大部屋で働いていても、ツイッターにハマるのは難しい。

でも最近は、自己規制ができなければ、誰にも咎められず(見られず、バレず?)何時間でもどっぷり依存していられる環境にある人が増えています。また、一人暮らしなら自宅にいる時間はずっと同じことをやっていても誰にも咎められません。

団塊世代の本格定年が始まりましたが、仕事が無くなって呆然とする元企業戦士のうち何%かは、確実にアルコール依存の予備軍となりつつあることでしょう。


まっ、私もいろいろハマってきた人なので他人様が依存ビジネスにハマってるからといって何の文句もないのですが、最近ちょっと多いよね、という気がしたので書いてみました。


あなたも近頃、何かにどっぷり依存していたり、しませんか?


そんじゃーね