2010-06-19 『Postal2』レビュー 〜月曜日〜
禁断の不謹慎バカゲーのレビューを唐突に思い立った私です。
ゲームの目的はいたってシンプル。
「お使いをこなす」。ただそれだけだ。
にもかかわらず、なにゆえゲーム起動時の冒頭のテロップで
子供や政治家志望のような真面目な方には
お勧めできない旨を告げられるのか?
それは今 説明せずとも、嫌でも解ることになるだろう……
なお、今回使用した画像は全て (c)RWS である。
主人公の名はポスタル・デュード。
下品なゲーム会社(by奥さん)で働く、
ちょっと乱暴な性格にもかかわらず
何故か奥さんに尻を敷かれているという、
どこにでもいそうな(逆にいないか?)男である。
現在、スゲー二日酔いらしい。
昨日ここ、アリゾナ州パラダイスシティに
トレーラーハウスを構えたそうな。
ところでデュード。
いくら壊れてるからって
クーラーに発砲して とどめを刺すのはどうかと思うよ?
奥さんも「バカなことやってないで」と軽くあしらって
お使いを頼んでるあたり、この家では日常茶飯事のようだ。
外に出ると、飼い犬のチャンプが出迎えてくれる。
しかし彼はバカ犬なのか忠犬なのか、いまいち判然としない。
↑マーキングするために出迎えたらしいチャンプ
直後に飼い主に蹴られて遁走したのは言うまでもない。
さて気になる今日の お使いは、と……
・小切手をもらう
・小切手を現金にする
・ミルクを買う
わりと普通ですな。
それじゃ、車は動きそうにないから
歩いて出発しようか。
それにしても……
なんでトレーラーハウスの屋根にファーストフードが……?
そして糞ぐらい ちゃんと処理しようよ。
「お使いをこなすゲーム」と聞くと
RPGを思い起こす者が多いかもしれんが、
どっちかというと このゲームはアドベンチャーに属する。
またリアルに作りこんでいるため、
一般的なRPGのように平然と民家に侵入しようもんなら
住民が逃げ出したり、攻撃してきたり、
警官に助けを呼んだりするので
建物に入るだけでもスリル満点である。
だから猛犬の注意書きをうっかり見過ごしちまうようなもんなら、
↑ヒイィッ!
こうなるんだよっ(全力で後ろ走りで爆走しながら)
ちなみに初プレイ時は こいつに噛み殺された。なんて街なんだ。
注意書きを貼る暇があるんだったら先に鎖に繋いでおけってのっ。
と、ここで警官が颯爽と登場。
罪のない か弱き市民に危害を加える者を見逃さない、
頼もしい存在だ。
まぁ庭とはいえ不法侵入しかけた こっちにも非はあるけど。
さぁ、婦警さんよ。
このバカ犬をなんとかしてくれっ。
〜十数秒後〜
↑Oh...
駄目でした。
つっても逃げながら撮影したからなんだか解らんと思うけど。
くそぅ、女性NPCは体力が低いのを忘れてた……
このあと男性警官と かち合わせてようやく撃退する。やれやれ。
……え?
お前は戦わないのかって?
うん、平和主義者だもの。
というか、例え正当防衛であったとしても
このポリスメンども、詳しい事情を聞くことなく
実力行使をもって即座に逮捕すべく駆けずり寄ってくるんだぜ?
あまりにもやってられないので、
警官の目の前で哀れな被害者を装い
無駄な労力を使うことなく敵を撃退するのさ。
……まぁ正直いうと、
この主人公、銃器の類ならいざ知らず
現実世界で容易に手に入る日用品をも凶器にするからな。
無駄に殺生すると
読者がドン引きするような倒し方を ここに晒しかねないので
こちらからは決して攻撃はしない。
まぁ その代わりと言っちゃアレだが、
軽犯罪は起こしまくるけどね。
↑犬を撃退した際に流れ弾でも当たったのか、市民が警官に銃を向けるの図。
勝者、ポリスメン。
↑ディスコにて。ケツ丸出しの男(右)と謎の怪生物(左)
さて、まずは小切手をもらおうかね。
〜小切手をもらう〜
デュードが働く会社の名は
RWS(ランニング・ウィズ・シザーズ)社。
直訳すると「ハサミを持って走る」という
なんだか物騒な名前だが、
実はこのゲームの開発元、つまり実在する会社だったりする。
↑会社のロゴ。
ちなみにこの社名によるのか、
↑何故か装備しても警官は寄ってこない。止めろよ。
武器としても登場するのだから始末に終えない。
「ゲームは、いらな〜い! 脳が、溶けるぞー!」
RWS社の入り口前にはプラカードを掲げてうろつくデモ隊がいる。
その内容は
『CENSOR RWS' SHITTY GAMES(RWSのくだらないゲームを検閲せよ)』
『KILL VIOLENT VIDEO GAMES(暴力的なゲームをなくせ)』
というメッセージ性のあるもの(適当な翻訳)や、
社の責任者らしい人物の写真に落書きして
悪魔に仕立て上げた少々過激なもの、そして、
……尻?
