中川昭一氏を悼んで


 本日は、中川昭一財務相の葬儀が麻布山善福寺にて、しめやかに執り行われました。


 10月4日に中川氏急死の悲報を聞いてから、例えようのない喪失感に囚われています。面識の無い人物の死に際して、このような感情を抱くのは初めてのことで非常にとまどっています。


 例の朦朧会見の一件で中川氏が財務相を辞任した際のエントリーでは、麻生政権へのダメージの大きさを考慮して、手厳しく批判するようなことを書いてしまいました。しかしながら、その後のネット等を通じての情報収集により、中川氏の人物像や功績を知るに連れて、保守派の未来を託すことの出来る人物であると確信するに至っていただけに、その早過ぎる死が残念でなりません。


 未だに気持ちが混乱していて文章が上手くまとまらないのですが、今強く思っていることは、彼の遺志を皆で引き継いで行かなければならないということです。そのためには、私自身もより広い視野と深い見識を持った人材へと成長しないとなりません。中川氏のような政治家になることはなかなか叶いませんが、その10分の1、いや100分の1でも社会に貢献できるようになりたいものです。


 あと、盟友の麻生さんにおかれましても、決して気を落とさないように頑張って頂きたく存じます。第2次麻生内閣の成立を心から祈念しています。


 「飛翔する日本」・・・美しい理想ではありませんか。残された者で必ず実現させますので、安らかにお眠り下さい。
中川昭一財務相のご冥福をお祈りいたします。