ボルトとノズルの分解

とりあえず初速なり燃費なりを調整するにはやっぱりノズルを弄るのが一番だろうと、
ボルトを分解して見ることに。







それでMP5のボルトですが、ノズルをとりだすには銀色のボルトヘッドを外さないといけません。
しかし、下の画像の赤の実線に囲まれている部分が互いに干渉しているため、このままでは取り外すことはできません。







で、以下取り外すための手順。



ます最初にボルト裏の六角ネジを緩めます。Eリングも一応外しておく。

このネジ穴にはボルトヘッドが回転するのを防ぐためのピンが入っています。



次にボルトヘッドを正面から見て時計回りに90度ほど回します。



この位置まで回す。






で、この段階でようやく取り外せるようになります。
ノズルの向きに沿って引っこ抜いてください。






作業終了。

VFC MP5 GBB


リトラクトストックも同時購入していたので即取り付け。
ちなみに国内じゃアクセの供給は遅れているとのこと。海外は特に問題なかったんですが。
ちなみに下のはIron airsoft のHK416。





作動させる前にやっておいた方が良いかも的なこと。

国内外の掲示板にも擦り合わせのレポートがありましたが、ウチの個体もやはり必要でした。



赤の実線で囲まれているトリガーボックスのバリがノズルに干渉し、ノズルのガスポートを大きく傷つけてしまいます。
なのでヤスリで削っておく。


他にもセレクター裏に残っているバリやノズルのガスポートの縁の鋭い箇所を削って丸くしておく。などを行いました。
セレクターは無視しても問題ないかとは思いますが、ノズルのガスポートの方はマガジンのパッキンを抉っていたのでやっておいたほうがいいかなと。





一応セレクターの外し方ですが、
まずセレクターをこの位置まで回します。

この反対側(排莢ポート側)のセレクターレバー(以下右側)はプランジャーとスプリングのテンションで固定されてるのでちょっと固いですが強引に外します。


次に左側のセレクターを引っこ抜くわけですが、


赤の実線で囲まれてるスプリングを傾けながらセレクターを引き抜けば外れます。






こんな感じ。











しかしこのMP5良いデキです。
外装はもちろんスチールをふんだんに使った豪華な仕様ってこともあるんですが、
何より中身。


とりわけトリガー周りがスゴイ。半端ないです。スゲーリアル。




見るからに複雑そうなトリガーアッセン。




「これ実銃のトリガーアッセンだよ。」
と聞かされても思わず信じてしまうほどの完成度。






多分これ以上のMP5は既存のガスブロの世代ではでないんじゃないかなぁと思います。
だってこれ以上となると、後は排莢やるくらいしかないでしょ。







ただ初速が規制値ギリギリだったり、燃費がビミョーだったり、ボルトが亜鉛だったりと問題もあるんですが…
ブローバックエンジンに使われてるスプリング類が異常に固いので調整の余地はあると思います。
とりあえず弄って見る予定。

MAGPUL ACR ガスブローバック

http://ironairsoft.militaryblog.jp/e218589.html
http://www.militaryblog.jp/usr/ironairsoft/ACR_GBB_Kit_08.JPG
http://www.militaryblog.jp/usr/ironairsoft/ACR_GBB_Kit_02.JPG
http://www.militaryblog.jp/usr/ironairsoft/ACR_GBB_Kit_03.JPG
http://www.militaryblog.jp/usr/ironairsoft/ACR_GBB_Kit_04.JPG
http://www.militaryblog.jp/usr/ironairsoft/ACR_GBB_Kit_06.JPG
http://www.militaryblog.jp/usr/ironairsoft/ACR_GBB_Kit_05.JPG
http://www.militaryblog.jp/usr/ironairsoft/ACR_GBB_Kit_07.JPG


のキットが出るらしいです。
しかもIron AirsoftからPTS認可で。



中身はWAM4のトリガーグループとファイアリング周りを部分的に流用する仕組み。



……
………
なぁにィ?こいつも流用なの?ガッカリ。








と、思ったんですが、
2分30秒あたりから。




どうもM4の機関部を部分的に流用するのは実銃のMASADAも同じらしいです。
トリガーグループをBOX化して使うのもそっくり。


ガッカリなのは俺の頭の方でした。すいません。






しかし、Iron Airsoftが出すとは思わなかった。WE が先だと思ったのに。
ただ電動のガワ流用GBBなので、ACRスキーからは何かとケチつけたい部分があるかもしれませんね。



とはいえ、目新しい情報ということでここはひとつ。

セミオートでオートストップが機能しにくいのは何故か。

色々調べてる最中。
でも、なんとなく理屈がわかってきたような?



(以下、乱文)
まずGHKAKMのオートストップの仕組みなんですが、
独自に新設されたディスコネクターみたいなもの(以下ディスコネ2)がハンマーを固定して止めるという風になっています。
具体的にはディスコネ2がハンマーの切り欠きに入り込んで、切り欠きとの摩擦によってお互いを固定し、それに伴いハンマーもストップするという理屈です。


次にハンマーの開放についてなんですが、
GHKAKMの場合、ハンマーは、ディスコネクター、トリガー、オートシア(?みたいなもの)の順に保持→開放されます。
またフルオートの場合は、トリガーを引いている場合は、トリガーやディスコネクターは基本的に保持機能は働きません。


そしてこのハンマーの保持される位置ってのが厄介でして、
セミの場合、どうもディスコネクターやトリガーによって保持される位置というのが、オートストップのためのディスコネ2に対してトルクや摩擦がかかりにくい位置らしく、ディスコネ2がスルッと抜けてしまう(ボルトが閉鎖するとディスコネ2は元の位置に戻ろうとするため)ようです。 そのためハンマーも固定されず結果的にオートストップが機能しなくなる。という具合。


対してフルオートの場合は、ディスコネクターやトリガーは基本的にスルーされるため、ハンマーの強力なトルクがディスコネ2にかかりやすく、お互いがしっかり固定されることで誤作動が起きない。




ハズレてるかも。

GHK AKM 様子見

色々弄ったんですが、バルブをノーマルに戻して様子見することにしました。
作動については、ガズ漏れの修理、注油と清掃でそこそこ元気に動くようになったので。
あと慣らしが利いたのと、気温が上がってきたのが大きいのかもしれません。

インナーバレルだけ社外製に交換。


またオペレーティングロッドが増えた分、どうも作動ロスが増えたらしく、汚れとオイル切れには注意がいると思います。オイル切れると備え付けのスプリングではボルト動かせなくなるみたい。



例のショボ弾と不安定なブローバックは、生ガス噴かない様にガスの入れすぎに注意すれば特に問題ないようです。






最後に撃ち味についてですが、
他機種と比較しながらバリバリの主観で表すと、


WAM4>GHKPDW>WEM14≧GHKAKM



こんな感じかなあと思います。
最後等号付き不等号になっているのは、マガジンが冷えてなければ前三機種並には動く感じはするので、そこらへんをプラス評価。




しかしまあ、外観のデキは間違いなくピカイチ。
時間あれば膝の上に置いてニヤニヤしっぱなしです。
個人的には買いかと。