そんな脳が溶けてる連中の傍を通って社内に潜入。
社内や街中で よく見かける
ロゴのある黒シャツを着てる者は ここの社員で、
街中でデュードが何者かに襲われているのを目撃すると
援護してくれる頼もしい奴らだ。
また小切手を入手するイベントを終えるまでは、
社長のヴィンスがデュードを呼んでる旨を わざわざ伝えてくれる。
……デュードが この街に来るの、本当に昨日が初めてなのか?
変にフレンドリーな連中だぜ。
↑庭にある札束の不自然な山。窓から通らねばならないとはいえ、無用心このうえない。
ヴィンスの部屋に行く前に、
マイク・Jとやらの部屋に入ってみる。
部屋に名札が貼ってあるのは、
ヴィンスのとこと ここだけだからな。
なんか いいアイテムの一つでも見つかるかもしれん。
ノックして もしも〜、し……
?
??
???
あ……ありのまま今 起こったことを話すぜ!
『ドアの先は お偉いさんの部屋だと
思って入ったら便器がたくさんあった』
な……何を言ってるのか 解らねーと思うが
私も目の前に何があったのか解らなかった……
頭がどうにかなりそうだった……
新手の陰湿なイジメだとかマイクの腸が極端に弱いだとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……
どうでもいいけど、個室便器にドアはなくていいのだろうか。
はたまたマイク専用なのだから元から必要ないのか……
↑ヴィンス
「おい、お前クビだよ。ひゃははははははは」
「だけど、昨日の今日ですよ!?」
「小切手は机の上だ。持って行け」
「荷物をまとめて出ていきな。
おっと、あのフィギュアはもらっといたぜ。ふはははははは」
「妹なら雇ってやるぜ。
俺のマッサージ係としてな。へっへっへっへ」
どこまでが本気なのかいまいち解らん、ヴィンスの棒読み台詞集。
やっと会えたと思ったら、なんなんだこの大根ぶりは。
デュードは普通に喋ってるってに……
などとボヤきつつも机の上の小切手を入手。お使い完了ぅ。
すると……
↑口々に「ぶっ殺してやる!」と のたまい、凶行に走る人々。
デモ隊が拳銃で武装して社内に突撃。マジかよ。
だがしかし、下っ端社員を攻撃するのかどうか知らんが
このデュードは黒シャツの制服(?)ではなく私服を着ているのだ。
一般人に等しい彼が襲われる公算は そこらの社員よりも限りなく低い。
もっとも、幹部連中やその周囲にいたらタダじゃすまんだろうが、ね……
↑……ハッ。
やべええええええええええ
ここ思いっきり会社のトップの部屋だったっ。
机の陰に避難避難!
そしてデモ隊とRWS社員&ヴィンスによる銃撃戦が展開。
くそぅ、やっぱり脳が溶けてやがったかっ。
しかし、こういうことは日常茶飯事なのか、
マシンガンで あっさり返り討ちにする社員一同。
クビにされて正解だったかも?
元社員とはいえ唯一、私服+サングラス+ヒゲという特徴的な三拍子で覚えられたのか、
このイベント以降は街中をうろつくデモ隊と遭遇すると
問答無用で発砲してくる。迷惑この上ない。
〜ミルクを買う〜
スーパーで5ドルで売られているので普通に買う。
デュードによれば、店内はヤギを屠殺したような臭いがするらしい。
どんな臭いなんだ。
そして、えーと……
どうやって金 払えばいいんだっけ(汗)
まぁいいや。Xキーで適当にレジに捨てときゃいいか。
何ドルか損している気がするが、気にしない。
↑キック一発で陥落する、非常に脆弱なセキュリティ。
ATMを一つ見つけりゃ30ドルは確実だからな。
しかし外に出ようとすると
「万引きだぁぁぁ〜〜!」
気の抜けた声が追ってきた。
しまった、罠か!(違)
っていうか店員の武装は拳銃じゃなくてサブマシンガンなのかよっ。
正しくは、お金はエンターキーで使用するのが正解。
目の前に捨てるだけでは使ったことにはならないのだ(今頃 取説を読みながら)
ひょっとしたら彼の悲鳴で
ポリスメンが外から来るかもしれんのでスタッフ部屋へ突入。
どっかに裏口くらいあるだろ。
アララララララー!×2
イスラムっぽい雰囲気の女性が二人、階段から出てきたよー。
拳銃で武装しているが、
なに、当たらなければどうということはない。
階段を上ってやんよ。
アララララララー!
今さら もう一人増えても無駄無駄。脇をすり抜けるッ!
