Hatena::ブログ(Diary)

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2006-09-29

[]うけた

2006-09-29

これは、うかつにも友人が解読した安倍の声明の呪い、"ウツクシイクニニクイシクツウ"を呟いてしまったわたしの咎でしょうか。

美しい国」逆から読めば「憎(or悪)いし苦痛」

組み合わせで回文としている妙。

素晴らしい。

2006-09-25

安倍晋三

[]宣伝戦術

画像はカマヤン氏が描いた宣伝画。

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060925#1159114072

より余白を編集して引用。


見てくれ先行、メディア操作の安倍に文字だけのブログなんて有効じゃない。つまらないんだよ。分かってるのかな、皆さん。: 雑談日記(徒然なるままに、。)

こんな、言語能力に「花」を持たない安倍にとって、最後に拠りどころとするのは電通支配のマスゴミを使った、「イメージ先行・見てくれ戦略」しかない。そんな安倍に対するに「文字だけのブログ」なんてつまらんしほとんど何の力にもならないのですよ。

敵が「イメージ先行・見てくれ戦略」路線でくるなら、真正面からカウンターイメージをぶつけて壊してしまえば良いのだ。具体的には最初の3個のようなこんなバナーだ。(笑)

再チャレンジだって?成蹊小→中→高→大、君に言われてもなぁアニメGIFバナー

祝!安倍大先生総裁選出馬記念「ヨッ色男、だいとうりょう〜っ!」バナー

「内緒内緒外交戦略」だって?なんじゃそりゃ(笑)カルトのだましと同じじゃんアニメGIFバナー src=

ついでに、こちらも、。

「安倍晋三人気」なんてものは、ない。仕掛け元は誰だ(笑)アニメGIFバナー

合同結婚式に行かされた日本の娘達6500人が行方知れず心は痛まないのバナー

政治的資源、唯一の拠り所、売国体制完了まで利用するつもりかなバナー

安倍⇒文鮮明⇒安倍の、ん?変身、カルト親密総理大臣じゃ日本が危ないバナー

米国債購入で貢ぎ、今度は傭兵で上納ってかバナー

支持。こういう視覚にうったえかけるやり方は万の言葉を連ねるより伝えられるものがあることがあると思いますし、伝わる人々の数も文章だけの場合に比べて多いでしょう。アニメGIFを五月蝿いと思う人もいるでしょうが、そういうデメリットよりメリットの方が大きいと判断します。

2006-09-23

[]レオパルド2A5スウェーデン仕様の価格評価がおかしい

レオパルド2は90式との比較にしばしば持ち出される戦車です。

その価格ですが、スウェーデンに輸出されたレオパルド2A5の価格は約10億円とも約4億3000万円とも言われています。同じ契約を基にした価格の筈なのに差が開きすぎ。

この価格の基になっているのは、おそらくスウェーデンが7億7800万ドルで新車120両、中古改造車160両を調達した契約。

よって、これを契約の時期からレートをおよそ1ドル150円として計算してみました。

7億7800万ドルを新車120両のみで割って150円をかけると9億7250万円で約10億円。

7億7800万ドルを新車中古車の合計280両で割って150円をかけると約4億1679万円。

おそらく、約10億円という価格は新車のみで、約4億3000万円という価格は新車中古車合計で1ドル154〜155円で計算した価格なのでしょう。

もちろん、この価格は両方とも正当といえるものではありません。レオパルド2の新車の価格はその中間のどこかに位置する価格になる筈*1

ちなみにレオパルド2をライセンス生産したスペインでの1両当たりの価格は5億9000万円。ライセンス生産は輸入よりかえって高くつくことも多いですから、レオパルド2の新車輸入価格がこの価格を上回るということはあまりありそうにありません。

とりあえず、1両約10億円なんて価格がとんでもないということは当時の契約から計算する限り事実です。

*1:中古改造車の価格次第

2006-09-21

M1価格

[]お返事

無能な怠け者の呻き

まず、M1A1が3億2000万円ってのは何時、何処が調達した値段なのですか?

