異動

 異動の内示を頂きました。


 今の課で一番の古株になってしまっていたし、自身も異動希望を出していたので、異動すること自体は想定の範囲内なんだけど、異動先はあまり予想していなかった方向性でした。詳しくは4月1日以降にご報告したいと思いますが、とりあえず北村喜宣教授の本を買いまくって勉強しようかしら、とかそんな感じ。
 分権一括法とか、外録の廃止に伴う住基法の大改正とか、後期高齢者医療と障害者自立支援法の行く末とか、どっちに転ぶか分からない行服とか、法規担当の立場からもう少し見守りたかったものは多々ありますが、他方で「いち抜ーけた」的な安堵感がまったく無いとも言い切れないところ。
 他方で、行った先で俺ちゃんと仕事できるかしらん、というような不安も人並みにはあるわけですが、今の上司から「まっ、D-liz君ならどこ行ったって大丈夫だよ」とか、私の新所属から入れ替わりで出て行く方から「いやD-liz君が来てくれるとレベルアップになるねぇ」とか言ってもらえたりすると、たとえリップサービスだとしても、だいぶ気が楽になりますね。D-lizは単純な性格なので褒めて伸ばす方針で育てていただけると助かります。やればできる子なんです(違


 さて、このブログですが、4月以降どうしようかな、というのは、まだ思案中です。
 法規担当として情報発信をする、というブログ開始時のコンセプトを考えれば、もうその目的を達成したのでこれで終わりにする、というチョイスも考えられるのですが、他方で、自治体法務のタネは、法規担当ではなく、個別の事業や窓口を持つ各部門にこそ落ちているものだ、と考えれば、ここからが私にとっての「自治体法務」の本当の始まり、と言えるのかもしれません。
 4月以降の忙しさや、ブログに書くような話題があるかどうかとの兼ね合いになりますが、可能な限り「自治体法務のロバの耳」のタイトルのままで更新を続けたい、というのが、今のところの考え方です。これまでより更新頻度は落ちるかもしれませんが、気長に見守っていただければ幸いですm(_ _)m

子ども手当法成立へ

子ども手当法案、26日成立=参院厚労委で可決
 参院厚生労働委員会は25日、中学卒業までの子ども1人当たり1万3000円を支給する子ども手当法案を与党と公明、共産の両野党の賛成多数で可決した。自民党は反対した。民主党マニフェスト政権公約)の主要施策に掲げた同法案は、26日に参院本会議で可決、成立する見通しだ。
 鳩山由紀夫首相は25日午前の質疑で、「社会全体で子どもの育ちを支援していくという発想の中で、子ども手当の創設は大変意義があるものだ」と強調した。
 法案は、2010年度の支給に限った内容。衆院段階で公明党が法案修正を要請し、与党が一部を容認。支給対象になっていない児童養護施設の入所者らに対する支援の検討などを付則に盛り込んだ。(2010/03/25時事通信

 思ってたより早く決着しました。やればできるじゃないの(違
 早速上司に報告。
俺「喜んでください。子ども手当法の公布が3月31日の夜11時、というような事態は免れられそうです」
上司「で、いつ頃になりそうなの?」
俺「えっと、明日の参院本会議で可決成立して、その後公布の閣議決定を受けて…おそらく、3月31日の朝イチで出る官報号外に載るんじゃないかと」
 結局31日かい。