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2006-01-31

[]ケロロ軍曹タママ

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カミさんが作ってくれたキャラクター弁当、略してキャラ弁。今回はタママインパクト発射時のタママだそうな。

額の初心者マークと血走った目の表現は結構いいと思うのですが、全体のバランスは…

とりあえず、頭部形状はもう少し円形になるようにした方が良いのではと思います。


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2006-01-29

[]世界の傑作機Bf109T-2

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タカラが文林堂とハセガワと組んで発売した「世界の傑作機」第二弾のBf109T-2をパチ組みしました。塗装済みとはいってもさすがに墨入れはされていないので、ガンダムマーカーのスミ入れふでペンで墨入れ。

1/144スケールと小ぶりなものの塗装済みで基本的に接着不要のスナップフィットモデルというのは、初心者にも周囲への迷惑から悪臭がする素材が使えない人にもお勧めできるものではと思いました。

同じような塗装済み半完成品キットとしては1/100スケールの童友社の翼コレクションがありますが、こちらは接着が必須ですのでスケールでは劣っても製作環境条件的には勝っているかと。

まあ、接着剤でもリモネン系接着剤であれば臭いや毒性の問題は殆ど無いので、大きいアドバンテージというわけではありませんが。


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2006-01-28

[]マイメロクロミ

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某日、カミさんが作ってくれた弁当。

カミさんはマイメロのクロミが結構お気に入り。

弁当の作り方を検索して見つけたキャラクター弁当のサイトもお気に入り。

そして、影響を受けて作ったのがこれ。

おいしゅうございました。

残念なことは「クロミ」が「ワロミ」に見えることです…


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2006-01-17

[]国立医薬品食品衛生研究所のサイトより

以下は国立医薬品食品衛生研究所のサイトの国際化学物質安全性カードからの引用です。

リン(黄)

化学的危険性:

空気に触れると、自然発火することがあり、有毒なフューム(リン酸化物)を生じることがある。酸化剤、ハロゲン、イオウと激しく反応し、火災や爆発の危険をもたらす。強塩基と反応し、有毒な気体(ホスフィン)を生成する。

許容濃度:

TLV:0.02 ppm(TWA); (ACGIH 2003)

MAK:0.1 mg/m3(I); 最高限界カテゴリー:I(1); 妊娠中リスクグループ:D; (DGF 2003)

暴露の経路:

体内への吸収経路:蒸気の吸入および、経口摂取

吸入の危険性:

20℃ではほとんど気化しない;しかし、浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:

眼、皮膚、気道に対して腐食性を示す。経口摂取すると、腐食性を示す。蒸気を吸入すると、肺水腫を起こすことがある(「注」参照)。腎臓肝臓に影響を与えることがある。死に至ることがある。これらの影響は遅れて現われることがある。医学的な経過観察が必要である。

長期または反復暴露の影響:

骨に影響を与えることがある。

五酸化リン

化学的危険性:

水溶液は強酸で、塩基と激しく反応し、腐食性を示す。 過塩素酸と激しく反応し、火災や爆発の危険をもたらす。水と激しく反応し、リン酸を生じる。 水の存在下で、多くの金属を侵す。

許容濃度:

TLV は設定されていない。

暴露の経路:

次の経路で体内に吸収される:エーロゾルの吸入、経口摂取。

吸入の危険性:

20℃ではほとんど気化しない;しかし、拡散すると浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:

眼、皮膚、気道に対して強い腐食性を示す。経口摂取すると、腐食性を示す。 この物質の粉塵を吸入すると、肺水腫を起こすことがある(「注」参照)。 これらの影響は遅れて現われることがある。 医学的な経過観察が必要である。

リン酸

化学的危険性:

アゾ化合物、エポキシドの影響下で激しく重合する。燃焼すると、有毒なフューム(リン酸化物)を生成する。アルコールアルデヒド、シアン化物、ケトン、フェノール、エステル、硫化物、有機ハロゲン化物と接触すると分解し、有毒なフュームを生じる。多くの金属を侵して引火性/爆発性気体(水素[ICSC番号0001]参照)を生じる。中程度の強酸である。塩基と激しく反応する。

許容濃度:

TLV:1 mg/m3(TWA);3 mg/m3(STEL) (ACGIH 2001)

暴露の経路:

体内への吸収経路:エーロゾルの吸入、経口摂取

吸入の危険性:

20℃で気化したとき、空気は汚染されても有害濃度には達しないか、達してもきわめて遅い。

短期暴露の影響:

眼、皮膚、気道に対して腐食性を示す。経口摂取すると、腐食性を示す。

黄リン-化学物質等安全データシート


白燐弾の使用でどういうことが起こりうるかを理解する上で参考になると思います。

関連記事

白燐弾報道をデマとするデマに対して

焼夷兵器−焼夷弾は化学兵器か通常兵器か

2006-01-16

[]コメントジェノサイド?

客観的に見て白燐弾報道に否定的なコメントをしていた人々への揶揄にしかならないので書く予定の無かった記事ですが、「neko-mimi.moe-nifty.com/nyankosociety/」から否定的なトラックバックを頂いたので仕方なく書くことにします。とりあえず「nyankosociety」なので、このブログ主を仮に「nyanko氏」と呼ぶことにします。

さて、nyanko氏の指摘ですが、該当記事において私は説教も罵倒もレッテル貼りもしていません。

あれは観察分析に基づいた騙されやすい人の分類です。該当するような人には耳に痛いでしょうが。ちなみに私自身もその分類の一つに当てはまる人間で、自分がどういう言説に騙されやすいかを把握しています。

むしろ私の行為に対するコメントジェノサイドという表現こそレッテル貼りというものです。

私のブログのスタイル変更とコメント削除は純粋にブログを見やすくするためのものです。

日記形式からブログ形式への変更は見出し記法による記事検索性の向上のためですし、それに伴うコメント削除は記事の一括閲覧時にコメント部分をスクロールする手間を省くことで記事閲覧性を高めるためのものです。読み手を意識して編集を行うのは当然の行為。