自分の知る限りでは、4億〜6億という値段ですが・・・

M1A1の3億2000万円という価格はアリアドネ企画「自衛隊リストラ大計画―究極の国防マニュアル」のP.188からです。参考までに当該箇所の画像も張っておきます。*1この価格ですが、おそらくアメリカの自国での購入価格でしょう。

確かに90式はデータリンク等の分野では立ち遅れており、それは可能ならば改善したほうが望ましい問題ではあるのですが、それだけを以って90式はM1A2と比べて総合的に見て比較できないくらい低性能というのは必ずしもそうではないと思われます。第〜世代という括りのみを第一として考えるならばそうではありませんが。

参考までにこのような評価を紹介しておきます。

ランキングの順位についてですが、ランキングの説明文や順位からいって、これらのランキングは個別戦闘能力による評価が大きくデータリンクによる集団戦闘能力は評価対象でも評価全体に占める割合は小さいものと思われます。3.5世代戦車の第3世代戦車に対する優位性は主にデータリンクによる集団戦闘能力によるもので、戦車単体での能力は主砲、装甲、機動力共に第3世代戦車と同様ですから。

おそらく、車両用電子装置改良によるデータリンク能力が攻防走など他の評価基準と同等の一項目とされているため相対的に評価に与える影響が小さくなっているのではないかと思われます。

であるならば、個別戦闘能力で見れば90式は120mm級主砲とFCS、複合装甲、1500馬力級エンジンといった第三世代戦車に求められる性能を攻防走にわたって実装した優秀な戦車ですので、ランキングのこの位置は当然のことです。また情報支援無しの一騎打ちでしたら、90式はその個別戦闘能力から他国の主力戦車と同等の性能を発揮することでしょう。推測に過ぎませんが。

データリンク能力は集団戦闘能力を圧倒的に引き上げるものの、個別戦闘能力に与える影響は少ないので、個別戦闘能力を重視したランキングにおける順位に対する影響は少なくなります。このランキングがそういうランキングかは、結果からだけでは評価基準が明確ではないので分かりませんが、ランキングの順位からいって集団戦闘能力を高く評価しているということはなさそうです。

このランキングでの90式の位置は、運動性や機動性や高速性や搭載能力といった多数の評価基準の中に埋もれているためにステルス性やデータリンク能力による評価が占める割合が相対的に小さくなっている戦闘機のランキングでロシア機が上位に来るようなものではないかと思います。

*1:十年も前の本なので、90式の価格が今よりも高い

2006-09-20

[]今の兵器市場は買い手市場

2006年09月20日 KampfGr_Zbv 軍事 サウジがM1A1買ったときの価格は、幾らだったかなあ・・・

サウジアラビアが購入したのはM1A2の筈ですが。エジプトが購入したのはM1A1ですが…*1

おそらく、意図は輸出兵器は価格の上乗せがあることにあるのだと思います。

確かに輸出兵器は輸送コストなどもあって割高になります。上乗せ分はだいたい20〜30%。対して国産兵器は2倍から3倍、ものによっては8倍以上にもなるわけです。

高価でも「国情に合った兵器をやむなく自主開発」なのであれば、納得できなくもないのですが、実情はそうでもありませんし。

冷戦後の現代の兵器市場は買い手市場。冷戦時のように最初から実質的な候補が絞られているわけではなく、買い手は複数の候補から費用対効果に優れた兵器を選択できますし、売り手も受注を得たければ買い手に魅力的な候補を出す必要があります。

アメリカは台湾へのF-16の輸出を渋っていましたが*2、台湾がミラージュ2000を購入した途端、F-16の輸出を承認しました。

インドではF/A-18E/FとMiG-29M OVT(MiG-35)が採用を巡って競っています。

各国の戦車の更新にしてもM1、レオパルド2、ルクレール、チャレンジャー2といった候補が採用を求めて競う状況。

こういう状況では武器輸出国も無茶な価格の上乗せはできません。

そのため、国産兵器の高額さと、それによる国防費の割に貧弱な自衛隊の装備が尚更際立つわけです。

*1:もしかしたら湾岸戦争直後の契約かもしれません。あの場合はサウジが湾岸でのM1の活躍に惚れ込んで強引に欲しがったため売り手市場だったそうですから。価格は知りませんが