アララララララー!×3
マジすいませんでした、ホント調子乗ってました。
もはや この絶対包囲から脱出する手段は
この階段の隅の怪しげな穴を壊して通るしかないっ。
穴が深いため、落下するとダメージを受けるが
すぐ傍に落ちてる救急キットで体力を回復できるので
やはり どうということはない。
なんという執念。ついてくんな。
さらに進むと犬の堀に出くわす。
恐ろしいことに こいつら、銃で倒すことはおろか
跡形もなく吹き飛ばすつもりで
手榴弾10個による爆破をもってしても
奥の穴(※)から無限に再設置されるという とんでもない存在だ。
集団で固まっているから、一度燃やすと互いが互いにぶつかって
無限に燃やし続けることが可能だが、やはり倒すことはできない。
ゾンビ犬とでも呼べばいいのだろうが、
店員たちが飼育していたのだろうか?
↑お前は本当しつこいな。
この直後、彼は堀に転落して
哀れ犬の餌と化した。合掌。
堀をジャンプで越えた先のハシゴを上ると
図書館入り口脇の茂みに出る。
一度地上に出ると、
なぜかハシゴを降りれなくなるのは仕様である。
一見何の変哲もない、無人の建物。
しかし屋根に通じる倒れた支柱を上っていくことで……
電線の上を歩けるっていうね。
このPostal2ではこういう隠れた通路を探すのも楽しみの一つ。
たいていの場合、便利なアイテムが先に待っている。
ちなみに先に進むとスーパーの裏にたどりつき、
猫たちが出迎えてくれる。うい奴らめ。
なお、不快な思いしか与えられそうにないので、
アイテムとしての猫の効果の説明については
禁則事項とさせていただく。いや、マジで。
〜小切手を現金にする〜
スーパーと同様に長い列を待って、換金。
非常にあっさりと終了。
……と思いきや。
「強盗だ。動くな。動くと撃つぞ」
強盗の襲撃である。
警官との壮絶な銃撃戦が展開される。
しかしパラダイスシティの警官たちは
異常に攻撃的であることは先述の通り。
次々と倒れていく強盗犯……
……よし。
お前らの遺志は私が継いだ!
これぞまさに火事場泥棒。
というわけで
せっかくだから、私は この銀行の最深部に行くことにするぜ。
なに、目の前の奴らにかまけてて警備が手薄だろうから、
なんとかなるだろ。
金庫内のめぼしいものを全て入手。
あとは脱出するだけなんだが、
思いのほか警官生き残りすぎ。外出れねぇ。
かくなるうえは強行突破するかとか考えながら
もうしばし うろついてると
↑before
↑after
金庫の脇の本棚がスライドしやがった。
隣の本棚との間に変な空間があるとは思ったけど、
スライドするためのスペースだったのか……
かくして、謎の地下道(下水道?)を通って
隣の建物から無事脱出成功。
何のために作られた仕掛けだったのかはさっぱり解らんけども。
銀行帰りに ちょっくら寄り道。
どうやら精神病院らしい。
↑笑いながら走り去る患者らしい女性と 警棒で止めを刺そうとする職員二名。
……
……見なかったことにしよう、うん。
ビジター云々とある某施設の入り口から出て左側、建物沿いに崖を進んでみると、
こんな小屋に たどり着く。
中にはアイテムのガソリン缶と、攻撃すると爆発する大量のドラム缶。
周囲には猫が数匹とトイレ、管理人らしき男性が一人。
この男に見つかると
何故か攻撃を仕掛けてくるので非常に厄介。
もしドラム缶に銃弾でも当たろうもんなら
ドリフの大落ちのごとき勢いで壁と屋根とドラム缶が吹き飛ぶという悪夢。
周囲にいる生物および酒瓶は跡形もなく爆散するので実に危険である。
かくして、悪運強いデュードは
RWS社襲撃事件、スーパーの店員銃乱射事件、
銀行強盗、危険物保管庫爆発事件(いずれも命名:私)から辛くも生き延び、
自宅に帰るのであった。
「仕事 行ったの?」
「いや、その今日は休みにした」
「そう。なら元気ありあまってるわね。手伝ってちょうだい」
「……まったく亭主をなんだと思ってる」ボソ
「なんか言った?」
「ぁいや、牛乳おいしいかい?」
どうやらヴィンスの解雇発言は本気だったようです。

































感想を書のが難しいですよ。
だってコレ、いくらなんでも突っ込みドコロ満載すぎます(笑)
いや、むしろ内容全てが突っ込みドコロと言っても過言じゃない気も…。( ̄△ ̄;)
前、チラッと読んでバカゲーであろうことは理解したつもりでしたが
まさかここまでお馬鹿だなんて思いもよりませんでした。(もちろん誉め言葉)
しつこく追ってくる店員チームには爆笑しましたね。
こんな店員いてたまるかっ(笑)
火曜以降ともなるともう尋常じゃない展開になっていくんですよ(汗)
忘れた頃に続きをレビューしようと思うのでお楽しみに〜。