「コメンツスクラームにキれて、コメントジェノサイド」は無根拠で勝手な憶測に基づいた見当外れなレッテルというものです。

情報収集を目的とした読者の利便性を考えれば、情報的価値の無いコメントは無いほうが良いに決まっています。情報獲得にあたって無意味な情報を選り分ける手間が省けるからです。

コメントの情報的価値の有無の判断は容易です。コメントの殆どは国際条約や黄燐焼夷弾に関する無知に基づいた妄言だったからです。それらについては根拠を示した上で記事で説明済みです。

また、やりとりの記録として必要なコメントや情報的価値の高い(と思われる)コメントに関しては記事内に保存してあります。

その証拠に、治金系氏のコメントのように情報的価値の高い書き込み(根拠不明なので信頼性は保証されませんが)は全文を記事に記載という形で保存してあります。

私的な怒りでコメントを削除するならば、記事内のやりとりの記録を含めて全て削除するというものです。むしろ、移し変えが簡単にできれば白燐弾報道に否定的なコメントをしていた人々の無知や品性程度の証として残しておきたかったくらいです。情報収集を目的とした読者には不便でしょうが。

また、そうした無知に基づいた妄言でも本人がその再掲を望み、そうコメントするのであれば再掲することも既に明言してあります。

あと、コメントの削除に関する表現ですが、仮に削除自体が目的だったとしても、情報的価値のあるコメントならともかく、無知に基づいた妄言や罵倒を削除することを「ジェノサイド」とは言いません。ただの管理です。それらの書き込みは最初から消されても仕方の無い書き込みに過ぎません。そもそもコメント削除で人が死ぬわけでもないのに大袈裟な表現ですね。

それと、私は基本的に「白燐弾ヒドイ・イクナイ」という主観を述べているのではなく白燐弾に関する事実を述べているだけです。こういうのは事実に基づかない勝手な分類での相対化というものです。白燐(黄燐)の対人使用の禁止は明確な事実です。

白燐弾報道自体についてですが、私のブログをチェックしているようなので、nyanko氏には公刊書籍や公式資料を基に白燐弾に関する事実を述べている私のブログの方が信用できないとする論理的根拠を説明してほしいですね。

白燐弾報道を否定している人々は、以下に説明するような人なわけですが。

[]どちらが信用できるかの問題

白燐弾報道を否定している人々のことを、私はその発言の突飛さから「トンデモさん達」と呼びましたし、今でも彼らのことをトンデモと思っています。

何故トンデモかといえば、無知や論理的整合性の欠如に基づいた珍説を信奉しているからです。

私自身はトンデモさん達に同情するところがあります。何故なら彼らは科学的手法という今の文明の礎となっている思考ツールを使いこなすことができないからです。

トンデモを否定する科学精神は本来、人とともにあるものです。にもかかわらず世の中にオカルトや似非科学といったトンデモが溢れているのは、人間の構築した社会の方に問題があるからです。問題の一端は視聴者の興味を引くためにセンセーショナリズム過剰なマスメディアにもありますが、公教育にもあります。

トンデモに嵌る人の多くは論理的に厳密に考えるといった科学的手法を公教育で身につけることができなかった人だからです。

例えば、科学的手法の一つである論理学は義務教育で学ぶ機会は少ないものです。その一分野に数学の授業で僅かに触れるだけです。教科書の内容自体、論理的思考力を養うより丸暗記の方に重点があります。こういう教育自体が本来は多くの人が身につけることが可能な科学精神の獲得を阻害しています。

公教育で優秀な成績を収めた学識者でもオウムのようなカルトに簡単に騙されたりすることは、公教育が科学的手法に基づいた懐疑精神の獲得にあまり役立っていないことの証拠の一つとして挙げていいでしょう。

現実社会にB層と呼ばれる論理的に厳密に考え抜くことを放棄して単純で「分かりやすい」考え方に飛びつく人間が多いことも、その証拠の一つとして挙げていいでしょう。

現実社会が「科学的手法が普及していないトンデモの蔓延りやすい社会」であることは、どうしようもない客観的事実です。

トンデモさん達は、ある意味、現代の公教育の犠牲者といえるでしょう。

閑話休題

白燐弾報道を否定しているトンデモさん達の論理的思考力の欠如は明らかです。

例えば、彼らは「白燐の対人使用は条約違反」という明確な事実を認めません。

私は公刊書籍を基に「白燐の対人使用は条約違反」という事実を示しましたが、それは白燐を照明や煙幕といった対人使用以外の用途に使用することを否定していません。

しかし、これに対する反応を見る限り、トンデモさん達は「白燐弾の対人使用の禁止」と「白燐弾の使用全体の禁止」という条件の違いが分からないようです。

事実の指摘に対し「それが事実であるならば各国で白燐弾が規制されているはず。そういうことはないのでそれは事実ではない」という感じの「反論」を行っているのですから。なんというか論理学的に何重にも間違っています。

これは彼らが論理的に厳密に考えられない証拠です。論理的条件がある程度以上の数になると、論理的思考法を身につけていない彼らの思考力では認識できなくなるのでしょうね。

また、彼らは私の記事を信用できないとし、私が「白燐粉塵が飛び散る」と主張していることをその根拠としています。

私は過去の白燐弾(黄燐焼夷弾)の犠牲者に関する知識から白燐弾の用法によっては白燐粉塵が飛び散りうることを知っていたので、その事実に基づいた知識を書いただけなのですが。(その仕組みについても前回の記事で説明済み)

にもかかわらず、トンデモさん達はどういうわけか「白燐粉塵が飛び散るなんてありえない」という前提のもと、これを批判している様子。しかも、その根拠は不明で、基本的に彼らの勝手な「科学的解釈」に基づいた思い込みに過ぎません。(白燐が粉塵になって飛び散らないのであれば、白燐弾の使用で広範囲に火傷を負ったカレン民族同盟兵士をどう説明するのでしょうね。「白燐弾による被害」という前提条件そのものを否定するのでしょうか)

「白燐粉塵が飛び散るなんてありえない」というのが彼らの「定説」というわけです。よって「定説」に反する発言をする人間は信用できないと。(どこぞの似非科学を振り回すカルトにそっくりですね)