*2:で、台湾が自主開発したのが経国

2006-09-19

[]90式はやっぱり高い

「国産兵器は同程度の性能の外国製兵器の二倍から三倍の価格」というのは日本の防衛政策に対する一般的な批判の一つです。

それに対する反論として、「国産戦車90式の価格は近年では1両8億円程度*1で他国の主力戦車とそう変わらない」というものがあります。

確かに現在のアメリカの主力戦車M1A2の価格は1両7億8000万円で、その改良型のM1A2SEPに至っては8億円を越える価格なわけで、主力戦車の価格自体は同程度。一見、「国産兵器は同程度の性能の外国製兵器の二倍から三倍の価格」という批判の前提を覆すかのような事態です。

しかし、この反論は妥当ではありません。

何故ならば、M1A2は車両用電子装置(ヴェトロニクス)に大幅な改良が加えられた革命的デジタル戦車だからです。

戦車部隊の各戦車が各自の位置や敵情報を共有するIVIS(車両間情報システム)、各車両位置や敵位置を把握するPOS/NAV(自己位置測定/航法装置)、加えて車長専用独立旋回潜望鏡搭載の赤外線映像装置CITV(車長用独立熱線映像装置)による索敵能力の向上。他のIVIS装置を搭載した部隊とも情報の共有が可能であり、それによる攻撃ヘリコプターや砲兵部隊との連携も可能。

これらの改良によりM1A2はM1A1と比較して、目標に照準するのに必要な時間は45%早く、目標を破壊するのに必要な時間では50〜70%早くなっています。車両位置把握能力の向上は無駄な移動を減らすことで移動能力の向上にも貢献しており、機動テストにおいてはポイント間移動時間はM1A1より42%も短くなっており、その際の走行距離は10%短くなっています。

このような改良の結果、M1A2はM1A1の二倍の能力を持つと言われています。対して、90式はこのような改良を受けていません。90式は優秀な第三世代戦車ですがM1A2と比べれば旧式であり、M1A2とは「同程度の性能」という条件を満たしていません。

90式と同程度の性能の戦車としてはM1A1の方が妥当であり、その価格は1両3億2000万円。

90式はM1A2と同価格帯でも高度な電子情報システムを装備しているM1A2の方が高性能。90式とM1A1は同世代で同じような性能ですが90式の方が二倍以上高価。つまり、「国産兵器は同程度の性能の外国製兵器の二倍から三倍の価格」という批判の前提は覆されていません。


そもそも、生産数がせいぜい数百両程度に収まる90式が生産数が8000両を越えるM1にスケールメリットで対抗できるわけが無いので、これはある意味、当然の結果というものです。

90式にM1A2に匹敵する改良を加える費用も、量産効果を考えれば、M1A1とM1A2の差額よりさらに高くつくこともほぼ確実でしょう。

主要参考文献:アリアドネ企画の本数冊

*1:現在では8億円をきっていた筈

2006-09-15

D_Amon2006-09-15

[]ふむふむほほう2

URL - REV's blog

軍需で多額の収入を得る経営者たち

しかしアメリカ国内の一部の人々には、こうした数字に米国経済の活況を感じているかもしれない。例えば、米国内の軍事関連企業上位34社の経営者の1人あたりの平均報酬額は、9/11テロ以前には 360万ドル(約4億2,331万円)だったのが、9/11テロ以降には720万ドル(8億4,664万円)に上昇している。これら軍事企業のCEO達 34人が9/11テロから昨年までに懐に入れた報酬総額は9億8,400万ドル(約1,157億2,900万円)で、これはイラク国民100万人分の年収よりも多い金額ということだ。--http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2006/09/post_338c.html

Oil and Defense CEOs Pocket the Spoils

http://www.faireconomy.org/press/2006/ee06_ceos_pocket_the_spoils_preview.html

ヒマなひとは、原文と見比べてね。「石油と軍事産業」となってます。

ふむふむ、原文では「石油と軍事産業」と。これではあたかも暗いニュースリンクの著者が、本当は「石油と軍事産業」合わせての増収なのに、原文を恣意的に利用して軍需の増収を誇張していると誤解されかねませんね。ほほう。

