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Chikirinの日記 RSSフィード

2012-07-27 10代半ばから、勝負の世界で生きる人

第70期将棋名人戦で羽生善治二冠との防衛戦に勝利された、森内俊之名人の就位式&祝賀会に(こっそり)行ってきました。

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といっても、ちきりんは将棋に詳しいわけではありません。どれくらいわかってないかというと、同行者に「なんで“名人400年”なのに、“第70期名人”なんですか? 330年の誤差はなんですか?」とか聞いてたくらい、なんもわかってませんでした。(すみません・・)


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森内俊之名人@祝賀会 

こちらに名人の挨拶スピーチ文が載ってます。 いいお言葉でした。「未来は決まったものではなく、自分で切り開いていける」と。うーん、そうですよね。ちきりんも未来を切り開いていきたい!


ちなみに、なんでこんな晴れがましい場所にお邪魔していたかというと、実は私、森内俊之名人から前著『自分のアタマで考えよう』に推薦文を頂いていたんです。そのご縁でお話をさせていただく機会もあり、今回はお祝いに駆けつけたという次第。


これがその時の新聞広告なんですけど・・ちょっと字が小さくて見えにくいですかね。

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名人からいただいた推薦文はなんと・・

「自分で考えたことだけが、本当の力になる。

そのことを再認識させられた」



畏れ多くてビビりますよね。将棋の名人にこんなことを言ってもらえるなんて、平成まで生きのびた甲斐があったというもんです。

というわけで祝賀会でも、最初はこっそり人のいない場所でお面で記念写真を撮るなど、遠慮気味にしてたんですけど・・・

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この写真をとってたら直後に、「もしかして、ちきりんさんでは?」と声を掛けて下さる方があり・・・


えっ!


と驚いていたら、「会場には、ちきりんさんのツイッターをフォローされてる片上大輔六段もいらっしゃいますよ」とのこと。


まさか会場にちきりんのことを知ってる人がいるなんて思いもせず、お気楽にお面で記念写真を撮ってたのに、そんなことが・・・と、半信半疑で片上六段のところへ行き、


ちきりん「あの、、、こんにちは。ちきりんです」

片上六段「えっ! ウソでしょ!?」

ちきりん「えっ? ウソじゃないですよ。これが証拠です!(キリッ)」 (お面を見せる)

片上六段「こっ、これは“ドッキリ”とか、そういうんじゃなくて? えっ、ほんとに普通に存在してる人なんですか?」


・・・・はいっ?・・・・


とうわけで、記念写真も撮らせて頂きました。

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(後ろは一般の参加者の方も写ってらしたのでぼかしてます)


聞くと、片上六段は将棋界隈のあちこちで「ちきりんブログやツイッター」を宣伝してくださってるとのこと。御礼にちきりんも、片上六段が尽力されている将棋の普及活動をご紹介させていただきましょう。

こちら→ ねこまどブログ


ほらほら、そこのお母さん、お子さんを礼儀正しく論理的、アタマのいい子に育てたいなら、ちきりんブログなんて読ませないで、将棋を覚えさせた方が何百倍もいいですよ。

(ただし、おちゃらけ社会派に育てたい場合は、ちきりんブログを・・)



“六段”と写真を撮ったことでちょっと気が大きくなったちきりん。「やっぱり名人とも写真とりたい!」と思い直し、


ほら↓ (しかもお面は“お祝いの品”として無理矢理、置いてきました。大胆すぎる私です)

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名人と写真を撮りたい人は長い列になってたんだけど・・・さすがにお面で写真撮ってる人は他にいませんでしたね。(あたりまえ)

でも、実はこの写真を撮り始めたその瞬間、列の後ろの方から複数の女性の声が・・・


えっ、あれってもしかして“ちきりんさん”なの?? えっ? まじ?? 的な・・


そうです。マジです。あたしです。

「もしかして将棋界隈で知られはじめてるわけ? あたし??」と一瞬だけ思いましたが、周りの上品なおじさま方は皆さん「なんだアレ?」的な視線でしたので、全くそんなことはないとは思います。


というわけで、アレコレ大騒ぎしつつも、大変楽しいひとときを過ごさせて頂きました。


それにしても森内名人がプロになられたのは16才の時(もちろん将棋自体はもっと小さい頃からです)。それ以降のあれこれは、前回お会いさせて頂く前にこの本↓を読んで勉強したのですが、16才から「完全実力主義の世界」で生きてゆくってスゴイことですよね。

名人を夢みて 森内俊之小伝

名人を夢みて 森内俊之小伝


そういえば先日、キングカズこと、三浦知良さんの『やめないよ』を読んだばかりなんだけど、彼も15才でブラジルにサッカー留学し、その後プロになられています。

やめないよ (新潮新書)

やめないよ (新潮新書)


10代半ばで勝負の世界に入っていくって、想像もできないくらいスゴイことだと思うんだけど、本を読んだり話したりしていると、みんな達観しているように感じます。「人生、勝つこともあるし、負けることもあるよ」的な感じというか。

20代半ばまで一回も負けたことがなくて、就活で初めて失敗して「人生終わり」と言ってたり、40代半ばになってまだ一回も勝負したことなくて、「自分の力で勝負するって、なんか怖いんですよね」と言ってたり・・・そういう一般ピープルとは住んでる星が違う。


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ほんとかっこいいです。

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↑ホンモノですよ。米長会長のご挨拶もめっちゃおもしろかった。


そんじゃーね!