まあ、いいでしょう。別に私を信用する必要はありません。ビリーバーは信じたくない事象に対しては信じない理由を探すものですし。

「白燐粉塵が飛び散りうるかどうか」という問題は、以下に引用する専門家の発言を信じるか、トンデモさん達のような無知な素人の発言を信じるかの問題です。

燃える雨3(「ファルージャ 隠された大虐殺」ほぼ完全日本語訳−後半)より

弾頭から出るガス、つまり白リンは、散って雲のようになる。そして、皮膚に触れると、取り返しのつかない被害が生じる。肉が骨まで焼ける。服は必ずしも焼けないが、服の下の皮膚は焼ける。だから、防御マスクは役に立たない。マスクのゴムを通して顔まで届くから。呼吸したらのどと肺に水泡ができて息ができなくなり、体が内側から焼ける。白リンは、基本的に皮膚、酸素、水に反応する。湿った泥を使うことによってのみ焼けるのを止めることができるが、基本的には止めることは不可能だ。

伊紙分析記事「白燐弾(白リン弾)の有害性・残虐性について」より

拡散した発火性の燐微粒子が肌に付着して燃え続ければ、広範囲かつ痛みの伴う火傷を引き起こす。ここで細胞組織上の水分吸収・酸化腐食作用が加わり、呼吸で肺に吸入される蒸気が炎症を起こす。これらの悲惨な効果により、武器としての人への使用が犯罪行為と考えられているのです。

上記の引用文は、上はRAIの報道の元米兵ジェフ氏の発言、下はボローニャ大学化学・分析部マルコ教授の発言。

両者とも、用いる言葉は異なりますが、白燐の粉塵が飛び散ることと、それによる被害を説明しています。

さて、米軍で兵器の効果について教育を受けた元兵士や化学の専門家であるボローニャ大学化学・分析部教授と、国際条約や黄燐焼夷弾について無知に基づいた妄言を繰り返したトンデモさん達のような素人、どちらの発言が信用できますか?

私は迷い無く前者を信用します。それは、私が権威主義だからではなく、己が知識と照らし合わせて、前者の主張の方が誠実で論理的整合性もあると考えるからです。

トンデモさん達の実際の人数は少ない

とりあえず安心したことは、珍説を流布しているトンデモさん達やそれに影響される人の実際の数は少ない可能性が非常に高いということ。

珍説の流布をしている主なサイトは「週刊オブイェクト」と「軍事板常見問題」なのですが、これらのサイトからの一日でのユニークアクセス数は両方ともせいぜい十件前後。つまり両サイトの実アクセス数は低い可能性が非常に高いということです。

対して、「FWF-フットボールは未来の兵器である」からのユニークアクセス数はその倍くらい。

珍説を流布しているトンデモさん達は活動が活発で「ネット上での多数派工作」に熟達しているだけで、実際の数は少ないのでしょうね。

関連記事

白燐弾報道をデマとするデマに対して

焼夷兵器−焼夷弾は化学兵器か通常兵器か

国立医薬品食品衛生研究所のサイトより

[]追記(2006/01/21)

こんなことがあったそうな。

http://d.hatena.ne.jp/jibakuchan/20060113/p1

723 :名無し三等兵 :sage :2006/01/13(金) 22:34:38 ID:???

週間オブジェクト

ttp://obiekt.seesaa.net/article/10446115.html#comment

ここの主に、ハーグ陸戦法規の件でコメントを書いたところ

火病を起こし、反論が書けないようにアク禁されました

何度書き込んでも書けません ダサい野郎だ ( ´,_ゝ`)プッ

事実だとすると、JSF氏は誤りを認められない可哀想な人ですね。

彼のビリーバーが必死に私のコメント削除を非難する気持ちも良く分かります。

JSF氏のコメントの削除と規制を擁護するために、私の行為をもって正当化しようとしていたわけですね。それとこれは別の問題だというのに。JSF氏を擁護するために私の行為を引き合いに出していたコメントはそういうわけだったのですか、という感じの推測ですが。

(ちなみに、私は致傷性という言葉を度忘れして脂溶性と書いてしまった誤りをきちんと認めて記事にも残しています。過ちを改めざるが過ちというもの)

それと「neko-mimi.moe-nifty.com/nyankosociety/」のnyanko氏ならぬNikka氏は宗教右翼陰謀論とかいいながら良く分からない陰謀論や根拠の無い推測を書く被害妄想気味の御仁のようですね。宗教右翼自体は日本会議系列を含めその存在は事実ですし、特定地域からの組織的アクセスもしばしば観測される事実なんですがね。

まあ、Nikka氏の指摘どうり白燐弾は旬を過ぎた話題と思います。「白燐弾報道はデマ」なんて宣伝をしていた自称軍事オタク達が国際条約や黄燐焼夷弾(白燐弾)に関する自らの無知を晒して自爆したという形で結果はでていますし。それを認められるか認められないかは人によりますが。

『「引きこもりネット中毒」が多い』『根は臆病なネット弁慶』はどうやって確かめたのでしょうか?

ネットでの行動時間及びオフ会呼び出しなどで確認された統計的事実です。騙されやすさの調査分類の上での人間観察の成果ですね。

そうですね。まぁ、傍から見てて「そう見えた」ということでご了承ください。長々とコメント削除の理由を書かれてますが、削除されたコメントが見れないので、単なる言い訳にも見えますね。

しょうがないですね。

あまり、引用しても見苦しいとは思いますが、いくつか紹介しましょう。

intager

『白燐や黄燐のみで構成された焼夷弾は無いのですが。

つか、ナパーム弾に水を1%くらい混合しても、「水は危険物だ!」って理屈にはならんだろ。

間違いは間違いだと素直に認めた方がいい。煽りでなくて。』

CCW

『>黄燐焼夷弾が黄燐の破片と粉塵をばら撒くのは我が国で多数の証言者が得られたことです。

それ全部ナパームの誤認だろうね。(苦笑)』

削除したコメントから抜粋。intager氏は自らの間違いを認めず二度と現れませんでした。国際条約や黄燐焼夷弾について散々無知を晒したCCW氏のこのコメントは、私達の祖先を白い煙と黒い煙の区別もつかないような人として侮辱しています。他にも他サイトを誹謗中傷した書き込みもあったのですが、さすがに掲載は見合わせました。まあ、ウォッチしていたなら、これらのコメントも無知に基づいた無価値なコメントも読んでいた筈で、いちいち書かせないでほしいですね。弁護する余地があれば弁護してやってください。