しかし、原文ではこうなっています。

United for a Fair Economy

DEFENSE CONTRACTORS: Since the “War on Terror” began, CEOs at the top 34 military contractors have enjoyed average paychecks that are double the compensation they received in the four years leading up to 9/11.(強調は引用者による)

The new Executive Excess report surveys all publicly held U.S. corporations among the top 100 defense contractors that had at least 10 percent of revenues in defense. These 34 CEOs combined have pocketed almost a billion dollars since 9/11 ― enough to employ more than a million Iraqis for a year to rebuild their country.

In 2005, defense industry CEOs walked off with 44 times more pay than military generals with 20 years experience, and 308 times more than Army privates.

確かにタイトルでは「石油と軍事(国防)産業」となっていますが、本文では両者は分けて書かれていますし、軍事関連企業上位34社の経営者の報酬が倍増したことも書かれています。より詳細な情報は原文で紹介されているPDFファイルのレポートに記載されています。

つまり、暗いニュースリンクの著者は原文の恣意的利用をしていません。

というわけで、「軍事産業は戦争で儲かると主張する連中は嘘つきだ」という誤解を生みかねない書き方や良くないと思います。

原文のタイトルだけ読んで勘違いして何事か語っている気になっているのであれば話は別ですが。


画像はレポート冒頭のイラストから一部を切り抜いて引用したもの。原文のサイトにおいてもこの記事の紹介に同様の部分が使われています。

矢印の傾きからして石油価格と軍需契約では軍需契約の方が昇り調子に描かれています。描かれている人物もすごいはしゃぎ振り。

記事は淡々と事実について述べているだけですが、ブッシュ政権がその人員からして軍事産業や石油産業の利益代表の色が濃いことを考えれば、この記事が暗に主張していると私が思うことはそう勘違いではないと思います。

2006-09-13

[]軍備を減らして豊かな暮らしを

私は軍需が儲かる派と儲からない派の対立は事実に対する知識より認識の捻じれによるものと考えています。儲かる派は国家を食い物にして私腹を肥やす者がいるという意味で軍需は儲かると主張しているのに対し、儲からない派は国家全体では損失であることと冷戦後の大手軍事産業の企業成績を指して儲からないと主張しているのではないかと。

軍事費支出は社会全体から見れば明らかに損失です。

軍事費は社会保障社会資本の整備による暮らしの向上には寄与しないという意味で資金の損失であり、働き盛りの人間を軍人として拘束することから労働力の損失です。

そういう意味では軍需は儲かりません。国家全体での儲けを考えれば軍需に金を使うくらいなら、その金は社会保障や社会資本の整備や減税に回した方がいいでしょう。その方が国家全体としては豊かに暮らせます。*1

戦後の日本の迅速な復興は「普通の国」であれば国防に使わなければならない分の資金や労働力まで社会資本の整備に回せたことも大きいというもの。それは敗戦による軍事力の解体と米軍による庇護を前提とした低武装によるわけで、そういう意味では日本が「普通の国」でないことが日本の繁栄につながったわけです。

軍事力は平時においては災害活動ぐらいにしか役立たないわけで、国家財政を考えれば国防費は必要最小限に抑えるのが賢明な選択というもの。

そういう社会全体から見れば損失でしかない軍事力が必要なのは、人間社会が未だ外交交渉の条件として経済力と軍事力がものをいう世界であるため。正義無き力は暴力。力なき正義は無力。暴力に対抗できる力が無ければ対話すらままならないことがあるという現実。

しかし、それは変えられないものではありません。外交により段階的に解決できる問題です。

果てしない困難が予想されますが対話により相互軍縮を行なうことです。脅威を力で捻じ伏せようとするのではなく、脅威自体を減らすのです。それは相互が国防費の重い負担から開放され、双方が勝者となれる関係。