人死には出ませんが、コメントに込められたコメンターの魂はないがしろにされてるわけです。魂に対するジェノサイド。今俺がイイこと言ったw

魂ですか。ほう。無責任な捨てハン書き捨てに魂。まあ、感じ方は人それぞれですが。

私にしてみれば、コメントに込める魂があるなら臆せずユーザー登録してコメントすればよろしいかと。コメントは保存してあるので魂を見せてくれた人のコメントは再アップしますので。ネット弁慶でないことの部分的な証明にもなると思うのですがね。

結局、Nikka氏は白燐弾に関して私が指摘した事実を否定するわけでもないですし、論理的根拠はないということですね。指摘された事実を否定する論理的根拠はなくても、私のサイトの方が信用できないと。まあ、ビリーバーは信じたくないものは信じないものですし、それでいいです。

ああ、あと、宗教右翼を知らないということは日本会議関連のことを知らないということでしょうか。件の記事でも「日本会議の偽ブルーリボン」として触れているわけですが。確かに知らない人は多いですが、記事には書いてあったわけで、ろくに読まずに指摘したわけではないでしょうから、日本会議等の宗教右翼の活動は意図的に無視しているということでしょうか。

それと、Nikka氏へのトラックバックですが、送ろうとしても送れませんでした。そちらで拒否していないなら、仕様の問題ですね。

そんなわけで

以上、nyanko氏の指摘がなければ書く予定のなかった記事でした。

白燐弾に関するサイト紹介

非戦を選ぶ演劇人の会 Blog | ファルージャの虐殺への謝罪について

バクダッドは燃えている(バクダッドのイラク人女性によるブログの日本語サイト)

[]火消しに必死な宗教右翼

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060109

http://yy31.kakiko.com/test/read.cgi/x51pace/1112230663/l50

146 名前:無名の共和国人民 :06/01/15 17:18:32

ちなみに、下のリンク先の記事で「宗教右翼の件」とあるのは私のことです。

どうも、私と ccc さん他はお仲間らしいです。

たまたま名古屋ネットカフェから書き込む人だっただけで、「胡散臭い」人々と。

「宗教右翼」論、変わりませんね。

前回も、“オルタナティブ”な人々の妄想がどんどん広がっていく様子を見て、私自身は面白かったんですが(笑)

Posted by 非絶対者 at 2006年01月06日 20:18

非絶対者氏が宗教右翼認定されたのは宗教右翼が宣伝しているのと同じトンデモなアンチジェンダーフリー論を展開したため。

愛知県からのアクセスを胡散臭いと考えたのは、愛知県からのアクセス及び「書き込み人数」が地域人口分布と比べて極端だったから。他都道府県からのアクセスが一人なのに愛知県からは「三人」となる確率は地域人口分布からすれば非常に低いです。これが東京からだったりすれば別に不思議でもなんでもないのですが。

ちなみに宗教右翼に触れた途端に「異常な愛知県からのアクセス」は急減し、今では順当に東京からのアクセスが一番多いです。これが地域人口分布に基づいた確率統計的に本来あるべき姿というもの。実に分かりやすい反応です。これで組織的アクセスの証拠がまた一つ増えたというものですね。

なんというか、工作の露見を恐れて必死に強がりを言う宗教右翼の姿が憐れですらあります。必死に火消ししようとして返って墓穴掘ってますね。

2006-01-12

[]焼夷兵器−焼夷弾化学兵器か通常兵器か

焼夷兵器の用法

焼夷兵器は古来より建造物や森林や洞窟といった遮蔽物に隠れ潜む敵を掃討するために用いられてきました。直射でなければ効果的に威力を発揮できない通常兵器と異なり、焼夷兵器は遮蔽物を迂回して、あるいは焼き払って、火と煙と毒性物質で標的を攻撃できたからです。

燃焼により発生する毒性物質を意図的に害敵手段に用いることもしばしば行われました。

焼夷兵器により毒性物質を発生させて戦場で使用した例として有史最古のものにペロポネソス戦争(BC431〜BC404)があります。スパルタ軍はアテナの要塞を攻略するにあたって、硫黄、松脂、樹脂、ナフサの混合物を燃やし、亜硫酸ガスを発生させて攻撃しました。ときにはこうした焼夷剤に有毒な砒素化合物を混ぜることもありました。

 以降も戦場ではこうした焼夷剤が使われ続けました。

焼夷弾の種類

現代の焼夷兵器の主流であるところの焼夷弾は用いる焼夷剤によって次の三種に分類されます。

  • ナフサやパーム油等をゲル状にした油脂(ナパーム)を焼夷剤として用いる油脂焼夷弾
  • 黄燐(白燐)を焼夷剤として用いる黄燐焼夷弾(白燐弾)
  • エレクトロン*1を弾体としテルミット*2を焼夷剤として用いるエレクトロン焼夷弾(テルミット焼夷弾)

エレクトロン焼夷弾(テルミット焼夷弾)は温度こそ高いものの、影響範囲が小さく燃焼時間も短いという欠点があります。それゆえ、焼夷効果を高めるために他の焼夷弾や焼夷剤とよく併用されます。

焼夷弾の大量使用で何がおきるか

焼夷弾の大量使用により発生する現象として重要なものには「中毒死・窒息死」と「火事嵐現象」があります。

中毒死・窒息死

焼夷弾を大量使用すると、それにより引き起こされた大火災は莫大な量の酸素を消耗し、その影響範囲は酸欠状態になります。その結果、不完全燃焼による一酸化炭素の発生、焼夷弾の材料として使われた毒性物質の飛散等が発生します。

このような焼夷兵器の使用による中毒死・窒息死の死者はときには焼死者の数を上回ることもあります。

例えば、一九四三年のハンブルク空襲の死者の大半は一酸化炭素中毒によるものと考えられています。

日本のように木造家屋の多い都市攻撃には、テルミット弾の大量散布、ついで黄燐爆弾、油脂焼夷弾が用いられた。ドイツのような石造りの都市に対しては、マグネシウム爆弾が主体であった。

一九四三年七月、三回にわたって英米空軍機によるハンブルグ大空襲が行たわれた。この空襲では焼夷弾と高性能爆弾の両方が使われ、同市の市街地の六〇%、面積にして七八平方キロが完全に破壊され、そのうち火事で完全に焼失した地区は三三平方キロであった。三〇万戸の家がなくなり、死者は六万〜一〇万と推定され、死者の大半は、空襲による火災のために発生した一酸化炭素中毒によるものと考えられた。

(「生物化学兵器」より)

戦後の改良により焼夷弾の燃焼性能はさらに向上しており、ベトナム戦争の頃にはナパーム弾単発でもこうした酸欠状態を作り出すことができるようになっていました。その爆発的燃焼による強力な威力は小型原爆にも匹敵するといわれるほどでした。

火事嵐現象(ファイヤーストーム)

焼夷弾を大量使用すると高熱により上昇気流が発生し、それにより生じた低気圧地帯に周囲の空気が流れ込むことにより暴風が引き起こされます。これを火事嵐現象(ファイヤーストーム)と呼びます。

焼夷弾の大量使用で何がおきるか

ハンブルク空襲は大量の焼夷弾が使用された戦略爆撃でした。このような焼夷弾の使用でもそれが引き起こした火災でも酸欠状態は発生しえます。

酸欠状態は不完全燃焼を発生させ、不完全燃焼は一酸化炭素などの有毒ガスの発生や未燃焼毒性物質の飛散をもたらします。

焼夷弾は化学兵器か通常兵器か

二昔ほど前まで焼夷弾は化学兵器とされていました。

当時の化学兵器は毒物以外に発煙剤、発色・発光剤、焼夷剤まで含んでおり、焼夷弾は化学兵器の一種でした。(当然、ナパーム弾も化学兵器扱いでした)

しかし、現代では焼夷弾は化学兵器に含まないという解釈が一般的になっています。

焼夷弾は爆発や高熱といった物理エネルギーによる標的の破壊を目的としており、その点においては通常兵器と同じだからです。

焼夷弾は、その効果で見れば化学兵器、その目的で見れば通常兵器という、一種の灰色領域にある兵器といえるでしょう。

こういう灰色領域の兵器は都合で通常兵器にされたり化学兵器にされたりすることがあります。

例えば、中国軍事顧問の指導の下、ビルマ軍が使えば白燐弾は化学兵器となったり、イラクのサダムがクルド人に対して使えば白燐弾は化学兵器となったりするわけです。(焼夷弾の中で白燐弾だけ未だに化学兵器と定義している可能性もありますが)

白燐弾の対人使用は陸戦法違反か

毒性物質の使用を禁じる主な国際条約には以下のものがあります。

「生物化学兵器」より

(1)窒息せしむべきガスまたは有毒質のガスを散布するを唯一の目的とする投射物の使用を各自に禁止する宣言書(一八九九年7月二九日、ハーグ)

(2)陸戦の法規慣例に関する規則(一九〇七年十月十八日、ハーグ)

第一款第一章 害敵手段、攻囲および砲撃

第二三条 特別の条約をもって定めたる禁止のほか特に禁止するもの左の如し。

(イ)毒または毒を施したる兵器を使用すること。

(3)窒息性またはその他のガスおよび細菌学的戦争方法を戦争に使用することを禁止する議定書(一九二五年六月十日、ジュネーブ)

黄燐(白燐)は猛毒ですので黄燐(白燐)の対人使用は「陸戦の法規慣例に関する規則」第二三条違反となります。つまり米軍教本の「白燐の対人使用は陸戦法で禁じられている」という記載は事実ということです。

主要参考文献

関連記事

白燐弾報道をデマとするデマに対して

追記

この記事は当時の私の無知による事実誤認が数多く含まれています。

あまりにもひどい部分については修正・削除しました。

*1マグネシウム96%、アルミニウム4%の軽合金。点火剤で650度程度に熱せられると、一瞬のうちに溶解し、白く激しく輝いて燃焼。燃焼温度は2000〜3000度。

*2:アルミニウムと酸化鉄の混合物

2006-01-08

[]人間という誤りやすい生物

ニセ科学関連文書

人間は誤りやすく騙されやすい生物です。歴史上の偉大な科学者も誤りを犯したり騙されたりすることがありました。まして、科学的批判精神を持たない人は疑似科学的説明に騙されやすいものです。

しかし、科学的批判精神を持ち、それを自分にも適用できれば誤りを検めることができます。

[]「勇者」募集中

白燐弾報道否定書き込みをしていた人達はコメントをはてなユーザー*1に制限した途端に音沙汰無しですね。

コメントをはてなユーザーに制限しているのは、責任ある発言を求めているだけのことです。これで排除されるのは大部分*2捨てハン書き捨てだけです。

はてなは登録無料ですし、色々便利な機能が使えますし、登録に必要な情報も知れています。登録自体は後ろめたいところのない誠実な生き方をしていれば何も恐れるところは無いと思うのですが。(仮に恐れるところがあるとしても、そのリスクと向き合う覚悟の無い小心者には言論活動は向いていません)

価値観の押し付けを行う人こそ、その価値観の実践を

IP調査の結果、白燐弾報道批判には宗教右翼が絡んでいる疑惑があります。(証明されたわけではありませんが)

一般的に宗教右翼や宗教右翼に扇動された人は戦前・戦中のような「全体(というより国体)のために個を犠牲にするような生き方」を推奨していて、そういう価値観を強制しようとしています。

であるならば、そういう人はそういう価値観を、まず自ら実践すべきでしょう。「白燐弾報道否定に正義がある」と思うのでしたら、恐れることなく自らを犠牲にする覚悟でやればいいのです。まあ、ユーザー登録してコメントするくらいのこと、そう大層な覚悟は必要ないと思うのですが。

宗教右翼や宗教右翼に扇動された人でなくても同じことです。公徳心があり、白燐弾報道否定が社会正義に適うと思うのでしたら、それをすればいいのです。

というわけで、「勇者」募集中。(ただし、同じ「勇」の字を使っていても勇気と蛮勇は別物です)