私は国際協調主義平和主義の国是に基づいて、率先してそのような外交を展開することこそが日本が尊敬される国となる道だと思います。

私には日本が「普通の国」になることが尊敬される国になる道とはとても思えません。このままでは「アメリカの犬」と蔑まれるのが関の山というものでしょう。*2

現時点では夢物語ですが、仮に国防費の削減が実現したとして、それで誰も傷つかないわけではありません。

軍事産業の統廃合はさらに進むでしょう。

軍事産業の国防費依存体質は明らかです。冷戦後の国防費削減に伴う統廃合、クリントン政権時代の好景気に反する株価の下落がそれを証明しています。

しかし、必要性が低くなった産業が淘汰されるのは必然。市場構造の変化による栄枯盛衰は民間も同じです。

だからこその社会保障でしょう。

国防費の削減に伴う軍事産業の再構築の結果、職を失う人がでても、そういう人々を救済する社会保障が充実していれば、その人々の再挑戦の機会は増えます。

国防費を削減して、その分を社会保障や社会資本の整備や減税に回すことは、軍事産業に限らず多くの人々に恩恵をもたらします。

それは社会全体でより豊かで平和な暮らしをする道です。


以上、世の中がそんなに簡単に動くわけがないことも知っていますし、我ながら理想論に過ぎるとは思うものの所信表明として。

*1軍事力を略奪に使わない場合はですが

*2:実際、イラク戦争への追随は中東諸国での日本の評判を落としました

2006-09-12

[]戦争で儲かる人々

ブルックリンから世界のために: 暗いニュースリンクより引用。

アメリカ合衆国テロとの戦争に費やした費用は、2006年7月の時点で4,370億ドル(約51兆7億1,600万円) 。貧困対策団体「Make Poverty History」によれば、地球上の貧困国家の借金総額は3,750億ドル。

例えば、米国内の軍事関連企業上位34社の経営者の1人あたりの平均報酬額は、9/11テロ以前には360万ドル(約4億2,331万円)だったのが、9/11テロ以降には720万ドル(8億4,664万円)に上昇している。これら軍事企業のCEO達34人が9/11テロから昨年までに懐に入れた報酬総額は9億8,400万ドル(約1,157億2,900万円)で、これはイラク国民100万人分の年収よりも多い金額ということだ。

『テロとの戦い』は既存の軍事産業を儲けさせただけでは収まらない。9/11テロ以前、米国政府から合衆国本土防衛業務を受注する企業は9社だった。それが2003年度には3,512社になり、現在では3万3,890社に膨れ上がったという。新市場の誕生である。2000年から現在までの6年間に、合衆国政府が本土防衛業務を外注した金額は1,300億ドル(約15兆2,925億8,600万円)、それが2015年には、年間費用として1,700億ドル(約20兆22億3100万円)を支出する計画であるという。(ここまで読んできた読者は、ハリケーンカトリーナ災害被災地復興が進まないのはなぜ?と思われることだろう。ハリケーン災害対策もテロ対策も、同じ国土安全保障省の管轄下なのだが・・・。)

戦争は莫大な消費であり、軍事関連企業や復興事業請負業者はそれにより生まれる需要を満たすことで儲かります。*1

この至極明瞭な事実を受け入れられない人々が存在すること自体が奇妙なことに思えます。

クリントン政権が黒字化したアメリカの財政はブッシュ政権の対テロ戦争により空前の赤字化。

社会保障社会資本整備は切り捨てられ被災地の復興も進みません。

対テロ戦争による国防費の急増はアメリカの多くの国民にとっては大きな損失でしょうが、それで儲かる人々は存在するわけで、ブッシュ政権は彼らの利益代表としては立派な仕事をしたといえるでしょう。

狂牛病肉の売り込みや弾道ミサイル防衛の推進など、ブッシュ政権の利益代表としての働きは見事なものです。当然のことながら庶民の利益代表ではありませんが。

民主主義国家であり圧倒的多数の国民は庶民だというのに、政界の主役は庶民の利益代表ではないという現実。それは日本にも共通する現実です。

*1:引用文は市場拡大に伴い新規参入する企業が登場していることも示しています

2006-09-10

[]都市伝説っぽい話

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戦略偵察機SR-71は年間2〜3億ドル(約234〜351億円)の維持費を削減するために議会ペンタゴンなどの反対もなく1998年に退役している。普通こうした米国の軍事戦略上重要な手段が、議会、ペンタゴンの反対もなく、後継機種の開発も行われることなしに退役してしまったことは過去に例がないとしており、オーロラの開発を受けて議会、ペンタゴンがSR-71の退役を許可したのではないかといった観測を呼んでいる。