価値観の方向の違い

私自身は「全体のために個を犠牲にするような生き方」を否定しません。むしろ、より多くの人の幸せのために、できる範囲ででも自分を犠牲にするような生き方は尊いと思います。

ただ、私の愛国心は国家より国民の方を向いていますので、国家が国民を苦しめるような方向に向かうのであれば、それに抵抗します。*3また、より多くの人の幸せを願っているので、他国の人を無用に貶めたり苦しめたりするような行為に対しても、できるだけのことはしたいと思いますし、そのための覚悟もあります。(私の場合、「私生活をあまり犠牲にしない範囲で」となりますが)

*1ユーザー登録は無料です。

*2:捨てユーザー登録の可能性は排除できませんから。

*3民主主義においては国家は多くの国民が便利に暮らすための「仕組み」というものです。その「仕組み」が(例えば一部の国民が私欲のために悪用しようとしたために)暴走して国民に多大な犠牲を強いようとするならば、それを制御しようとするのは当然のことです。主権在民。

2006-01-04

[]新年挨拶

新年あけましておめでとうございます。

書き溜めていた記事三日分をまとめてアップしました。

またブログのスタイルも若干改めました。それに伴い書き込まれていたコメントも削除しました。

御自分のコメントの再アップを御希望の方はコメントで要請するか再コメントして下さい。

[]コメント再開

コメント凍結措置を解除しコメントを再開します。

といっても、私はさほどネットに時間を避けない社会人ですので、言葉使いの悪い書き込みが私の限度を超えるほどあった場合、再度凍結します。(言葉使いの悪い書き込みは問答無用で削除した上で、書き込み禁止措置を取ります)

また、ネット弁慶排除のため、コメントははてなユーザー*1に制限します。

これは胡散臭い書き込みがあったことにもよります。基本的にコメントを書き込んだ人の所在地はばらばらなのですが、愛知県からocnで繋いでいたのが一名、愛知県からdionで繋いでいたのが二名と、何故か愛知県から書き込んでいた人だけ重複しており(具体的にはccc氏が愛知県ocn、www氏、lst氏が愛知県dion)、確率的にいかにも胡散臭かったからです。

ちなみにocnによるアクセスは、以前、宗教右翼の件で話題になった愛知県の笹島からでした。

*1ユーザー登録は無料です。

2006-01-03

[]白燐弾報道をデマとするデマに対して

Q.白燐弾報道とは?

A.イタリア国営放送「RAI」による米軍によるファルージャでの非戦闘員を含む無差別大量殺戮に関する報道のことです。攻撃風景や多数の死体画像と共にこの攻撃が白燐弾によるものであることが報道されました。他に、イラクでのMK-77というナパーム弾使用も報道されました。

2004年11月の米軍によるファルージャ攻撃

Q.白燐弾はどのような兵器ですか?

A.白燐弾は白燐を使用した煙幕と焼夷の両用兵器です。(他に、照明に信号にと多用途)

昔から黄燐焼夷弾・黄燐煙幕弾として使われてきた実績のある兵器です。

ハンブルク空襲当時の参考記事(この記事に対し「当時の米軍陸軍海軍で独立空軍は無い筈」なんてボケは無しの方向で)

白燐(黄燐)は燐鉱石を原料としており、燐鉱山がある国では安価に製造可能で、同様に焼夷兵器として用いられるナパームとはその特質の違いにより使い分けされます。(森を焼き払うにはナパームの方が適していますが、石造建造物市街地の人間を煙幕で視界を封じることで逃走経路を奪いつつ焼き殺すには白燐弾の方が適しています。また携帯性も通常ナパームより白燐弾の方が上。要は戦術的な適材適所ということです)

白燐は、体に付くと取れにくい、猛毒で燃焼性の高い物質で、微量でも体に付くと化学火傷を引き起こす性質も持ちます。白燐はその毒性や被害の残酷性から対人使用は禁止されています。(煙幕や照明として使用する分には合法)

参考(和訳)



Q.ファルージャでの白燐弾の使用の何が問題なのですか?

A.焼夷兵器として対都市無差別攻撃に用い対人使用したことです。

米軍が白燐弾を焼夷兵器として対人使用したことはペンタゴンのスポークスマンも認める事実です。

無差別攻撃は国際人道法違反です。

また非人道兵器の対人使用(ジュネーブ条約追加議定書)に該当し焼夷兵器の非合法使用(特定兵器禁止条約)にも部分該当しますが、アメリカはそれらの条約を批准していません。しかし、批准していないからといって違反にならないというわけではありません。対外的武力行使には相手が存在するからです。(例:第二次世界大戦時の日本はジュネーブ条約に調印はしていても批准はしていませんでしたが、戦後、捕虜虐待により裁かれました)

ただ、この無差別殺戮の生存犠牲者と目撃者には明確な人道に対する罪として記憶されるでしょう。未だ裁かれない数多の米軍による無差別戦略爆撃と同じように。

ちなみに米軍は黄燐焼夷弾(白燐弾)の対人使用はジュネーブ条約違反と兵士に教え込んでおり、米軍が白燐弾をジュネーブ条約違反の兵器と認識していることには間違いありません。

ある寒い雨の日、ワシントン州フォート・ルイスでは訓練が行われていた。捕虜に関する課題を終えたばかりの兵士たちが話をしている。敵軍は持続性神経ガスの充満する地帯を行進させればいいと言う者、捕虜の始末には指向性破片地雷(クレイモア)こそいちばん安上がりで手つとり早いと言う者、どっちもむだだ、地雷の撤去とか、核や化学兵器の汚染地域の偵察に利用するのがいちばんだと言い張る者。近くに立っていた大隊付きの牧師が、これはどう見ても倫理的な問題だと口をはさんできた。

牧師はジュネーヴ条約を引用して、わが国は正義の軍隊であって、神を助けて大義を実現せねばならないと論じた。だがこんな道徳論では、現実的な兵士たちにはたいして効き目はない。ジュネーヴ条約は却下され、過激な意見が飛び出した。「ジュネーヴ条約では、黄燐焼夷弾を軍に向けて発砲してはならないと定めているから、敵の装備に当たったと主張すればいい」と教官に教わったが、と若き砲兵は言う−「条約を出し抜く方法をこっちが考えつくぐらいだから、敵だって考えついてるはずですよ」。また別の兵士も口を開いて、「ロシアの捕虜になったら殺されるかもしれない。敵に同じ薬を盛ってなにがいけないんです」。牧師の「正義」や「神を助ける」ということばに対して、冷たい雨に濡れた兵士たちの考えは「正義は銃身から生まれる」、「歴史は勝者がつくる」のほうへ傾いていた。

<ジュネーヴ条約と黄燐焼夷弾>の話は、私もフォート・ベニングで聞いている。士官候補生学校での大砲の射角に関する講義でも、歩兵将校基本コースでも、レンジャー養成校でも、そして歩兵迫撃砲小隊将校コースでも聞かされた。捕虜の扱いについて述べたレンジャー養成校の教官は、自分の考えをはっきり伝えていたものだ。いわく、襲撃や待ち伏せの際には捕虜をとるものではないと。私の見るところ、レンジャー大隊出身の優秀な若い兵士たちは、大半がこのレンジャー養成校ばりの考えかたを身につけてくる。

戦争における「人殺し」の心理学」より引用。この本は米軍人が書いた本であり、つまり、これは米軍人が米軍について書いた情報です。


Q.白燐弾報道はデマ報道ではないのですか?

A.報道を扱った人々の知識不足により、焼夷兵器としての効果まで化学兵器としての効果と混同するような誤認が見受けられたのは事実ですが、白燐弾使用によるファルージャの惨状を伝えたことも事実で、それ自体は優れて評価されるべきことでしょう。

この報道に加えて、雑誌に掲載された米軍兵士による白燐弾の有効性を示す記事により、当初は「煙幕や照明として適切に使用した」というアメリカの主張が「焼夷兵器として対人使用した」という風に変わりました。

白燐弾報道があったからこそ、このようなアメリカ側の主張の変遷があったわけで、むしろ白燐弾報道は人々に真実を知らせる報道としての役割を大いに果たしたといえます。

これをデマ報道とする批判は典型的な荒唐無稽化工作で、報道を誇大解釈した上でそれを否定して報道自体の信頼を失わせようというものです。

ファルージャの惨状は典型的な焼夷兵器による被害と同様のもので、アメリカも白燐弾を焼夷兵器として使用したことを認めている以上、報道をデマとして否定することの方がおかしいというものです。



Q.対人兵器としては白燐弾より榴弾の方が効率が良くないですか?

A.野外の標的であれば榴弾の方が有効ですが、ファルージャは市街地であり建造物内の標的には榴弾より焼夷兵器の方が有効です。建造物内の標的には榴弾より白燐弾の方が有効なことはペンタゴンのスポークスマンも認める事実です。



Q.白燐弾は焼夷兵器として有効なものですか?

A.焼夷効果自体はナパームに劣るものの、十分焼夷兵器として有効な兵器です。第二次世界大戦における連合軍による黄燐焼夷弾(白燐弾)の使用がそれを証明しています。

また、白燐弾使用の動画、焼け焦げた死体、火傷を負った犠牲者(高温による重度の熱傷は傷口が溶けたようになることがあります。例:ベトナム戦争でのナパーム弾の犠牲者)、焼け焦げた建造物が、白燐弾がファルージャで焼夷兵器として有効に機能したことを証明しています。

参考:

『私は皮膚が溶けた患者を治療した』

過去の事例:

白燐弾による火傷の画像1

白燐弾による火傷の画像2

1995年2月、カレン民族同盟(KNU)に対する通常兵器での要塞攻略に行き詰ったビルマ軍は、白燐弾や化学弾を用いることで要塞を陥落させました。



Q.焼夷兵器ならば外傷の無い死体はどういうことですか?

A.焼夷兵器による死亡は焼死に限りません。他に、燃えないまでも生存不能な高熱による熱死、焼夷兵器自体の材料として使われた毒性物質や不完全燃焼で生じた毒性物質等による中毒死、酸欠や呼吸困難による窒息死、建造物倒壊による圧死、焼夷兵器炸裂時の破片による致命傷と多岐に渡ります。

熱死、中毒死、窒息死であれば外傷は無くても当然です。

焼夷兵器はその影響範囲における無差別殺戮性において化学兵器と変わりません。

参考:ニュルンブルク空襲での死者(映画「13階段への道」より。左上:空襲で燃える街。左下、右上、右下:空襲の犠牲者)


Q.自衛隊が演習で使用して大丈夫な兵器が、何故ファルージャでは無差別殺戮兵器なのですか?

A.どちらも白燐弾の使用という点では同じですが、使用条件がまったく異なります。

「演習場の人のいない所への限定使用」と「人のいる市街地への大量使用」では条件がまったく異なります。

いかに威力のある兵器も人のいない所に対して使えば犠牲者はでませんし、威力のない兵器も人のいる所に対して使えば犠牲者がでます。

まして自衛隊が演習で使用する白燐弾はファルージャでの白燐弾使用動画のように爆発で飛び散った破片が閃光を放って再度爆発したりしません。

「火」という条件が同じでも、「風通しの良い野外での焚火」と「風通しの悪い市街地での大火災」は違いますし、「管理された焚火」と「放火による大火災」も違います。

「使われたのは白燐弾」という条件が共通しているからといって、結果も同じになると考えるのは、他の条件の違いを加味して結果を考えられないことの証明というものです。

(「自衛隊が演習で使用して大丈夫な兵器なので人に対して使用しても安全」を真とすると、戦闘機や戦車による火器を用いた攻撃でも安全ということになるでしょうに。この場合の重要な条件は「人のいる所に対しての使用か、人のいない所に対しての使用か」、「限定使用か、大量使用か」、「白燐弾自体の威力の違い」で、こういう条件の違いが分からずに騙されるような人は論理学を基本から学んだ方が良いでしょう)



Q.焼夷兵器で服は必ずしも燃えないというのは変ではないですか?