単純に偵察衛星の性能向上によるものでしょう。

SRー71が行っていた高高度からの戦略偵察を偵察衛星で代替できるのであれば、SR-71のような戦略偵察機の必要性は下がりますから。

戦略偵察機の後継は偵察衛星がしているというだけの話かと。

画像2はイギリスのコーンウェルで撮影されたオーロラと見られる機体の写真画像。2機のF-111戦略爆撃機をいっしょにKC-135給油機から空中給油を受けている模様が写っている。

F-111は一般的には戦闘攻撃機な気が…。冷戦期に核報復戦力の一つとしても使われていたので戦略的といえなくもないとはいうものの。*1

何というかシチュエーションからして激しくネタくさいです。時代*2とか空中給油時の飛行速度*3とか。

*1:実際、そういう目的においては戦略爆撃機扱い。ただし、戦略爆撃機型は1991年に引退しているので時代的に無理。オーロラは「1995年頃から実戦配備されたのではないかと見られている」そうですから。Page not found | Fire2Wire F-111.net Home Page

*2:F-111はアメリカでは1996年に退役

*3:想像されるエンジン形式的に空中給油機にあわせた低速飛行は無理っぽい

2006-09-07

[][]影響力の武器

影響力の武器―なぜ、人は動かされるのか」は騙されやすい人に是非読んで欲しい書籍。

人間が高い確率で行なう自動的行動を利用した承諾誘導技術とその対抗法がこの本の主な内容です。

動物が刺激特徴に対して自動的行動*1をするように人間もまたある種の引き金となる特徴に対して高い確率で自動的行動を行なうことを示した上で、自動的行動を引き出す鍵を返報性、コミットメントと一貫性、社会的証明、好意、権威、希少性に分類し、それらについて事例紹介と統計で分かりやすく解説。

本の内容自体は承諾誘導技術やその対抗法に長けた人間には常識的なものですし、研究手法も妥当なものですが、その妥当な内容ゆえに社会心理学の入門書としてとてもよくできた本です。

個人的にはこの手の本を公教育で広く教科書として使うべきと思います。悪徳商法カルトから身を守る技術を身につけさせるために。民主主義衆愚政治としないために。*2

人間が自動的行動をしがちな生物であることを知り、それを利用した承諾誘導技術の対抗法を身につけることは、各種宣伝に対する心理的防御を構築する上で役立つからです。


以下、自動的行動を引き出す鍵の簡単な解説。承諾誘導技術ではしばしばこれらの鍵が複合利用されます。

返報性

返報性は何かされたら何か御返しをしなければといった心理。人間には報恩の義務が心理的に組み込まれているというわけです。

その何かは受け取る人に無価値なものでも(受け取ってすぐに捨ててしまうようなものでも)、御返しとして承諾(何がしかの募金など)を引き出すことに強力に作用します。

コミットメントと一貫性

ここでのコミットメントは判断や行動をさします。

一貫性は以前のコミットメントと筋の通るコミットメントをしようとする心理。

一貫性は社会的評価において重要な要素ゆえ、人間は以前に成したコミットメントに縛られやすく、それを利用した承諾誘導技術に引っかかりやすくなります。

重要なのは強制されたコミットメントの心理的効果は低いということ。

自分の意思でした(あるいはしたと思い込んでいる)コミットメントが一貫性原理で人を縛ります。そのコミットメントが周知であればあるほど後戻りできず、自分の意思で払った犠牲が大きければ大きいほど後戻りできなくなりがちです。そして、それはカルト集団のようなビリーバーへの道ともなります。