A.白燐の破片は飛び散っているときは空気に冷やされて固体ですが、着弾して停止すると自らの燃焼熱で液化します。服が必ずしも燃えないのは白燐が液化して染み込み、流れていくためで、白燐が食いつく人体とは異なり服は燃え残ることがあります。

時折起こる白燐弾の使用で服が燃え残る現象は「服だけ残して溶かす」のではなく「液化した白燐が流れていったために服が燃え残った」というのが正解です。*1

特殊な現象というわけではなく、湾岸戦争での白燐弾の使用でも同様の現象が確認されています。(当時はクウェートに侵攻したイラクに対しての使用であったために問題にならなかっただけです)

参考:「戦争中毒」より湾岸戦争での米軍の攻撃の犠牲者の画像



Q.防護具も有効でないというのは?

A.ゴム製など熱溶融性の防護具は白燐の燃焼熱で溶けて穴があいてしまうためです。防護具は燃えている白燐の直撃にはあまり役に立ちませんが、白燐の蒸気や霧や粉塵には有効です。



この記事に対するコメントは以下の設問に対する解答が推奨されます。

問1:ファルージャでの女子供といった非戦闘員を含む大量死は米軍の攻撃の結果ですか?答えは「はい」か「いいえ」で。

問2:問1で「はい」と答えた場合、それは白燐弾報道で示されたような攻撃によるものですか?答えは「はい」か「いいえ」で。

問3:問2で「いいえ」と答えた場合、あのような被害をもたらす攻撃にどういうものがあるか具体的に答えてください。(「米軍が使用を認めていないナパーム弾によるもの」といったように)

改訂

2005/01/06 一部リンク修正、「焼夷兵器自体の材料として使われた毒性物質や」を追記。

2005/01/24 ファルージャ攻撃の模様のgif画像を追加。このgif画像は「Falluja, April 2004 - the book 白燐とはどういうものか、何のために使われたのか、「化学兵器」なのか」より引用させていただきました。

*1:服だけ残して白骨化している遺体について:遺体の中には衣服の上に蛆虫(ハエの幼虫)と思われる白い粒が散らばっているものも見られます。仮にその白い粒が蛆虫の場合、白骨化した遺体は蛆虫に食い尽くされた結果かもしれません。条件がそろえばハエは短い期間で死体を白骨化できますから。

2006-01-02

[]騙されやすい人々

騙されやい人にはいくつかのタイプがあります。

代表的なタイプとして「御人好しな人」、「私欲の強い人」、「権威主義な人」、「騙されまいとして騙される人」が挙げられます。

「御人好しな人」は概ね善意の人で、その善意ゆえに「善意に基づいているように見える行動」を支持してしまうような人です。例として、偽ブルーリボンとは無関係なのに日本会議の偽ブルーリボン運動を支持してしまうような人々が挙げられます。

「私欲の強い人」はその強欲ゆえにあまり下調べせずに儲け話に飛びついてしまうような人です。例は挙げるまでもないでしょう。

「権威主義な人」は社会的に偉い地位にいる人の言葉を無条件に信じてしまうような人で、肩書きに弱く、また、しばしば服従心が強く尊大な態度の人による支配を好みます。例として、バラエティ番組でカリスマ司会がある商品を薦めると一斉にその商品を買いに走るような人々が挙げられます。要は簡単にカリスマの「信者」になってしまうような人です。

「騙されまいとして騙される人」は猜疑心は持っていても、科学的批判精神(懐疑精神)を持っていない人で、「貴方は騙されていたんです」という騙しや、「あれはデマだ」というデマに簡単にひっかかるような人です。例として無根拠だったり反証不可能だったりするトンデモサイトやトンデモ本の珍説を真に受けて、自ら珍説の流布に協力してしまうような人々が挙げられます。

騙されたことを認められない人々

ネット右翼(右翼に失礼なのでプロパガンダ奴隷やネットゾンビと呼んだ方が適切でしょうね)になりやすいのは「騙されまいとして騙される人」で、「貴方は騙されていたんです」という類の宣伝(歴史修正主義とか)に対し、その宣伝が嘘である可能性に気づかず容易にひっかかって洗脳されてしまうわけです。

参考:

http://d.hatena.ne.jp/slapnuts2004/20051101

また、こういう人は騙されまいという意識が強すぎるため、他人に騙されることや裏切られることを極度に恐れ、その猜疑心ゆえに日常生活において他人との信頼関係を築けず、人付き合いを避けて引きこもることが多いようです。

要は、人付き合いにおいて「信用した以上、騙されても裏切られてもかまわない」という度量を持てない小心者で、ネットでは尊大でも現実では臆病者なネット弁慶になりやすいのもこのタイプの人に多いようです。

で、こういう人が宗教右翼による歴史修正主義や無謀で無責任な好戦論といった珍説に騙されると、宗教右翼の宣伝のために無償奉仕するプロパガンダ奴隷になると。

この手の人の性質が悪いのは自分のことを「騙されない優れた人」あるいは「騙されていたことに気づいた優れた人」と思い込んでいることで、彼らから見て「未だに騙されている愚かな劣った人」を下に見ていることです。実に頭が悪い。

また、現実での人間関係を避ける「引きこもりネット中毒」が多いゆえにネットでの活動も盛ん。ただ、根は臆病なネット弁慶なので、自分が攻撃を受ける側になることは耐え切れないため自サイトを持つことは少なく、活動の中心は捨てハン名無しや成りすましでの書き捨てになります。実に卑劣ですね。(まあ、こういう行動をする人には真正の宗教右翼工作員も多いでしょうが)

最悪なのは、この手の人は自分が騙されたことに気づいても、騙されたことを認めることができないことです。

騙されたことを認めることは、自分のことを「騙されない優れた人」あるいは「騙されていたことに気づいた優れた人」と定義した考えに基づいた自尊心の崩壊を意味するからです。

故にカルト信者に対する場合と同じように、彼らの珍説を否定することは往々にしてより強固に彼らを珍説に固執させる結果となります。手の施しようがないですね。

無根拠な珍説を信じて騙されたことを指摘されて逆切れしている様を生暖かい目で見守るのが吉というものです。

騙されやすい人への処方箋

人はなぜエセ科学に騙されるのか〈上〉」、「人はなぜエセ科学に騙されるのか〈下〉」は科学的批判精神(懐疑精神)を身につけるための良書です。

オカルトや珍説に騙されやすい人への処方箋としてお勧めです。

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