社会的証明

社会的証明はある条件に対して多くの人間がとる行動を正しい行動と認識する心理。

社会的証明は自分と(人種、文化、服装、年齢、性別といった条件が)似ている人ほど強く働き、見ず知らずの人(知人関係にない人)ほど強く働き、周囲に人が多くいるほど強く働きます。

人間には「大勢のすることは正しい」という刷り込みがあり、社会的証明がされた行動を模倣しがちで、それを利用した承諾誘導技術に引っかかりやすくなります。*3

また社会的証明は集合的無知も引き起こします。人は判断に困ったとき、周囲に同一条件に置かれた人々がいる場合、(行動に対する社会的証明を得るために)その人々の行動を参考にしようとします。そして、その人々も判断に困り何もしない場合、何もしないという行動が正しい行動として認識されてしまい、それは緊急の事態に対して誰も何もしないという愚かな状況を生み出すことになります。

群衆の目前でおこっている事件(殺人、暴行、事故、急病など)において、被害者を目の前にしても誰も助けないという現象も集合的無知で説明できます。

こういうことが都会で起こりやすいのは、都会は社会的証明が成され易い条件が揃っているからというだけのことです。田舎の人間が暖かく都会の人間は冷たいということでもなく、特定の国民が冷酷ということでもありません。

好意

好意は承諾誘導に強く作用する心理です。好意をもった相手には心を許しやすくなり、そこに承諾誘導技術の付け入る隙が生まれます。

その好意を得る鍵としては容貌の影響、類似性の影響、御世辞の影響、共同活動の影響などが挙げられます。

容貌に優れた人が昇進しやすく高給を得やすく免罪されやすいことなどは統計的に証明されています。容貌により得られる好意がこのような結果をもたらすわけです。同一行動でも容貌が良ければより良く見られ容貌が悪ければより悪く見られます。

類似性(共通の趣味とか)、御世辞(ただし過度な御世辞は逆効果)、共同活動は好意を得るために役立ちます。

遠く離れた異国で同国人に会った場合や自国語を話す人にあった場合も類似性に基づく好意が強く作用します。その同国人や自国語を話す異国の人が善人とは限らないにも関わらず。

権威

権威もまた承諾誘導に強く作用する心理です。人は権威に服従しやすく、その影響力はしばしば予測を上回るほど強力です。

見ず知らずの他人に頼みごとをし、それに他人が従う確率を調べる実験では、頼みごとをする人が普段着の場合と警官の制服を着た場合では圧倒的に警官の制服を着た人の方が確率が高くなります。

権威は実態を伴っていなくても強く作用します。見かけだけでも十分な効果を発揮するのです。

医学博士を演じて著名となった役者が健康食品の宣伝を請け負うとその商品の売り上げが急増するというように。その役者は医学博士ではないというのに。

人は権威のある人の行動に追従し権威ない人の行動には追従しません。そして、人を追従させるための権威は服装や装飾品といった見かけだけでも足りるのです。

希少性

人間はある種のものに対して希少性が高いほど貴重で価値があると思いこむ傾向があります。

それゆえに人は手に入りにくいほど数が少ない状況を騙る承諾誘導技術にかかる確率が高くなります。

同じものを求めて競合する相手がいる場合、機会が時間的条件などで限られている場合、心理的な価値はさらに引き上げられる傾向があります。

希少性と競争性と機会制限の組み合わせは、人間の「欲しい」という感情を焚きつけ、販売における承諾誘導に役立ちます。オークションはその典型といえるでしょう。


大事なのは承諾誘導技術自体に善悪は無いということ。技術を善に用いるか悪に用いるかは人間次第です。

影響力の武器―なぜ、人は動かされるのか

*1:親鳥の幼鳥に対する給餌行動など

*2プロパガンダの本ではないので返報性における「復讐の義務」などの記述はありませんが、自動的行動の利用で操られた「衆愚」とならないために役立つことでしょう

*3同調圧力としての利用例とか

2006-09-06

マイメロディのクロミ

[]おねがいマイメロディクロミ

f:id:D_Amon:20060906120430j:image

カミさんのキャラ弁。今回はおねがいマイメロディのクロミ。

初期の頃に比べて随分上達したと思います。海苔が収縮により割れているのが残念なところ。

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